2016年6月の記事一覧
低学年の集合学習はじまりました。
今週は、村内小学校の1年生27名、2年生19名の子どもたちが椎葉小に集まってくれました。
1日目
1年生にとっては初めての集合学習です。特に、いつもは複式学級で1人や2人で勉強している子どもにとって、大勢の友だちといっしょに授業を受けることは、カルチャーショックだったと思います。
最初のうちは、ぎこちなかった子どもたちですが、次第に打ち解けて楽しく活動をしていました。
下の写真は、午前中に行われた図工の学習の様子です。色画用紙などを切ったり貼ったりして、教室いっぱいに自分の住みたい「ゆめのまち」を作ったところです。大勢だからこそ体験できる学習を、この集合学習では行っています。
午後から、1年生は体育で水泳の学習をしました。
2年生は、4つのグループになって「椎葉の町たんけん」に出かけました。特に椎葉村役場、八菜館、椎葉山の語り部(観光みやげやさん)では、自分たちで考えた質問をしていました。
椎葉村役場では、役場の仕事について説明してもらい、特別に村長室のイスにも座らせてもらいました。八菜館では、この長雨で野菜がたくさん入ってこないことを聞き、天気と野菜の関係に気づいたようです。また、椎葉山の語り部では、椎葉のお土産について聞いていました。最後に、とうふかりんとうを試食させてもらって大喜びの子どもたちでした。
2年生は午後から体育でドッジボールをしました。大勢でするボール運動はとても楽しかったです。
5年生、6年生の集合学習が始まりました。
先週の中学年に続いて、今週は村内の5年生(22名)、6年生(21名)が本校に集まってくれました。
日頃、子どもたちは少人数の限られた環境で学習しているため、話し合いなどをしても深まりがなかったり、多様な考えに触れることができなかったりすることから、この集合学習が始まったと聞いています。
たくさんの友達と一緒に問題を解決していく学習を通して、自主性や積極性を培い、自分の考えを表現できるようにすること。つまり確かな学力を付けさせることが大きな目的です。そのために、授業づくりにも先生方はいろいろと工夫されています。例えば、ゲストティチャーを招いて専門的な立場からお話を聞く機会がありました。
1日目
音楽の時間には、いつもは少人数でしか歌うことのできなかった合唱曲を、大人数でパートに分かれて練習することができました。この授業は中学校の音楽の先生にお願いしていたので、特に6年生は中学校での授業をイメージできたと思います。
5年生の社会科では、6月の土砂災害防止月間と合わせて日向土木事務所椎葉駐在所の方に来ていただき、土砂災害の学習をしました。実際の土砂災害の様子が映し出されたビデオを視聴した後、もう少し詳しく知りたいことや分からなかったところを質問しました。最後にグループになって土砂災害から自分の身を守る方法を考えまとめました。
2日目
夕べ、6年生は夢織りの館に宿泊しました。2学期に行われる修学旅行に備えて、楽しく交流ができたようです。
今日も、みんなで考えを出し合う授業に取り組みました。下の写真は、6年生の算数の学習の様子です。立式はできても、なぜそのような計算になるのかを説明するのは難しいものです。隣同士やグループで話し合いながら説明の仕方を考えていました。
午後から、5年生は「たばこの害」について、6年生は「薬物乱用防止」について学習を行いました。この学習には、日向警察署生活安全課の方々に講師をお願いしてたばこの身体に及ぼす害や、薬物・危険ハーブが大変に恐ろしいものであることを話していただきました。初めて知ることも多く、子どもたちは真剣に聞いていました。
3・4年生の集合学習が始まりました
今日から村内6校の3年生、4年生が本校に集まっての集合学習が始まりました。
午前中は、3年生は椎葉民俗芸能博物館に行って、昔の椎葉の人たちの暮らしについて調べました。
4年生は、私たちの安全を守る仕事をされている消防団の方や、駐在所のおまわりさんにお話を聞きに社会見学に行きました。実際に消防車やパトカーを見せてもらいながらの説明に、子どもたちは村の安全を守る仕事の大変さを学びました。
5時間目は、3・4年生合同の水泳です。延岡のスイミングスクールから講師の先生にも来ていただき、水の中での姿勢などの基本的をしっかり練習しました。
最後には、4泳法の模範を見せてもらい、その素晴らしい泳ぎに感激していました。次の水泳の時間が待ち遠しい子どもたちです。
泳力の向上を目指して
今日は5・6年生のプール開きがありました。梅雨の晴れ間、気温もぐんぐん上がり、絶好の水泳日和になりました。
7月下旬に村の各小学校の5・6年生が集まっての水泳大会が行われます。まだ、25mを泳げない子どももいますが、大会までには泳げるようになってくれるでしょう。
入賞することも大事ですが、それよりもいざという時に自分の命が守れるように、泳力の向上を目指して指導していきます。
砂で自分の住みたい町をつくったよ
はじめにグループになって砂山をつくります。大きな山ができたらトンネルを掘りました。トンネルができたら、トンネルとトンネルを結ぶ道路をつくっていきます。となりのグループと話し合いながら道路をつなげていきました。そして、子どもたちの間から、「椎葉にはダムがあるからダムを造りたい」、「橋もつくっていいですか」など、アイデアが出されたのにはびっくりしました。
道が通ったら、自分の家を道路の側につくります。もってきたヨーグルトの容器やゼリーのカップなどに砂を入れて型を取り、思い思いの家をつくっていました。
最後に、水を流したいというので、容器やカップに水を汲んできて、道路やトンネルに水を流していました。これが一番楽しかったようです。