日誌

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外国人の先生と一緒にお勉強、楽しいな!

 「失礼します。今日はよろしくお願いします。」と、外国人の方が校長室に。今日は1年生を対象にした国際理解に関する授業が行われる日でした。朝から都城市の国際交流員3名が来校しました。アメリカ、中国、モンゴル出身の方々です。3年生以上には、常日頃から授業をとおして外国人の先生(ALTの先生)に関わることがありますが、1年生はほとんど外国人の先生と関わる機会がありません。そういう意味で今日の授業は、1年生にとって貴重な機会になったと思います。廊下から授業の様子を見ていると、国際交流員が教室にある大きなテレビに、出身国の様子が分かる映像を流して子どもたちとやり取りをしながら説明していました。1年生は国際交流員の話を聞いたり、出身国の映像を観たりしてその国のことを学びました。中国の学校の休み時間の様子を紹介する映像の中で「はんかち落としゲーム」をして遊んでいる様子が紹介されると、子どもたちは少しびっくりしていました。短い時間でしたが、アメリカ、中国、モンゴルの国の様子を知ることができて、1年生にとって外国のことを知るよい機会になったものと思います。1年生のことです。きっと家に帰って、目を輝かせながら、おうちの人に教室に外国の人が来たよって、伝えることでしょう。

久しぶりの外遊び!

 昨日は薄曇りで、空を見上げると晴れ間も見えました。いつもに比べると、過ごしやすいように感じました。久しぶりに今日の昼休みは子どもたちが運動場に出て遊べるのではないかと思って、児童玄関に掲示してある熱中症指数を示すマークを見に行ってみると、予想通り「黄色マーク(休憩・水分をとりながら運動しよう)」になっていました。今日の昼休みは、子どもたちが運動場で遊べます。そのマークを見た子どもたちは、間違いなく喜ぶだろうと思いました。昼休みになると、子どもたちはもちろん、先生方も運動場に出て、ドッジボールをしたり、おにごっこをしたりして楽しそうに過ごしていました。これまで天気がよくても熱中症指数が高くて外遊びができなかったので、子どもたちはたまりにたまったストレスを発散しているようにさえ見えました。校長室の窓越しに子どもたちが楽しそうに遊ぶ姿を見ながら、毎日外遊びをさせてあげたいなと思ったところでした。週間天気予報によると、来週の都城市は曇りの日が多く、外遊びができる日が増えるのではないかと思っています。

 

ブックトーク!本に興味をもって

  5年生の教室を覗いてみると、黒板の前に二人の先生が立っています。学級担任と図書館サポーターです。図書館サポーターが笑顔で「にこにこチャレンジ」と言って、子どもたちに「担任の先生を笑顔するには、どんな言葉かけをしたらよいのでしょう。」と語りかけています。どのような答えが返ってきたかは、確認できませんでしたが、子どもたちなりに考えたことを発表していたものと考えます。この時間は、図書館サポーターと学級担任が協力してブックトークをしていました。ブックトークとは、あるテーマに沿って複数の本を選び、順序立てて紹介することで、子どもたちに「この本を読みたい」「この分野に興味がある」と思わせる活動です。このブックトークは読み聞かせとは違って、内容の紹介や一部の朗読で興味を引き、読書への意欲をかき立てることを目的としています。今回のブックトークのテーマは、思春期。給食台の上に本が何冊か子どもたちに表紙が見えるように置いてありました。きっと図書館サポーターが思春期を迎えた子どもたちにぜひ読んでもらいたい本を選んで、紹介してくれたのではないかと思います。5年生の子どもたちには、図書室に行って、今日紹介された本を手にして読んでもらいたいものです。

 

「ぶくぶくうがい」、フッ化物洗口

 身近な健康といって、すぐ思い浮かぶものの一つに「歯の健康」があります。全国的に「8020運動」、いわゆる80歳まで自分の歯を20本残しましょうという取組が推進されています。子どもたちの歯は、小学校を卒業するまでに乳歯から永久歯に生え替わり、その歯で食べていくことになります。本校では、子どもたちの大切な歯をむし歯から守るために、保護者の希望により、フッ化物洗口を実施しています。フッ化物洗口とは、フッ化物水溶液で「ぶくぶくうがい」をすることで、歯のエナメル質を強くし、むし歯を予防する方法です。このフッ化物洗口は、生涯にわたるむし歯予防に役立つと言われています。今朝は、その実施日でした。希望した子どもたちは、担任の先生からフッ化物水溶液が入った小さな紙コップを受け取って、音楽にあわせて「ぶくぶくうがい」をしました。毎日給食後、子どもたちは歯磨きをしてむし歯予防に取り組んでいます。むし歯予防の基本は歯磨きなので、朝、昼、晩の3回歯磨きをして、常日頃からむし歯予防に努めてほしいと思います。

 

校長室で勉強~4年生~

 校長室の入口が開いて、4年担任から「校長先生、子どもたちをお願いします。」と声がかかりました。すると、子どもたちが「失礼します。」と言って、少し緊張した面持ちで校長室にタブレット端末や作文用紙を持って入ってきました。中には、校長室の中をぐるっと見渡す子どももいました。水泳指導を見学する4年生の子どもたちです。本校のプールには、熱中症対策の一つとしてテントを2つ張っていますが、昨日は午前中からあまりにも熱中症指数が高く、見学する子どもたちが長時間テントの下にいるのは危険だと判断しました。なぜ、校長室に子どもたちが来るのかと思われるかもしれませんが、上長飯小の校長室はわりと広く、15名程度の子どもを受け入れることができます。また、校長が子どもたちの学習の状況を見届けられることから、校長室になったというわけです。子どもたちの様子を観ていましたが、与えられた課題を黙々としていました。誰一人おしゃべりをしません。3年生の時よりも4年生は、すっかりお兄ちゃん、お姉ちゃんになっていて嬉しく思いました。これからが楽しみな4年生です。

 

南九大生の業務支援員に感謝!

 先生方の働き方改革は、待ったなしの状況です。今、学校には先生方が本来の仕事に注力できる環境をつくることが求められています。本校も例外ではありません。先生方の働き方改革を実現するための取組の一つとして、都城市教育委員会が本校に南九大生の業務支援員を2名配置しています。月曜日と木曜日にそれぞれ1名です。二人は学校の先生を目指しています。主な仕事の内容は、宿題プリントや学校から出される文書の印刷と子どもたちに配付するプリントの仕分け作業、その他、先生方から依頼があった内容です。学級にいてなかなか印刷まで手が回らない先生方にとって、業務支援員はとてもありがたい存在です。二人が本校の先生方の働き方改革にかなり貢献してくれていることは、間違いありません。毎週月曜日に勤務している業務支援員の南九大生は、依頼されていないにもかかわらず、児童玄関の靴箱の上を涼しげな表情で掃除していました。日頃、掃除時間に子どもたちの手が届かないところです。このような所に気付く目と行動力には、頭が下がりました。この南九大生の業務支援員は、きっと素敵な先生になってくれるでしょう。

 

 

水泳指導5年生 ~平泳ぎ~

 昨日は台風の影響により、雨の1日になりました。今日は台風一過で青空が広がっています。2時間目は水泳指導監視の人数が足りないということで声がかかり、5年生の水泳指導の様子を観に行きました。水泳指導が今月26日(金)までということもあって、指導内容はクロールではなく、平泳ぎで足の動きの練習をしていました。足の裏で水を蹴る、かえる足の練習です。子どもたちは頭では分かっていても、実際、水の中で足の裏を使って水を蹴るというのは、結構、難しいようでした。その様子を見て、先生方は時々、プールの中に入って、直接子どもたちに足の動きを指導していました。子どもたちの様子を上から観察していましたが、先生の説明を聞きながら、ビート板を使って黙々と練習していた子どもたちの姿は、すばらしいと思いました。先生の笛の合図で話がきちんと聞ける子どもたちなので、指導が通りますし、安心感がありました。さすが上小の5年生。長いと思っていた水泳指導が、もうすぐ終わります。子どもたちは何mくらい泳げるようになっているのでしょうか。

 

デジタル(タブレット端末)を効果的に使って!

 1年生の教室に行ってみると、国語の授業で言葉集めの学習をしていました。マスの中に、いろいろなひらがなが書いてあって、その中から言葉を見つけるという学習です。子どもたちの机の上には、国語の教科書とノート、それにタブレット端末がありました。まず、子どもたちはタブレット端末に表示されている、マスの中のひらがなを見て、ひらがなを縦と横につなげて言葉になるものを見つけます。次に、それを丸で囲みます。最後に、言葉集めが終わったことを確認して、それをノートに書きます。この学習のポイントは、デジタル(タブレット端末)とアナログ(ノート)の長所を取り入れているところです。タブレット端末に表示されているマスの中のひらがな(デジタル教科書)を活用することで、子どもが間違えたら、囲んだ線だけをすぐ消すことができます。また、子どもたちが黒板に書いてあるマスとひらがなをノートに書いて写す時間を省略することができます。一方、ノートには、学習したことを記録するという役割があります。子どもたちは、見つけた言葉をノートに整理して記録として残していました。このことから、今回のタブレット端末は、言葉を見つけるための手段と考える時間の確保という2つの長所に着目して活用されています。また、ノートに見つけた言葉を整理して書くことで、学習したことを記録として蓄積できるという長所に着目して活用されていました。先生が最初に今日の学習の進め方を子どもたちに説明していたので、子どもたちは自分で考えて黙々と学習を進めていました。1年生ながら、すばらしい学習態度でした。先生は、子どもの学習状況を確認しながら、個別に声かけをしていました。

 

 

 

ここは3年生の教室です

 校内を回っていると、3年生の教室から楽しそうな声が聞こえてくるではありませんか。しかも、英語。教室をのぞいてみると、子どもたちがALTのロバート先生と英語の学習をしていました。教科書を見て、びっくり。今日の学習は、「What do you like?」、つまり、あなたは何が好きですかという内容です。小学3年生でもうこのような英語を学習するんですね。昔、中学1年生で学習していた内容を小学3年生で学習していて、正直、びっくりしました。それでも、子どもたちは、ロバート先生と一緒におはじきゲームをしたり、チャンツ(リズムに合わせて英語の単語や文章を繰り返し発音することで、自然な英語のイントネーションやリズムを習得する方法)をしたりして、とても楽しそうでした。子どもたちが大人になる頃(10年後)、日本の人口の10人に1人は外国人になっていると言われています。将来、子どもたちの身近なところに外国人がいて、その方々とコミュニケーションを図りながら生活をしたり、仕事をしたりしていかなければならないことを考えると、このような英語の学習も自然な流れだと改めて納得したところでした。

塗装ボランティア(塗魂ペインターズ)の皆様に感謝!

 運動会を5月に実施したので、本年度は水泳指導を9月下旬まで行うこととしています。このことを喜んでいる子どもが多いようです。8月までは、プールサイドのタイルの熱から子どもたちの足の裏を守るために、先生が話をする時は、プールの淵に足をおかせるなどの配慮をしていました。そのような中、校区内の塗装会社から子どもたちの足の裏を熱から守るために、ボランティアでプールサイドのタイルに遮熱塗装をしたいとの申し入れがPTA会長を通じて学校にありました。聞くところによると、この遮熱塗装作業は校区内の塗装会社だけでなく、遠くは長崎県や熊本県の塗装会社の協力も得て行われたとのことでした。もちろん、その方々はボランティアです。とてもありがたいことです。おかげさまで、プールサイドの見た目もよくなり、子どもたちの足の裏を熱から守ることができるようになりました。暑い中の作業になりましたが、遮熱塗装作業にかかわったボランティアの皆様(塗魂ペインターズの方々)に心から感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。