今日の給食

今日の給食

5月30日 火曜日

今日は『出汁』についてのお話です。料理のうま味を出すために欠かせないのがこの『出汁』です。出汁は肉や魚の骨、貝、しいたけ、コンブなどを煮出してとった汁のことです。日本料理はカツオ節、コンブ、煮干しなどでとりますが、洋食では肉や魚の骨を使います。日本料理でおいしい出汁の取り方は長い時間グツグツ煮ないで、沸騰させずに短い時間でとります。これは煮干しの苦みやえぐみなどが汁の中に出ないようにし、おいしいうま味だけを汁に出すためです。出汁の取り方ひとつで料理の味が決まります。給食でもみそ汁は煮干しから出汁をとります。沸騰させないように火加減に注意しながら、じわりじわり煮干しのおいしいところだけを汁にします。今日の豚汁は煮干しを使い、出汁の取り方に工夫してつくってくださっているので、おいしいですよ。
・麦ご飯
・コロッケ
・野菜のおかか和え
・豚汁
・牛乳

5月29日 月曜日

 みなさんは、はしを上手に持てますか?お箸で上手にラーメンを食べることができますか?「はしの使い方なんて、食べられればどうでもいいんじゃないの?」と考えている人はいないでしょうか。美しいはし使いは、料理が食べやすいだけでなく、周りの人にもよい印象を与えます。逆に、はしづかいが上手にできないと、食べ物をこぼしてしまったり、周りの人に不愉快な印象を与えてしまいます。おとなになった時に、恥ずかしい思いをしないためにも、今からきちんとしたはし使いを身に付けましょう。
・減量わかめご飯
・コーンラーメン
・いんげんのごま和え
・牛乳

5月26日 金曜日

今日はクッパの中にキムチが入っています。キムチは韓国人にとって欠かせない存在です。しかし、実は韓国のどこのレストランに行ってもキムチのメニューはありません。それは頼むまでもなく無条件にテーブルへ運ばれてくるからです。家庭でもキムチは重要な存在で、1年に1度、11月終わりから12月の初めにかけて、家族、親族が集まって1年分のキムチ作りをする「キムジャン」が行われます。各家庭に1つは必ずキムチ専用冷蔵庫があり、そこで1年分のキムチを保管します。しかし、最近の韓国では、自家製キムチも減ってきていて、お店で買って食べることも多くなってきました。さらに、韓国内でのキムチの消費量は年々、減少しています。これは食生活の欧米化が進み若い人たちがキムチを食べるのが少なくなってきているからです。自分たちの国や地域で代々続く食文化を大切にしていきたいですね。今日クッパのお味はいかがですか?
・麦ご飯
・揚げ魚のネギソース和え
・クッパ
・牛乳

5月25日 木曜日

今日のいためものの、ピーマンは、宮崎を代表する食べものです。「にがいから苦手」という人がいるかもしれませんが、今日のように、お肉といっしょに炒めると食べやすくなりますね。炒めると、にがみやにおいがやわらぎますよね。ピーマンは、病気にかからないようにしたり、はだをきれいにしたりします。少しずつでもいいので、食べてみましょう。
・麦ご飯
・豚肉とピーマンの炒め物
・豆腐と卵のスープ
・牛乳

5月24日 水曜日

今日はパンです。パンをちぎって食べるその手はきれいですか?手には、目に見える汚れだけでなく、目に見えない細菌やウイルスがたくさんついています。特に、食中毒を引き起こすノロウイルスは、人から人へ感染してみなさんのお腹に悪さをします。それを防ぐために大切なのが、手洗いです。給食当番は、特に念入りに手洗いする必要があります。水でぬらすだけでは、ばい菌が落ちません。しっかりせっけんで手を洗いましょう。また、爪の中にもばい菌が入りやすいので短く切ってきましょう。
・米粉パン
・ビーフシチュー
・フルーツジュレ
・牛乳

5月23日 火曜日

お米を食べているのは日本だけではありません。世界各国でお米を使ったごはん料理は食べられています。日本では、牛丼や親子丼などのどんぶり。スペインではパエリア。中国ではチャーハン。お隣の韓国では今日の給食「ビビンバ」などがあります。ビビンバとは、韓国の混ぜご飯のことで、「ビビン」が混ぜる「バ」がご飯という意味です。ビビンバには、いろいろな種類があり、中に入っている材料も様々です。今日のビビンバには、豚肉、もやし、にんじん、ほうれん草、卵などたくさんの材料を使っています。残さず食べてくださいね。
・ビビンバ丼
・ワカメスープ
・牛乳

5月22日 月曜日

  ごまは、「ごまかす」という言葉から作られたように、あまりおいしくないと感じる食べ物でも、ごまをかけたり、ごまで和えると不思議と料理をおいしくしてしまう食品です。ごまは昔から不思議な力があるといわれてきました。「アリババと7人の盗賊」の物語にも、「開けごま」という言葉がでてきます。今日の煮ものにたっぷり入っています。小さいけれど、パワーがあります。最後のごま一粒まで、残さずいただきましょう。
・麦ご飯
・ごま味噌煮
・野菜のおかか和え
・牛乳

5月19日 金曜日

給食には、なぜ毎日牛乳がでるのだろう?と思っている人はいませんか?牛乳は、背が伸びたり、体重が増えたり成長するみなさんに必要なカルシウムという栄養素をたくさん含んでいるので、毎日出されています。給食はみなさんが1日に必要なカルシウムの量の約半分を取ることができるように計算されています。牛乳を残してしまうと、1日に必要なカルシウムが十分にとれません。カルシウムは成長期のみなさんの骨や歯を作る大切な栄養です。毎日残さず飲むようにしましょう。また、給食がない休みの日には家で牛乳を飲んだり、チーズやヨーグルトなどの乳製品を食べて、カルシウムをしっかり取りましょう。
・麦ご飯
・味噌きんぴら
・じゃこつみれ汁
・牛乳

5月18日 木曜日

今日はひじきのお話しです。みなさんの目の前にあるひじきは、黒くて小さいですが、海に生えているひじきは、大きいもので20m近くもあるとてもおおきな海藻です。冬に新しい芽を出し、春から夏にかけてとれます。このおいしい時期に、大きい釜で湯がいて、乾燥させて売られます。以前は、鉄の鍋を使って湯がいていましたが、近年ではステンレスの鍋で湯がいて乾燥したひじきを作ることが多くなりました。以前は、鉄なべの鉄分がひじきにつきやすく、鉄分の多い食べ物とされていましたが、鍋が変わり、ひじきの鉄分も9分の1に減ってしまいました。鉄分は減りましたが、海の恵みをたっぷり含んだひじきは、カルシウムなどのミネラルを豊富に含み、食物繊維も多い食べ物です。おいしくいただきましょう。
・ひじきご飯
・がんもの含め煮
・味噌汁
・牛乳

5月17日 火曜日

タイピーエンは、熊本県の郷土料理です。タイピーエンは、もともとは中国の福建省に伝わる料理です。明治時代に、日本に伝えられ、材料が日本風にアレンジされて、現在のような料理になりました。熊本では古くから、一般的に親しまれ、今では、郷土料理として位置づけられています。熊本の給食でも、定番のメニューです。
・麦ご飯
・タイピーエン
・ゆで豚サラダ
・牛乳