学校日誌

学校や子どもたちの様子

本 本に親しむひととき~ととろ3人の会の方々をお招きして~

 ととろ3人の会の皆様をお招きして「おはなし会」を1月20日(金)に実施しました。お招きしたのは、山本さん、姫田さん、土井さんの3名の方です。「1,2年」「3,4年」「5,6年」の3つの学年部に分けて、それぞれの学年の発達の段階に合わせたお話しを用意していただきました。大変なご苦労をかけてしまいました。

  

  

 ととろ3人の会の方々は、情感豊かな本の読み聞かせだけでなく、本に書かれているお話を暗唱して「語り」をされていました。これは本が大好きで読書を心から愛している方しかできない、まさに「名人芸」ともいえるものです。こうして暗唱して語りをすることで、語りをされる方は、子どもたちの目を見て反応を確かめながら、あるいは楽しみながら進めることができるのです。川島小学校のみんなはそんな名人芸にふれ、真剣なまなざしでおはなし会に参加することができました。

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笑う 4年生のさわやかな朝のあいさつ

 川島小学校では、運営委員会の企画で、毎月の朝のあいさつ当番の学年が決められています。1月は、4年生のお友達がさわやかな声であいさつをしました。登校してきたお友達もさわやかなあいさつを返します。

  

 あいさつは、決して難しいことではありませんが、心の様子がこの毎日のあいさつに表れているのです。学習でもスポーツでもやる気に満ちあふれているお友達のあいさつは、声も大きく、回りの人を明るくする力があります。川島小学校のお友達は、地域の方にも進んであいさつができていますので、よくお褒めの言葉をいただいています。

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キラキラ 「大寒」でも元気な3年生

 二十四節季の一つ、「大寒」は1月20日(金)です。やはりとっても寒い朝でした。ところが川島小学校の3年生は、寒さも何のその、朝からサッカーを楽しんでいます。

  

 本校にはサッカーゴールが常設されてはいませんが、友達と声をかけ、パスやドリブルをつなげながら楽しんでいます。そうして、寒さに負けない強い体と心が育まれていくことでしょう。

 この中から将来のJリーガーやなでしこジャパンの選手が出てくることが期待されます。

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? 川島町のことどれだけ知ってる?「川島町クイズ」

 2年生は、「町たんけん」で調べたことをみんなに知らせるために、「川島町クイズ」を考えました。町たんけんで訪れた「郵便局」、「すまいる(※福祉作業所)」、「マリンサービス(※ダイビングスクール・シュノーケリング体験などのお店)」について、楽しいクイズを考えています。

 

 

 川島町内の施設なのに、2年生が調べてみると、知らないことが盛りだくさんです。「(郵便配達の人は、)1日になんかしょのポストをまわっているでしょうか。」、「体にしょうがいのある人は、何人はたらいているでしょうか。」、「マリンサービスとは、どんなところでしょうか。」わたしたち大人でも、きちんと調べてみないと分からない難しいクイズです。答えは、それぞれの問題の裏に書かれています。学校に来られることがあれば、ぜひチャレンジしてみてください。

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鉛筆 CRT学力検査に全集中

 いつも歌声やかけ声、発表の声などが響いてにぎやかな川島小学校ですが、1月12日(木)と13日(金)の2校時は、晴れた日の日向灘のようにとっても静かでした。CRT学力検査にみんなが全集中していたからです。

  

 川島小学校では、この時期に全学年を対象に国語と算数のCRT学力検査を実施しています。CRT学力検査の目的は、その学年の学習内容がどれだけ身に付いているかを調査することです。だから、問題数も多く、広い範囲から問われることになります。難易度はそれほど高くありませんが、全集中しなくては、正しく問題に答えられません。

 結果については、2月21日(火)・22日(水)の参観日に保護者の皆様へお知らせします。これまでの学習の状況が客観的に分かる資料として、非常に信頼できるものとなります。今後の学習の進め方の参考資料として、十分に活用できると素晴らしいです。

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雪 3学期始業式もGooglemeetで気を引き締めて

 3学期始業の日は、1月10日(火)でした。川島小学校のみんなは、17日間の楽しい冬休みを過ごし、とても明るい表情で登校していました。3学期の始業式も2学期の終業式と同様、Googlemeetで行いました。しかし、画面から見える川島小学校のみんなの顔はとても引き締まって見えました。きっと、新年を迎えて心も引き締まっていることでしょう。

  

 児童作文発表の代表は、6年生の吉田讓冶さんでした。讓冶さんは、3学期に「掃除名人」になるように「と・む・す・じ・あ」をしっかり守ること(※と・・・とりかかり、む・・・むごん、じ・・・じかんいっぱい、あ・・・あとしまつ)、小学校の学習をしっかり身に付けて中学校へ進学することを目標としています。実にやる気に満ちあふれた作文でした。

 校長先生からは、延岡市の「わかあゆ教育プラン」のめざす児童像「幸動(こうどう)~自他の幸せのために学び行動する子ども~」について、具体例を挙げながらみんなが自分のできることから取り組み、今年の干支の「うさぎ」のように元気に飛び跳ねるような新年にしていくことをお話していただきました。

 式の後には、BFC作品展の「標語の部」で特選を受賞した2年生の甲斐 ゆず希さんの表彰がありました。

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視聴覚 2学期終業式もGooglemeetで

 2学期の始業式はGooglemeetで行いました。2学期終業式もGooglemeetで行っています。九州にも寒波が押し寄せて、川島小の校庭にも霜が降りるほど寒い日が続きました。そんな中で、12月23日(金)の終業式で冷蔵庫のように寒い体育館に集まるのは、酷だとの判断です。

  

  

 「三本の木朗読」の指揮は、6年の中武涼太さん、児童作文発表の代表は、2年生の戸髙 直太郎さんでした。直太郎さんが2学期に頑張ったこととして、「かけ算」、「なわとび」、「そうじ」の3つをあげ、これから「下の学年に教えられるすごい2年生をめざす」ために大切なことをしっかり見つめていることが分かりました。画面越しの発表になりましたが、緊張しながらも、立派に自分の役目を果たすことができました。また、それぞれの教室で参加しているみんなも、きちんと席について礼儀正しくできていました。これから冬休みが始まります。クリスマスや大晦日、お正月などの楽しい行事がたくさんあります。しかも、今年は、17日間という長い冬休みになります。生活習慣を整え、学校からの課題をしっかりやり遂げて、楽しく充実した冬休みにしてほしいです。3年生以上のお友達は、「キュビナ」の問題で2学期までの復習がしっかりできるといいです。

 3学期にみんなの元気な顔が見られることを楽しみにしています。

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家庭科・調理 調理実習での学び

 5・6年生の家庭科は、調理実習が特に人気があります。子どもたちは、食べることが大好きですから。そして、調理実習から学ぶことはたくさんあります。

 12月13日(火)に6年生のみんなは、栄養教諭の土井先生指導のもと、ドイツの郷土料理「ジャーマンポテト」に挑戦しました。

    

    

 土井先生の示した手順を確かめながら、グループのみんなで協力して、ジャガイモをゆでたりタマネギやベーコンを炒めたりして香りも味もよい、ジャーマンポテトを仕上げていました。さすがは6年生です。

 12月15日(木)には、5年生の「ご飯と味噌汁」の調理実習です。こちらも土井栄養教諭の専門的知識を生かすことができました。なんといっても、ご飯と味噌汁には、和食の基本が詰まっていますから。

    

    

 5年生のみんなは、土井先生の指示の下、お米を研いで吸水させたり、いりこだしをとりながら具材を切ったりと、協力しててきぱきと調理を進めます。時間を意識してご飯を炊く、だしをとる、具材を煮る、これが和食の基本中の基本です。

 調理実習で5・6年生のお友達は、たくさんのことを学ぶことができています。それは、家庭科で学ぶことができる料理の基本や調理の手順だけでなく、食への感謝の気持ちだったり、友達と協力することの大切さだったりします。調理実習は、実に奥が深いです。

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? What do you want? I want pepper.

 4年生の外国語活動の様子をのぞきました。とてもありがたいことに、本校では、東海小学校の外国語専科の濵田先生と外国語のお勉強をしています。

    

 今日のめあては、[だれかのためにピザを作ろう]でした。お店の人とお客さんになって、「What do tou want?」「I want (  ).」というやりとりを使って、自分がだれかのために作りたいピザの材料をゲットしていくという学習活動でした。だれかというと、友達や兄弟やお家の人などを選んでいるようでした。

 みんなが活動を始めると、先生は活動の途中で、上手にコミュニケーションができているお友達を紹介し、よかった点を考えさせます。まず、気がついたのは、「体を動かしながら伝えている(ジェスチャー)。」ということでした。次に、「最後のあいさつまで、会話ができている。」ところでした。たしかに、お手本のお友達は「See you.」まで、丁寧に言っています。

 そして濵田先生が何よりも気付かせたかったのは、「目と目を合わせて話している(アイコンタクト)。」でした。その大切さに気付いたお友達は、写真でも分かるように、しっかりアイコンタクトを意識した活動ができていました。外国語に限らず、アイコンタクトはコミュニケーションの基本中の基本ですね。

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会議・研修 教科の学習をより楽しく学ぶには~一部教科担任制~

 小学校では、通常、担任の先生が全教科を教えていきます。しかし、我々教師も人間ですので、正直なところ得手、不得手があります。そこで、一部教科担任制の取り組みが行われているところです。

 川島小学校の場合、単学級ですので、異学年での授業交換を実施しています。6年担任が5・6年生の体育科と書写を受け持ちます。5年担任が5・6年生の家庭科と音楽を受け持ちます。

 本日は、5年生の体育科を6年担任が指導しました。こちらは、初期研修の模範授業としても提供しました。

  

 5年生は、「体つくり運動」に取り組んでいました。柔らかさを高める運動として「リンポー」、力強さを高める運動として「壁倒立」、巧みな動きを高める運動として「両手ドリブル」、「カラーコーンタッチ」、「バンブーダンス」を友達との教え合いを大事にしながら進めていきます。5年生のみんなが進んで取り組むような場づくりの工夫や意欲を持続するための指導者の声かけのあり方などが、初期研修の先生には大いに参考になったことでしょう。5年生のみんなは計画表を見ながら、めあてをもってそれぞれの運動に取り組むことができました。

 6年生は、家庭科を5年担任が指導しました。こちらは、栄養教諭とのTTで行いました。

  

 6年生は、「献立を工夫して」の学習に取り組んでいました。5大栄養素(炭水化物・脂質・タンパク質・無機質・ビタミン)と、「主食」、「主菜」、「副菜」、「汁物、飲み物」との関係に着目しながら、献立を工夫していきます。そのため、5年生で学習した5大栄養素の働きと食品群を復習しなくてはなりません。タブレットを活用しながら、学習したことを確かめ、自分の考えを効果的に表していきます。栄養素の働きなどをより専門的に理解させるためには、学校栄養教諭の知識は大変有効です。例えば、同じ牛乳からできているのにバターは脂質の食品群、チーズは無機質の食品群に分類されます。その根拠を栄養教諭の先生は分かりやすく説明することができます。

 このように一部教科担任制による指導を導入することで、先生方の専門性を生かしながら、より質の高い授業を進めることが可能になります。また、そこにICT機器を活用したり、校内・校外の指導者をプラスしたりすることにより、子供たちの学びはさらに確かで深いものになり、学習も楽しいものになります。

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