日誌

2024年6月の記事一覧

1年国語~「好きなものを紹介する」スピーチ

自分の「好きなもの」をみんなに分かりやすく伝える…1年生6月24日(月)7時間目国語の時間にそれぞれが1分間のスピーチに臨みました。前の時間に短い準備の時間しかとれなかったのですが、それぞれが「自分の好きなもの」についてしっかりとスピーチしていました。まだメモ用紙を見ながら…という人もいましたが、中には何も見ずに聞き手のほうを見ながら堂々とスピーチする人もいました。スピーチには届ける声の大きさも大切です。どれくらいの人数を相手にどの範囲に伝わるような声の大きさで話せばよいかも考えていきましょう。

 

 

2年生、企業・大学訪問がありました

線状降水帯の予報で心配した前日でしたが、6月21日(金)は、朝のうちはまだ雨は降っていたものの、何とか曇り空から晴れとなり、2年生が楽しみにしていた「企業・大学訪問」が無事行われました。バスに乗り込んで出発した生徒たちが最初に訪れたのは霧島酒造です。霧島酒造では、最初に企業理念や製品の製造過程などについて講義があり、次に工場内を見学しました。毎日400トンもの芋が消費されることやお酒を作った後に出る酒粕もエネルギーに変える、カーボンニュートラルへの取り組みについて学ぶことができました。最後に生徒を代表して飯山結月さんがお礼の言葉を述べました。再びバスに乗り込んで、一路宮崎へ。宮崎大学医学部訪問へと向かいました。宮崎大学医学部のベンチで昼食休憩をとった後、解剖学講座を受けました。講師の先生は澤口朗先生で、ips細胞でノーベル医学・生理学賞を受賞した山中伸弥先生との交流もある電子顕微鏡のスペシャリストです。解剖学を通して、医療とは何かや一つのことに懸命に取り組むことの大切さについて教えてくださいました。その後は、ドクターカーや運行管理室などを見学しました。特にドクターヘリの見学では、操縦席にも座らせていただき、子ども達は大興奮でした。最後に生徒を代表して長安祐樹さんがお礼の言葉を述べました。

充実した企業訪問・大学訪問に臨むことができました。お忙しい中、快く受け入れていただき学ばせていただいたことに、深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

3年国語~スピーチで社会に思いを届ける

国語では学年に応じた言語活動が行われています。6月20日(木)~21日(金)に、3年生は、「スピーチで社会に思いを届ける」という単元でスピーチの発表を行いました。3年生らしく、社会問題等にも目を向けていこうと、新聞記事を例に取り、自分の意見を発信していきます。スピーチですから、内容や構成が大切なのはもちろんのこと、どれだけ聞き手を引きつけるかも重要な要素となってきます。今回の授業では6~7人の班でタブレットの画面を示しながら発表を行いました。そして、各班代表が学級全員の前で発表しました。導入で引きつける工夫、例えをうまく用いる工夫、繰り返して言うことで分かりやすく訴える工夫等、3年生に至るまでの成長の跡が見られたよいスピーチでした。

 

 

「いのちの授業」第1弾~1年生で生徒による道徳の授業が行われました

今年度の本校の「いのちの授業」への各学級・各学年での取組が始まりました。6月20日(木)5時間目1年生道徳の授業で早速取組を始めました。テーマは「人権で考えるスマホと未来」。テーマに沿ってプレゼンで今の問題点など実態を紹介し、ワークシートを書き、話し合い、発表し、学級の考えをまとめていく……その一連の流れを、総務の生徒たちが授業者となって進めていきました。先生顔負けのすばらしい授業。話し合った各学級の意見が、「いのちの授業」第2弾につながっていきます。2・3年生は来週この道徳の授業を行う予定です。

 

 

2年生自然科学探究出前授業~「探究心」を身につける

6月19日(水)6・7時間目2年生自然科学探究の出前授業が行われました。今回のテーマは「種子の工夫について探究しよう」です。講師として来校くださったのは、宮崎大学教育学部 理科教育中村大輝先生です。

一万を超える理科の授業を研究されている中村先生は、本校のSSHで獲得を目指している探究心をどのように子ども達に身に着けさせればよいか、講義を通して体現してくださいました。今回は、フタバガキの種子がクルクルと回りながら落下し、広範囲に子孫を残そうと特性を取り上げ、「なぜクルクル回るのか」「どうしたら遠くまで飛ぶのか」という疑問を、科学的に解決しました。対話的な講義に始まり、探究心を育てるような問いや発問が行われると、子ども達は積極的に意見交換しながら、活動し始めました。最終的には、校舎の2階から各班で作成したモデルを飛ばして、検証を行いました。全体を通して、課題を立てる→予想する→実験方法を考える→実験する→分析する→確かめる→まとめるといった探究のプロセスを学び、探究の楽しさを実感することができました。最後に、生徒を代表して大西琉生さんがお礼の言葉を述べました。

本日は、お忙しい中にも関わらず、講義をして下さった中村先生、誠にありがとうございました。

 

 

日常の風景~中学図書室をのぞいてみたら

中学図書室をのぞいてみると、まん中の机に、本とポップが展示してあります。5・6月の文化清泉会の具体的活動は、「『文化清泉会(図書委員)おすすめの本』のポップを作成し紹介しよう」というもの。図書館に足を運ぶきっかけとして、文化清泉会が実施しているもの。梅雨に入り雨の日も多くなります。そんな日は、図書室で本に触れてみるのもよいですね。

 

 

 

「いのちの授業」に向けて~生徒人権チーム、準備中

宮崎県では7月第1週が「いのちの教育週間」となっています。本校も、それに合わせてさまざまな取組をしてきました。例年、生徒主体で生徒が授業をコーディネートして全学年で学ぶ「いのちの授業」を行っていますが、今年度は少し形を変え、各学級でテーマに沿って生徒が授業をそれぞれ行い、そこで話し合われた結果を全校生徒一堂に会し、異学年で交流しながら伝え合い考える、という授業に取り組もうと準備をしているところです。6月18日(火)7時間目清泉会の人権担当の6名が集まって、その準備をしていました。それぞれタブレットを持ち込んで、分担して授業の資料づくりに一生懸命です。本年度の「いのちの授業」は約1ヶ月後の7月17日(水)に予定しています。これから期末テストも行われますので、計画的に進めているようです。授業が楽しみです。6名が話し合うのと同時に、SET(Self Education time)も行われていました。それぞれ課題に取り組んだり、分からないところを質問したり、学習を進めていました。

 

 

3日間の学校公開

6月13日(木)~15日(土)の3日間、本校では学校公開が行われました。保護者の方や地域の方、塾関係者の方なども学校を訪れられ、授業の様子や学校の様子をご覧くださいました。附属中学校の保護者の方々も多数、貴重なお時間を割いて学校の様子を見に来ていただきました。ありがとうございました。

理数科生集会に全校で参加!

6月15日(土)、学校説明会が終わってすぐ理数科生集会が行われ、「将来の選択肢を広げるために」と題された鈴木まゆ様SSH講演会が行われました。鈴木様は都城泉ヶ丘高校の卒業生。皆さんの先輩に当たります。卒業後、宮崎大学工学部に進まれ、現在は京都府にある村田製作所にお勤めです。村田製作所は総合電子部品メーカーで、鈴木様は、例えばチップ型のセラミックコンデンサーの開発に携わられ、それは皆さんが普段手にすることも多いスマートフォンの中に使われているそうです。私たちの身のまわりにある大変身近なものに生かされている様々なものの縁の下の力持ちであるのだな、と思いました。鈴木様がなぜ工学部を選び、そして今の仕事に出会い、進んできたかを、経験を交えながら分かりやすく話してくださいました。とても印象に残っている言葉は「点でもよいから『面白い』を見つける!」ということ。「なりたいこと」と「できること」がうまく合わずに悩むことも壁にぶつかることもあるけれど、どこかに重なる部分がある、ともおっしゃっていました。れから進路を選択していくことになる中学生にとっても、とてもためになるお話でした。また、お話の後、女子を対象にサイエンスランチカフェもあり、中学生も数名参加させていただきました。鈴木様、お忙しい中生徒の未来に繫がるお話をしていただき本当にありがとうございました。

 

 

 

第1回学校説明会~多くの参加、ありがとうございました

朝から予報どおりの雨で、足下の悪い中での第1回学校説明会になる……と覚悟していましたら参加者の皆様をお迎えすることを心待ちにしていた生徒たちの思いが通じたのか、開始の頃には雨も小やみになり、6月15日(土)、無事、第1回学校説明会を開くことができました。昨年度までも生徒主体で行ってきた説明会ですが、今回はさらに生徒だけで運営する準備を重ねてきました。全体会では、進行を1年生広報委員赤峰大斗さん・志田奈南さんが務めました。最初に校長先生から、「SSH」に指定された本校のことを踏まえたお話がありました。「泉附ガイダンス」では広報委員3年・吉村怜雅さん2年隅夏波さんが分かりやすく泉附の概要を伝えました。「保護者にインタビュー」のコーナーでは、保護者の築地様石橋様に、広報委員3年・中田希來さん2年・前迫奏亜さんが保護者の立場からみる泉附についてや受検のときのことなどを伺っていました。お二方とも丁寧に分かりやすく話してくださいました。「高校生の話」では理数科2年友安航也さんが、泉附のよさを学習面や清泉会活動、人的環境のすばらしさなどの面から話してくれました。プレゼンテーションは分科会場に移動しなければなりません。移動の案内をしてくれたのは1年生。実は1年生は朝から受付や誘導、挨拶などさまざまな場面で側面からこの会を支えてくれていました。1年生が活き活きと活動する様子も見ていただけたのではないかと思います。各会場では7つのグループに分かれた2年生が、約1ヶ月かけて作成してきた力作の「泉附についての細かな紹介プレゼンテーション」を披露しました。思いの外はやく移動が完了したグループでは、合間に1・2年生が協力して話をしたり、児童の皆さんに手を挙げてもらったりといった、場を盛りあげようと工夫する様子も見られました。また、全体会場の片付けを3年生が一手に引き受けてくれたことも申し添えます。天候の悪い中、しかも梅雨独特の湿度の高さの中、参加くださいました児童・保護者の皆様、ほんとうにありがとうございました。生徒たちの説明はいかがだったでしょうか。10月19日(土)には2回目の学校説明会を予定しております。ぜひご参加ください。