日誌

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避難訓練(地震を想定して・・・)

 9月1日は、防災の日です。上長飯小ではこの日にあわせて、毎年地震を想定した避難訓練を実施しています。今回の避難訓練のねらいは、子どもたちが授業中に地震が起こった時に身の安全を確保するための方法を学ぶものでした。これまでの避難訓練は、地震を感じたら子どもたちは机の下にもぐって、自分の頭や体を落下物から守り、地震が収まったら、先生の指示により運動場に避難していました。しかし、子どもたちが生活している校舎は、耐震化が図られており、安全な場所になっています。このことから、地震が収まった後、運動場に避難することはやめています。地震は今回の避難訓練のように、授業中に起こるとは限りません。子どもだけで家にいる時、学校の行き帰り、公園で友だちと遊んでいる時、運動場にいる時などいろいろなケースが考えられます。子どもたちが自分の命を自分で守るために、日頃から今、自分がいるところで地震が起きたら、どこに避難するかを考えさせておく必要があると思います。どこにいても大切なことは、壊れそうな建物や壁の近くから離れること、上から物が落ちてきそうなところには近づかないこと、自分の頭を守ることの3つだと思います。ご家庭でも保護者不在の時に、地震が起こった時の対応について、お子さんと話をしておかれることをお勧めします。

 

暦の上では、秋ですが、、、

 今日は8月29日。本当に毎日暑いですね。暦の上では、8月下旬から9月上旬までを秋らしくなってきたことを意味する「新秋」と言います。しかしながら、秋らしさを感じることはありません。むしろ、夏真っ盛りといった感じさえします。学校では、児童玄関に子どもたちに熱中症指数を基にしたマークを示すことで、外での活動の可否や注意事項を伝えています。また、下校時は、熱中症対策として子どもたちに必ず水筒の水を飲んで下校するように指導しています。今週は午前中授業で昼休み時間がないので、子どもたちの外遊びに制限をかける必要はなかったのですが、来週からは通常の校時程に戻るので、このままの状況が続けば、子どもたちが昼休みに外で遊ぶことを制限せざるを得なくなると思います。この暑さが早く収まって、子どもたちが安心して外遊びができるようになってほしいものです。

校内点検!~ 揃っているか?

 2学期がスタートして3日目。欠席の子どもが少なく、子どもたちは落ち着いて生活しています。なぜ、そのように考えるのか。それは廊下の棚の中、トイレのスリッパ、誰もいない教室の机といす、靴箱の靴のかかと、ぞうきんや掃除道具の後始末などの状況を見てみると、きちんと揃えられているからです。画像のとおりです。本当に大したものです。新しい学期を迎え、各学級において先生が1学期までできていたことを改めて確認した結果だと思われます。このように、身の回りのいろいろなものが揃えられなくなった時、その学年や学級の子どもたちの状況は黄色信号と考えてよいでしょう。心がきちんと落ち着いているからこそ、身の回りのいろいろなものがきちんと揃えられるのです。「小変(小さな変化)」は、「大変」な状況になる前兆と考えてよいと思います。上小の2学期は、上々の滑り出しです。

 

さすが6年生!考動(こうどう)・光動(こうどう)・幸動(こうどう)

 長い間、学校が休みだったこともあって、正門付近は落ち葉がたくさんありました。正門は学校の顔ですから、昨日からこの落ち葉の状況が気になっていました。今朝もいつも通り、正門の所で子どもたちを迎えていると、職員(主幹教諭)が出てきて、黙々と掃除を始めました。この職員も私と同じように落ち葉が気になっていたのでしょう。改めて、本校には気の利く職員がいるなと思って嬉しく思ったところです。しばらくすると、登校してきた6年生7、8名が、正門の所に来て先生と一緒に掃除をし始めたではありませんか。誰もやりなさいと言っていません。自分たちで考えて状況を観てボランティアで掃除をし始めた6年生に感動しました。本校の6年生では、3つの行動を大切にしています。まず、考えて行動する「考動」。次に、きらりと光る行動「光動」。そして、みんなの幸せにつながる行動「幸動」。今日の掃除のボランティア活動は、まさにそれを体現したものと言えると思います。この行動がいわゆる、「主体性」です。職員や6年生のおかげで、今朝から来校者を気持ちよく迎えることができるようになりました。

今日から2学期がスタート!

 夏休みが終わり、今日から2学期がスタートしました。保護者の皆様は、学校が始まってホッとされたのではないでしょうか。今朝はいつも通り、正門の所で子どもたちを出迎えました。想像していたよりも子どもたちが、表情も明るく元気よく挨拶をしてくれたので嬉しく思いました。そのような子どもたちも、夏休みが終わって、また学校が始まる、憂鬱だなぁという気持ちが心のどこかにあったのではないでしょうか。そう考えると、元気に登校できただけでもすばらしいと思います。このような状況から今日は学校に来て、学校もちょっとは楽しいかなと思って子どもたちが帰ってくれれば、合格だと思います。1時間目は始業式を熱中症対策でリモートで行いました。今回、1年生と5年生の代表児童が2学期の抱負を発表してくれましたが、二人とも自分が頑張りたいことを整理して発表していて立派でした。あとは有言実行してほしいですね。

第1学期が終わりました。明日からいよいよ夏休み・・・

 朝、正門の所で子どもたちを迎えながら、子どもたちに「明日から夏休み。楽しい思い出をたくさん作ってね。」と声をかけると、子どもたちの口元が緩んで笑顔になります。この様子から夏休みが来るのを今か今かと楽しみに待っていたことが伝わってきました。とにかく、子どもたち一人一人が安全に気を付けて、楽しい夏休みを過ごしてくれればと思っています。今日の1学期の終業式は熱中症対策のため、リモート形式、校長室と各学級をGoogleクラスルームでつないで行いました。終業式の話の中では多くを語らず、1学期に子どもたちに話をしてきた、トイレのスリッパを次の人が履きやすいように並べることや、先に挨拶をすることについて振り返らせるとともに、夏休み期間中、自分の命は自分で守るように伝えました。その他、学年代表児童による作文発表や生徒指導主事の話、県大会で優勝した都城東ミニバスケットボールチームの表彰等を行いました。いよいよ明日から夏休みがスタートします。8月26日(火)の2学期の始業の日が何事もなく迎えられることを切に願っています。

命について考える

 今日は、命の教育の一環として県動物愛護センターの方を招いて、4年生が動物との関わり方、そして動物とともに生きること(共生)について考えました。その中で、私たちが動物とつながっていること、動物も生きていること、動物にも心があることなどを学びました。また、私たちが動物をペットとして飼う時の責任についても学んだようです。子どもたちは動物との関わり方や、ともに生きることについて考える活動をとおして、改めて自分の命についても考えるきっかけになったのではないかと思われます。もうすぐ夏休みです。子どもたちには自転車に乗る時のルールや、子どもだけで川に遊びに行かないという学校のきまりを守って、決して大切な命を失うことがないようにしてほしいと強く思っています。ご家庭でも、夏休み期間中のお子さんの過ごし方について十分御指導ください。よろしくお願いします。

 

お祭りの出店屋さんごっこ(本番)

 たんぽぽ学級(知的学級)の前を通っていると、教室から楽しそうな声が。教室をのぞいてみると、「たんぽぽ夏祭り」と銘打って、子どもたちがお店の人とお客さんに分かれてお祭りの出店屋さんごっこをしていました。お祭りでよく目にする「射的」や「ヨーヨーすくい」、「焼きそばやたこ焼き、いか焼きを売っているお店」「くじ引き」など、いろいろな出店が準備されていました。今日を迎えるまで、準備が大変だったことと思います。教室をうまく使って出店の場所を決めて、子どもたちが活動していました。子どもたちは、おもちゃのお金を手に持って、表示されている金額を払ってゲームをしたり、買い物をしたりしていました。お店の人の役になっていた子どもは、きちんとおつりの計算ができていました。子どもたちの活動の様子から、改めて楽しく学びことの大切さを感じました。

折り紙にチャレンジ1年生

 1年生の教室をのぞいてみると、生活科の授業で子どもたちが折り紙を使って、鶴やたこなど、いろいろなものを作っていました。作り方のお手本は紙ではなく、タブレット端末に示されており、子どもたちは自分が作りたいものを選んで、タブレットの画面をじっくり見ながら熱心に作っていました。1人1台端末の普及により、学校の授業は完全にデジタル化が進んでいます。昔のように、もう紙に書いてある作り方を見て作ったり、先生が作り方を説明したものだけを一斉に作ったりするような授業ではありません。折り紙のよさに触れるために、子どもが自分が作りたいものを選んで、タブレット端末の画面に作り方を表示して、子どもたちの作りたいという欲求を満たすようになっています。実際、「次はどれを作ろうかなぁ。」とつぶやいている子どもが数名いました。先生は、子どもたちの進捗状況を観ながら、うまく作れない子どもの支援をしていました。1年生であっても、子どもに任せるところは思い切って任せる。改めて、その大切さを感じたところでした。

卒業生3名による訪問取材

 昨年度の卒業生のうち、3名が県立都城泉ヶ丘高等学校附属中学校に進学しました。今日は、その3名が中学校1年国語科の授業「小学校新聞づくり」のために、訪問取材に来ました。まだ卒業して4か月も経っていませんが、質問に対する受け答えがていねいで、とても成長を感じたところでした。事前に今回の取材内容として知らされていたのは、3つです。1つ目は5月に開催された運動会について、2つ目は運動場に植えられている井ノ上桜について、3つ目は卒業後に変化したことでした。それぞれの取材内容について、可能な限り、情報提供を行ったところですが、新聞づくりに役立つものになっていればと思っているところです。今回の訪問取材による情報提供を受けて、これから3名が協力してどのような新聞を創り上げていくのか楽しみです。完成したら、ぜひ「上長飯小学校新聞」を見せてほしいものです。