給食室から

2017年6月の記事一覧

今日の給食(6月16日)



【セルフバーガー コーンチャウダー メロン 牛乳】
 今日は、パンにフィッシュカツときゃべつにタルタルソースをはさんで食べるセルフバーガーです。うまくはさめましたか。チャウダーとは、大きな鍋という意味で、魚や貝、野菜を煮込んだスープです。17世紀、漁船の船員たちが船の中で作って食べたのが始まりです。魚、えび、貝、ベーコンにたまねぎ、じゃがいもを煮こんで作ったものに、パンやクラッカーを混ぜて食べていたそうです。かきを入れたオイスターチャウダー、ハマグリなど貝を入れたクラムチャウダー、とうもろこしを入れたコーンチャウダーなど、いろいろなものがあります。今日はとうもろこしが入ったコーンチャウダーです。

今日の給食(6月15日)



【麦ごはん ボイルドポークのごまソース たまごスープ 牛乳】
 ポークとはぶた肉のことですが、ぶた肉には体の疲れをとって元気にしてくれる働きのあるビタミンB1がたっぷりふくまれています。ビタミンB1が不足すると疲れやすくなったり、集中力がなくなったり、気分がしずんだりします。ビタミンB1は、「疲労回復のビタミン」といわれています。さらに、ビタミンB1は「アリシン」という成分と一緒にとると吸収がよくなるため、アリシンをふくむたまねぎやにんにく、にらなどと組み合わせて食べることがおすすめです。今日は、ごまソースににんにくを加え吸収率をアップしています。

今日の給食(6月14日)



【麦ごはん 魚と大豆の揚げ煮 けんちん汁 牛乳】
 強い歯を作るためにはカルシウムはもちろんですが、他にもいろいろいろな栄養をとる必要があります。たんぱく質は歯の土台になる歯ぐきを丈夫にします。今日の給食でたんぱく質を多くふくむ食べものには、牛乳、たら、大豆などがあります。また、ビタミンCは、歯の中心を作るぞうげ質を丈夫にします。ビタミンCといえば、やはり野菜。今日の給食にもいろいろな種類の野菜がたくさん入っています。好ききらいせず、多くの食べものを食べることは歯にも大切なことなのです。

今日の給食(6月13日)



【麦ごはん けいちゃん 寒天スープ 牛乳】
 けいちゃんは、人の名前みたいな料理名ですが、実は、ぎふ県の郷土料理です。しょうゆやみそをベースにしたタレにつけ込んだとり肉をキャベツなどといっしょに焼いて食べる料理です。ぎふ県の郷土料理ですが、地域やお店、家庭によって味がそれぞれ違うことが特徴だそうです。昔、卵をとるために、各家庭でにわとりを飼っていました。やがて卵を生まなくなったにわとりを料理したのが始まりといわれています。お肉が手に入りにくかった当時、けいちゃんは貴重な料理でお盆や正月、人がある集まるときなど、特別な時などにふるまわれたそうです。

今日の給食(6月8日)



【麦ごはん とり肉の甘辛煮 ホタテスープ 牛乳】
 にわとりは、日本でも古くから飼われていました。「庭で飼う」という意味から「にわとり」の名前がついたと言われています。昔は、食べるためではなく、昼と夜のさかいを告げる神聖な鳥としてみられていました。にわとりが食べられるようになったのは、江戸時代の終わりごろだそうです。とり肉には質のよいたんぱく質が多く、脂肪は牛肉や豚肉の1/6から1/8と非常に少ないので、ヘルシーな食べものとして人気があります。

今日の給食(6月7日)



【麦ごはん ちくわのカレー磯辺揚げ チンゲンサイの中華いため さつま汁】
 室町時代、魚のすり身を丸い竹にぬりつけて焼いたところ、池や沼に生えている「かまのほ」に似ているものができ上がりました。それについた名前が「竹輪かまぼこ」でした。というわけで名前の通り、竹輪もかまぼこも元は同じものだったのです。それからしばらくして、同じ作り方ですが、できあがったものを板につけた板付かまぼこが登場しました。それがいつのまにか板付の方を「かまぼこ」と呼ぶようになり、もう一方は、丸い竹を抜いた切り口が竹の輪に似ているので「竹輪」と呼ぶようになりました。

今日の給食(6月6日)



【麦ごはん いわしの梅煮 昆布あえ うの花汁】
 いわしという漢字からクイズを出します。いわしを漢字で書くと、魚へんの横は何と書くでしょうか。 ①弱い ②強い③小さい。答えは①で、魚へんに弱いと書きます。いわしは「しらす」のように小さいときから、いろいろな大きい魚に食べられてしまうこと、早く食べないとすぐに悪くなってしまうというようなことから「弱い」という漢字がつけられたと言われています。また、「弱し」がなまって「いわし」と呼ばれるようになったとも言われています。しかし、栄養的にはたんぱく質やカルシウム、ビタミン類を多くふくんでいて「つよし」といってもいいぐらいの魚なのです。

今日の給食(6月5日)



【麦ごはん 煮しめ おかかごま酢和え 牛乳】
 煮しめは、すしや天ぷらのように日本を代表する料理のひとつです。「煮しめ」や「うま煮」、「筑前煮」と姿や名前をかえて、どの家庭でも食べられています。昔からお祝いや人が集まるときの料理として出されていました。宮崎県内でもだしのとり方がさまざまで、いりこ、とり肉、こんぶ、しいたけなど、土地や家庭で違います。みなさんのお家の煮しめは、どんなだしで、どんな材料が使われていますか。お家の味を受け継ぐ「煮しめ」、ずっと残していきたいですね。

今日の給食(6月2日)



【黒糖パン 和風スパゲッティ ミモザサラダ 牛乳】
 ミモザサラダのミモザは、黄色い小さな花をいっぱい咲かせる木で、春を知らせる花のひとつです。ミモザサラダは、黄色い卵をミモザの花に見立てたサラダです。気温が高くなってくると、目に見えないバイ菌が急に増えるようになります。バイ菌は汚れているところが大好きです。おなかをこわしたり、病気にならないように調理室では衛生面にとても気をつけて調理をしています。みなさんも次の点には注意しましょう。①給食当番は、つめを短く切り、マスクは鼻まできちんとします。②食事をする前には石けんでていねいに手を洗い、きれいなハンカチでふきます。みんなで気をつけて楽しい給食時間にしましょう。

今日の給食(6月1日)



【麦ごはん 豆腐の中華煮 ひじきサラダ 牛乳】
 日本全国の1日分のゴミを集めると、約13トンにもなるそうです。1年間では約5000トン、東京ドーム135杯分にもなるそうです。すごい量ですね。世界中には生活するのにいろいろなものがなくて困っている人もいます。また、ゴミの処理には、たくさんの時間とお金もかかります。毎日の自分の生活を思いだしてください。簡単にものを捨てたり食べものをすぐ残したり、そまつな扱いなどしていませんか。栄養のバランスの面からも、食べものを大切にする面からも残さず食べるということは大切ですね。