日誌

2024年12月の記事一覧

令和6年ミニ探究発表会

 令和6年12月19日(木)の⑥⑦限目に、「令和6年ミニ探究発表会」を実施しました。高校1年生の理数科81名が16グループに分かれて、これまで探究してきたことをポスターセッション形式でまとめ、発表しました。附属中の先輩が、7組の生徒たちと一緒に、同じテーマで研究を深めてきたことを聞き、胸が熱くなる思いでした。附属中のときに頑張ったSKTの取り組みが、この探究発表会に生かされていると思います。自分一人ではなく、グループでの取り組みなので、互いに切磋琢磨しながら、ここまでまとめられたことを誇りに思いました。2月には、附属中の2年生もポスターセッションに参加します。現状の研究を発表することで、高校生から様々な視点やヒントをもらうことが目的ですので、気負わず頑張ってもらいたいと思います。 

     

1年生 性教育講話

12月17日(火)3時間目、1年生は都城医療センター助産師の萬壽裕子様をお招きし、性教育講話を受けました。二次性徴について、男性女性の違いや、配慮が必要なこと等について細やかに教えていただきました。また、プライベートゾーンとは、「あなたの体すべて」であり、心も同様。許可無く他の人に触らせない。不用意な言葉で傷つけられることは許されない。相手との違いを知り、お互いを尊重することが大切であると教えていただきました。

最後に「生まれる体験」と「妊婦体験」をしました。講話中は少し緊張気味だった生徒たちですが、体験になると積極的に動いていました。

生まれる体験をした江夏さんは、3人で子宮である袋に入り三つ子を体験。妊婦体験をした齋藤さんは階段を上り下りし大変さを実感していました。

最後に、お礼の言葉を齋藤誠志朗さんが伝えてくれました。

今日は各家庭で「生まれるまでのこと」「生まれた日」について聞かせて!といのちの話が話題になるのではないでしょうか。

お忙しい中講師をしてくださいました萬壽様、ありがとうございました。

 

 

高校1年生による東京大学ラボツアー報告会

12月5日(木)~6日(金)、SSH1期生の高校1年生の希望者が、東京大学ラボツアーに参加しました。目的は、本物の研究に触れ、大学進学のその先を見つめ、ずっと続いていく探究活動を通して何をなしていくのかを考えていくきっかけをつくっていくことです。訪問先は東京大学柏地区キャンパス内の研究所と関連施設でした。2日間の貴重な体験を経て、附属中出身の1年6組の代表の生徒が、このツアーで体験した内容を附属中生にも伝えたい、ということで、12月17日(火)3時間目学活の時間2年・3年の学級東大ラボツアー報告を行いました。2年生には石井葵さん・江夏妃奈乃さん、3年生には築地泉樹さん・野間奏志さんが担当してくれました。時計、音楽、生命化学、ノーベル賞、自動運転などなど、話は多岐にわたり、中学生はとても興味深く聴いていました。3年生の教室で、最後に高校生が語った、「勉強だけしていればいい、ということはない!」のひと言は心に響きました。高校生になったとき、このような機会があれば、ぜひ参加してみましょう。発表してくれた高校生の皆さん、ありがとうございました。なお、1年生には12月18日(水)天本紡希さん・長瀬里歩さんが報告してくれます。

 

 

 

支援訪問授業 保健体育が行われました

12月17日(火)2時間目に、1年A組保健体育の支援訪問授業が行われました。本校にとって今年度最後の支援訪問授業、今回は保健の授業が教室で行われました。単元は「健康な生活と疾病の予防『調和の取れた生活』」。今回の授業は全体の3時間目で、この単元の最後の時間でした。授業では、それまでに調べてきた健康習慣に関する「食事」「運動」「休養・睡眠」「スマホの影響」という四つの分野の知識を、ワールドカフェ方式で新たなグループに分かれ、それぞれが発表者となってみんなで共有し、コメントも一覧できる形でどんどん入力し共有していました。それぞれが自分のこととして課題意識をもち、よりよい改善策とそれに向けての目標を設定しようと意欲的に臨んでいました。この授業でも、中学校職員だけでなく、保健体育科を中心とした高校の先生も参観されていました。

 

 

 

拉致問題シンポジウムで表彰

12月14日(土)、東京・内幸町のイイノホールで開かれた「拉致問題シンポジウム」に本校2年・後藤稟子さんが出席し、表彰を受けました。後藤さんは8月に行われた拉致問題に関する中学生サミットに宮崎県代表として出席し、群馬県・三重県・岡山県の代表と一緒に拉致問題を若い世代にもっと知ってもらうための動画の原案を約2時間半でつくり、発表しました。その原案が、17チームの中で見事採用され、今回、動画のお披露目と共に、原案作成者として、拉致問題担当大臣である林官房長官から記念品を贈呈されました。後藤さんは「横田さんのお話から感じた拉致の怖さをそのまま動画原案としてつくった。それをプロの方にすばらしい作品に仕上げてくださりとても嬉しく思う。この動画が、私たちと同じ世代にどのように感じてもらえるかどきどきしている。」とすばらしいスピーチをしました。その後、横田拓也さんをはじめとする拉致被害者家族会のかたのお話や、大学の先生の講演などあり、今も続く深刻な問題についてより深く考える機会となりました。これから後藤さんたち原案の動画がいろいろな場所で上映されていくことになります。この問題について、理解を深め問題意識を強くもてるきっかけになってくれることでしょう。