学校の様子

12月9日（火）、全校生徒を対象に租税教室がありました。

はじめに、宮崎財務事務所より講師をお招きし、税金の役割や必要性、日本の財政の現状について説明していただきました。

 講話後には、生徒自身が財務大臣になったことを想定して、社会保障費を編成するグループワークを行いました。実際に、日本の現状を見つめなおしたり、どの分野にどれだけのお金をかけるかなど考えたりすることで、税についての理解が深まったのではないかと思います。最後には、グループで話し合ったことを発表して、様々な意見を聞くことができました。

「税」と聞くと難しく感じますが、生徒にとっては実際に買い物の際に支払う「消費税」が最も身近ですね。そんな税金がなぜ必要なのか、どのように使われているのかなど、税金について自分事として考える機会になりました。日本の財政に関わる一員として、これから税についてさらに関心を深めていけるといいですね

12月5日（金）に、参観日とあわせて3年生の保護者を対象にわくわくランチを実施しました！

和気あいあいとした雰囲気の中で生徒と保護者が給食を食べながら交流し、とても充実した時間となりました✨　滅多に給食を食べることのない保護者にとっては、学校給食に触れる良い機会となったのではないでしょうか

生徒自身もわくわくランチでの保護者との交流をとおして、保護者や給食を作る方々へ改めて感謝の気持ちを感じることができたのではないかと思います！

3年生にとっては、中学校の給食を食べるのも残り約3か月ほどですね。中学校を卒業すると給食を食べる機会はほとんどないかと思いますので、卒業までの残りの期間、栄養たっぷりの美味しい給食を存分に味わっていただきたいです(^^)

　１２月４日㈭に、第４回五ヶ瀬町議会定例会の傍聴に第１学年が行ってきました。午後からの部に参加をしました。入場した瞬間に会場の雰囲気に圧倒され、緊迫感が漂い、最前列で並んだ生徒も緊張感をもって傍聴していました。

　一般質問をされる議員さんの方々の五ヶ瀬町に対する思いや、それに対して根拠をもちながら答弁される方々の考えなどが伝わってきました。

　生徒の感想には…

「質問と答弁が途切れることなく行われていてすごいと思いました。相手の目を見ながらしっかりと思いを伝えていました。テレビにも映っていたので緊張しないのかなと思いました。」

「五ヶ瀬町の課題はたくさんあるので、それを解決するためには多くの話し合いが必要だと感じた。大人も意見を交わしながらより良い方策を考えているのだと思った。」

など、それぞれに学びがありました。

　学校に帰って来てからは、自分たちが五ヶ瀬町のためにできることや、もし議場に立って発表をしないといけなくなったら、どんなことを意識すればよいか？などについてディスカッションをしました。

　義務教育９年間の集大成である五ヶ瀬デザインプロジェクト（通称：GDP）に向けた１年生の取り組みが始まりました。これまでも、GDPを意識させる取り組みは行ってきましたが、いよいよ具体的に始動となりました。

　１１月２７日㈭には、役場を訪れ企画課の方に、第６次計画五ヶ瀬町総合計画書について話をしていただきました。五ヶ瀬町の将来をどうしていくのかが数値で示され、計画的に行動をするための指針となることを学びました。その後には、生徒からの様々な質問にも答えていただきました。

　さらに、１２月３日㈬には、ふれあい施設を訪問させていただき、利用者の方々から昔の五ヶ瀬についてや課題、将来の夢などについて伺う機会となりました。昔の話では、以前の五ヶ瀬町には多くのお店があり、人口も多かったという話題が挙がっていました。また、戦争の話や鉱山があった話など、普段の生活ではなかなか聞くことのできない話を伺わせていただきました。

　今後、このような形で多くの方々と関わりながら、五ヶ瀬町をより良くしていくためのヒントをいただき、何をしたらいいのか問いを立てながら具体的に実行していきます！２年後の発表がどうなるのか楽しみです。

　１１月２８日㈮に避難訓練が行われました。

　今回は、火災から非難するという訓練でした。出火を伝える放送が鳴ってから避難完了まで２分かからず全員が避難することができ、真剣に取り組む姿が見られました。

　その後、校舎に戻り［煙体験］を行いました。体験用の煙を使用し、教室いっぱいに煙を充満させた中を通りながら非難するという活動でした。煙によって視界が悪く、立っていることさえ恐怖を感じ、身を低くしながら移動する大変さを学ぶことができました。

　最近、各地で起こった火事のニュースを見ます。これから寒さとともに空気が乾燥し、火災が起きやすくなる時期です。火の元には十分気を付けて過ごしていきたいです。

　１１月２１日㈮に、第１学年の生徒とオーストラリアのマルーチドール州立高校の中学２・３年生と国際交流を行いました。

　英語の授業で学んできた表現を使い、自己紹介や五ヶ瀬町の特徴や良さなどを伝える活動となりました。Zoomを使っての交流となり、多少の時差を感じながら協力しながら活動していました。

　特に、日本のアニメや漫画の話題になると拍手や歓声が上がるなど盛り上がりを見せていました。

　１１月２８日（金）にGパークにて校内駅伝・ロードレース大会が行われました。

　駅伝競走の部では、各学年でチームを編成し、合計５チームで争いました。各学年がそれぞれの思いを胸にたすきをつなぎ、全チームが無事にゴール！

　ロードレースの部でも学年を超えて競い合い、素晴らしい走りが見られました。

　全員が日ごろの体育の授業や部活動の成果を生かしながら、最後まで粘り強く走る姿にとても感動しました！さらに、応援する姿も素晴らしく、走者に力を与えていました。

　平日での開催でしたが、保護者の皆様にお越しいただき、大きな声援を送っていただきました。また、保健体育部の保護者の皆様には大会の運営にも携わっていただきました。本当にありがとうございました。

　第１学年を対象にした、福祉体験学習を行いました。五ヶ瀬町社会福祉協議会の方々に来ていただいて、［体の不自由さを感じる疑似体験・車いす体験］をさせていただきました。

　体の不自由さを体験する活動では、思うように体が動かせず苦労をする姿が見られ、介助をしてもらうことでやっとの思いで立ち上がっていました。また、耳や目に不自由さを感じる体験では、思っていた以上に文字が書きづらかったり、指先が器用にうごかせなかったりと時間をかけながらの活動となっていました。

　車いす体験では、機能性が向上している車いすを動かすことは容易でした。しかし、実際に乗ってみると小さな段差を超えるときの傾き具合や坂道でのスピードなど当事者でないと分からない恐怖もあり、改めて相手の気持ちになって行動することの大切さを学びました。

本日午前中、家庭科の保育分野を学んでいる３年生が保育実習のため、五ヶ瀬中央保育所に向かいました。

生徒の中には五ヶ瀬中央保育所で過ごした人も多く、「懐かしい～！」という声も多くあがりました。

最初は双方、緊張している様子でしたが、次第に打ち解け、仲良く遊ぶ姿が見られました。また、事前に授業で作っていた折り紙等のおもちゃもプレゼントして、喜んでもらえました！

仲良くなった分、保育所を後にするのが寂しそうな３年生でした。

次回の授業で振り返りやお礼の手紙の作成を行いたいと思います。

受け入れてくださった中央保育所の皆さま、本当にありがとうございました！

13日（木）に役場でのGDP議場発表がありました。

9月に行われた校内での発表会の審査を経て選ばれた3年生代表生徒が発表を行いました。

五ヶ瀬への思いあふれる堂々とした発表でした。代表生徒の皆さん、そして3年生の皆さん本当にお疲れさまでした。

代表生徒のGDPデータは後日、本ホームページの学校メニュー「GDP（五ヶ瀬デザインプロジェクト）」に掲載予定です。

五ヶ瀬中での生活は残り約4か月となりました。五ヶ瀬中や五ヶ瀬町に対して自分にできることを考え続けてほしいです。