学校の日常

新規日誌

棒踊りの伝承

9月12日(木)の6時間目に、5・6年生から4年生に向けて棒踊りの伝承が行われました。この棒踊りは、本校校区内にある篠別府地区に伝わるもので、本校で約30年間踊られている伝統芸能です。今年度も10月に行われる運動会で、4・5年生が披露する予定です。その第1時間目として、今回の伝承場面を設けました。5・6年生が、棒の動かし方や体の向きなどを優しく、丁寧に教えていました。教えてもらう4年生は、踊り方を身に付けようと懸命に学んでいました。これから練習を積み重ねて、本番に臨んでいきます。4年生の成長が楽しみです。

9月の参観日

 9月6日(金)は、9月の参観日でした。台風10号の影響で、9月2日(月)から2学期がスタートし、5日目の参観日となりました。子どもたちは、保護者の方が来てくださるのを心待ちにしていました。参観授業は、夏休みの思い出を発表したり、保護者の方と一緒に色作りをしたり、国語や算数、社会などの学習したりと様々でしたが、どの教室でも懸命に授業に取り組む様子が印象的でした。懇談会では、話をされたり、頷きながら話を聞いたりする姿が見られました。来月は、秋季大運動会が計画されています。これから練習を少しずつ始めていきます。次回の運動会でも成長したお子さんの姿をぜひご覧頂きたいと思います。参観及び学級懇談会へのご参加ありがとうございました。

地震対応避難訓練を行いました

 9月5日(木)の2校時に地震対応避難訓練を実施しました。放送で地震発生が告げられると子どもたちは、頭も守るために机の下に身を隠しました。次に避難の指示が告げられると、無言で整列をし、頭を守りながら運動場に避難しました。担任が人員点呼を行い、教頭に報告、全員そろったことを確認し、校長に報告しました。その後、校長が話をしました。「学校にいるときは、本日のように担任の指示できちんと避難できた。登下校や家に居るとき等、学校以外の場所で地震が起きたときに、どの様に行動すればよいのか、可能であれば本日お家の方と話し合ってもらいたい。自分の命を自分で守るためにぜひ考えて欲しい。」と子どもたちに告げました。
 8月に日向灘を震源とする大きな地震が起き、本校職員も子どもたちも、これまで以上に真剣に訓練に参加することができました。近い将来に起こると言われている南海トラフ地震を含む災害時に備えて、今できることを今しっかりと行い、備えていかなければならないと改めて感じることができた避難訓練でした。

2学期の始業式

 9月2日(月)に2学期の始業式を行いました。本来であれば、9月28日(水)が始業の日でしたが、台風10号の影響でこの日の実施となりました。
 まず初めに、5年生児童が代表で作文発表を行いました。2学期にがんばりたいことを中心に発表しました。「算数の割合の勉強をがんばりたい。」「運動会でリレー選手として活躍したい。」など、自分の思いや目標を述べていました。
 次に、校長が話を行いました。「始業日が遅れたが、本日元気に登校してくれて嬉しい。大きなけがや事故の報告がなくよかった。」「夏休み中に、4年生が都農神社の夏祭りで太鼓の奉納をしたことや6年生の全国学力テストの結果がよく、とてもがんばってくれたことなどの活躍が嬉しい。」など夏休み中の活躍を振り返りました。また、「台風10号で都農町も被害を受け、心配している。その中で、本日、登校できていることはすばらしい。」と登校した児童に励ましの言葉を添えました。最後に、「2学期も自分の命や他の命を大切にし、2学期が終わるころには自分で自分を褒めることができるようがんばって欲しい。」と言う思いを伝えました。
 学校に子ども達の元気な声と笑顔が戻ってきた2学期の始業日。2学期は、大きな行事がたくさん計画されています。その中で、たくさんの成長を見せてくれることを楽しみにしています。保護者の皆様、地域の皆様、2学期もどうぞよろしくお願いいたします。

地域の方の温かなお気持ち

8月19日(月)の夕方、地域の方の子ども達を思う温かい取り組みがなされていました。本校学校運営協議会委員であられる猪狩勝英様が、奉仕作業後の学校の様子を見に来られました。見に来られた場所は、奉仕作業当日、駐車場になっていた正門から玄関へ続く道のため、草が刈られていませんでした。その様子を目にされ、8月28日(水)から登校する子ども達のことを思い、お一人で草を刈ってくださったのです。子ども達のことを思い、そして、地域の中にある学校として見てくださり、今回の草刈りをしてくださったのです。本当にありがたいご厚意です。猪狩勝英様に感謝申し上げます。これからも、地域とともに歩んでいく学校を目指していきたいと改めて感じることができた出来事でした。