学校の日常

新規日誌

6年生の修学旅行【1日目】

 本日より、6年生が修学旅行に出発しました。今日を迎えるまでに、総合的な学習の時間等で準備を進めてきた子どもたちですが、いよいよ、その実践に移る日が来ました。本日午前8時、出発式の後に保護者や他学年の児童たちに見送られて、6年生を乗せたバスは鹿児島に向けて出発しました。

 初日である今日、子どもたちは知覧特攻平和会館や平川動物園等を訪問しました。知覧特攻平和会館では、平和学習の一環として講師の方より講話をいただいたり、施設内に展示される特攻隊員の手紙を始めとした歴史史料を閲覧したりして、我が国の歴史への理解や平和を希求する思いを深めました。

 平川動物公園では、子どもたちが各々の興味関心や現地での案内に沿って、施設内を学習班ごとに自由に見学して回りました。園内を見学しながら必要な経由地を回ったり、施設内のお店でお土産を購入したりする等、決められた時間内で計画的に過ごす姿が見られました。

 本日、子どもたちは無事に宿泊先に到着したとのことです。

 今日一日で、子どもたちは多くのことを学びながらも、大いに楽しんで過ごすことができた様子でした。修学旅行2日目である明日は、維新ふるさと館での歴史学習や班別自主研修等が予定されています。2日という、短いながらも濃密な日程の中、子どもたちどのような経験や学びを得て帰ってくるのか、とても楽しみです。

都農町のゴミ分別問題について考える

 今年度から5年生は、総合的な学習の時間に「都農町のゴミの分別問題」について考える学習に取り組んでいます。これまでに、都農町のゴミの分別状況について、NECの方々の協力で数値として実態を把握したり、ゴミ収集をされている方のお話を実際に聞く中で学んだりしてきました。11月13日には、大学の先生をお招きして、人間の行動について科学的な学びをしました。同じ内容であっても表現方法で受け取り方が変わる「フレーミング効果」や、自然とある行動をしたくなってしまうようにする仕掛けである「ナッジ」等という言葉を学びました。その後、各グループに分かれて、「都農町のゴミ分別問題」を解決するための方法について考えました。
 これからもこの学習は続きます。最終的には、課題解決に向けて情報を発信することになります。子どもたちは、どのようなことを学び、どのようなことを発信していくのか楽しみです。

ワイン祭りで棒踊り披露

 11月10日(日)に都農ワイナリーで収穫祭がありました。その中で、5年生の約30名が運動会でも披露した「篠別府棒踊り」を踊りました。参加可能な児童で、隊形を組み直して練習を行い、参加しました。今回は、鼻筋のところに「おしろい」を塗り、気持ちを高めました。初めて踊る場所でしたので、緊張しながらも、楽しそうな表情で、「入場」「4人棒」「6人棒」を披露しました。終了後、会場に来ていた多くの方々からたくさんの拍手をいただきました。雨が心配されましたが、踊り終わるまではなんとか持ちこたえることができてよかったです。指導をしてくださった篠別府地区棒踊り保存会の方々や、送迎してくださった保護者の方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

第79回秋季大運動会

 10月28日(月)に第79回秋季大運動会を実施いたしました。運動会開始時間帯は、雨が多少ぱらついていました。子どもたちが、競技を始めると雨はやみ、順調に運動会は進んでいきました。1年生から6年生まで、すべての子どもたちが全力で競技に取り組む姿は、とても感動的でした。また、伝統芸能である「篠別府地区棒踊り」や「南っ子ソーラン」も披露しました。指導者の方々のご協力により、今年度もこれまでの伝統を受け継ぐことができました。ありがとうございました。
 本校の運動会には、坂田都農町長、中西教育長をはじめたくさんの来賓の方々もお越しくださいました。また、早朝より準備をしてくださったり、駐車場整理を行ってくだったりと保護者の方々もたくさんご協力いただきました。感謝申し上げます。
 今後も本校教育へご支援いただきますようお願い申し上げます。

ひなたの学び

 本校では、主題研究のテーマとして「ひなたの学び」を核とした授業改善に取り組んでいます。「『ひ』…ひとりひとりが問いをもち…、『な』…なかまとなって学び合い、『た』…高めよう深く考える力」を意識しながら日々の授業を行っています。
 10月17日(木)は、1年生の学級で研究授業が行われました。国語の説明文の単元でした。「問い」とそれに対する「答え」を読み取ることが本時の目標でした。1年生の子どもたちは、ひとりひとりが問いをもちながら、教師の発問や指示をしっかり聞き、懸命に学習していました。途中の活動で、タブレットに配付された本文の内容に線を引いたり、丸で囲んだりなどの書き込みを行う場面がありました。タブレットを用いた、協働的な学びの場面もありました。入学して約半年で、ここまでタブレットを活用することができるようになっていることに参観した職員も驚いていました。
 1年生から「ひなたの学び」に取り組んでいる本校の子どもたち。今後の成長と学力の向上を楽しみにしています。