日誌

2023年12月の記事一覧

志和池小学校との合同授業~きずな学習(オンライン授業ばかりではありませんよ)

10月13日(金)

 9月27日(水)の本ホームページ上でも紹介しましたが、6年生は志和池小学校と合同で「総合的な学習の時間」の丸野&志和池地区のきずな学習(探究学習)をすすめています。学習の目標は、本地区の「パンフレット」製作と配布です。

 この日、丸野小学校の6年生は、志和池小学校を訪問し、各班に分かれて、話合いを交えながら、タブレットを活用した合同のパンフレット作成を行いました。

 これまでは、タブレットの画面を通したオンラインによる活動が中心でしたが、やはり、目の前に他校の人がいると感じが違うのか、少々緊張していました。

 しかし、時間がたつにつれ緊張もほぐれ、笑顔で、そして真剣な話合いの時間が展開されていました。

 着実にパンフレットの完成に近づいています。

 今回の合同授業は、来年度、志和池中学校に進学予定の2校の子どもたちにとって、かけがえのない「きずなの時間」になったことは間違いありませんね。

 これからもよろしくお願いいたします。

 そして、志和池小学校の担任の先生方もありがとうございます。

3年生の教室へ行くと・・

 この授業の終盤に、3年生の教室をのぞいてみると、ごらんのように授業の内容が黒板がにまとめられていました。

 丸野小学校の教師に共通していることでもありますが、『黒板の字が読みやすい!』『多色のチョークも使いこなし』て、『どこが大事なのかも一目』で分かります。

 3年生の黒板も・・・素晴らしいですね。

   

  さて、皆さん、この黒板を見て何か気付きませんか?

 〇黄色赤色、さらには字が整っていて・・・美しい字ですね。たしかに。

 〇しかくで囲まれた字や、も使って、さらに分かりやすく・・・丁寧な指導が伝わってきます。たしかに。

 〇日付や曜日、イラストも見られます・・・子どもたちも、ノートに日付を自然と記すことができます。キャラクター

  も授業を引き立ててくれています。たしかに。

 〇「けテぶれ」、「読み声」の文字も見られます。そうですね。

  「けテぶれ」とは、家庭学習の呼び名で、今年5月より高学年で取り組み始め、今では、3年生まで浸透してきまし

   た。もちろん、他のやり方や、プリント、キュビナも利用しています。

 

◇ 他に何か気付きませんか?

   そうです。チョークの粉がきれいに『そうじ』されています。そうなんです。

   ふだんから『そうじ』をしていなければ、この日のチョークを置くところはは「粉だらけ」のはずです。

   美しい教室では、学ぶ心も、学ぶ姿勢も、元気も、集中力も高まります。

  「整理整頓」(せいりせいとん)の行き届いた学級は、気持ちのいいものですね。

  がんばっていますよ 3年生! 

 

ミシンを使って(5年生)

10月12日(木)

ミシンを使うのって?

「便利だ」「楽しい」「得意だ」「からまる-」

人によって、経験次第で、異なる感想が聞こえてきそうです。

私は、昭和生まれのため、足で踏みながらぬっていくミシンを経験しています。

ミシン・・・時代とともに進化していく便利な道具の一つですね。

そんなミシンは、縫(ぬ)っていく楽しさを味わうことができます。

自分の思い通りに操作できるとこれほど楽しいことはありませんね。

 今回、学級担任は1人のため、安全面と確実なミシン指導のために、

外部講師6名の方々に協力を求め、一緒に、授業に参加し、3時間のミシン指導をしていただきました。

 

この活動の中で、子どもたちは、ミシンという道具の大切さはもちろんですが、経験のある人から学ぶことの素晴らしさや楽しさ教える人たちから伝わってくる、いいものをつくるという気持ちとケガをさせない、しないという強い信念がよく伝わってきた時間だったのではないでしょうか。

 

5年生は、家庭学習の「けテぶれ」を通して、「自らの目標」を達成させるための「自己分析(何が課題なのか、何を克服しないといけないのか)」を考える習慣が身につき始めています。このミシンによるバックづくりが、完成させるという目標だけ終わらせず、自分の夢や将来につながるきっかけになるかもしれませんね。

6名の外部講師の皆様 ありがとうございました

志和池地区の戦没者合同慰霊祭に参加してきました。

10月8日(日)

 昭和20(1945)年8月に各地で起きた戦いを含む、長い戦争が、日本の降伏という形で終結。

 しかし、失われた尊い命や戦争によって受けた心身の傷は、その後も、長く人々の心を苦しめています。

「平和」の尊さと命の大切さなど、いろいろなことを考えます。

 

 昭和32年(昭和50年復刻)の志和池村史のページをめくってみると、この志和池地区から出征(しゅっせい)し、亡くなられた人々(戦没者)の方々の氏名や亡くなられた場所等が数多く記されています。

 古くは安土桃山時代の文禄(ぶんろく)の役(えき)出陣者、明治時代の西南戦争従軍者のことも記されています。

 この志和池から多くの先人(せんじん)が平和を夢にみながらも、戦いに参加されたり協力されたりしたのではないでしょうか。

 そんな過去の戦いにおいて亡くなられた、特に、この会には、昭和時代の戦争で亡くなられた方の遺族の方も参列され、戦没者合同慰霊祭が行われました。

 この会には、丸野小からは校長のみ参加しましたが、遺族会の会長様をはじめ丸野小校区に住まわれている方も多く参加されていました。

 さらに、志和池小学校の6年生も15名ほど参加し、「平和へのメッセージ」や「千羽鶴」を作り献花、献納していました。

 令和6年度は、丸野小がこの会に参加する予定です。命の尊さと計り知れない命の重さについて、考えてみませんか。

 私たちは、先人(わたしたちの先輩)の、国や故郷、家族を思う心と御霊に対して時に手を合わせ、時に歴史の勉強等を通じてでも、思い出し、話題にしてみることが大事なのではないでしょうか。 

 さらに、戦争では、味方と敵に別れて戦うことがほとんどです。敵と呼ばれた人にも同じ尊い命があり、愛すべき故郷や家族がいたことも忘れてはならないですね。戦場ではない場所で亡くなられた方も多くいます。たとえば、空襲など。尊い命を奪い合う戦争は決して行ってはいけないのです。この世に誕生し授かった命は、みなさんの力と意思で、最後まで全うしましょう。むだな命は、決してないのです。

 いろいろなことを考えた慰霊祭でした。先人の皆様に感謝です。

(平和へのメッセージを朗読した志和池小6年生のみなさん)

  

アバターロボット体験に参加して(近隣こども園の行事に本校児童が参加しました)

9月29日(金)③

 6年の志和池小との合同オンライン授業、5年生のジュニアリーダー研(志和池小体育館で志和池小5年と合同で実施)と・・・・アフター運動会の通常通りの授業がすすめられ、こともたちの将来に繋がる体験的な授業も計画、実施される中、このアバター体験は行われました。

 本校と隣り合わせにあります、「まるのキンダーガーテン(認定こども園)」様にはふだんから、本校の児童が放課後児童クラブとして、フォルケホイスコーレの方にお世話になっています。

 その関係から、今回、まるのキンダーガーテンさん主催で、「愛知県の中部国際空港線とセントレア」とオンラインでつなぎ、「アバターロボットを遠隔操作する」という貴重な体験に参加させていただきました。

 

 現在、丸野小学校でも積極的にタブレットを活用したオンライン授業やふだんの授業、キュビナを活用した家庭学習などを行っています。 

 当たり前に、タブレットやパソコンが使える児童やお子様がたくさんいます。

 時代の進化を実感しますね。「不易と流行」(ふえきとりゅうこう)の大切さ再認識するこのごろです。

 まるのキンダーガーデン様、このような機会を与えていただき心より感謝申しあげます。