日誌

2024年6月の記事一覧

防災避難訓練行われる

6月5日(水)6時間目の終了間際。いきなり校内にあの独特のアラーム音と共に「緊急地震速報です……」と放送が入りました。「机の下などに身を隠し……」と続き、みんな第一次の防御姿勢を取りました。3分後、「揺れが収まりました。全員、頭を覆ってグラウンドに避難してください…」の放送が入り、みんなで一斉に避難を開始しました。実は、この日が防災避難訓練と予告せずに行った訓練でした。ですから、中学生も、1年生は美術の授業の最中、2年生・3年生は総合的な学習の時間で、2年生は大学の先生による出前授業が理科室で行われていました。必ずしも担任の先生がいて、場所は自分の教室で、という訳ではありませんでした。グラウンドに一番に走ってやってきたのは2年生。確かに理科室はグラウンドに近い場所です。しばらくして1年生がやってきました。中学生で最後にやってきたのは、グラウンドから一番遠い3A教室にいた3年生でした。グラウンドにやってきたらどの学年もすぐに整列し、人員点呼をして、報告していました。この日登校していた全校生徒が無事そろったところで、黒木教頭先生から「三つの助」についてお話がありました。東日本大震災、熊本地震、能登半島地震など、日本は地震の多い国の一つです。その中で「自助・公助・共助」という三つの助を大切にして、共にいのちを守っていこう、という考えが大切にされるようになりました。私たちも中学生として、高校生として、自分でできること、みんなでできることを考えながら生活していきたいものです。普段、どんな場面で天災に遭うか、それは分かりません。どのような場面でも、臨機応変に対応できるよう、常に防災意識をもっておきましょう。