学校日誌

学校からいろいろなことをお伝えします

授業風景~2年体育~

 18日(火)に、2年生は体育の時間に体力アップの運動に取り組んでいました。先日の参観日で、子どもたちは保護者と一緒にスポーツテストの結果をタブレットを使って入力しました。その結果をもとに、それぞれ自分の体力の課題を克服するために、必要な運動を紹介してくれる動画を見ていました。

 

 動画を見終えると、握力の強化が必要な子どもたちは、タオルを二人で綱引きのように引っ張り合ったり、体前屈で課題が見られた子どもたちは、ストレッチに取り組んだりしていました。

 

 
 子どもたち一人一人が、体力アップに向けて、それぞれ目標をもち、楽しみながら取り組んでいました。

授業風景~4年総合的な学習の時間~

 4年生は、総合的な学習の時間で「日本の食について知ろう」をテーマに調べ学習をしています。17日(月)に、私たちが日常よく食べている味噌や豆腐、納豆などの原料となる「大豆」について学習していました。
 まず、国内産と外国産の2種類の「きな粉」の違いについて考えていました。各班にAとBの2種類のきな粉が配られると、子どもたちは、見た目や匂いなどの違いについて、自分が感じたことを友だちと伝え合っていました。そして、いざ試食。子どもたちからは、「大豆感がすごい!」など食感や味についても多くの意見が出されました。

 

 

 次に国内産と都城産の2種類の水煮した大豆を同様に観察して試食しました。子どもたちには、どちらが国内産で、どちらが都城産であるかは、知らせていませんでしたが、子どもたちが「味が濃い」「大豆らしい」と感じたのは都城産の「みやだいず」でした。

 子どもたちは、地元食材である「みやだいず」の魅力に触れ、もっと知りたいという気持ちを高めることができたようです。

子どもたちが主役の授業~スーパーティーチャー公開授業~

 14日(金)に、本校の5年3組にてスーパーティーチャーの公開授業が行われました。授業者は、本年度に本校へ赴任した肥後指導教諭で、市内小学校の先生方をはじめ、本校からも多くの職員が授業を参観しました。
 本日の授業は、算数科の「合同な図形」で合同の意味を理解する学習でした。子どもたちは、ジオボードを使って思い思いに三角形を作った後、何種類できるか予想して、調べ活動に一生懸命取り組み、子どもたちが考えた20種類ほどの三角形が黒板に貼られました。

 

 

 黒板を見た子どもたちから「あれとあれは一緒じゃない」という声が聞こえました。すると、すかさず先生が子どもたちに説明を求めると、指名された子どもは、シートを裏返したり、回転させたりしていました。そして2つの三角形が重なると「おーっ」という声とともに拍手が沸き起こり、その後「まだあります」という声とともに手があがり、その数もどんどん増えていき、子どもたちが発表したいという思いが伝わってきました。

 

 

 都城市では、市学校教育ビジョンに「人間力あふれる児童生徒の育成」を掲げ、自ら学び続ける人材を育成するために、「子どもたちが主役の授業(わ・さ・び)」への授業改革をめざしています。本校でも「自ら学びに向かう児童の育成」を研究目標として、子どもたち一人一人を大切にした「子どもたちが主役の授業」の実現に向けて取り組んでいます。
 ※わ:(教師は)わき役に徹する、さ:先を読む、び:微細な変化に気付く

6月参観日

 13日(木)は、参観日でした。午前中に低・中学年、午後に高学年と一日に渡って学年別に行いましたが、多くの保護者の方々に参加していただきました。
 1年生では、タブレットを使うときのルールやマナーなど情報モラルについての学習でしたが、子どもたちは気付いたことを積極的に発表しながら、大切なポイントを一つ一つ確認していました。

 

 

 1年生は、保育園や幼稚園の先生方にも来校していただき、子どもたちが成長した様子を参観していただくことができました。
 また、2年生では、スポーツテストの結果をタブレットを使って入力して、自分の体力を知って体力アップをめざすための学習に取り組んでいました。保護者の方々が子どもたちに寄り添って一緒に確認しながら入力していました。

 

 

 また、6年生は、暑い中、体育館で保護者と一緒にSNSの使い方などなど情報モラルについて学習していました。どの学年も多くの保護者の方々に参観していただくことができましたが、子どもたちは緊張せず、いつもどおり頑張って取り組んでいました。

学び合い~2年生活科・4年算数~

 12日(水)に、2年生は生活科の時間に、タブレットで撮影した野菜の写真をクラスルームを使って送る練習をしていました。もうすぐ夏休みを迎えますが、子どもたちにとっては、図工や生活科の宿題(写真等)をクラスルームで送るために必要なスキルとなります。今日は、4組の児童が先生となって、3組の児童に教えていました。4組の児童は、前の時間に担任の先生から方法を教えてもらっていて、自分たちが学んだことを3組のお友だちに優しく教えてくれていました。

 

 

 また、4年生では、算数の時間に倍の意味について学習していました。子どもたちは、2つの数を比べて何倍になっているのか自分で考え、友だちに丁寧に教えていて、教えてもらった子どもからは「よし!」という嬉しそうな声が聞こえていました。

 

 子どもたちは、自分が学んだことを友だちに教えることで思考が深まり、確実に自分のものにすることにつながります。これからも子どもたちが、ともに学び合いながら成長してくれるように応援していきたいと思います。