東海っ子の様子

東海小わくわくブログ

広がる神話の世界!

 11月12日(水) 鑑賞教室を実施しました。今日は港小学校のお友達も一緒に鑑賞しました。

 内容は「古事記天語り」です。天孫降臨やニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの恋物語が、踊りや映像を交えて語られていきます。語り手は俳優の柴田美保子さんです。柴田さんは全国各地で公演されていて、延岡市にも何回も訪れて下さっています。神話という子ども達にとって少し難しい内容でしたが、華麗な舞や映像美、豊かな語り口に子ども達はいつの間にか壮大な神話の世界に引き込まれていくのでした。

「日本の最初の天皇陛下、誰だか知っていますか?」「なんと、宮崎生まれ、宮﨑育ちなんだよ」最初に延岡の神話について説明をしていただきました。

 コノハナサクヤヒメ、アマテラス、アメノウズメ、3人の女神が登場! 思わず一緒に踊りたくなったお友達もいたかな?

 柴田さんの聞き手を引き込んでいく語り口はさすがプロです。間や強弱、表情など、上手な表現のコツがいっぱいでした。みんな真似できるといいですね。

 今回、映像を映しているスクリーンは先生方が手作りして設置して下さいました。おかげで体育館に大きな映像を映し出すことが出来ました。先生方の頑張りに感謝です。

 6年生のお友達が代表でお礼の言葉を述べました。初めて知ったことがたくさんあったようです。神話への興味が高まりましたね。

 最後は出演者の方々と一緒に記念撮影。「子ども達の反応が嬉しかったです。」と柴田さんは話されていました。東海っ子、港っ子の豊かな感受性がきっと伝わったのでしょう。芸術の秋を体験できた子ども達、これからも郷土に伝わるいろんな話やモノにふれ、体験し、延岡のことをますます好きになっていってほしいです。

 

11月の全校朝会

 11月11日(火) 11月の全校朝会をオンラインで行いました。

 校長先生の話は「ポジティブメッセージ」の大切さについてでした。テレビ画面にラインでのメッセージのやり取りを示しながら、言葉の使い方はどうあるべきかみんなで考えました。子ども達はネガティブな言葉で時には相手を傷つけてしまうことや、相手の都合を考えずにメッセージをやり取りすることでプライバシーを侵害してしまうことなど、具体的に考えることが出来ました。

 実際に相手の顔を見て思いを伝えることを大切にして、相手が嬉しくなったり、勇気づけられたりする言葉で溢れさせることをこれからも大切にする東海っ子であってほしいです。

 生徒指導担当の先生からは、「マナーよし 心よし」についてのお話がありました。名札をつけること、右一静歩、あいさつが出来ているか振り返り、「凡事徹底」として下足箱のかかとを揃えたり、トイレのスリッパや図書室の本を並べたりすることにも力を入れていくことを確認しました。

 最後は今、行っている「あいさつの花うんどう」について、担当の先生からのお話です。あいさつは信頼関係を作るため、いろんな人との輪を広げるために欠かせないものであることを話されました。学級に掲示してあるあいさつの花が「〇〇さんがあいさつをしてくれてうれしかった。」などのカードでいっぱいになるよう、お互いに気持ちのよいあいさつをすることをみんなで心がけていきます。

 立冬を迎え、だんだん冬らしくなってきましたが、東海っ子は目標をしっかりともってこれからもホットに頑張ります! 

大きくなーれ!

 11月10日(月) 3年生がタマネギの苗を畑に植えました。

 植えた苗は200本です。畑は技術員の先生が事前に畝作り、マルチ張りをして下さっていて準備万端です。

 マルチに穴を開ける竹串も準備して下さっていました。持ち方も習ったとおりに尖った部分をしっかり手で覆って持てています。先生が出した指示をしっかりと聞き、守れる3年生のよさがさっそく発揮されています。

 最初に竹串を使って穴を開けました。苗が大きくなった時のことを考えながら距離をとって開けます。

「苗が倒れないように真っ直ぐ植えて下さいね。」「植えたら土をぎゅっと押さえるよ。」先生から植え方を教わり、自分の開けた所に苗を植えていきます。まだとっても細い苗を立つように植えるのはなかなか難しかったようで、みんな結構、苦戦していました。でも、めげずに頑張る3年生、一本の苗の命を大切にする心がしっかりと育っています。

 無事に苗植えが終わったら、最後に水をたっぷりあげました。「大きくなーれ!」

 3年生は社会科の授業で「空飛ぶ新タマネギ」について学習しました。今日、実際にタマネギを植える体験をして、学習したことをさらに深めることが出来ました。これからもたくさんのことを学びながら、収穫の春を待つ3年生です。

ほっぺ おちちゃう!

 11月10日(月) 2年生がおいもパーティーを行いました。作ったのはスイートポテト、材料はみんなで秋に収穫したサツマイモです。

 ゆであがったら、袋に入れてもんだり、叩いたりしてこねていきます。みんなで一緒にする班、一人一人順番にする班など、それぞれ工夫して進めていました。砂糖とクリームを加えてさらに柔らかくなっていくおいもにワクワクが止まりません!

 

 柔らかくなったら、ラップに包みます。「先生、僕の分いっぱいにして」とおねだりする姿も子どもらしくかわいいです。

 出来上がったら、みんなで元気に「いただきまーす!」 そのおいしさにみんなはにっこり笑顔になりました。きっとみんなで力を合わせて作ったからだね。なかには、食べるのがもったいなくて、少しずつ食べているお友達もいました。

 「作り方をおぼえたので、お家でも作ってみたいです。」と話すお友達もいました。ぜひ、挑戦して家族のみんなで秋の味覚を楽しく味わってほしいです。

 苗植えから収穫、お菓子作りまでたくさんの体験をすることができた2年生、次はどんな体験が待っているのかな、楽しみですね。

 

 

 

 

町の方々に話を聞こう!

 11月5日(水) 2年生が生活科「もっと知りたい たんけんたい」の学習で町たんけんに出かけました。

 1学期に実施したときは、町の様子を知ることが目的でしたが、今回は町に住んでいる方々に話を聞いて、色々な思いや工夫について気付くことが目的です。

 感謝の気持ちをもってあいさつをしっかりする、聞いたことはしっかりとメモをとるなど、約束を確認して出発! 今日はスペシャルゲストとしてALTのワイアット先生も一緒に行って下さいます。「栗は英語で何て言うんですか?」と歩きながら質問しているお友達もいましたよ。

 グループに分かれて、それぞれ別の場所を訪問します。学校を出ると途中でお友達とはお別れです。

 訪問したのは「和洋美食ダイニング ごんべや」様、「美創館 タグチ」様、「桜ヶ丘郵便局」様、「桜ヶ丘商店」様の四箇所です。

 それぞれの見学場所では置いてある物や道具などを見せていただいたり、仕事内容について説明していただいたりしました。子ども達からは、「なぜ、この仕事をしようと思ったのですか?」「嬉しいときはどんな時ですか?」「一番大変なことってどんなことですか?」など、たくさんの質問が出されていました。

 それぞれの場所でたくさんのことを知ったみんなは、これからお互いのグループの発表を聞き合って気付きを広げていきます。町の人々の思いを知って、自分たちの町にさらに詳しくなり、ますます好きになっていく2年生です。

 ごんべや様、タグチ様、桜ヶ丘郵便局様、桜ヶ丘商店様、お忙しい中、学習へ快くご協力いただき、本当にありがとうございました。

 

かっこいいなあ~

 11月5日(水) 表現集会で4年生が「団七踊り」を発表しました。

 今日は法被や袴などの衣装を着て、一段とかっこいい姿での発表です。表情もキリッとしまってみんないい顔してます!

 片付けも、いつものチームワーク抜群の動きです。てきぱき動く姿もかっこいい!

 片付けている間にも、他の学年の先生がアドバイスして下さいます。東海小の伝統がしっかりと引き継がれる温かい秘密がここにあります!

 保護者の皆さんもたくさん見に来て下さっていました。お家の方に朝からいいプレゼントが出来ましたね。

 「4年生、かっこいいなあと思った人?」発表が終わり、進行の先生が全校のみんなに尋ねるとたくさんの手が挙がりました。4年生の姿に憧れたお友達もきっとたくさんいたことでしょう。

 感想を聞くと「太鼓の音が迫力がありました」「太鼓のバチさばきがかっこよかったです」「木琴、鉄琴の音が綺麗でした」などがありました。昨年、発表した5年生からも「上手でした。」「長刀がかっこよかった」などの声が聞かれました。

 次はいよいよ、来週の延岡市小中音楽祭での発表となります。4年生のみなさん、東海小学校の代表として頑張ってきて下さいね。みんなで応援しています!

 

表現集会・音楽祭に向けて!

 11月4日(火) 表現集会での「団七踊り」発表が明日にせまり、4年生が2回目の全体練習を行いました。

 体育館に入ってきた4年生、自分たちで練習準備を進めます。大きな物や重たい物もありますが、協力し合って素早く作業していました。この団結力が4年生のよさです!

 入場から退場まで通して練習しました。踊りの部分は運動会でも発表しましたが、今回は学校紹介や踊りの説明、合唱や演奏も加わり、さらに見応えのある発表となっています。

 代表で挨拶や説明をするお友達も、長い文章を暗記して堂々とした発表ぶりでした。これまでの練習をよく頑張りましたね。

 踊るスペースを調整したり、気迫や気合いをこめて表現することを確認したりするなど、さらによい発表とするために、4年生の心を一つにして練習が続きます。

 4年生は表現集会での発表に加えて、市の小中音楽祭でも発表してくれます。伝統を大切に引き継ごうといつも真剣勝負で練習する4年生、その真っ直ぐにがんばる心はきっと多くの方に伝わることでしょう。大舞台に向けて心一つに燃えている4年生です!

 

 

 

 

なつかしいなあ~

 11月4日(火) 5年生がキャリア教育で幼稚園を訪問しました。園児とのふれ合いを通して、色々な仕事への視野を広げることがねらいの一つです。

 「僕はこの幼稚園でした。とっても懐かしいです。」男の子が教えてくれました。1組は東海幼稚園、2組はさくらんぼ保育園を訪れました。みんな、久しぶりに園を訪れて懐かしさいっぱいになったようです。

 東海幼稚園ではじゃんけん列車や歌を歌って交流をスタートしました。年長さんのみんなと過ごします。「やきいも、やきいも、おなかがグー♪」手遊び歌もみんなで元気に歌って大盛り上がりです。

 すっかり仲良くなったら、次は園庭に出て外遊びです。先生の事前の指示をしっかりと守って、力加減をしたり、優しく教えてあげたりしながら、楽しく上手に遊んであげる姿はさすが5年生です。成長したみんなにとっては園庭は小さく感じたかも知れませんね。園児のみんなはお兄ちゃん、お姉ちゃんが一緒に遊んでくれて、大喜びです。

 最後は質問タイム。質問には幼稚園の先生や園児のみんなが答えてくれました。

 「どんな遊びが人気がありますか?」「子ども達が帰った後はどんなお仕事をしているのですが?」「子ども達が泣いてしまった時はどのようにすればよいですか?」など、たくさんの質問をして、幼稚園の仕事について詳しく知ることが出来ました。

 みんなで作った「カエルのぴょんぴょん折り紙」をプレゼントしました。喜んでもらえてよかったね。

 「楽しかったよ~」「また来てね~」5年生とのふれ合いがとても楽しかったようです。帰りは窓から園児のみんなが元気に見送ってくれました。

 5年生は12月に再び園を訪れる予定です。今日の学習でつかんだことを活かして、園児を喜ばせるための計画を立てて準備します。今日の交流がバッチリだったみんななので、きっと楽しい計画が出来上がるでしょうね。5年生のさらなる活躍がとても楽しみです。

 東海幼稚園、さくらんぼ保育園の先生方、園児の皆さん、今日は楽しく交流していただきありがとうございました。来月もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

これまでの力を発揮!

 10月31日(金) 写真は6年1組での修学旅行の班決めの様子です。

 「班決めも学習の一つです。」担任の先生が話されると、みんなは深く頷きました。修学旅行の目的や各係の役割等について確認した後、「学級の全員が納得しないといけない」「自分の意見をしっかりと主張する」という約束の下、話し合いを始めました。

この時間は部屋班、活動班を決めます。まずは男子、女子に分かれて部屋班について話し合いました。

 先生から教えてもらった話し合いの秘訣、「折り合いをつける」「ゆずり合う」こともしっかりできているところが素晴らしく、さすが最高学年のみんなですね。相手のことを優しく思いやることが自然にできています。

 話し合いの際は二人の先生方は子ども達の中に入らず、子ども達が自分たちで考えて上手に班のメンバーを決めていきました。全部決まった際に自然に拍手し合う姿から、とても上手に話し合えたことが伝わってきました。

 自分の考えを分かりやすく相手に伝える、相手の話をしっかりと聞き、考えを尊重する、ふだんの授業の中で培った力が発揮されているのをたくさん見ることができました。修学旅行はこれまでの学習で身に付けた力を総動員する機会ですが、出発前からしっかりと出来ている6の1のみんなです。

 

 

体験してわかること

 10月30日(木) 3年生が福祉学習としてアイマスク体験を行いました。

 社会福祉協議会、地域ボランティアの方々に講師として来ていただきました。挨拶が終わったらいよいよアイマスク体験のスタートです。ガイドする子とアイマスクをする子がペアになり、狭い通路、階段、点字ブロックなどのパートを順に回っていきます。

 「右を向きますよ。」「前に階段があります。」「9時の方向に置いてあります。」ガイド役の子が上手に指示を出して、アイマスクの子を優しくリードしてあげていました。友達に寄り添う姿はとても優しく、見ていて心が温かくなります。アイマスクの子は白杖を右手に持って進む方向の確認をします。

 先生をガイドするお友達もいました。相手が大人でもしっかりとガイドできましたね。

 子ども達の感想には「アイマスクをしたら何も見えなくてこけたらどうしようと思ったけど、声をかけてもらいながら安全に歩けたのでよかったです。」「ガイドした時、次にある物をすぐに言葉で伝えるのが難しかったです。」「ガイドするとき、つい自分のスピードで歩いてしまったので、次は気をつけたいです。」「目が不自由な方の気持ちが分かった。」などがありました。実際に体験することで、相手の立場に立つことや思いやりの気持ちをもつことの大切さをさらに強く感じることができたようです。目の不自由な方のために点字ブロックの上に自転車を停めたり、荷物を置かないことも教えていただきました。みんなが幸せに過ごせるように今日の学習をこれからの生活に活かしてほしいです。

 社会福祉協議会、地域ボランティアの方々のおかげで、子ども達は体験を通じて大切なことを学べました。ありがとうございました。