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説明して、聞いて、すっきり

6月18日(火)、6年生の算数の授業。分数÷分数の学習です。

の計算の仕方を考えました。

その方法を、説明しています。わられる数、わる数の両方に、なぜ3をかけるのかで紛糾しています。みんな真剣です。 

こんな声が聞こえてきました。

「えー、なんかすっきりしない。」「もやもやする。」

すると、発表している子は、なんと、こう言いました。 

「ぼくの今の説明、わからなかった人?」

おー、何人か手を上げています。

自分たちで話し合いが始まりました。

 最後は、先生といっしょに説明してわかったようです。

さて、発表(説明)した子に感想を聞いてみました。

・みんなに伝わらなかったこともあったけど、少しは伝わった人がいたからうれしかったし、相手がちゃんと反応してくれたことがうれしかったです。最後は、先生の力を借りて伝わってよかった。今度は、ぼくからもみんなに質問しながら説明したいと思いました。

※反応というのは、「わかったこと」「わからないということ」の両  方だそうです。

では、すっきりしないと言っていた子に聞きました。

・すっきりして、その後の練習問題は何問も解けました。

と笑顔でした。

自分たちの力でなんとかゴールにたどり着いたようです。

学ぶ楽しさを感じられたひとときでした。

そして、わからないことを「わからない」と率直に言える雰囲気がいいなと思いました。

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計算の仕方を説明したよ(子どもたちが主役の授業に向けて)

 6月11日は学校訪問での研究授業を3年生と6年生で行いました。

 こちらは3年生の様子。

 「302-165」の筆算の仕方を考え、それを説明する学習をしました。

 まず、自分で考えたらペアやグループで話し合いました。

 ノートの書いている子もいれば、タブレットで考え話し合っている子もいます。

 ノートに書いた子は、写真に撮って記録として残しています。

 その後、全体で話し合いました。

 おや、この写真は3人の子どもが立っています。

 ①一人が筆算の仕方を説明しています。

 ②それを聞きながら、もう一人が説明のことばを並べています。

 ③さらに、もう一人が計算棒を動かしながら実演しています。

 3人は打ち合わせしているわけではありません。説明がわかりやすく相手に理解できなければ成立しません。

 聞いている子どもたちも、しっかり指摘しながら学習を進め、よりよい説明をみんなでつくっていきました。

 そして最後に、筆算を仕方の説明を一人一人が動画に記録しました。 

 自分の考えを説明することで、理解を深めます。そして、思考を働かせます。

 子どもたちの感想に、

「2年生まではあまり発表してなかったけど、発表したらちゃんと説明できて、答えもあっていてうれしかったです。これからも発表したいです。」

 とありました。

 自分自身の成長を感じているようです。

 

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川の水を調べる

 

6月3日月曜日に、志和池小学校4年生51名が、宮崎県環境森林部環境森林課が主催している水辺環境調査に参加しました。

水辺環境調査とは、身近な川と触れあいながら誰でも水辺の調査ができるように、「自然の音」、「自然の風景」、「水の透明度」などの6項目をそれぞれ4段階で判定する本県独自の「五感を使った水辺環境指標による調査」です。

今回は、高崎川について調査しました。都城市の環境政策課の皆様の協力の下、体育館に高崎川の水を運び入れてもらい、においをかいだり、透視度計を用いて透明度を計ったり、川に住む水生生物の数の調査を行ったりしました。ガガンボやヘビトンボなど、あまり見慣れない水生生物を興味津々に見ていました。いずれの項目も4点中3点以上のものが多く、高崎川の水のきれいさを感じたようです。

子ども達は、これからも水を大切に使い、地球を守っていきたいという思いをもったようです。

これから、どのような学習に発展するのか楽しみです。

※志和池校区には大淀川が流れており、実際に現地で調査を行いところですが、人数的に川岸に下りることが困難のため、運んだ水で調査したとのことです。

(この記事は4年担任が書いたものです)

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「ありがとう」って連鎖するんだ

 昨日はこんな情報をもらいました。

 給食の前に、1年生の男の子がトイレのスリッパを並べていたら、それを見ていた5年生の男の子が、「ありがとう」と声をかけたのだそうです。また、それを見ていた先生が、その5年生に「ありがとう」と声をかけてくれたことに「ありがとう」と声をかけたそうです。

 その先生によると、「ありがとう」を言う5年生は、高学年らしい自信のある頼もしい表情をしていて、「ありがとう」と言われるときは、うれしそうな笑顔だったそうです。当然、それを話すその先生もうれしそうです。

 これを読んでいる方も笑顔になっていることでしょう。

 「ありがとう」は連鎖するんだ。

 

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学び合うのは楽しい

6年生の算数の授業をのぞいてみました。

小数と分数の混じったかけ算の方法について話し合っています。

 おや、立って発表している子がいるのに、他の子も話し始めたようです。

 指名された子が立って説明していると、別の子が、「えっ、小数を分数にどうやって直すの。」と質問しました。

 すると、他の子がその子にその方法をまた説明し始めました。

 そうそう。そこがわからないと次に進めないので、みんな真剣です。

 みんなでわかり合おうとします。次の写真です。 

 発表は中断され、説明し合っています。

 さらに、

 子どもたちは、いろんな場所で話し合ったり、自分で考えを確かめたりしています。

 そして、 

 再度、整理した考えを説明しあいます。

 最後に、みんなが納得した答えにたどり着きました。

 笑顔が見えます。 

 何がいいかって…。

 わからないことを素直に「わからない」とか「なぜ」とか質問できる雰囲気。そして、それを教え合おう、話し合おうとする雰囲気。

 ただ、話し合うだけではなく、しっかり答えを導き出せたということ、そしてそれに達成感を味わっているということ。

 この話合いで威力を発揮したのがこのツール。 

 友だちの説明が理解できたかどうかを示すスケールです。

 これをもとに、わからないという友だちに説明に向かうようです。

 さて、翌日、感想を聞いてみました。

・自信がなかったけど、発表したら意外にみんなが賛成してくれてうれしかったし自信になりました。

・いつも発表しない人も発表するようになって、話合いが盛り上がって楽しかったです。

・とってもよくわかりました。(学習内容が)

 子どもたちが生き生きとしていた授業でした。

 研究授業ではなく、普段の授業です。

 子どもたちが主役の授業を目指しています。

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