日誌

学校からのお知らせ

職場体験学習・地域巡見・島津発祥まつり

 11月13日(木)・14日(金)の2日間で、2年生が職場体験学習を行いました。庄内地区を中心にご協力いただいた31社の事業所に生徒を受け入れていただきました。単に働く体験をするだけでなく、事前に準備した質問に答えていただいたりして、勤労の尊さや意義を学び、望ましい勤労観や職業観を身に付けることを主な目的としています。緊張した面持ちで始まった体験1日目の感想には、「大変だった」「疲れた」などの感想が聞かれました。2日目にはずいぶん慣れてきたようで、多くの生徒が「楽しかった」「とてもためになった」などの感想を口にしていました。希望した職種を体験できた生徒ばかりではなかったのですが、体験学習終了後、部活動のために登校したほとんどの生徒は笑顔を見せて感想を話してくれました。

 

 

 11月14日(金)、1年生が毎年恒例の地域巡見を行いました。4班に分かれて、平田かくれ念仏洞跡、乙房神社の田の神様、宮島中央権現、諏訪神社、山久院跡、三島通庸遺徳の碑、安永城跡、願心寺を巡りました。ガイドを引き受けてくださったのは、都城島津邸、関之尾むかえびとの会、庄内地区まちづくり協議会の皆さんでした。天気にも恵まれ、最後に訪れた願心寺では、本堂前で記念撮影も行いました。

 また、11月16日(日)には、南海トラフ地震を想定して庄内地区防災訓練が行われ、33名の1年生が参加しました。派遣された6つの公民館では、避難行動要支援者の安否確認訓練に取り組みました。大地震を想定していることから、公民館から一人暮らしの高齢者宅を実際に徒歩で訪問して安否を確認し、帰りは危険が潜んでいそうな場所を見つけ、大人と一緒に対策を考えたりしたようです。参加した生徒の生活の記録には、「一人暮らしの高齢者がこんなにたくさんいるとは思わなかった」など、訓練を通して考えたことや気づいたことがびっしりと書かれていました。

 

 

 11月23日(日)、島津発祥まつりが行われ、明道館パレードに本校生徒が参加させていただきました。女子15名は諏訪神社の巫女衣装で、男子6名は帯刀して都城六烈士として都城島津邸から神柱宮までを1時間かけて歩きました。沿道に集まった観衆に手を振ったり、ポーズをとったりしながらパレードが進み、到着後は全員で集合写真、お殿様との記念写真まで撮らせていただきました。送迎まで含めてお世話いただいた都城島津邸の皆様、商工会、島津発祥まつり実行委員会の皆様の皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。

 生徒たちは、これまで単なる観客でした。今回は、まつりのメインとなるパレードの一員として参加しました。多くの皆さんの力が集まって、このまつりが成立していることを学んだはずです。何年後かに、企画する側になってくれるとうれしいです。

吹奏楽部定期演奏会

 響音 ~ One heart   One dream ~

 11月15日(土)、吹奏楽部の定期演奏会が本校体育館を会場に行われました。

 この一年で、九州吹奏楽コンクール2年連続出場、宮崎県吹奏楽コンクール7年連続金賞、アンサンブルコンテスト2年連続金賞、ウインターカップ金賞(審査員特別賞)といった成果を残してきた吹奏楽部。地域での依頼演奏も多数行ってきました。演奏を中心で牽引してきた3年生にとって、最後の舞台となるのがこの定期演奏会です。会場となった体育館は、部員、保護者後援会、卒業生やその保護者によって可愛らしく、趣向を凝らした飾り付けが施されていました。続々と会場を訪れるお客様。開始時刻には超満員。予定した椅子は埋め尽くされ、急きょ角椅子まで用意されました。

 オープニングアクトは木管四重奏の演奏。心地よい響きが会場の雰囲気を整えてくれました。第一部はクラシック・ステージ。昨年の卒業生とのコラボ演奏からスタートし、九州吹奏楽コンクールで披露した課題曲・自由曲まで6曲が披露されました。休息をはさんで第二部はポップス・ステージ。きらびやかな衣装で登場した1年生ダンスチームと保護者後援会も総動員でマツケンサンバⅡからスタートしました。ゲストシンガー優羽さんのステージをはさんで、昭和歌謡メドレーでは、部員がボーカルにも挑戦しました。第二部の最後は、主役となる3年生を担当する学級担任、副担任の先生方が楽器やボーカルで参加し、会場は大いに盛り上がりました。

 

 第三部は3年生旅立ちのステージ。はじめに、3年生が一人ずつ選んだ曲をソロ演奏で披露しました。そのあと、3年生によるアンサンブル。部員全員による最後の合奏では、サクソフォンの響きがとても心地よかったです。プログラムの最後は、楽器を置いて全員での合唱でした。アンコール曲まで演奏し、盛りだくさんの定期演奏会は無事終了しました。

 

 閉会後は、部員全員が入口でお見送りをしてくれましたが、涙を流しながら見送る1年生の姿が印象的でした。しっかりリードしてくれた3年生との別れを惜しんでいたのでしょう。来年の定期演奏会でも、きっと素晴らしい演奏が披露されることでしょう。

都北音楽大会&研究授業&合同学習会&入試要綱説明会&県中秋体結果

 10月27日(月)、都北中学校音楽大会が開催されました。本校からは、3年生が出場しました。バス2台に分乗し、会場の都城総合文化ホール(MJ)まで向かい、文化発表会のために練習を積んできた合唱曲を披露しました。演奏順は1番。緊張感いっぱいでステージに上がりましたが、堂々と素晴らしい演奏を会場のみなさんに届けることができました。

 

 10月28日(火)、校内研究の一環で研究授業が行われました。今回は1年生の音楽で、「赤とんぼ」を扱ったものでした。まずは鑑賞してみて曲の雰囲気や感じを個人でまとめた後に学級で共有したりしました。その後、どのように歌えば良いかをそれぞれ考え、タブレットで回答させると大画面テレビで瞬時に学級で共有されました。また、歌ってみたい歌詞を選択させ、タブレットで回答させると瞬時に同じ歌詞を選んだ生徒でグループが決まり、後半はそのグループでどのように歌うかを時間いっぱい話し合っていました。次の時間には感情のこもった素晴らしい歌声が響くことでしょう。

 

 10月30日(木)、庄内地区の6年生が本校に集合し、合同学習会が行われました。はじめに校長先生からのお話がありました。お話の中で中学校に関する質問をしてみると、元気の良い児童の声が体育館に響いていました。合同学習会では、3校の児童を3班に分け、体育、音楽、理科のうち2つの授業を体験することになります。慣れない仲間と一緒に授業することになるため、グループに分かれた後は言葉を使わずに誕生日の順に輪を作る「バースデーリング」でアイスブレーキング。できあがったリングの順に自己紹介を行いました。すこし打ち解けたところで、体験授業に向かいました。来年の4月、中学校で待っていますね。

 

 11月7日(金)、3年生の生徒、保護者を対象に入試要綱説明会を開催しました。令和8年度の入学者選抜に向けて、手続きの流れや注意点を親子で確認してもらいました。学校の顔として引っ張ってきた3年生もいよいよ進路決定の時期を迎えます。今月末には三者相談がはじまり、入試に向けての作業が本格化していきます。この壁を無事に乗り越えるためのがんばりを見せてくれるはずです。

 

 11月1日(土)、2日(日)、宮崎県中学校秋季体育大会の残りの競技が行われました。結果をお知らせします。

◆体操競技

 1日(土)、宮崎市の宮崎県体育館で行われた体操競技には、鶴田崚眞さんが出場しました。ゆか、あん馬、跳馬、鉄棒の4種目の自由演技で競われますが、足の怪我で出場が心配されましたが、あん馬と鉄棒のみに出場しました。万全ではないコンディションの中で精一杯演技してくれました。

 

◆男子ソフトテニス部

 2日(日)、宮崎市の生目の杜運動公園で個人戦が行われました。本校から出場した赤池・小久保ペアは1回戦で南方中のペアと対戦しましたが、残念ながら初戦敗退となりました。

  庄内中(赤池・小久保) 0-4 南方中

 

◆陸上競技部

 陸上競技は、1日(土)、2日(日)の2日間、山之口町のKUROKIRI STUDIUMで行われました。各選手の結果は次の通りです。

 2年男子3000m 大下 和音 9'48"8 5位
 共通男子走幅跳 鮫島 蒼侑 4m26
 2年男子1500m 嶋田 聖也 4'38"9 7位
 2年男子200m  別府 頼親 25"11
 共通男子走高跳 川畑 遙真 1m40
 1年男子1500m 佐尾 武蔵 4'33"4 3位
 1年男子200m  森重 優哉 26"8
 1年男子100m  平原 悠臣 13"55 
 共通女子走高跳 二之宮愛菜 1m20
 共通女子走幅跳 外山 芽衣 3m85
 2年女子200m  東 莉杏奈 28"52 6位
 1年女子100m  臼杵ここな 14"15 8位
 共通女子砲丸投 大下 奏音 6m03
 1年女子100m  木之下幸菜 15"07
 共通男子4×100mR 51"67
 共通女子4×100mR 55"73

 

地区駅伝&退任・任命式&研究授業&鑑賞教室&県中秋体

 10月21日(火)、都城地区駅伝競走大会がKUROKIRI STADIUMを発着するコースで行われました。本校からは男女2チームが出走しました。初めに女子のレースが行われ、結果は次の通りでした。

 第1区(3km) 川越 輝理 8位 (8) 12'14
 第2区(2km) 東 莉杏奈 8位 (8) 09'12
 第3区(2km) 木之下幸菜 9位 (9) 09'48
 第4区(2km) 大下 奏音 9位 (4) 08'44
 第5区(3km) 外山 芽依 8位 (3) 12'12

 5人の襷リレーは、最終順位8位という結果でした。全員がよく頑張りました。4区の大下さんは区間4位、5区の外山さんは区間3位の走りで健闘しました。

 続いて行われた男子の結果は次の通りでした。

 第1区(3km) 嶋田 聖也 5位 (5) 10'09
 第2区(3km) 別府 頼親 6位 (8) 11'25
 第3区(3km) 刀坂旺史郎 7位 (6) 10'53
 第4区(3km) 佐尾 武蔵 4位 (1) 10'02
 第5区(3km) 細山田理人 4位 (5) 11'08
 第6区(3km) 大下 和音 4位 (1) 09'40

 6人の襷リレーは、最終順位4位という結果でした。全員がよく頑張りました。4区の佐尾さんと6区の大下さんは区間1位の走りで健闘しました。

 男女とも県大会出場とはなりませんでしたが、1・2年生中心のチーム編成でしたので来年が楽しみです。

 

 

 10月22日(水)、生徒会の退任式・任命式を行いました。先日の生徒会役員選挙を受けて、現行の生徒会は退任となり、新しい生徒会役員が任命されました。退任する生徒会役員には一人一人に感謝状が手渡され、一人ずつあいさつを行いましたが、ほとんどの役員が全校生徒の協力に感謝の言葉を述べていました。その後、新生徒会のメンバーが紹介され、代表で生徒会長に任命状が手渡されました。

 これまでの生徒会に代わり、新しく学校の顔となる新メンバーは緊張した面持ちでしたが、全校生徒を見る目の奥には「やるぞ」という思いが感じられました。

 旧生徒会役員のみなさん、これまでありがとうございました。これからは、新生徒会のメンバーを全校生徒で支え、素晴らしい庄内中学校の伝統を受け継ぎつつ、さらに進化させましょう。

 

 

 10月23日(木)の4校時に、1年生で道徳の研究授業が行われました。「わかり合うために」という題材で、自分と異なる他者とわかり合うことについて考える授業でした。事前のアンケート結果を元に、学級の生徒の多くが他者に対して不満に思った経験ががあることを確認し、授業が始まりました。授業では、たくさんの先生方が参観される中、意見を発表する場面では挙手が多く、堂々と発表する姿が印象的でした。また、すべての発表に対して自発的に拍手が贈られ、自他を尊重し合う雰囲気を感じました。今回の授業で、学級の雰囲気がさらに良い方向に向かうことでしょう。

 

 

 同じく23日(木)の午後は、鑑賞教室が行われました。The Gift of Music のみなさんに来校いただき、音楽の楽しさを全校生徒で共有しました。ピアノ、チェロ、フルート、ドラム、ギターといった洋楽器と三味線、和太鼓といった和楽器が見事にコラボして奏でられる音楽を楽しみました。アンコールでは、文化発表会の全校合唱で練習してきた「ハナミズキ」が披露され、全校生徒の合唱もコラボしました。2番の歌詞に入ると、打合せもしていないのに全校生徒が手話を始めました。その様子をステージから見ていた演奏者の中には涙を流している方もいらっしゃって、とても感動的なエンディングとなりました。The Gift of Music のみなさん、ありがとうございました。

 

 

 10月25日(土)から県中学校秋季体育大会が開幕しました。写真はありませんが、各部の結果をお知らせします。

◆剣道部

 25日(土)、宮崎市のひなた武道館で剣道競技の男子個人戦が行われました。本校からは佐土平伶恩さんが出場しましたが残念ながら一回戦敗退でした。

 26日(日)は、同会場で男子団体戦が行われました。本校は、椎葉諸塚連合と宮崎中学校の3校で予選リーグを戦いましたが、2敗して予選リーグ敗退となりました。

◆女子バスケットボール部

 26日(日)、都城市の早水体育文化センター・サブアリーナで一回戦に臨みました。対戦相手は日章学園中学校でした。序盤に試合の主導権を取られ追う展開で試合が進みましたが、徐々に対応し粘り強く戦いました。第1クオーターでゆるしたリードを挽回できず、残念ながら一回戦敗退となりました。

 庄内中学校 45-74 日章学園中学校

 剣道部も女子バスケットボール部もお疲れ様でした。来週は、本校から陸上競技とソフトテニス競技、体操競技が県大会に挑みます。応援よろしくお願いします。

県大会壮行会&薬物乱用防止教室&国際理解講座&戦没者慰霊祭

 10月15日(水)、宮嵜県中学校秋季体育大会及び都城地区駅伝競走大会の壮行会を行いました。壮行会の前には都城地区中学校秋季体育大会や読書感想文コンクールの表彰も行いました。

 今回の壮行会では、県大会に出場する男子ソフトテニス個人戦、剣道男子団体戦と男子個人戦、陸上競技、女子バスケットボール、体操競技、そして都城地区駅伝競走大会に出場する男女駅伝チームの代表がそれぞれ決意を述べました。決意発表の後は、生徒代表の稻留百音さんから激励の言葉が贈られ、それに応えて女子駅伝チームの川越輝理さんが力強く選手宣誓を行いました。

 

 

 10月16日(木)、薬物乱用防止教室を行いました。今年は都城警察署の方に来校いただき、クイズも取り入れながら、生徒が意欲的に参加できるよう工夫してお話しを進めていただきました。違法薬物の怖さを伝えながら、一度使用しただけでも薬物乱用であること、使用するのはもちろん所持しているだけでも罪になること、若者世代の検挙者が増加していることなどをお話しいただきました。また、市販薬を大量摂取するオーバードーズについても薬物乱用であり、重篤な後遺症や命を落とすこともあるということも伝えていただきました。

 

 

 10月17日(金)、1年生を対象に国際理解講座を行いました。都城市の国際交流員でモンゴルのヒシグジャンガルさん、中国の謝さん、アメリカのセスさんの3名に来校いただき、各国の文化についてお話しいただきました。説明の後には質問コーナーも設けていただき、生徒たちは興味津々でした。各講座の最後には、生徒代表がお礼の言葉を述べていましたが、お話しの中で印象に残ったことを盛り込みながらハキハキと述べる様子に成長を感じました。

 

 

 10月18日(土)、庄内地区公民館で庄内地区戦没者慰霊祭が行われました。庄内地区の式典では、毎年献花の後に庄内小、菓子野小、乙房小の代表が千羽鶴を献納し、中学2年生2名が平和へのメッセージを読み上げます。今年は、稻留百音さんと岡元夢歩さんが発表しました。稻留さんは『戦後80年をむかえて』という題で、「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら」を読み、特攻隊員や家族の言葉に衝撃をうけたこと、都城空襲など戦争の犠牲の上に今の日常があること、そして日常に感謝し生きることが平和を守る一歩だということに世界中の一人一人が気付きますようにと思いを述べてくれました。岡元さんは、『平和をつなぐ』という題で、曾祖母の戦争体験談を聞いたこと、知覧特攻平和会館で特攻隊員の手紙・笑顔の写真を見て衝撃を受けたこと、そして都城にも特攻基地があったことを知り、戦争の歴史を学び語り継ぐことが、平和を守る第一歩だと強く感じていると述べてくれました。

 

 今週は、10月21日(火)に都城地区駅伝競走大会、10月25日(土)からは宮崎県中学校秋季体育大会が開幕します。出場するすべてのチームが力を出し切れるようがんばってくれるはずです。地域の皆様もご声援をお願いします。