学校の日常

新規日誌

「劇団はれまる」による読み聞かせ

 1月21日(火)の3校時に、6年生を対象とした読み聞かせが行われました。
 都農町在住の方々7名がお越しになり「ありがとう星人」という物語の読み聞かせを行ってくださいました。絵本を大型テレビに映し出し、ナレーションやせりふを豊かに表現されました。また、読み聞かせに加え、劇も取り入れられ、臨場感あふれる演出がなされました。6年生の子どもたちは、この演出に引き込まれ、懸命に聞き入ったり、見入ったりしていました。この物語の中で「ありがとう」という言葉がたくさん出てきました。とても温かい気持ちになりました。
 ボランティアとして活動していらっしゃる「劇団はれまる」様、本当にありがとうございました。今後の更なるご活躍をお祈りしますとともに、これからも子どもたちの情操教育にお力添えをいただけましたら幸いです。

相互乗り入れ授業

 都農町では、外国語(英語)において、小中学校間での相互乗り入れ授業を行っています。
今回は、中学校教諭が小学校6年生を対象に授業を行いました。フォニックス(文字がもつ音のこと)を中心とした内容が主な学習内容でした。子どもたちは、「s」「t」「i」「p」「a」の文字の「音」を動作を交えて身に付け、その後、職員が発した音で単語を作る等しながら正しい音を習得していました。都農町が進めているこの取組で、小学校と中学校の外国語(英語)を含めた接続がスムーズにいくことが大いに期待できます。今後は、小学6年生と都農中1年生が、外国語(英語)のオンライン交流を行う予定です。

火災対応避難訓練

 1月17日(金)に火災対応避難訓練を行いました。今回は、東児湯消防組合の方々にお越しいただき、訓練の仕方等についてお話をしていただきました。今回の避難については、火災発生の放送から避難完了まで約4分かかりましたが、安全に避難できた時間だということでした。ただ、教室からの避難の場合であるので、休み時間等の場面での避難の仕方についても考えるとよいというアドバイスをいただきました。次に、消火器を用いた、消火訓練を行いました。職員と児童が取り組みました。消火器の使い方や火の消し方を教わり、水消火器で消火体験を行いました。その後、校長が話をしました。「これまで訓練を何回もしてきたが、何回行っても大丈夫ではない。」「学校で火災が起こるのは、家庭科室や理科室だけではない。熱を発する電化製品でも起こる。火災が起きたら、まず安全に逃げることである。」等について伝えました。更に、30年前に起きた阪神淡路大震災についても話しました。この大地震では、6434名の尊い命が失われたことについても触れ、「普段から地震や火災のことを考え、自分の命をしっかり守ってほしい。」と伝えました。最近、大きな地震を経験している子どもたちは、真剣な表情で避難訓練に臨みました。
 今後も訓練を重ね、自分の命をしっかり守れる児童を育成していきたいと考えております。

つの学・「子ども議会での提言に向けて」

 1月16日(木)に6年生を対象とした「つの学」が行われました。この「つの学」では、これまでゼロカーボンについて学んできました。この授業は、都農町が令和3年度に「都農町ゼロカーボンタウン宣言」を行ったことに基づいて行われています。
 今回6年生が行った学習内容は、これまで学んだことを基に、自分たちが実現できそうなアイデアを考え、それを2月17日(月)に行われる「子ども議会」で議員の立場で町に提言するための準備でした。パワーポイントでの説明資料やイメージ図等の作成を行いました。今後、更に準備を進め、代表児童がリハーサルを経て、議会に臨みます。
 これらの学習を通して、環境への意識の高まりや町議会の仕組み、そして町政への関心の高まりが期待できます。将来を担う子どもたちのこれからの成長が楽しみです。

1年生の体育の授業公開(都農町幼保小連携接続会議)

 1月15日(水)に、1年生が体育の授業公開を行いました。「都農町の幼保小の連携・接続の重要性の認識を深め、今後の円滑な接続や連携推進の意欲喚起を図る」ことを目的にした「都農町幼保小連携接続会議」の一環で行われました。中西教育長をはじめ、町内の小学校や幼稚園・保育園の先生方が25名程度参加しての実施でした。
 今回は、「体を移動する運動遊び(たのしくランラン)」の授業に取り組みました。
 まず初めに、準備運動を行った後、縄跳びで体をほぐし、温めました。その後、前時に行った1分間走について、児童それぞれがタブレットで振り返りました。そこで、今回立てられためあてが「にこにこペースでたのしくはしろう」です。「自分のペースで、にこにこした表情で楽しく走る」ことがめあてです。子どもたちは、めあてに沿って、それぞれの役割を果たしながら楽しそうに時間いっぱい活動しました。
 授業後の振り返りでは、「楽しく走ることができた」「走りながらたくさんタッチできてよかった」等の感想が述べられました。
 今回の授業1週間後には、幼稚園での授業参観が行われます。その後、協議がなされます。
 今回の取組で、幼保小の子どもたちの実態や指導方法等の共有化を図り、これまで以上にスムーズな接続ができることが大いに期待できます。今後は更にこの取組の充実が図れましたら幸いです。