学校からのお知らせ
家庭教育学級&コミュニティースクール文科大臣賞授賞式
2月26日(水)、今年度最後となる家庭教育学級研修会を行いました。今回は、庄内食改善推進委員の花原惠子さん他3名のみなさんを講師に「都城の田舎料理」の調理実習を行いました。品目は「がね」「洋風がね」「かねんしゅい」「いりこの卵とじ」「サツマイモごはんのおにぎり」でした。調理器具や食器の加熱殺菌から始まり、味付けを参加者で確認しながら手際よく調理が進みました。参加者の一番の注目は「かねん粉の練り上げ方」で、動画で記録して配付したりもしました。
花原さんは、「食べることは単にお腹を満たすだけではなく、貴重なコミュニケーションタイムである」とおっしゃいました。子どものお弁当のおかずに手作りのものを入れてやると、親子で互いを確認し合うことができるのです。できあがった5品を試食しましたが、素朴な味があたたかさを感じさせ、花原さんがおっしゃることの意味がよく分かりました。花原さんをはじめ食改善委員のみなさん、ありがとうございました。
試食の後は、令和6年度の閉級式を行い、無事に一年間の活動が終了しました。メンバーのみなさん、一年間ありがとうございました。
庄内地区コミュニティ・スクールは、令和6年度「コミュニティ・スクールと地域学校協働活動の一体的推進」に係る文部科学大臣表彰を拝受することになりました。2月28日(金)に表彰式と記念フォーラムが行われ、オンラインで参加しました。この日は、地域学校協働活動の一つである「3年生の面接指導」の最終日で、面接指導終了後に感謝集会も行われました。お世話になった3名のみなさんに書かれたお礼状が、代表からお礼のことばと共に手渡され、大きな拍手が送られました。12月中旬から毎週のように来校していただきご指導いただきました。本当にありがとうございました。
新入生説明会・立志式・プレゼンコンテスト
2月4日(火)、来年度入学予定の児童と保護者が来校し、新入生説明会を開催しました。校長先生のお話の後、生徒会が企画した学校紹介やプレゼンの発表を行いました。続いて、学校生活の流れ、学校のルール、事務手続きについて説明がありました。会の最後は制服や物品の採寸や予約注文でしたが、親子の笑顔が印象的でした。4月9日の入学式が待ち遠しいです。
2月7日(金)、学校参観日に合わせて2年生が立志式を行いました。受付では、立志式のしおりとこれまでの感謝が込められた保護者宛ての手紙が置かれていました。2年生全員が立志にあたってのことばを選び、色紙を制作しました。そのことばを選んだ理由と共にそれぞれの決意をステージ上で発表しました。保護者席では、ビデオカメラやスマートフォンで我が子の発表を撮影する姿があちこちで見られました。猛烈寒波の影響で、急遽ストーブを設置した式典会場の体育館でしたが、保護者代表からのはなむけのことばで温かな雰囲気に包まれていました。
第二部の記念講演は、「人生楽しんだもん勝ち!」を演題に、みやこんじょ大使で講演家の相良照代さんの講演でした。元気いっぱいで登場したシズエ・キャサリンに圧倒されるかと思いきや、ノリノリでついていく庄内中2年生の雰囲気に、ご本人の体験談を交えて時間いっぱいお話しいただきました。ゲームコーナーでは、お手本披露のためにステージに上がった生徒も先生もコスプレで本気ジャンケン!これで盛り上がった会場には、生徒も保護者も一緒になって「ジャンケン・ポン!」と大きな声が沸き上がりました。本気や笑顔が大きな力を発揮することを体験させていただきました。楽しむことの素晴らしさを教えていただいた相良照代様、ありがとうございました。
2月8日(土)、一次審査を通過して2年連続で本選出場を果たした都城市小・中学生プレゼンコンテストが高崎保健福祉センターで開催されました。小学生の部5校の発表が終わり、休憩をはさんでいよいよ中学生の部。発表者の5人は、進行の紹介で「プレゼン強豪校」と紹介され緊張感がさらに増したようですが、修学旅行を通して学んだ「防災」をテーマに庄内地区の課題点や改善点をあげながら堂々と発表しました。
審査の結果は「優秀賞」。2年連続の最優秀賞には届きませんでしたが、すばらしい結果でした。この発表を迎えるまでに、庄内地区まちづくり協議会や昨年度の最優秀賞受賞メンバーに観てもらったり、庄内地区子どもの声を聞く会や新入生説明会で発表の機会を得たりして昼休み返上でがんばってきました。発表の企画から発表まで3ヶ月に及ぶ期間で身に付けた力を今後の学校生活でも活かしてくれることでしょう。プレゼンコンテストは、庄内中学校の新たな伝統になりつつあります。来年の2年生も受け継いでほしいものです。
第3回宮崎県吹奏楽コンクールWinter Cup
2月1日(土)、2日(日)の二日間、小林市文化会館において第3回宮崎県吹奏楽コンクールWinter Cupが開催されました。本校吹奏楽部は、2日(日)の5番目に演奏しました。演奏した曲は、J.スウェアリンジェン作曲の「ブルーリッジの伝説」でした。3年生が引退し、1、2年生15名となった吹奏楽部。複数の楽器を忙しく演奏する生徒がいる中、15名で出している音とは思えないほどの音量で素晴らしい演奏でした。
審査の結果は見事「ゴールド金賞」を受賞しました。また、審査員特別賞も受賞しました。よくがんばりました。おめでとうございます。
2月22日(土)には、都城市総合文化ホール(MJ)でスプリングコンサートも開催されます。お時間のある方は、会場で庄内サウンドをお聴きください。
子どもの声を聞く会&エール
1月23日(木)、庄内地区公民館において「子どもの声を聞く会」が開催されました。この催しは庄内地区青少年育成協議会が主催するもので、今年で第8回を数えます。今年は、小中学生向けにGoogle Meetでオンライン配信も行いました。配信を視聴する生徒も予想以上に多く、参加者数が100名を越えたため配信を視聴することができなかった生徒もいたようです。
今年の発表は、庄内小、菓子野小、乙房小の6年生の代表各1名と庄内中2年の代表5名がチームとなって発表しました。それぞれの発表内容は次の通りでした。
〇庄内小6年 森田 大翔さん
「庄内で守りたいもの」
〇菓子野小6年 臼杵 ここなさん
「菓子野地区のいいところ」
〇乙房小6年 平田 華望さん
「私の目標」
〇庄内中2年 飯干 遼亮さん
中野 くるみさん
大野 鈴菜さん
刀坂 こはるさん
竹松 初朗さん
「庄内の防災」
中学校が発表した内容は、2月8日(土)に開催される都城市小・中学生プレゼンコンテストでも発表します。オンライン配信も予定されていますので、どうぞご覧になってください。
そう言えば、1月22日(木)に1年生の廊下の窓に「完全燃焼 全員合格」の張り紙が貼られました。入試に向けてがんばっている3年生への応援メッセージです。1月27日(月)の昼休みには2年生が3年生の教室を訪れ、明日から本格的に始まる私立高等学校の入試に向けてエールが送られました。
朝の気温がまた明日から下がるようです。3年生のみなさんは、体調に気をつけて全力で力を発揮してきてください。努力はきっと裏切りません!
成人ロードレース・研究授業・家庭教育学級
1月19日(日)に開催された成人ロードレース大会に陸上部が出場しました。学年別に順位がついたようですが、1年生の部で本校から2名が表彰台に上がりました。毎日コツコツと練習に励んでいる様子を普段から見ていましたが、成果が発揮され大会新記録でゴールしました。おめでとうございます。
1位 大下 和音さん(大会新記録)
3位 嶋田 聖也さん
1月22日(水)、研究授業が2本行われました。3年生の音楽の授業は、「歌舞伎」の鑑賞の授業でした。どんな印象を受けるか、どんな楽器が使われているか、旋律はあるか、歌はあるかなど、個人で考えたりペアで考えたり、タブレットで音源を確認したりしながら楽しそうに取り組んでいました。普段はあまり触れることのない日本の伝統芸能「歌舞伎」に対する興味をかき立てる授業でした。
1年生の学活は、友だちとの接し方でアサーティブな自己表現について考える授業でした。全体で内容を理解するためにロールプレイングを取り入れ、個人で考えたり班で考えたりしながら取り組んでいました。先生から指示された3つの場面について、お互いを尊重した答え方はどうあれば良いか活発に意見交流が行われていました。授業後の感想を聞くと、「今日から実践していきたいです」と答える生徒もおり、心を育てることにつながった授業でした。
また、1月21日(火)には、家庭教育学級が行われました。今回は茶道体験で、茶道表千家の行田典子様を講師にお迎えし、お茶をいただくときの作法やお茶の点て方など、2時間にわたって体験しました。実際に全員が茶筅を使ってお茶を点ててみましたが、なかなか難しかったです。しかし、茶道の歴史やお茶の楽しみ方を知ることができ、楽しい時間となりました。行田様、ありがとうございました。
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