2023年5月の記事一覧

生徒総会

5月26日(金)に令和5年度の生徒総会が実施されました。

 生徒総会とは、学校をよりよいものにするために、生徒全員が集まり、各委員会の役割・目標・活動内容について、それぞれのクラスからでた意見に答え、生徒全体で学校のことを考えていこうという、生徒主体の学校づくりには欠かせない行事です。

 総会当日は生徒会役員が進行しました。初めに「生徒会歌」を歌い、生徒会長から生徒総会の目的や意義について説明がありました。事前に配付された資料には「発表までの流れ」や「話し合いのルール」等、初めて参加する1年生にも理解できるように、丁寧な説明がありました。特に、「話し合いのルール②」では、意見を求められたとき、賛否を問われたときのスキルについて細かく記されており、とても勉強になったと思います。その後昨年度の会計報告や今年度の予算案、令和5年度の生徒会スローガンの発表、そして各委員会の委員長から今年度の活動方針や活動の具体的な内容の説明と続きました。ちなみに、スローガンは「密になれ」~互いの心を通わせ思いを繋ごう~です。その提案理由は次の通りです。

 今年度に入り、コロナウイルスの制限がだんだん緩和され、昨年度よりたくさんの人と関わり合える場が増えてきました。この機会に合わせて、今まで以上にいろいろな人とコミュニケーションをとり、お互いに笑顔になってほしいと思います。そこで、コロナで離れた心の距離を密接にして欲しいと考え、このようなスローガンを設定しました。まずは日頃の生徒会活動やいろいろな行事に一生懸命取り組み、学級・学年で密な関係をつくっていきましょう。そして、学年や地域の垣根を越えて、多方面で貢献できる活動をしていきたいです。全校生徒が笑顔であふれる学校生活を送れるよう、これからの生徒総会を充実したものにしていきましょう。

 さて、総会の後半は全体討議となり「楽しい学校生活を送るために学校・学級で取り組めること」について、話し合われました。事前に学級討議でも話し合われていた内容なので、発表そのものは活発に出されていました。しかし、その内容についての深まりは?と考えるとまだまだ課題の残る話合いにとどまってしまいました。

生徒会担当職員より

生徒総会を終えて~ 計4回の学活での学級討議を経て、生徒総会を無事行うことができました。学級での話し合い活動でも生徒全員が、学校のために活発な意見を出している姿を見ることができて、改めて高千穂中学校の素晴らしさを感じました。本番の生徒総会でも学級委員長を中心に「学校を良くしたい」という気持ちがこもった意見がたくさん飛び交いました。これも生徒会総務、全校専門委員長・副委員長が昼休みなど、自分の時間を割いて頑張ってきたからでもあると思います。最後の講評であったようにこの生徒総会が形だけで終わらないように、まずは、高千穂中生、そして生徒会が今すべきことを明確にし、生徒全員が過ごしやすい学校づくりを行っていきたいと考えております。本校生徒の実態として、自分に必要な情報を収集し、学び、まとめたりすること、また、教職員の指示した内容を確実に実践するというような自主性はあるものの、それらの内容を基に自分なりに判断し、考えをまとめ、発信したり、行動したりするような、いわゆる主体性については、まだまだ課題が残ります。今後も、生徒たちが根拠に基づいて主体的に考え、正しく判断し、実践するために必要な、「深く考える力」を育て、伸ばしていく手立てが必要であると痛感しました。

体育大会

校長挨拶~抜粋

 令和5年度がスタートして今日まで、みなさんはこの体育大会のために一生懸命練習してきました。特に3年生。各団とも団長、副団長、リーダーを中心にお互いに競い合いながら盛り上げてくれました。それ以外の3年生も1,2年生の模範となる素晴らしい取組だったと思います。そのかいもあって、先日行われた予行練習では多くの感動をいただきました。ありがとうございました。しかし、それでもなお、皆さんに期待をしてしまいます。それは、皆さんにはまだまだ可能性があると思うからです。

 本日、このような素晴らしい青空のもと、体育大会が開催できることを本当にうれしく思います。高千穂の宝である皆さんの活躍を保護者はもちろんのこと、町長をはじめ、来賓としてご臨席いただいている教育長、学校運営協議会の方々など、地域の皆さんもとても楽しみにしています。

 この体育大会は、皆さんが主役です。私たちにとっても誇りである皆さんの最高のパフォーマンスを惜しみなく発揮し、披露してください。いいですか。保護の方々やご来場の皆様にお願いいたします。子供たちの勝敗も大切ですが、集団行動などの主体的な動きや仲間と楽しむ姿もご覧いただき、応援してください。そして、感動を分かち合いましょう。なお、時折子供たちと一緒になってはしゃぐ先生方がいるかも知れませんが、その点につきましては、どうかご容赦ください。今日一日、大いに楽しみましょう。以上、挨拶とします。

燃える団顧問

 

☆栄光の記録☆

【学級対抗リレー】

 1年  1位3組  2位1組  3位  2組

 2年  1位2組  2位1組

 3年  1位1組  2位3組  3位2組

【団技】

 1年 竹取物語

    1位赤団  2位黄団  3位青団

 2年 ガラガラヘビがやってくる

    1位黄団  2位青団  3位赤団

 3年 台風の目

    1位青団  2位赤団  3位黄団

【団対抗リレー】 1位赤団  2位黄団  3位青団

【競技の部優勝】 赤団

【応援の部優勝】 黄団

赤団団長 渡邊晃成 ~ 僕は、体育大会で赤団の団長をしました。理由は、人を動かす力を身に付けたかったことと、中学校生活最後の体育大会を楽しみたかったからです。全体練習や、予行練習ではみんなを完璧にまとめることはできませんでしたが、本番の体育大会ではみんなと心を一つにして体育大会を全力で楽しむことができました。僕は体育大会を終えて成長したこと、学んだことがたくさんありました。成長したことはみんなの心を一つにしてまとめることです。練習を重ねるうちにみんなの心が一つになっていき、とても楽しかったです。学んだことは、団員をまとめることの大変さです。最初は皆をまとめることは簡単だと思っていましたが、最初の結団式の応援練習で思うようにみんなを動かせず、つらい思いをしました。しかし、このことを生かしてダメだったことを次の練習から改善することができました。僕にとって、今年の体育大会は自分も大きく成長できた最高の体育大会になりました。

赤団副団長 佐藤璃空 ~ 僕が体育大会を終えて思ったことは、総合優勝ができて団のみんなと協力できたことがうれしかったということです。最初はうまく団全体でまとまることができなくて、本当に優勝できるか不安でしたが、練習を重ねていくうちにみんながまとまってきて団結力が出てきました。副団長が大変で辞めたいという時もありましたが、団のみんなのおかげで最後まで頑張ることができました。本番では、各競技で赤団のみんなの活躍する姿がとても格好良かったです。個人としても、中学校生活で初めての賞だったのでとても嬉しかったです。中学校生活の体育大会で最高の思い出ができたので良かったです。 

赤団副団長 土持羽瑠 ~ 私は、赤団の副団長をしました。中学校最後の体育大会で副団長になってみんなをまとめられるか、しっかり団長を支えられるか、不安はたくさんありましたが、最後まで全力で頑張ることができました。その中でも声出しを頑張りました。並ぶ時の指示出し、競技中の応援、エール交換など、声出しを特に頑張りました。自分たちで考えて、どの団よりも、早く行動することなど心掛けて頑張りました。今回、応援賞は取れませんでしたが、赤団のみんなで力を合わせて、優勝することができて、中学校最後の体育大会で、良い思い出になりました。副団長として、団長をしっかり支えて、赤団をまとめることができました。

 

黄団団長 甲斐耕太郎 ~ まず、応援賞をとることができて、とてもうれしかったです。応援賞をとれたのは、黄団全体が一つになって、頑張れたからだと思います。また、何より中学校生活最後の体育大会が黄団でよかったとすごく思いました。これからも卒業まで3-2のみんなで突っ走っていきたいです。3-2最高!!

黄団副団長 佐藤獅音 ~ 僕は必ず黄団は応援賞をとれると思っていました。「応援賞は黄団です。」と言われたときはとてもうれしかったです。体育大会まで練習期間は少なかったけど、黄団のみんなと一致団結して、最高の体育大会にできて良かったです。これから体育大会で学んだことを生かして、学校生活を楽しんでいきたいです。

黄団副団長 田上和奏 ~ 中学校生活最後の体育大会、副団長として最高の体育大会にすることができました。黄団と昼休みや全校体育で行った応援練習はとても楽しかったです。3年2組で円陣を組んで競技に全力で挑み、黄団全体が全力で声を出し、応援をし、応援賞がとれたのはとてもうれしかったです。この3年2組のキズナでこれから残り少ない行事を楽しみたいと思います。

 

青団団長 本願極真 ~ 今回の体育大会で初めての団長をしました。最初は、声がとても小さくて不安になりました。1,2年生のころの団長はたくましくて雲の上のような存在でした。だから、自分の中でもマイナスな気持ちがたくさんありました。ほかの黄団や赤団と練習をしていくうちに、僕も頑張らないといけない、引っ張らないといけないという気持ちになっていきました。副団長やリーダーと協力し、助け合っていく中でたくさん成長することが出来ました。また、体育大会では、団が一つになり声をしっかり出すことが出来ました。優勝と応援賞のどっちも取れなかったけど最高の思い出を作ることが出来ました。先生方や保護者の支えがあったからこそ、この体育大会ができたと思うのでしっかり感謝してきたいです。

青団副団長 押方みず ~ 今年の体育大会で副団長として団長を支えながら皆を引っ張る事ができ、最高の体育大会になったと思います。優勝をとることはできなかったけどみんなで競技や応援に全力で取り組み、笑顔で終えることができ3年生にとっての中学校生活最後の体育大会は良い思い出になったと思います。練習では、一人一人が声を出して練習をするうちに団のみんなの仲も深まり、練習では負けていた団技もとる事ができたので良かったです。この経験を忘れずにこれからの学校生活もみんなで協力して頑張りたいです。

青団副団長 甲斐 丞 ~ 今年の体育大会を終えて、ぼくは練習のときは、上手くまとめられなく、いつも赤団黄団に先を越されていたのと、伝えるのが下手で1,2,3年生のみんなに応援の内容が伝わっていなく、声が小さかったのがダメでした。でも本番前の練習からは、いろいろと工夫をし、みんなの声が大きくなっていって嬉しかったです。本番では、動きを大きくしてと、伝えて自分が一番に動きました。そしたら団の数人は、自分を真似して、大きく動いてくれました。最後の団対抗リレーでは、団長と副団長がいない中、リーダーのみんなが手伝ってくれました。またそれについてくる感じで皆が一つになって応援をしてくれました。最初の結団式に比べ、とても、団結したのを感じました。

体育大会予行練習

 5月17日(水)は体育大会の予行練習でした。昨年と比べて各学年の団技を加え、コロナ禍以前のプログラムにほぼ近い状態で実施します。各役員の動きを思い出しながら確認し、20日(土)の本番に備えました。集団行動は、ご覧のとおり見事なものですが、現状に満足しないのが令和5年度の高千穂スタイルです。「現状維持は後退」を意味します。生徒一人一人の姿勢から指先まで、集団行動は意識一つでどこまでも向上します。ただし、この日の気温は、最高29℃まで上昇しました。こまめな水分、塩分補給。生徒一人一人、個に応じた体調管理を主体的に行う。学校で指導したことが一般社会でも生かされるように教育しています。生徒は、原則座らせた状態で開閉開式を実施し、帽子については、国旗掲揚・国旗降納時にも着帽したままとします。熱中症対策も考慮しながらの開催となります。各団長の意気込みは、赤団「赤団の良いところは、真面目で素直なところですが、何といっても一番は、明るく元気なところです。この元気さを活かして、赤団!W優勝目指して頑張ります。」、黄団「全力を出して、思い出に残る、悔いの残らない体育大会にしたいです。そのために、練習では誰よりも大きな声を出し、団を盛り上げてきました。練習していくうちに団の団結力も高まってきました。黄団の力をすべて出し切り、必ずW優勝を勝ち取ります。」、青団「蒼炎。僕たち青団は、全力で競技し応援をします。青団の内に秘めた闘志を表現していきます。誰しもの記憶に残る体育大会にし、必ずダブル優勝をとります。」とのことです。

 予行練習では、応援優勝は全団同点で引き分け、競技の部は赤団が優勝しました。当日はどの団が優勝を勝ち取るのでしょうか。天候がやや心配されますが、生徒の皆さんにとって心に残る素晴らしい大会になることを期待しています。

読み聞かせ

 令和5年5月11日(木) 本年度初めての読み聞かせが行われました。本校では、月に1回地域の方がいらっしゃって、主に1・2年生に読み聞かせをしてくださいます。本離れが進む中、月に1回ですが生徒がとても楽しみしている時間です。

交通安全教室

 5月11日(木)に交通安全教室を実施しました。本年度も高千穂警察署、高千穂交通安全協会から講師の方々をお招きし、講話と歩行練習を行いました。まず、交通安全協会指導員の方から、横断歩道や「止まれ」の標識がある場所、歩道に車が駐車してあるときの歩行方法などについて、詳しく説明していただきました。現在は大人・子ども関係なく、横断歩道を渡る際には、手を挙げて渡らないといけないなど、生徒だけでなく教職員も改めて知ることが多々ありました。

 続いて、全校生徒で歩行練習を行いました。グラウンドに横断歩道や標識、車両を用意し、警察官や指導員の方によるご指導のもと、1人2回ずつ行いました。生徒たちは、大きな声でしっかりと確認しながら歩行しており、説明していただいた歩行の仕方について、実感を伴って理解できたようです。 

 

 

 

 

 

 最後に、警察官の方から、高千穂地区の交通事故の状況、事故の起こりやすい状況などについて説明をしていただきました。高千穂地区は、現在のところ発生件数は少ないが、観光客が多いため、車の量や歩行者が多く、事故につながる可能性がたくさんあるという内容でした。そのため、今回の交通安全教室での歩行練習が大きな意味をもちそうです。生徒も真剣な表情で聞いており、自分のこととして考えていました。

 全校生活委員長からのお礼の言葉では、「小学生のときには、横断歩道を渡る際には手を挙げて大きな声で確認ができていたが、今はそれができなくなっている。また、横断歩道がないところを歩いていたこともあったので、今日のことを忘れず、これからの生活を送っていきたい。」と今回の交通安全教室をとおして、自己を振り返り、今後に向けて実践していきたいという決意も見られました。改めて、交通安全へ対する意識を高めることができた交通安全教室となりました。

 
 

結団式

 第77回体育大会は、5月20日(土)に開催します。その結団式が行われました。今年のスローガンは、「力戦奮闘~己の可能性を最大限に引き出せ~」です。体育大会実行委員長の佐藤蝶華さんが力強く披露してくれました。

 ・・・スローガン中の『力戦奮闘』には、「全校生徒で力いっぱい、勇気を奮って体育大会に臨みたい」という意味があります。そして、令和4年度生徒会スローガン「虹~一人一人が基礎を築き 輝く未来のかけ橋へ~」を達成するための集大成の学校行事であり、中学校生活で築いた一人一人の基礎を力に可能性を最大限に発揮できるような体育大会にしたいと思っています・・・。

 各団長が自己紹介をした後、団色を決めました。今回はゲームをするのではなく、ステージ上のはちまきが入った封筒をいっせいに選び、色を決めるという、単純明快な方法でした。

避難訓練(地震)

 災害時の状況に応じて、教職員及び生徒の的確な判断のもと、自らの安全を確保するための行動ができるようにする。これが今回の避難訓練の主たる目的です。本校は海抜300m弱の高台(町内では低い方かも知れません)にあるため、津波対策は必要ないと考えられますが、急傾斜地崩壊危険箇所に指定されています。したがって、今回のように地震を想定した避難訓練の場合は、崩落の危険を想定して、この場から避難することが求められます。避難場所は、町立武道館及び自然休養村管理センターが指定されていますが、今回の訓練では高千穂高校のグラウンドをお借りして訓練しました。まず、各クラスで行動3原則を説明し、避難経路を確認(本日の避難場所は高千穂高校グラウンドであること)しました。その後、教頭先生が地震発生の合図放送を入れ、生徒たちは、まず、机の下に身を隠しました。集団行動がしっかり訓練されている本校では、ふざけている生徒はいません。避難指示後、本校グラウンドへの移動は、2分55秒で完了しました。それから、高千穂高校への移動を開始しました。要した時間は、およそ、18分。最初に出発した3年生の移動完了報告が22分10秒後、2年生が22分25秒後、1年生が23分27秒後、そして全体報告が23分43秒後でした。距離にして1㎞前後ですが、移動時の安全を重視したため少々時間がかかりました。集団行動がしっかりできているため、途中の事故もなく無事に高千穂高校グラウンドに到着しました。移動経路の各場所で安全指導を行った職員からも「移動態度が良かった」という報告を受けました。グラウンドで、生徒に避難訓練の目的を尋ねたところ、3年生の興梠樂紳さんが、「生き延びること」と答えてくれました。さすが3年生です。避難訓練は、何より身の安全を確保することが最優先ですからね。そして、災害時における避難の際の心構えとして「想定外を想定する」ということを話しました。災害発生等の緊急時には、訓練どおりにいかないことが多いからこそ、その場の的確な判断がとても重要になるということです。この日の訓練では、新たな課題が見つかりましたので、今後も、避難訓練を含めた危機管理マニュアルを定期的に見直し、より安全な対応や行動ができるようにしていきます。次回は2学期に火災発生時における避難訓練を実施する予定です。

 

心肺蘇生法・熱中症講習会(教職員向け)

 生徒及び教職員の事故発生時に、迅速な判断と適切な初期対応を行うことができるよう、必要な知識や技術を身に付けるための「心肺蘇生法・熱中症講習会」を実施しました。

 西臼杵広域行政事務組合の消防本部職員の方々を講師として招聘し、詳しく指導をしていただきました。本校では、昨年度から5月に体育大会を実施しています。それまでの9月実施と比較して、平均気温は5度以上低くなりますが、人間には至適温度というものがあり、季節によって「暑い」と感じる温度は違います。からだのオーバーヒート状態と言われる熱中症が発生した場合でも、適切な初期対応が施せるよう、教職員も真剣に学びました。周囲の方々への協力の求め方、AEDの使い方、心肺蘇生法の説明と実施、優先順位の確認、119への連絡の仕方(訓練として、実際に電話をしました。)等、本番さながらの訓練でした。そして、最後に質問コーナーもありました。毎年実施していることではありますが、より技術を磨いていくためには必要な講習です。できれば事故が発生しないことが最も望ましいことですね。

対面式・部活動紹介

 4月14日(金) 対面式・部活動紹介

 恒例の行事。特に後半の部活動紹介には、毎年、普段以上に力が入っています。おそらくどの学校でも同じ傾向が見られるのではないでしょうか。本校もなかなか見応えがありました。生徒会が中心となって運営されたこの行事。1年生を迎える2、3年生の集団行動はさすがでした。

 

 

 

 

 

 

 はじめに生徒会の全体説明と専門委員会について、話がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 続いて、部活動紹介が行われました。本校は、10団体の部活動と3団体の社会体育部があります。

 

 

 

 

 

    

 

 

 

 

 

         

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 どの部活動も趣向を凝らした紹介ができました。なお、GW中に開催された県北大会で多くの部活動が活躍してくれたようです。あらためて紹介させていただきます。

入学式

 4月11日(火) 新たに89名の新入生が入学し、全校生徒241名が揃いました。いよいよ、令和5年度高千穂中学校のスタートです。

 

校長式辞

 やわらなか陽ざしと、草木の瑞々しい香りから、春の心地よさが感じられるこの良き日に、町長をはじめ、多くのご来賓の皆様のご臨席のもと、第77回高千穂町立高千穂中学校の入学式を挙行できますことは、この上ない喜びであります。心より感謝と御礼を申し上げます。

 新入生89名のみなさん、ご入学おめでとうございます。みなさんと出会える日を、教職員及び先輩たち一同、心待ちしていました。中学校というまったく新しい環境、新しい仲間、そして感染症に関する新しい生活様式のさらなる確立等、心配や不安がたくさんあると思いますが、焦らず一歩ずつ前進してほしいと願っています。

 みなさんには、はじめに本校の教育目標を覚えていただきます。

 「心豊かで知性にあふれ、たくましく伸びる生徒の育成」です。

 自他を大切にし、主体的に学習や行動をしながら、成長し続ける生徒になってほしいと願っています。次に、めざす生徒像ですが、礼儀正しく覇気のある生徒、目標をもち、生き生きと活動する生徒、GLOCAL精神をもち地域に根差す生徒、です。

 具体的な例をあげると、1年生の頃、学習に対して消極的だったという反省を生かし、2年生では積極的に勉強するという向上心の高い生徒、「1年生の模範となる行動がとれる先輩になりたい」という高見をめざす生徒、3年生として様々な行事でみんなをまとめ、成功に導くというリーダー性の高い生徒、最後の中学総体で、みんなで県大会に行くという目標を掲げる連帯感の高い生徒、受験対策にしっかり取り組む等、中学校のゴールを見据えることができる生徒、生徒会役員として各学年の課題を把握し、その解決に向けて問題提起をし、解決に取り組む責任感をもつ生徒、地域との交流を深めるとともに国際的な視野に立って地域を見直そうとうする生徒などです。

 もう、みなさんも気付かれたと思いますが、ただ今例に挙げた生徒は、先週7日金曜日に行われた新任式や始業式で、本校の2,3年生が今年度の抱負として述べてくれた内容です。

 子供には可能性があります。その可能性を引き出すのは、先輩たちや地域、保護者の方々、そして、我々教職員です。ですから、みなさんは良かれと思ったことはどんどん実践してみてください。時には「失敗するかも知れない」という不安が出てくることがあるかも知れませんが、先生方にはその失敗を許すことができる広い心をもつよう、お願いしてありますので、安心してください。

 新入生の保護者の皆様、お子様の中学校ご入学、誠におめでとうございます。喜びもひとしおのことと存じます。新しい環境での友達関係や学習、そして感染症対策など 、心配や不安も多くあるのではないでしょうか。将来のある大切なお子様をお預かりいたします。子供たちにとって安心・安全な学校、楽しい学校、地域発展の基盤をなす学校を目指して、本校教職員一同全力を尽くして参ります。日々めまぐるしく変化する現代社会に、柔軟に対応できる生徒を育てていくための土台は、本校の先輩たちはしっかりと身に付けています。新入生のもつさらに新しい感覚を融合させ、令和5年度の高千穂スタイルの構築に向けて、どうか力をお貸しください。

 本校の生徒と初めてであったとき、こんな学校があったのかと驚きを隠せませんでした。今自分が何をすべきか、しっかり考え実践する。言われた時間に対し、時計を見て行動できる。整然と集団行動ができる。かけた褒め言葉に素直に「ありがとうございます」と言うことができる。子供たちだけでなく、高千穂中学校そのものにも無限の可能性を感じております。しかしながら、教育は学校だけでできるものではありません。学校と家庭、地域がそれぞれの役割を認識しつつ、手を取り合ってこそ、子供たちにとって実りある教育ができると思います。子供たちの成長をともに確かめ合いながら、確実に進んで参りたいと思いますので、保護者の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

 結びに、本校の教育に多大なご支援をいただいておりますご来賓の皆様にあらためて感謝申し上げますとともに、今後ともこの素晴らしい子供たちのために、厳しい中にも温もりのあるお力添えを賜りますことを重ねてお願い申し上げ、式辞といたします。

令和5年4月11日 高千穂町立高千穂中学校 校長 金丸智弘

 

生徒代表歓迎の言葉

 うららかな春の光が、眩しい季節となりました。今日新たな一歩を踏み出す新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。

 2年前、私も慣れない制服を着て、緊張しながら高千穂中学校の門をくぐりました。今皆さんの心は期待と不安でいっぱいでしょう。

 中学校は、小学校と大きく異なる点がいくつかあります。学習面では、各教科の先生から、より詳しく、より丁寧に勉強を学ぶことができます。内容も少しずつ難しくなっていきますが、分からないことがあれば気軽に私たちに質問してきてくださいね。

 また、中学校には部活動があります。それぞれ自分の目標に向かって、日々練習に励んでいます。私は陸上部ですが、目標タイムに近づけるように練習しています。そのおかげで、大会で上位に入賞することができました。

 競技面だけでなく、目上の方に対する言葉遣いや礼儀作法など、部活動を通して学ぶこともたくさんあり、そのすべてが、将来一般社会に出た時に必要なことばかりです。ぜひ、部活動に入部して心身共に鍛えてほしいと思います。

 さて、高千穂中学校には「語先後礼」という大切に受け継がれている伝統があります。この言葉は、相手に対して先に言葉を届けてから礼をするというものです。心を込めて挨拶をするために、このようにしています。私たちもまだまだ勉強中ですが、時と場に応じた挨拶ができるよう、一緒に心掛けていきましょう。

 これから、高千穂中学校で過ごす3年間は楽しいことばかりではなく、辛いことや苦しいことがあるかも知れません。しかし、そんなときは一人で抱え込まないで、友達や先輩、先生方に何でも相談してください。そして私たちと力を合わせて、77年目の新たな歴史を一緒に築いていきましょう。

 皆さんのこれからの中学校生活が充実したものとなることを祈念して、歓迎の言葉といたします。

令和5年4月11日 生徒代表 佐藤 璃空

 

新入生代表あいさつ

 あたたかな春の訪れとともに、私たち89名の新入生は無事に高千穂中学校の入学式をむかえることができました。思い返すと、先月まで私たちはランドセルを背負い、それぞれの小学校に通っていました。今日からは、この新しい制服を着て通学することになり、高千穂中学校の一員となったことを実感しています。

 本日は素晴らしい式を開いていただき、本当にありがとうございます。これから、中学校生活が始まり、勉強や部活動など新たな環境に不安もありますが、楽しみにしていることもあります。それは、学年の人数が増えることです。小学校の時は人数が少なくて1クラスしかなかったけれど、中学校では3クラスになります。小学校ではなかったクラス替えがあるので、気の合う友だちを見つけたいです。

 また、中学校では小学校で学んだことを生かして頑張っていきたいと思います。私は、小学校で積極的に学ぶ姿勢、常に前向きに考えることを学びました。そのおかげで、苦手意識があった学習や難しくて諦めそうになった場面でも、自分の気持ちを切り替えることができるようになりました。

 中学校の学習は、教科ごとで先生方が変わり、今までよりも内容が難しくなり、期末テストなど小学校ではなかったことも増えます。5分長くなる授業時間も集中して話を聞き、家庭学習でもこれまで以上に復習をして力をつけていきたいです。

 校長先生や先生方、来賓の方々、先輩方、今日は励ましの言葉をかけていただき、本当にありがとうございました。高千穂中学校に入学できたことを誇りに思いながら、それぞれの目標や夢に向かって全力で取り組んでいきたいと思います。ご指導よろしくお願いいたします。

 私たちは、今日の感謝の気持ちを忘れずに、仲間と共に学び、励まし合いながら実りある学校生活が送れるように、精一杯努力することをここに誓います。

令和5年4月11日 新入生代表 藤野 由依