日誌

2023年4月の記事一覧

第14回入学式~厳粛に、晴れやかに、希望に満ちて~

古来から伝わる言い方をすれば、4月11日(火)は、泉ヶ丘にとって「ハレの日」(お祭りや行事をお祝いをする特別な日)と言えるでしょう。折しも天気も晴れ。4月11日(火)に、本校の第14回入学式が挙行されました。昨日準備をしてくれた3年生も、当日案内係を引き受けてくれた2年生も、1年生の入学を心待ちにしていました。2年生の案内係の生徒たちは、教室までのルートの要所に立ち、丁寧に案内をしていました。教室では担任の藏満先生がにこやかに出迎えていました。

いよいよ入学式本番。担任の先生に続いて、40名の新入生がゆっくりとした歩調で体育館の中央を歩いて入場してきました。入学許可宣言では、担任の先生の呼名に大きな声で「はい。」と返事をしている人が多くいました。校長先生からは次のような言葉がありました。「伝統ある泉ヶ丘で縁あって集いみんなでスタートできることの喜びと共に、このスタートは自分の力だけでなく多くの他者に支えられていることに気付いてほしい。世阿弥は『風姿花伝』で『離見の見』(りけんのけん)『目前心後』(もくぜんしんご)ということを言っている。見えないけれど自分に添えられたいくつもの優しい手を自覚し、客観的に自分を見ることが大切。」新入生にとって新しい言葉との出会いとなった人も多いと思います。心にしっかり留め、「質実剛健」を胸に頑張っていこうと改めて決意できたのではないでしょうか。

新入生宣誓では新入生代表の前迫奏亜さんが、高校生の新入生代表と一緒に、交互に先生の言葉を述べました。堂々とした宣誓で、新入生の気持ちが会場全体に伝わりました。

入学式に続いて、本年度久しぶりに行われたのが対面式です。在校生が全員出席しましたので、以前行われていた形で入学式当日に対面式が実施できました。新入生全員が後ろを向いて在校生と相対し、高校生代表の歓迎の言葉を受けました。新入生からは、大渡健慈さんが代表で在校生に対面式のお礼と、これから挑んでいきたいこと、分からないことを教えていただきたいというお願いなど、しっかりとした言葉で述べていました。

天気がよくて何よりだったのは、中庭での写真撮影。学級の集合写真と共に、保護者も入っての記念写真も撮影できました。(新入生の保護者の皆様、ご協力ありがとうございました)

学級では1年生40名と、保護者の皆様も入っていただき、学級担任の最初の話がありました。「環境が人をつくる」「お互いにたたえあおう」という言葉は、大切にしていきたいですね。

こうしてすばらしい入学式が挙行できたのも、多くの見えない優しい手がそこにあったからです。そのことに感謝しながら、120名になった附属中生全員で、前進していきましょう。

保護者の皆様、本日はお忙しい中、入学式に参加していただきありがとうございました。これからどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

入学式準備~1年生の入学を心待ちにしています!

昨年度3月に40名の卒業生が巣立ち、寂しい思いをしていましたが、明日は待ちに待った入学式。4月10日(月)7時間目3年生1年生を迎える準備をしました。教科書を運んだり、名前シールを貼ったり、掃除をしたりと、仕事を見つけてはてきぱきと動く3年生を見ていると、本当に頼もしく感じます。入学式会場の体育館は、高校の先輩方が準備万端整えてくれました。ここ数年はコロナ禍で出席者を押さえて行っていた入学式ですが、今回は感染症対策を十分に行った上で、全校生徒参加しての入学式を久しぶりに挙行することになりました。

放課後、きちんと整えられた1年A組の教室、そして整然と椅子が並べられた体育館を見て、明日の入学式が本当に待ち遠しく感じました。新入生の皆さん、明日、待っています!

 

 

 

令和5年度1学期がスタートしました

先週続いた桜流しの雨も止んで、週末からはお日様が顔を出し、4月10日(月)は心地よい春の出発にふさわしい一日となりました。泉ヶ丘では今日から令和5年度の1学期がスタートしました。ひと学年ずつ進級した新2年生新3年生のみなさんは、これから始まる1年間に希望を膨らませ新たな一歩を踏み出したことと思います。明日迎える新1年生と一緒に、120名の力を合わせて頑張っていきましょう。

3月末に16名の先生方を送り出し、寂しい思いをしていたところですが、今日は新任式があり、新たに16名の先生方をお迎えし、学校全体が一気に華やいだように感じます。これからさまざまな場面でお世話になっていきます。その中でも中学校に深く関わっていただく先生方は、篠田俊彦校長先生大峯隆史教頭先生上石直人先生の3名の先生方です。先生方、どうぞよろしくお願いします。

始業式では、校長先生は、「春は今までうまくいかなかったことなどもいったんリセットして、みんなで同時に新しい気持ちで進んでいけるとき。今日からみんなで頑張っていこう。」という新鮮な言葉を投げかけられ、その後、一つの寓話を話されました。真剣に聞く生徒たち。寓話からどのようなことを考えたでしょうか。保護者の方は、ぜひ生徒たちからどのような寓話だったか聞いてほしいと思います。

その後行われた中学生集会では、まず新任の先生方(教頭先生・上石先生)の紹介とあいさつがありました。先生方と過ごすこれからの日々がとても楽しみです。続いて、新2年生代表・堀真広さんと新3年生代表・冨吉創太さんの決意発表がありました。何にでも積極的に挑戦し、係活動・行事・学面・部活動などめりはりをつけ全力で頑張っていこうという意気込みが感じられる発表でした。教頭先生は、「一点一画」という言葉を紹介され、手を抜かずにやり抜くことの大切さを話してくださいました。生徒指導担当の先生からは、命を大切に、健康で活力ある心の状態で、周りの状況を気にかけよう、という大切な基礎・土台についてのお話がありました。

いよいよスタートしました。これからどのように変化し成長し充実していくか、泉ヶ丘附属中の令和5年度は楽しみでいっぱいです。

 

 

 

令和5年度の始まり

今年度、4月1日は土曜日。泉ヶ丘では4月1日(土)先生方の出勤日にして区切りよくスタートしました。新しい先生方もお迎えし、新年度を始めるべく、多くの会議や打合せが行われました。「新しい」という言葉に職員一同胸を弾ませながら過ごした一日となりました。先日「満開」が宣言された桜や、花壇の隅っこに咲いていたたんぽぽの花も、新しい一日を喜んでいるようでした。10日(月)の始業の日が楽しみです。