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学校からのお知らせ

ありがとう、さようなら

24日(金)は、終了式及び離任式が行われました。

終了式では、代表の友達に、この1年間がんばったことを作文にして発表してもらいました。

みなさんのがんばったことは何ですか?

次の学年にもつなげていけるといいですね。

 

椎葉小学校では、同日、離任式も行われます。

たくさんの思い出がよみがえって、子どもたちの頬にも、きらきら光るものが。

体育館いっぱいに温かい時間が流れました。

 

行事やお勉強を通して先生方から教えていただいたこと、決して忘れません。

新しい学校でのご活躍を心からお祈りしています。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

県文集「ともだち」掲載作品をご紹介します。

「牛のびょう気を予防する」

      3年 N.H

 ぼくのお父さんは椎葉村で、牛を育てる仕事をしています。ぼくも小さいころからお父さんの仕事を見てきました。三年生の社会の学習で、牛を育てる仕事について学習しました。その中で、牛のびょう気の予防について知りたくなったので、さらに調べることにしました。

一 調べ方

(1)インタビュー動画をしちょうして調べる。

(2)那須ぼく場に行き、見学する。

二 調べて分かったこと

(1)インタビュー動画で分かったこと

 びょう気を予防するために、人間と同じように牛にワクチンをうっているそうです。また、ぼく場のしょうどくもしているのだそうです。

(2)見学して分かったこと

 ワクチンをうたないと出さんが早まり、小さな子牛が生まれる時もあるそうです。また、しょうどくでは、大人がやっと持てるくらいのきかいで牛しゃのしょうどくをしていました。長さはやく1メートルでした。

(3)しつ問して分かったこと

 牛は、人間とちがい、下のはがなくて、べろがざらざらするそうです。また、ストレスをためないように、しおやとうみつをあたえているとおっしゃっていました。

三 調べた感想

 ぼくは、これまでよくぼく場に遊びに行って、牛のえさやりや牛の水のみ場のお手つだいはしたことがありましたが、牛のびょう気を予防するためにいろいろなくふうをしている事をはじめて知っておどろきました。

 お父さんは、「りっぱになって活やくしてほしい。」とねがって牛を育てているそうです。

 今度から、もっとお父さんのお手つだいをしたいと思います。そして、さらに牛について調べたいと思います。

 

「がんばりたいこと」

      4年 N.S

 ぼくには、がんばりたいこと、できるようになりたいことが、今日できました。それは、プールでひら泳ぎをできるようになることです。

 ぼくの家には、ビニールの大きなプールがあります。三人がいっしょに入っても泳げるくらい大きくて深いです。

 今日、そのプールに入っていると、おばあちゃんが、

「ひら泳ぎ、できる?」

と聞いてきました。ぼくは前に、お兄ちゃんに教えてもらったことがあったけど、できなかったので、

「できない。」

と言いました。

 すると、おばあちゃんが教えてくれました。だけど、手にしゅう中すると足の動きが小さくなってしまうし、足にしゅう中すると手の動きが小さくなってしまって、上手にできません。

 それを見たおばあちゃんが、本物のかえるを持ってきて、プールに落としました。かえるがひら泳ぎをしていたので、それを見てみると、手をまっすぐ前に出して、まあるく円をかく感じで、すばやくかいていました。足は、気をつけみたいにあまり動かしていませんでした。

 かえるをにがしてもう一回やってみました。見る前は、たくさんしっぱいしていたけど、見た後は、うまくできた感じがしました。ぼくは、このちょうしでいくと、五年生になったとき、先生に

「上手だね。」

と言ってもらえるんじゃないかと思ってワクワクして五年生になるのが楽しみになりました。

 まだ上手にできないけど、もっとがんばりたいなと思いました。これからも、家でひら泳ぎの練習をがんばりたいです。

年度末いろいろ

 本年度最後の児童集会は、委員会の活動報告会を行いました。来年から活動に加わる3年生に対してのラブコールも兼ねており、どの委員会も少数精鋭ながら、しっかりと学校のために貢献してきた姿が伝わってきました。

 本年度最後の読み聞かせは、感謝の気持ちを伝えるために、読み聞かせグループたんぽぽの方をお招きして全校で行う予定でしたが、残念ながら体調不良でお越しいただけず、代表の方1名のご出席で実施しました。代表の方は山形県ご出身の地域おこし協力隊員であられる○○様です。村自慢の図書館ぶん文Bunに勤務され、通称「飛び出す司書」として、子供から高齢者の方まで、より多くの人に本の魅力を伝える活動をされています。読み聞かせの選書や読み方も「さすがっ!」と思わされ、子ども達は瞬く間に本の世界に引き込まれていました。

 最後は、村の教育研究論文表彰式の様子です。本校からは3名の先生が応募され、表彰式に出席しました。自分の指導力を磨くためではありますが、根っこには、(子ども達にとって魅力的な授業を提供できる教師になりたい)という子ども達への愛情が源になっています。多忙な日々の中で論文執筆に携わった努力は、確実に子ども達のために生かされていきます。おめでとうございます。ご苦労様でした。

3月4日 村スポーツ少年団お別れ大会

 村体育館及び運動公園を試合会場に、スポーツ少年団お別れ大会が開催されました。本校は、児童の約半数が杉の子ファイターズ(ソフトボール)または椎小フレンズ(少女バレーボール)に所属していますが、本年度は5名の6年生がファイターズを卒団します。

 早朝の総合開会式から、試合、閉会式を経て、夜の卒団式(打ち上げ)まで、卒団生は出ずっぱり状態。何度も「一言あいさつ」を求められ、主役の大変さを味わった模様です。そして、何より大変だったのは、それを支える保護者をはじめとした育成会の皆様だったと思います。

 愛する子供が活躍するためなら…と労をいとわず奮起されるお姿をたくさん拝見し、改めて親の偉大さ、有り難さを認識させられました。今後も、親のパワーに負けないように、主役の子ども達、何事も思いっきり挑戦していくのだよ。

 みなさん、本当にお疲れ様でしたー!

3月3日 お別れ遠足

 春を思わせるような日和の中、今日はお別れ集会と遠足を行いました。

 集会では、体育館で、6年生に向けて各学年からお祝いと感謝の気持ちを込めた発表やプレゼント贈呈を行い、その後、全校で鬼ごっこをしたり外遊びをしたりして楽しみました。

 遠足は徒歩でカテリエ(椎葉村交流拠点施設)に行き、学級の垣根を越えて、いろいろな仲間とカードゲーム、卓球、積み木、ドッジビーなどをして遊びました。

 実は、コロナのために、今年の校外での遠足は今回が初めてでした。こういう行事が楽しめるのも「ぼくの・わたしの学校」があるからです。みんなの笑顔が満開の一日となりました。

 

3月2日 本年度最後の参観日

 道ばたにつくしが出てきました。校庭には、菜の花や梅の花も咲いています。先週の雨のおかげで、なば木には春子(はるこ)がたくさん出てきました。

 早いもので、あっという間に3月になりました。寒さにじっと耐えていた生き物たちと同様、子ども達も一段と活気づき、はつらつと過ごしています。

 今日は、今年最後の参観日。学級を回ってみると、子ども達の発表をメインにした学習が多く展開されていました。1年間の成長を披露することで、支えてくださったお家の方に感謝の気持ちを伝えたいという思いが担任や子ども達にあったようです。

 明日はお別れ集会や遠足(カテリエへ)があります。6年生はあと14日登校したら卒業の日を迎えます。自分の挑戦や成長をしっかり振り返らせ、希望をもって次へのステップが大きく踏み出せるように導いていきたいと思います。

 

3月1日 ホタルプロジェクト(4年生)

 「上椎葉にホタルが舞う風景を取り戻したい」という思いで、長年、ホタルプロジェクトに携わられている地域の方のお声かけで、本日、4年生がその活動に加わらせていただきました。

 椎葉厳島神社「化粧の水」を利用して作られた池が、ビオトープです。4年生は、まず、その池の清掃から始めます。といっても、落ち葉で覆い尽くされていた池は、すでに葉はすべて取り除かれていて、きれいな水が湛えられています。申し訳ないですけど、子ども達はおいしいとこ取りです。

 次は、きれいな池に、えさとなるカワニナの放流。2㎝強の大きさで、幼虫1匹につき40個用意されたそうなので、結構な数です。

 そして、いよいよ主役であるゲンジボタルの幼虫の放流。今回は200匹、プロジェクトの顧問の門川高校○○先生に持ってきていただきました。成虫からは想像できないほど、大きくてとげとげした姿に、子ども達は思わず「気持ち悪ーい」と言っていましたが、先生の話から生態などを知るにつれ、「なんだか可愛く見えてきました!」と変容していきました。

 ホタルは約1ヶ月半、この池で暮らした後、「上陸」し、約2ヶ月土の中でじっとして成虫になっていくそうです。

 終盤、子ども達は先生を質問攻めにするほど意欲が高まり、ホタルが舞う光景を思い思いに想像していたようです。

 自然の豊かな椎葉村ですが、ホタルを見る光景は当たり前ではなくなってきています。子ども達が、自慢にしている自然をもっと自分事として捉え、より深く関わっていけるといいなと思ったところでした。

 

 

2月18日 椎葉村生涯学習フェスティバル

 椎葉村体育館で開かれた今年度の生涯学習フェスティバル。本校からは、「人権作品コンクール表彰」と、「『子どもの声を聞く会』における意見発表」、「文化協会発表会」に、児童が参加しました。

 人権作品コンクールは、硬筆・毛筆・標語・自由の部に応募があり、この日は、最優秀賞・優秀賞の受賞者への表彰が行われました。今年もすてきな作品が集まっており、今後はカテリエで展示されるそうです。

 子どもの声を聞く会では、各小・中学校の代表児童生徒、計7名による意見発表がありました。本校代表は6年男児が「伝統を引き継ぐ」のテーマで堂々と発表しました。300名程度の観衆の前で自分の意見を述べるという経験はそうそうできることではありません。内容も態度も大変立派でした!

 文化協会発表会では、児童6名が、「古郷太鼓 扇一座」のメンバーとして、勇壮なばちさばきを披露しました。好きだからこそ続けられ、そして、技能も向上するのでしょうが、子ども達の可能性や輝きに大きな感動を与えてもらいました。

 上記のほかにも、地区子ども会の発表、民謡、三味線演奏など、椎葉村の芸能を一挙に視聴することができるイベントでした。身近なお知り合いの方でも、ご趣味で輝いておられる一面を拝見することができました。

 私も、何か挑戦してみようかな!

2月16日 宮大附属小6年生とのきずな交流

 リモート環境の整備に伴って始まった「宮大附属小6年生と椎葉村内小学校5・6年生の『きずな交流』」、今年で3年目になります。

 3つのグループ(ブレイクアウトルーム)を設定し、それぞれのグループの中で、それぞれの学校がふるさと自慢の発表を行いました。

 それぞれ、総合的な学習の時間を使い、発表に向けて周到な準備・学習を積み上げてきましたので、どの学校も充実した内容で、伸び伸びとした発表ができました。

 個人的に興味をもっていた場面は、練習なし、原稿なしで臨まなければならない質問や感想を交流する時間。素の子ども達の姿が露わになります。とっさの対応力が求められます。私たちは、こういう場面で自分の意見をしっかり伝えられる、ふだんの学習で培った力を活用できるという子ども達を育てていかなければならないんだと改めて感じたところでした。

 では、一部様子をご覧ください。

2月10日 入学説明会を行いました。

 来年度、本校に入学予定の子ども達と保護者の皆様を対象に、入学説明会を開催しました。

 まずは、体験入学として、1時間、1年生と一緒に学習をしました。1年生のお気に入りの場所を案内してもらったり、お店屋さんごっこをしたりしました。

 年長さんにも進んで活動してもらいたいという思いから行ったお店屋さんごっこでは、商品を手作りで準備したり、「こんにちは」「ありがとうございました」等のあいさつが言えるようにエスコートしたりと、1年生は大活躍でした。自分たちで育てたアサガオから取った種もプレゼントしていましたが、1年生はお兄さん、お姉さんとしてこの日をずっと待ち望んでいたので、張りきっていたのですね。

 保護者の皆様に各担当職員から入学準備の説明をしている間、今度は6年生の出番です。年長さんを集めて、読み聞かせをしてあげたり、すごろくゲームを一緒に楽しんだりして、楽しい時間を演出してくれました。

 帰り際、年長さん達はみんな満足げに「あー楽しかった!(また来たい‼)」と微笑んでいましたが、子育てベテランのおばあちゃんは、それを受け止めつつ「良かったねぇ。4月からは毎日やからね。毎日、ここに来ないかんとよぉ~。」と軽い突っ込みを入れられていました。酸いも甘いも知る人生の経験者たる人のお言葉でした。

 学校は楽しい所であるように努力しますので、4月から元気に登校してきてくださいね。待ってますよ~‼