今日の給食

今日の給食

いわしの生姜煮

 

【麦ごはん いわしの生姜煮 キャベツの塩昆布和え さつまいものみそ汁 牛乳】

 今日の給食放送一口メモは、出汁についてでした。

給食のみそ汁には、いつも、ある食べ物からとった「出汁」を使っています。何の出汁を使っているか分かりますか? …答えは、煮干しです。出汁は、煮干しの他にも、かつお節や昆布、トビウオ、干しシイタケ、そしてなんと、肉や野菜などからもとることができます。出汁を使うと、味に深みが出ておいしくなるだけでなく、塩やしょうゆを使う量を減らせるので健康的です。出汁をとると、不足しがちな栄養素のミネラルをとることができ、うまみ成分には食べすぎを防いだり、心を落ち着かせてくれる働きがあるともいわれています。みなさんも料理をするときは、家庭科の調理実習を思い出して、だしをとってみてくださいね。今日の川南町でできた食べ物は、米、さつまいもです。

 

ハヤシライス

 

【麦ごはん ハヤシライス いろどりサラダ 牛乳】

 今日の給食放送一口メモは、ハヤシライスについてでした。

ハヤシライスは、明治のはじめに横浜や神戸の洋食店で出され、大正時代にカレーライスとともに全国に広まりました。ハヤシライスの語源はハッシュド・ビーフという料理からきています。これは薄切りにした牛肉をバターで炒め、野菜などといっしょに煮込んだものです。これをご飯にかければ、英語でハッシュド・ビーフ・アンド・ライスということになります。しかし、こんな長い名前では大変なので、ハッシュド・ライスと略され、それがハッシュライス、ハヤシライスとなったのではないかと言われています。今日の川南町でできた食べ物は、米、ぶた肉、なす、きゅうりです。

川南の浜うどん♪

 

【ごはん 浜うどん汁 日向李コロッケ ごまあえ 牛乳】

 今日の給食放送一口メモは、浜うどんについてでした。

浜うどんは川南町で誕生したうどんです。川南町の港でとれたシイラという魚を粉にして、宮崎県産の小麦粉といっしょに混ぜて作っています。粉の割合など製めんの方法をかえ、完成するまでに2年もかかったそうです。また、町内のお店でも出されており、和食だけではなく、洋食など、いろいろな料理に使われています。今日はかつお節と煮干しの合わせだしにシイラのうま味も加わっています。まずは汁を味わってのんでみてください。今日の川南町でできた食べ物は、米、浜うどん、きゅうりです。

みそ炒め

 

【ごはん みそいため ごぼうサラダ 牛乳】

 今日の給食放送一口メモは、給食の栄養量についてでした。

給食の栄養量には、国が決めた基準があり、みなさんが1日に必要な栄養の3分の1がとれるように考えられています。学年が上がるにつれて、給食が増えたと感じた人もいるかもしれません。たとえば、小学校3・4年生と比べて、1・2年生の量は少なく、5・6年生の量は多くなっています。もちろん、小学校から中学校に上がるときも、給食の量は増えます。これは、体が大きくなるにつれて、必要な栄養の量が増えるからです。みなさんは、大人とは違い、骨や筋肉がどんどん成長していて、体を作っていく途中の段階です。好きなものばかりでなく、いろんな食べ物から栄養をとって、じょうぶな体を作らなければいけません。好き嫌いせずに食べてくださいね。今日の川南町でできた食べ物は、米、豚肉、きゅうりです。

鶏そぼろご飯

 

【ごはん 鶏そぼろご飯 わかめスープ 牛乳】

 今日の給食放送一口メモは、お米のとぎ方についてでした。

米は、「洗う」といわずに「とぐ」といいます。これはなぜでしょう。むかしは精米の道具がなかったので、玄米から皮をとるために米を水にひたして、全身に力を入れてゴシゴシとこすっていました。これが、「米をとぐ」という言葉になりました。今は、機械で精米されるので、むかしのようにゴシゴシこする必要はありません。白米についている「ぬか」を落とせば十分です。手をまるくして20回くらいかき回し、これを水をかえて3回くり返しましょう。給食のごはんは、川南町でとれたお米、コシヒカリを炊いています。特に8・9月は、とれたての新米です。味わって食べてくださいね。