学校の日常

新規日誌

いのちの授業

 9月12日(木)と9月17日(火)の2日間、みやざき動物愛護センター職員2名による4年生を対象とした「いのちの授業」が行われました。
 1日目は、動物の置かれている環境を「野生」「家畜」「ペット」に分け、それぞれの環境でどのように生活しているのかを考えたり、聴診器を使って自分自身の心音を聞いたりしながら命について考えました。
 2日目は、「動物への関わり方」「動物との共生」について考えました。提示された写真や絵を見ながら動物の気持ちを考えたり、どのような言葉を発しているのかを考えることで、動物の心の中を想像したりしました。子どもたちは、動物愛護センターの方の問いかけに挙手をしながらたくさん答えていました。
 最後に、動物愛護センターの方から子どもたちに、「自分のよさや得意なことを見つけてください。そして、友達のよさを見つけて教えてあげてください。そのことが、他の人を大切にすることにつながり、動物も大切にできる人になります。」というメッセージが伝えられ、「いのちの授業」が幕を閉じました。
 小学生の時に、今回のような授業を受けた子どもたちは、これから先も、動物の命を始め、すべての命を大切にし、思いやりをもちながら生活していくことができることでしょう。
 みやざき動物愛護センターの皆様、ありがとうございました。

わくわく教室

9月13日(金)に5年生を対象とした「わくわく教室」が行われました。講師は、新渡戸文化学園の山内先生とイツノマの方々です。
 体育館に集まった5年生に講師の先生は、「本日の学習は、創意工夫ができる図画工作の時間であり、自由な発想で取り組んでほしい」という旨の説明をされました。
 そして、そのあと、子どもたちの目の前にブルーシートに包まれたものが登場しました。ブルーシートを開けると、様々な長さや形をした木切れがたくさん現れ、子どもたちはとても驚いたのと同時にきらきらと目を輝かせていました。まずは、自分で一番高い塔を作り、その後、友達と協力しながら作品を作りました。いろいろな場所で、個性豊かな作品が作られており、鑑賞をした子どもたちから驚きの声がたくさん聞かれました。
 そこで、素材が一つ追加されました。たくさんの紙コップです。子どもたちの目はさらに輝き、豊かな創作活動が続きました。
 2時間の時間の中で、それぞれの思いを生かしながら友達と協力し、作り上げた作品は、どれもとても素敵なものでした。それ以上に、個々の発想を生かし、協力しながら作品を作ることに喜びを感じていた子どもたちです。普段の学習とは一味異なる体験がとても楽しかったようです。
 この活動は、2月にも行われます。今から、その日を心待ちにしている子どもたちです。

 

棒踊りの伝承

9月12日(木)の6時間目に、5・6年生から4年生に向けて棒踊りの伝承が行われました。この棒踊りは、本校校区内にある篠別府地区に伝わるもので、本校で約30年間踊られている伝統芸能です。今年度も10月に行われる運動会で、4・5年生が披露する予定です。その第1時間目として、今回の伝承場面を設けました。5・6年生が、棒の動かし方や体の向きなどを優しく、丁寧に教えていました。教えてもらう4年生は、踊り方を身に付けようと懸命に学んでいました。これから練習を積み重ねて、本番に臨んでいきます。4年生の成長が楽しみです。

9月の参観日

 9月6日(金)は、9月の参観日でした。台風10号の影響で、9月2日(月)から2学期がスタートし、5日目の参観日となりました。子どもたちは、保護者の方が来てくださるのを心待ちにしていました。参観授業は、夏休みの思い出を発表したり、保護者の方と一緒に色作りをしたり、国語や算数、社会などの学習したりと様々でしたが、どの教室でも懸命に授業に取り組む様子が印象的でした。懇談会では、話をされたり、頷きながら話を聞いたりする姿が見られました。来月は、秋季大運動会が計画されています。これから練習を少しずつ始めていきます。次回の運動会でも成長したお子さんの姿をぜひご覧頂きたいと思います。参観及び学級懇談会へのご参加ありがとうございました。

地震対応避難訓練を行いました

 9月5日(木)の2校時に地震対応避難訓練を実施しました。放送で地震発生が告げられると子どもたちは、頭も守るために机の下に身を隠しました。次に避難の指示が告げられると、無言で整列をし、頭を守りながら運動場に避難しました。担任が人員点呼を行い、教頭に報告、全員そろったことを確認し、校長に報告しました。その後、校長が話をしました。「学校にいるときは、本日のように担任の指示できちんと避難できた。登下校や家に居るとき等、学校以外の場所で地震が起きたときに、どの様に行動すればよいのか、可能であれば本日お家の方と話し合ってもらいたい。自分の命を自分で守るためにぜひ考えて欲しい。」と子どもたちに告げました。
 8月に日向灘を震源とする大きな地震が起き、本校職員も子どもたちも、これまで以上に真剣に訓練に参加することができました。近い将来に起こると言われている南海トラフ地震を含む災害時に備えて、今できることを今しっかりと行い、備えていかなければならないと改めて感じることができた避難訓練でした。