日誌

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都城市小学校陸上運動教室(6年)

 3連休明けの今日、山之口陸上競技場で都城市小学校陸上運動教室が行われました。これは都城市内の小学6年生が一堂に会して実施されるものです。本年度の陸上運動教室の競技は、午後に国スポ・障スポのプロモーションビデオ撮影が行われる関係で、例年とは違って午前中のみになりました。実施種目は、全児童による80m走、選抜種目として100m走、400mリレーでした。子どもたちにとって新しくできた世界基準の広い競技場で走ることは、貴重な経験になったと思います。子どもたちが歯を食いしばって一生懸命、走る姿を見ていると胸がポッと温かくなりました。午後の国スポ・障スポのプロモーションビデオ撮影では、子どもたちがオレンジ色のTシャツを着て楽しそうに踊っていたので、とてもよい出来になったのではないかと思います。編集されて仕上がったプロモーションビデオを早く見てみたいものです。

 

SOSの出し方について学ぶ!

 全国的に自殺者が右肩上がりで増えてきています。自殺する理由はさまざまだと思われますが、とても悲しいことです。親から授かった命です。命ある限り、生きてほしいと思います。自殺者は大人だけでなく、残念ながら子どもも例外ではありません。このような危機的な状況から、今、学校には、子どもたちのかけがえのない命を守るために、「命を大切にする教育」を推進していくことが強く求められています。その一環で、昨日、本校の5、6年生を対象に都城市障がい福祉課が企画した「SOSの出し方に関する授業」を行いました。主な内容は、①心や体のサインや行動、ストレスの解消法の紹介、②「SOS」について、③友だちや家族、先生に相談する時の声のかけ方、④電話、窓口、SNSの相談機関の紹介です。今回の授業をとおして、子どもたちはSOSの出し方を学びました。これからも自分の命を守り、将来に向かって強く生きていくためにも、万が一の時には今日学んだ「SOSの出し方」を実践してほしいと思います。

どんぐりや落ち葉を使って作ったお面

 この間、1年生が近くの公園に行きました。その目的は、お面づくりの材料にするどんぐりや落ち葉を見つけて持って帰ることです。子どもたちは、たくさん見つけることができたようで、とても満足していました。残念ながら、子どもたちがお面を作る様子を見ることはできませんでしたが、今日は完成したお面を見ることができました。子どもたちは完成したお面をタブレット端末のカメラ機能を使って撮影して、その画像をクラウド上(インターネット上にあるデータ保管場所)に保存していました。これにより、自分のタブレット端末で友だちのお面を自由に見ることができるようになりました。先生から、「友だちの作ったお面を見て、いいなと思ったところを見つけてください。」と指示があって、子どもたちはクラウド上の友だちのお面を一つ一つ確認していました。友だちのお面を見て、どんなよいところを見つけたのでしょうか。どのお面も個性があってよくできていました。一般的に、このような活動を「他者参照」と言いますが、今、本校では、授業の中でこの「他者参照」という活動を積極的に取り入れていこうとしています。

 

南九州大学の学生さんのアイディアを生かして・・・

 11月30日(日)は、上小まつりです。あと1か月になりました。午前中の授業は、オープンスクールという形式で実施します。今回、1年生から5年生までの授業のテーマは、「地域人材を生かした体験活動」です。どのような体験活動に取り組むかは、学年の先生方で話し合って決めてもらうことにしました。2年生については、なかなかよいアイディアが浮かばず、南九州大学の学生さんも地域人材なので、学生さんたちのアイディアを生かした体験活動を実施してはどうかという考えでまとまったようです。そこで、大学の先生を通じてこの企画に協力してくれる学生さんを募ってもらい、その学生さんたちが話し合った結果、親子でクリスマス・リースづくりをしてはどうかという提案がありました。先生方や子どもたちがクリスマス・リースづくりのイメージがもてるように、当日、ボランティアで協力してくれる学生さんたちが、わざわざクリスマス・リースの見本を作って届けてくれました。その見本が今、2年生の学年掲示板に展示されています。当然のことながら、今回、2年生は南九州大学の学生さんのアイディアを生かしたクリスマス・リースづくりに親子で取り組むことになりました。親子で楽しそうにリースづくりをしている姿が目に浮かびます。

南九州大学の教育実習生が来ました!

 5年生の教室の後に座って、ノートに記録をとっている人がいます。この人は、南九州大学3年の教育実習生で、将来、学校の先生を目指しています。5月に1週間(5月25日~30日)、前期の教育実習をしているので、今回、後期の2週間(10月27日~11月14日)の教育実習になります。指導教員の先生や子どもたちとの顔合わせが5月の時点で終わっているので、今回はスムーズに教育実習に入っていけたようです。今回の教育実習の主な内容は、生徒指導や特別支援教育に関する講話、授業参観、実習授業などです。大学の授業とは違う学びがあるのではないかと思っているところです。今、教師のなり手が不足しているので、教育実習生には今回の教育実習をとおして、さらに先生になりたいという気持ちが強くなってくれることを願っています。そのためにも、教育実習の内容すべてを指導教員任せにするのではなく、全職員で教育実習に関わって支援していきたいと思います。