菓子野っ子ダイアリー

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3月13日(金) 読み解く力を「ぐんぐん」伸ばす!~水曜朝の読解力集中タイム(3・4年生編)~

本校では今年度、「表現する力の向上を目指した読む・書く・対話する学習活動の充実」を研究主題に掲げ、全校を挙げて授業改善に取り組んでいます。

その具体的な共通実践の一つが、毎週水曜日、1校時の「ぐんぐんタイム」です。この時間は、子どもたちが文章を正確に読み解く「読解力」をじっくりと養うための、学校全体が静かな熱気に包まれる特別な時間です。

今回は、集中してプリントに向き合っていた3年生と4年生の教室の様子を紹介します。

【3年生:「ありの行列」に隠されたヒントを探せ!】
3年生が挑戦していたのは、国語の説明文『ありの行列』の読解です。

まずは一人でじっくりと文章を読み、問いに答えていきます。その後は、学級担任による丁寧な解説タイム。「どこに答えが書いてあったかな?」という先生の問いかけに、子どもたちは真剣な表情でモニターとプリントを見比べます。

  

◆視覚的な指導で「解き方」を学ぶ
大きなモニターには、子どもたちが手元で見ているものと同じプリントが映し出されています。先生がサイドライン(線)を引きながら、「ここに『なぜなら』って書いてあるね。だから答えはこの部分だね!」と解説することで、子どもたちは「なるほど、こうやって探せばいいんだ!」と、読み解くコツを視覚的に理解していきます。

「あ、先生が線を引いたところ、私もチェックしてた。正解だ、うれしい。」、「そっか、文章のつながりを見れば答えが見つかるんだ。」【子どもたちの心の声】 
  
【4年生:「うなぎのなぞ」に挑む、深い集中力】
4年生の教室に一歩入ると、そこには驚くほどの静寂がありました。取り組んでいたのは説明文『うなぎのなぞをおって』です。

3年生よりも文章量が増え、内容も専門的な科学読み物になりますが、4年生の子どもたちはひるむことなく、粘り強く文字を追っています。

  

◆根拠を明確にする「書く力」
4年生の素晴らしいところは、単に答えを書くだけでなく、「なぜそう言えるのか。」という根拠を文章の中から探し出す姿勢です。プリントには、自分なりに引いた線やメモがびっしり。

先生が机の間を回ると、「ここはこういう意味かな?」と個別に質問する姿も見られました。一つひとつのナゾを解き明かすたびに、子どもたちの「読む力」が確実に「ぐんぐん」と伸びているのを感じます。

  
【継続が「確かな力」をつくる】
「ぐんぐんタイム」を始めてから、子どもたちの中に「まずは文章を丁寧に読んでみよう」という粘り強さが芽生えてきました。

読解力は、国語だけでなく算数の文章題や、将来、膨大な情報の中から必要なものを選び出す力にも繋がる、一生の宝物です。

本校ではこれからも「読む・書く・対話する」活動を軸に、子どもたちが自分の考えを自信をもって表現できるよう、全職員でサポートを続けてまいります。