学校日誌

2023年8月の記事一覧

動物 家庭教育学級「足育のススメ」

 美化整備作業が終わって、ホッとしたところで、9時30分から家庭教育学級「足育のススメ」を開催しました。今年度の家庭教育学級は久しぶりの開催ということで、部長の川島さんも気合いが入っていまして、みやざき足育センターの成田 あす香さんを講師としてお招きしました。成田さんは、綾町からおいでになりました。結構遠いですが、遠くからお呼びしただけの価値は十分にありました。川島小学校の保護者、子どもたち合わせて54名の参加がありました。

  

  

 ところで、「足育」という言葉、初めて聞いたという方もいらっしゃると思います。「食育」とか「脳育」とか最近は「~育」というのが盛んに聞かれるようになりました。では、「足育」とはどのようなことなのかを成田さんがクイズ形式の講座で子供でもしっかり理解できるようにお話していただきました。

 まず、大切なことは足の指のトレーニングです。足ジャンケンや足の指のマッサージで普段あまり意識しない筋肉を使うことで、足の力を高めます。

 次に、爪の手入れです。よく白い部分がなくなるまで切ったり、爪の両端を切ったりしますが、実は足の力が十分に発揮できるためには、足の爪は指の先と同じところまで伸ばした方がよいというのです。「これは長すぎるのでは?」と思ったりします。しかし、やってみると分かりますが、足の力の入り方や踏ん張り方が全然違います。

 それから、靴の選び方がとても大切です。よく見ると、一人一人足の形は全然違います。一番長い指が親指だったり、2番目の指(手でいうところの人差し指)だったり、全体の形が細長かったり、横に広かったりと顔や体つきと同じで、一人一人個性があります。この足の個性に合わせた靴選びをしなくてはいけないということでした。具体的には、

 ① 靴の中敷きに乗ってみていちばん長い指から1センチほどの余裕があること

 ② 足の横幅が靴の横幅と合っていること

 ③ かかとに芯があって、しっかりしていること

 ④ つま先部分が柔らかく折り曲がること

です。よくぴったりの靴を選んだり、長さだけを気にしたりしていますが、この4つのポイントで確かめていかないと、歩きにくいあるいは運動しにくい靴を選んでしまっているのです。

 最後に、靴の履き方も教えていただきました。合い言葉は、「かかとをトントン、ベルト(靴紐)をギュ」です。かかとがしっかり靴の中で固定されていると足が軽くなり歩きやすいです。実際にこの通りに履いて保護者の方も子どもたちも歩きやすさや動きやすさを実感していました。

 おまけで、足を鍛える運動遊びも教えていただきました。足の指でボールをつかんだり、ケンケンパをしたり、ぞうきんがけも効果的なのだそうです。

 たかが足、されど足です。全身の健康は足を健康にすることから始まります。「足育」を進めることで、スポーツを楽しめる健康な体を維持することができることがよく分かりました。

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OK 第2回美化整備作業で運動場すっきり

 夏休み最後の日曜日(8月27日)に、毎年恒例の「第2回美化整備作業」が行われました。今回の美化整備作業は、運動会に向けて運動場の除草作業が中心になりました。さらに、体育館のイスの入替作業もPTAの皆様の力をお借りすることで、短時間で終わることができました。もうすぐ「新県体育館」として生まれ変わる現在の「市民体育館」から廃棄する予定のイスを100脚いただきました。20年ぐらい前のものなのだそうですが、あまり使うこともなかったそうで、錆もなくまだまだ使えそうです。

  

 運動場の除草作業は7時から開始して、8時15分までがんばりました。朝からの作業でしたが、予想よりも涼しくなく、暑い中での作業となりました。事前に参加申し込みがあったのは、保護者の方29名、子どもたちは35名の合計64名でした。実際に参加された人数は、もう少し多かったかもしれません。たくさんの保護者の方々や子どもたちが熱心に作業をしたおかげで、運動場がすっきりしました。これで10月14日(土)の運動会も、いい運動場の状態で迎えられることでしょう。

 本当にお疲れ様でした、そして、ありがとうございました。

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1学期終業の日

 ようやく7月31日(月)に78日間の1学期が終わりました。※1年生は、74日間です。翌日の8月1日(火)から31日間の夏休みが始まります。川島小学校のみんなは、きっといろんなワクワクするような計画があることでしょう。

  

  

 終業式での児童代表作文発表は、3年生の古小路 一樺さんが行いました。一樺さんは、一学期を振り返って、特にがんばったのは、「外国語専科の野中先生に教えていただいた外国語活動」「毎日忘れずにできた保健係のお仕事」「きついときもあったけど少しずつ上手になっていったバドミントンの習い事」の3つでした。きっとみんなも振り返るといろんながんばったことがあったと思います。それは、きっと2学期につながっていくことでしょう。

 校長先生のお話は、「夏休みを成功させるには、どうすればよいでしょう。」という問いかけから始まりました。ヒントは、「コツが二つあります。」ということです。その心は、「コツコツ取り組むこと」です。毎日、コツコツと取り組むことで充実した夏休みが過ごせるということです。上手になりたいという願いは、誰もが持っていますが、なかなか上手にならないものです。しかしあきらめずに、努力を続けていると突然できるようになるということがあります。コツコツと続けた努力は、まるで風船の中の空気のように体の中にたまっていくのです。そして、ある日突然はじけ、みるみる上達していくものなのです。一日一日を大切にして、努力を重ねることの大切さを感じたことでしょう。

 その後、安全担当の山下先生や生徒指導主事の甲斐先生、図書主任の陣先生、養護教諭の戸髙先生から夏休みに気をつけること、ぜひ取り組んでほしいことなどお話がありました。大切な命を守る夏休みにして、2学期の始業の日に全員の元気な顔が見られることを願います。

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