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ボラ一粒から都城への思い…

 6年生の理科では地層の学習があります。

 しかし、実際には、近くに地層が見える場所がある学校はとても少ないです。

 そんな中、志和池小の6年生は科長神社の近くに地層を観察に行きました。科長神社と言えば、「からくり花火」で有名な近くの神社です。

 地層の土を種類別に学校に持って帰って、土を洗って顕微鏡で観察しました。

 子どもたちは、ボラ土の多いことに気付きました。

 そして、ボラを顕微鏡で見ると、キラキラ光っていることに驚いていました。ガラス質でできているのです。

 ボラ土は火山灰からできたものですから、都城盆地特有です。

 2万5千年前、都城盆地は湖だったと言われています。その頃、鹿児島錦江湾奥のカルデラの大爆発によって、火山灰(シラス)に南九州一帯が埋め尽くされ、都城の湖も埋まってしまったことで、都城盆地が誕生したと言われています。

 そんなことまで、思いを巡らせられるといいな…。これからか…。

 子どもたちに聞いてみました。

 ・実際に見たものを持ち帰って調べられたのでわかりやすかったです。

 ・地面の下に何があるのか実際に確認できました。

 ・地面の下は黒い土しかないと思っていたけど、火山灰があることがわかりました。

 ・ボラが地面の下に広がっていることに驚きました。

 ボラ一粒から、子どもたちが都城への関心が高まるといいな。

 

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説明し話し合い学ぶ力

 5年生の教室をのぞいてみると、算数で

という学習をしていました。

 それぞれに教え合っています。

 タブレットPCの中にはFigJamにそれぞれの考え方を書いているので、それを参考にしながら考え話し合っています。

全体の発表では、自分ができるところまで説明しています。

そして、足りない部分を補足し合ったり質問し合ったりしています。

全体の発表の後は、今の説明がわかったかどうか、どういう説明だったかを、また隣同士で確認し合っています。

再度、確認のために一人が前に出て説明をしましたが、その後にも自然発生的に隣同士で話合いが始まりました。

このように、5年生では、子どもたちの力で子どもたちの言葉で、問題解決に向けて、説明し合う場面が増えてきています。

ここで大きな力を発揮するのが、タブレットPCの活用です。FigJamというアプリを使っていますが、子どもたちは、考え方を書くだけではなく、自分のノートや説明動画も貼り付けています。中には、板書を撮影して貼り付けている子もいます。

友だちの考えを短時間で参照したり、過去の学習の様子を振り返ったりすることで、わかりやすくなるようです。

子どもの感想です。

・まだ全体の前に出て説明するのは苦手ですが、グループや近くの友だちとだと、上手になってきた気がします。

・FigJamを使うと友だちの考えを使いながら説明できるので楽しいです。

子どもたちが自分自身の考えを説明し合いながら、論理的に考える力が伸びるといいなと思います。

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はきものがそろうと心がそろう

志和池小学校の児童くつばこです。

ほぼ毎日の様子です。

気持ちがいいです。

「はきものがそろうと心がそろう。

心がそろうと○○がそろう。」

○○の部分は何を入れるといいだろうと、子どもたちに問いかけています。

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すんくじら

職員向け通信、校長室だより「すんくじら」のページを設けました。

学校経営の基本的な考え方をエピソードを交えて伝えています。

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ステキな場面~友だち思いのやさしい子~

ある日、1年生の教室をのぞいてみたら、女の子2人がけんかをしていました。

それぞれに主張したいことがあるようでした。

それはよくあることです。

そのけんかの実情をよく知っている別の女の子がいて、その子に聞いてみました。

その子が言うには、

「わたしは困っているんです。本当は二人に仲良くしてほしいんです。二人とも仲良くしたいんです。二人ともやさしいんです。」

というようなことを言いながら、けんかのきっかけや、その二人のいいところを話してくれました。

そして、

「昼休みに、二人を遊びに誘います。」

と言っていました。

小さな体がとても頼もしく思えました。

なんてステキな場面でしょう。

早速、夕方、お母さんにこのことを報告しました。

次の日、「家族みんなからほめられました。妹にもほめられました。犬にもほめられました。」

と言っていました。

やさしさが広がるでしょう。

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