学校日誌

2023年12月の記事一覧

記念日 明日から冬休み~2学期終業式~

 本日は、2学期の終業の日です。体育館が冷蔵庫のようになっていましたので、本日の終業式はGoogle Meetで行いました。体育館に集まったときと同じようにみんな「立腰」でお話を聞くことができていました。さすがは、川島小学校のお友達、心がけがいいです。

  

 終業式で作文を発表したのでは、2年生の加藤 寿丸(じゅまる)さんでした。寿丸さんは、2学期にできるようになったこととして、「跳び箱5段」「あやとび12回」「字をていねいに書くこと」「早おき」の4つをあげていました。できるようになりたいという気持ちを大切にしてがんばってきたということでした。

 12月に「ポジティブの木」に自分や友達ががんばってきたことを「ポジティブの実」に書いて貼るという取組を進めていますが、まさにポジティブに自分をとらえていくと、いろんなできるようになったことが広がっていくのです。それは、校長先生が繰り返し話されている、「努力の壺」をいっぱいにしていくことにつながります。聞いていたお友達も、きっと、2学期に自分ができるようになったことを考えることができたことでしょう。そして、それは3学期の新しい目標や希望に発展していくのです。

 

0

雪 日本の原風景がここに~5年生のもちつき体験~

 年の瀬になると、昔は、どこの地区でもたくさんの人が集まって、もちつきをする様子が見られたものです。そんな日本の原風景が川島小学校で見られることに感激しています。これは、学校だけではなかなか難しいことです。保護者の皆様や地域の皆様のご協力があるからできることです。また、JAの青年部の方も3名お手伝いに見えました。ありがたいことに、青年部の佐野さんには、実習田の借用から稲刈り、もち米の精米までお願いをしていました。

  

 家庭科室をのぞいてみると、蒸したもち米のいい香りがします。もち米が家庭科室で蒸し上がると、外の臼まで急いで運ばれてきます。そして、杵で「ペッタン、ペッタン」とついていきます。「これ以外と重いわ。」野球やバドミントン、陸上やバレーなどのスポーツで鍛えているお友達もいますが、木でできた杵は重かったようです。

 臼が一つしかありませんので、こればっかりでもちつきをしていると、夕方までかかってしまいます。そこで、「もちつき機」という文明の利器の登場です。これだと「もち米を蒸す」右「もちをつく」が一度に短時間でできます。

 つきあがったもちは、みんなで丸めていきます。つきあがったばかりのおもちは熱いので、もちをちぎる作業は保護者や地域の方にお願いしました。最初はなかなか丸くできませんでしたが、繰り返すうちにだんだんと形よくできるようになってきました。

 最後にできあがったもちを5年生とお手伝いいただいたみなさんで試食しました。臼や杵でついたおもちともちつき機でついたおもちの両方を食べていましたが、さて違いは分かったでしょうか?

0

会議・研修 「すまいる」で質問しよう

 学校の近くに「すまいる」という施設があります。2年生のお友達は、この「すまいる」がどんなところなのかを生活科の学習で調べることにしました。12月15日(金)に「すまいる」に行って、施設の方にいろんな質問をしました。

  

  

 2年生のお友達の質問に「すまいる」の理事長さんと息子さんにていねいに答えていただきました。

Q「すまいるでは、どんな仕事をしていますか。」

A「農作物(キュウリやサツマイモ、トマト、椎茸やきくらげなど)を育てたり、ごみの分別をしたり、幼児向けのおもちゃやコースターの製作などをしたりしています。」

 

Q「すまいるで働いているのは、どんな人たちですか。」

A「体や心に障がいのある人たちが働いています。」

 

Q「何年間すまいるの仕事をしているのですか。」

A「17年間続けています。そして、これからもずっと続けていくようにします。」

 

Q「どうしてすまいるという名前にしたのですか。」

A「障がいのある方がにこにこすまいる(笑顔)で働くことができるといいなと思って、この名前にしました。」

 理事長さんは、お話の中に手話を交えながらお話ししましたので、2年生のお友達も自然と手話を覚えていきました。

 こうして「すまいる」のことを調べていくと、実に素晴らしい、優しさにあふれた施設であることが分かってきました。まさに川島地区の誇れる施設です。

0

ひらめき 職人さんに学び、技に挑む~ものづくり体験教室~

 宮崎県職業能力開発協会による事業「ものづくり体験教室」を12月13日(水)に実施しました。5・6年生のみんなが、職人さん方に学び、化粧箱作りと表札作りの技に挑みました。

  

  

 最初から全てを作るのは大変なので、職人さん方がある程度まで作ったものを準備していました。さらに、5・6年生の作業の進み具合を見ながら、ていねいに教えていただきました。おかげで、写真のようなとってもすてきな表札と化粧箱ができました。

 今回の体験教室で、ものづくりの楽しさや素晴らしさを体感することができました。企画していただいた職業能力開発協会の方と職人の方に感謝です。できあがった作品はお家で大切に使います。

 

0

動物 いのちを感じる~いのちの教育~

 動物愛護センターの外山先生、安藤先生が12月11日(月)に川島小学校にいらっしゃいました。そして、いのちの教育に関する授業を3・4年生を対象に行いました。

  

 まず、世の中には身近なペットだけでなく、自然の中で生きるいろんな動物がいて、我々人間と「共存」しているということをパネルを使って説明されました。次に、生き物の「心音」の話題になり、聴診器で自分の心音を聞いたり、音声で動物の心音を聞いたりしました。この心音は、まさにいのちのリズムを刻んでいるのです。

 先生方は伝えます。「私たちのいのちはたくさんの祖先から受け継がれてきたものです。このいのちを私たちは多くの子孫に受け継いでいかなくてはならないのです。そのためには、お互いのいのちを大切にしなくてはならないのです。」このメッセージが子どもたちにしっかりと伝わったことでしょう。

 動物愛護センターでは、毎年たくさんの動物を保護し、病気や事故でいのちを落とす動物の数をゼロにすることに挑戦しています。しかし、現実はなかなか難しいことも伝えられました。

 3・4年生のみんなは、12月15日(金)に、いのちの教育の後編として、宮崎市清武町にある動物愛護センターを訪問し、施設見学などをしてさらに深くいのちについて学びます。

0

給食・食事 ぺろり賞91人~12月全校朝会で発表~

 11月の「給食残量調査」(13日~17日)で好き嫌いせずに残さず食べたお友達に「ぺろり賞」が授与されることになっていました。嫌いなものも我慢して食べなくては、健康な体を保つことはできません。どれぐらいのお友達が、この「ぺろり賞」をもらうのかというと、全校児童116人中、91人のお友達でした。学年別に調べると、

1年生右7名(35%) 2年生右14名(73%) 3年生右18名(94%) 

4年生右21名(84%) 5年生右14名(87%) 6年生右14名(82%)

どの学年もすごく頑張っていますが、特に3年生は94%とほとんどのお友達が残さずに食べることができています。そこで、3年生を代表して、矢野 悠夏さんに「ぺろり賞」の賞状が渡されました。

 12月に頑張るのは、月目標「思いやりのあるかかわりかたをしよう」に関連して、「ポジティブの木」にいろんなみんなの思いやりあふれる行動を「ポジティブの実」にして貼っていきます。ほかの人でも自分でもどちらでもいいのです。この実がたくさんになったとき、川島小学校は笑顔があふれる素敵な学校になっているはずです。

  

  

0