東海小わくわくブログ
上手く打てたよ
11月25日(火) 3年生が福祉学習で点字について学びました。講師として来校されたのは、点字図書館、ライトハウスの方々です。
まず最初に、目の不自由な方の生活について教えていただきました。物の場所を時計盤に見立てて方向を示したり、信号の切り替わりを車のエンジン音で判断したりすることなど、たくさん工夫されていることが分かりました。
質問タイムでは「一人で歩いていて怖くありませんか?」「階段の上り下りは大丈夫ですか?」など、たくさん質問することが出来ました。相手のことを気遣った質問が多かったです。
「時間はどうやって分かるんですか?」と質問すると、「実は、時計の針を触って確認しています。」と教えて下さいました。カバーが開く時計があること知ってみんなびっくりです。
2時間目は点字体験です。点字器を使うのは初体験です。
点字一覧表を見ながら、自分の名前を点字で打つことに挑戦! 点字は六つの点の組み合わせで表せることや、耳で聞く音の通りに字を打つことなどが分かりました。
名前が打てたら、しっかり打てているか、確認してもらいます。 上手に打てているのが分かると、みんな大喜びでした♪
「わたしは、イチゴが好きです。」「わたしは、メガネをかけています。」名前が打てたら、句読点を入れながら、文章を打つことにも挑戦するお友達もいっぱいいました。みんなすごいなあ~
体験後の感想には、「一字、一字、覚えるのが大変そうです。」「僕たちは字が読めるけど、目が不自由な人は見えないので、点字はとても大切なんだなと思いました。」「いろいろな所にある点字を見つけてみたいです。」などがありました。初めての点字体験を通じて、みんなが幸せに暮らすための知恵や工夫をしっかりと感じることができたようです。教えていただいた、みんなの助けが目の代わりになること、声をしっかりと出すことが目の不自由な方にはとてもありがたいことなどをこれからも大切にしてほしいです。
ライトハウスの皆様、貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。