日誌

学校からのお知らせ

各種検定取得を目指して&通信陸上大会結果

 庄内中では資格取得にも力を入れたいと考えていますが、まだまだ受検者は多くはありません。しかし、部活動と通常の学習を両立する中で頑張っている生徒がいます。

 下の写真は、6月23日(金)に鑑賞教室から帰ってきた後に行われた数学の検定受検の様子です。数学の検定では「実用数学技能検定」が数検としてよく知られていますが、本校では「思考力検定」に取り組んでいます。授業で身に付けた知識や技能を活用して答えを導き出す「思考力」を高めるためです。合格するのはなかなか難しいのですが、2、3年生7名が挑戦しました。

 

 下の写真は、7月7日(金)に行われた「日本漢字能力検定」の様子です。漢検は小学校でも取り組んでいる学校が多いため、1~3年生42名が挑戦しました。

 

 6月2日(金)の記事でお伝えした「実用英語技能検定」には24名が挑戦しました。英検は、3級以上には2次試験が課せられるため、結果が出るまでに時間がかかります。今回の受検では、19名が合格(合格率79%)しました。英検と漢検は年3回の受検機会があるため、不合格だった生徒の再挑戦や新たに挑戦する生徒が挑戦を成功させられるよう願っています。

 

 さて、写真はありませんが、7月1・2日(土・日)に延岡市で通信陸上大会が行われ、陸上部が出場しました。入賞者は次の3年生3名でした。

 清水聡太さん 共通男子800m 4位(2分04秒62)

 赤池瑠香さん 共通女子1500m 6位(5分01秒79 自己ベスト)

 川畑結月さん 共通女子ジャベリックスロー 3位(33m94 自己ベスト)

 また、次の2年生8名は県秋季大会参加標準記録を突破し、秋季大会の県大会出場が現段階で決まりました。

 二之宮悠生さん 400m

 長谷場寛一さん 1500m・3000m

 麻生拓海さん 100m・200m

 河口大晟さん 200m

 丸岡皇輝さん 3000m

 中村壮太さん 3000m

 和合春紀さん 3000m

 丸目翔也さん 砲丸投

 

 入賞および標準記録突破、おめでとうございます。

躍進!庄内中学校選手団!

 7月5日(水)、県大会に出場する部活動の壮行会と表彰式、吹奏楽部の演奏会が行われました。

 壮行会では各部の主将がそれぞれ意気込みを述べ、宮崎県中学校総合体育大会での頑張りを誓いました。県大会に出場する部活動及び日程・会場は以下の通りです。

 

①野球部…7月15日(土)・16日(日)・22日(土)・23日(日) @SOKKENスタジアム

②男子ソフトテニス部〈団体戦・個人戦〉…7月14日(金)~16日(日) @ひなた庭球場

③女子ソフトテニス部〈個人戦〉…7月15日(土)・16日(日) @ひなた庭球場

④剣道部…7月15日(土)・16日(日) @ひなた武道館主道場

⑤水泳部…7月22日(土)~24日(月) @ひなた水泳場

⑥陸上部…7月22日(土)・23日(日) @生目の杜運動公園 陸上競技場 (訂正済み)

 

 地区大会で惜しくも負けてしまった庄内中学校の他の部や、他校の部活動の思いも乗せて、皆さんが県大会でも活躍することを期待しています。頑張れ庄内中学校!!

 

 そして、吹奏楽部も宮崎県吹奏楽コンクールも7月15日(土)に行われます。それに先立って壮行会後に吹奏楽部の演奏披露も行われました。館内には素敵な楽器の音が響き渡り、生徒達の顔には笑顔が浮かんでいました。コンクールの鑑賞者の皆さんにも笑顔を届けてほしいと思います。

職場体験学習を行いました

 7月6日(木)、7日(金)の2日間で、2年生が職場体験学習を行いました。体験先には、都城市内にある30の事業所が協力してくださいました。

 小学校時代からこれまでにキャリア学習を重ね、2年生になって電話連絡の実技や履歴書代わりの自己紹介カードの作成、それを持参しての事前訪問も経験してきました。初めての経験にドキドキの様子の2年生でした。

 前日までは大雨が続いていましたが、この2日間は晴れ間が続き、事業所までの移動もスムーズに行うことができました。

 1日目の終わりには、「緊張しました」「なんとか失敗せずにやりきりました」など、ホッとした様な感想が多く聞かれました。2日目の終わりは、ほぼ全員が「楽しかったです!」と答えてくれました。

 飲食店、保育園、病院、美容室、衣料品店、菓子店、楽器店、自動車販売店、コンビニ、スーパー、温泉、宿などなど…。生徒たちは、多岐にわたる事業所でそれぞれ学んできたようです。今後は、今回の体験談を学級や学年で共有していく予定です。

 お世話になった事業所の皆様、本当にありがとうございました。生徒たちの職業観はきっと高まっています。将来を担う子どもたちのために今後ともよろしくお願いいたします。

支援訪問が行われました

 7月3日(月)、都城市教育委員会が計画する支援訪問が行われました。教育委員の宮田若奈様をはじめ都城市教育委員会から3名、南部教育事務所から2名が来校され、朝の登校から授業、給食、清掃 まで学校の様子をご覧いただきました。

 庄内地区の小・中学校での取組や本校独自の取組に対して助言をいただくために、全ての先生方の授業を参観していただき、午後は研究会を行いました。研究会で得られた助言を活かし、生徒たちに還元できるように取組を改善していきたいと思っています。 

 

 支援訪問の最後にいただいた講評では、生徒たちのあいさつや授業態度に対してお褒めの言葉をいただきました。日頃からの取組に対して良い評価をいただきましたので、職員も生徒も肯定的に受け止め、更なる高みを目指して今後もがんばっていきたいと思います。

 早朝から終日ご指導いただいた皆様、ありがとうございました。

♪楽しかった鑑賞教室♪

 6月22日(木)と23日(金)は期末テストが行われました。2・3年生にとっては慣れた期末テストですが、1年生にとっては初めてとなる定期テスト、この日のために一生懸命勉強に励み、精いっぱい力を出したようです。結果が待ち遠しいですね。2日間よく頑張りました。本当にお疲れさまでした。

 そして、金曜日の午後からは鑑賞教室として、アカペラグループJARNZΩさんのコンサートに行きました。皆さんは「アカペラ」というものを聞いたことがあるでしょうか?よくバラエティーの歌番組などで取り上げられ、聞いた ことのある方も多いかと思いますが、実際にMJホールのような大きな会場で直接聞いたことがあるという方は多くはないかもしれませんね。

 生徒たちも全員が席に着き、今か今かとメンバーさんたちの登場を楽しみにしている中、ようやく「開演」のアナウンスが流れ、それまで暗かったステージに一斉に照明の鮮やかな光が灯されたと思うと、陽気な音楽が聞こえてきました。それは紛れもなく楽器で奏でられる“音楽”そのものでした。生徒たちの興奮は一気に最高潮に達し、歓声がこれでもかというほど沸き起こります。しかしステージには一切の楽器類はありません。様々な音色が声だけで届けられるのです。写真を見ていただければ、会場の熱気と興奮が伝わるでしょう。

 

 生徒たちの良く知っている音楽も披露され子供たちが心から楽しんでいる中、先生方もついその音楽に聴き入ってしまいました。素晴らしい音楽体験をありがとうございました。

 

 

 また、曲の合間にはメンバーの方々の自己紹介や都城の好きな所発表など、トークでも会場の心を掴み、みんなを笑顔にさせてくれました。そんな中あるメンバーの方が会場全体に向かって声を張り上げて言ったこの言葉が特に心に残りました

「周りなんか関係ない!自分が楽しいなら全力で楽しめ!」

 思春期という難しい時期を過ごす中学生にとって、この言葉はとても大きな意味を持つと思いました。「周りの目が気になる」「周りの意見に合わせる」「みんながそう言うならそうする」というような人が多いような気がします。自分では気付いていなくても、無意識にそうしていた経験は誰にでもあるでしょう。しかし、周りを気にして本当の自分が出せるでしょうか?本当に自分は楽しめるでしょうか?自分の中心はやはり【自分】であるべきです(自己中心的わがままとは違います)。メンバーの方は熱くなった勢いで何気なく叫んだ言葉だったのかもしれませんが、この思いが生徒や保護者の皆さまと共有できると幸いです。

 改めましてJARNZΩの皆さま、この度は素晴らしいアカペラの音楽と、大切な言葉をありがとうございました。生徒たちも、1つになって「チーム庄内」となれば盛り上がれることを学んだ一日でした。

 

庄内地区小中一貫教育研修会&SDGs講演会

 6月21日(水)、午後から庄内小、菓子野小、乙房小の先生方をお迎えして庄内地区小中一貫教育合同研修会を開催しました。5時間目は参観授業でしたが、小学生の頃の先生が参観されるとあって、生徒たちもいつもよりも張り切って授業に取り組んでいるようにも感じました。

 参観授業の後は、体育館で全体会。その後は、各教室に分かれて分科会を行い、活発な意見交流が行われました。前半の学力向上部会では、昨年度までの取組を確認し、今年度取り組む「学力向上に結びつく家庭学習の推進」について協議しました。後半の共通実践部会では、昨年度までの共通実践事項を確認した後、「豊かな心」の共通実践事項について、今年度の具体的な取組を検討しました。

 庄内地区の子どもたちを、小中間で連携を図りながら9年間で育てていくイメージで、一丸となって取り組んでいきたいと思います。

 

 6月22日(木)の総合的な学習の時間に、SDGsに関する発表会及び講話がありました。まず3年生の代表者6名が、SDGsの17の目標の中から自分が興味がある目標1つを選び、その内容や課題、解決のために自分たちにできること等をタブレットを使ってプレゼンテーションにまとめ、オンラインで全校に向けて発表しました。
 どの発表もよく調べられ、自分の考えも盛り込みながら堂々と発表するなど聞きごたえのある内容でした。クイズ形式での質問もあり、聞き手が興味を持つ工夫も見られました。また、画面構成を工夫したり、絵や写真を効果的に配置したりするなど、わかりやすいプレゼン画面でした。

 後半は、宮崎県教育委員会が進める学校への「アシスト企業」として取り組まれているUMKテレビ宮崎の佐々木六華アナウンサーを講師にお招きし、テレビ宮崎が会社として取り組まれているSDGs活動について講話をしていただきました。たくさんの活動を紹介してくださり、普段何気なく見ているCMやニュースが、実はSDGsに関連していることがわかりました。SDGsの目標は大きなテーマですが、その解決のためには、身近なところから、できることから、得意なことを生かして取り組むことが大事であるということを教えていただきました。

 講話の最後の質問コーナーでは、生徒から佐々木さんのアナウンサーとしての仕事のことについても多くの質問が出され、一つ一つに丁寧に答えていただきました。働くことについてのキャリア教育にも大きな学びのある会となりました。

帰ってきたPTAレクリエーション!

 6月18日(日)、1学期最後の参観日は日曜参観日でした。

 参観授業、学級懇談の後は、4年ぶりの開催となったPTAレクリエーションを行いました。以前は、バレーボールを行っていたようですが、今年度は「帰ってきたPTAレクリエーション」と銘打ってアジャタ(全日本玉入れ)に変更して行いました。

 PTA保健体育部のみなさんは、「盛り上がるのか?」と計画の段階から不安要素もありました。2チームずつが対戦するトーナメント戦で、優勝をかけて戦う「勝ち上がりトーナメント」と負けたチーム同士が1勝を目指して戦う「親睦トーナメント」、そして記録にも挑戦!始めてみれば、程よく汗をかき、笑顔いっぱいの競技が繰り広げられました。

  コロナ禍を乗り越えて、帰ってきたPTAレクリエーション。アジャタの第1回大会の結果は次の通りです。

【勝ち上がりの部】

 優 勝 1年1組

 準優勝 3年1組

【親睦の部】

 優 勝 2年2組

 準優勝 1年2組

【最速タイム】

 記録 33秒(3年1組)

 保護者と先生方で楽しいひとときを過ごすことができました。お疲れ様でした。

 チーム庄内の絆がさらに深まった一日でした。

都城地区中学校総合体育大会が終了しました

 3年生にとって、部活動最大の挑戦である都城地区中学校体育大会。先週末、雨で順延となった屋外競技も本日で全ての日程が終了しました。

 平日開催となったため、観戦も写真を撮りに行くこともできませんでした。情報が少ないため、大会結果をお知らせします。

 

【ソフトテニス競技】

 男子団体 第2位(県大会)

  準決勝 庄内中 2-0 高崎中

  決勝戦 庄内中 1-2 沖水中 

 男子個人 内村・田中ペア ベスト4(県大会)

      福田・篠原ペア ベスト8(県大会)

 女子団体 惜敗

 女子個人 有馬・宮島ペア ベスト8(県大会)

 

【軟式野球競技】

 2回戦 庄内中 13-10 祝吉中

 準決勝 庄内中 8 - 0 三股中

 決 勝 庄内中 1 - 0 五十市中

 見事、優勝!

 秋夏連覇を果たしました。おめでとうございます。ちなみに、地区優勝は23年ぶりのようです。

都城地区中学校総合体育大会が行われています!

 6月10日(土)、11日(日)は、雨天のため屋内競技のみの開催となりました。どの競技も熱い試合が繰り広げられました。学校代表として出場した各競技の結果をお伝えします。

 

〈バドミントン競技~6月10日(土)〉

 本校からは、2年生の別府倫ノ生さんが女子シングルスに出場しました。2回戦で3年生との対戦となりました。フルセットまで粘る試合を展開しましたが、惜しくも敗退となりました。今後も大会は続きますので、更に練習を重ね、上位進出を目指してください。 

 

〈柔道競技~6月10日(土)〉

 本校からは、2年生の福永瑛士さんが出場しました。出場選手が最も多い階級で、予選リーグからの試合でした。惜しくも予選リーグで敗退となりましたが、試合時間いっぱいを使う粘りを見せてくれました。何度も投げを打つ姿勢と押さえ込みからの逃げ技は素晴らしかったです。今後も大会は続きますので、更に精進を重ねてください。 

 

〈バスケットボール競技~6月10・11・12日(土・日・月)〉
 女子バスケットボール部は、決勝リーグまで進出し健闘しました。試合前の円陣では、お互いのがんばりを約束するかのようにタッチをするなど、スタンドから見ていてもチームワークの良さを感じ取ることができました。戦績は次の通りです。
 〇予選トーナメント

  庄内中 87-36 西中
  庄内中 53-47 沖水中
 〇決勝リーグ
  庄内中 39-126 三股中
  庄内中 40-84 中郷中
  庄内中 62-67 小松原中

 最後の小松原中戦は、県大会出場をかけた試合となりました。第4クオーター終了間際に56対56の同点に追いつき3分間の延長戦に入りましたが、惜しくも敗戦し県大会出場は逃してしまいました。3日間にわたり粘りを見せてくれた女子バスケットボール部のみなさん、お疲れ様でした。

 

〈剣道競技~6月11日(土)〉

 剣道部は、女子は団体戦と個人戦に、男子は個人戦にのみ出場しました。大会では最初に団体戦が行われました。女子団体戦は、三股中との一騎打ちとなりました。優勝した三股中に手数では負けない粘りの剣道を展開しましたが、残念ながら敗戦となりました。県大会の出場権は得ることができたので、県大会での活躍を期待しています。個人戦は、男女とも上位に残ることができず惜敗となりました。

 

 6月12日(月)から、屋外の競技もはじまりました。これまでの結果をお知らせします。

〈ソフトテニス競技〉

 男子は団体戦が行われました。戦績は次の通りです。

 〇予選リーグ(2勝で決勝トーナメント進出)

  庄内中 2ー1 三股中

  庄内中 1-2 沖水中

  庄内中 2-1 五十市中

 〇決勝トーナメント 

  庄内中 2-0 中郷中

 団体戦は、現在、ベスト4に残っています。明日は個人戦が行われます。団体戦の残り試合は、大会3日目に行われます。

 

 女子は、個人戦が行われました。有馬・宮島ペアが順調に勝ち上がり、現在、ベスト8に残っています。明日は団体戦が行われます。個人戦の残りは、大会3日目に行われます。

 

 

〈軟式野球競技〉

 本日から試合が始まりましたが、組み合わせにより、本校の試合はありませんでした。いよいよ明日、第1試合の祝吉中戦が初戦となります。がんばってください。

人とのつながりを考える集会

 6月8日(木)、写真はありませんが、5校時に専門委員会が行われました。学級での討議の後に各学級からの意見を持ち寄って全校専門委員会を行い、来月の活動内容が検討されました。より良い庄内中を作り上げるために、生徒会を中心にがんばってくれるはずです。

 

 6校時は、「人とのつながりを考える集会」を行いました。講師に弁護士の宮本広志さんをお迎えし、いじめ問題についての講話をお願いしました。弁護士とは。法律とは。人権とは。生徒たちもなんとなくは知っていたと思いますが、講話のはじめに丁寧に説明してくださいました。

 いじめ事件の裁判で問われる責任は、民事責任と刑事責任があることなどをお話しいただいた後、実際に起こったいじめ事件の裁判で明らかになった事件の概要を紹介してくださいました。

 事件の話が進むにつれて、体育館は「シーン」と静まりかえりました。事件の残念な結末を聞き、涙を流す生徒もいました。

 宮本さんの「どんな感想をもったか発表してくれる人はいますか?」の問いかけに、しばらく沈黙が続きました。しかし、4名の3年生が勇気を出して手を挙げ、3名が指名され発表してくれました。発表が終わると、体育館には全校生徒の拍手が鳴り響きました。全校生徒が発表者の意見に共感しているのだとすぐに分かりました。

 人の心をコップに例えると、人が受けた心の傷は水。コップが水を受け止めるように、人は我慢をするのです。しかし、限界まで傷ついた心は、表面張力がはたらいていっぱいに水が入ったコップと同じで、あと1滴の水であっても受け止めることができなくなってしいます。悲しい事件はこうやって起きてしまいます。人の心は見ることができません。中身が見えないコップと同じなのです。

 人の心の状態をとても分かりやすく説明してくださった今日の講話で、生徒たちは、人とのつながりをしっかり考えてくれたのではないでしょうか。