日誌

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運動会が終わりました!

 25日(日)は、運動会でした。前日が大雨だったこともあって、運動会当日は午前中の時間を使って運動場のコンディションを整えて、正午に開会式を行いました。開会式の中で子どもたちに、4つのお願いをしました。1つ目は、徒走(かけっこ)では、最後まであきらめず、力いっぱい走り切ること。2つ目は、団技では、友だちと心を合わせて勝利を目指すこと。3つ目は、表現(ダンス)では、みんなで創り上げる美しさを体全体で表現すること。4つ目は、リレーでは、しっかり仲間にバトンをつなぐことです。子どもたちは、この4つのお願いをしっかり頭に入れて、保護者や祖父母、地域の方々の声援を受けながら、精一杯、頑張ってくれたと思います。今回は青団が優勝、白団が応援賞でした。結果はともかく、6年生については、ダブル優勝を目指して学級が一つになって頑張ってきたことに意味があると思います。今年の運動会も大きなけががなく、とても素敵な運動会になりました。子どもたちへの温かい声援をありがとうございました。これから学校は、学習面に力を入れていきます。

明日は雨・・・

 明日の天気は、雨の予報。本校は明日、運動会を予定しています。さすがに、運動会を順延しないといけない状況です。4年生のある教室に行ってみると、教室の窓に子どもたちが作った「てるてる坊主」が貼り付けてありました。それらは子どもたちが予定通り、明日土曜日に運動会をしたいと思って、願いを込めて作ったものだと思います。しかし、明日の天気は雨の予報で、子どもたちの思いは届かない結果になりそうです。ただ、みんなが同じ気持ちで「てるてる坊主」を作ったことは、すばらしいと思います。「てるてる坊主」づくりから、この学級のすばらしさを垣間見たところでした。その4年生は運動場で音楽に合わせて「妻ヶ丘よかとこ音頭」の練習をしていました。きっと日曜日は天気が回復して、1日遅れながら運動会が実施できるものと思います。4年生は気持ちを一つにして、「妻ヶ丘よかとこ音頭」を披露してほしいものです。

校外学習に行ってきました、3年生!

 過日、3年生は運動会の練習の合間をぬって、社会科学習の一環で校外学習に出かけました。いわゆる、地域探検です。学習のねらいは、私たちが住んでいる上長飯小学校区のよさを見つけようというものでした。日頃、何げなく通っている道もよく観てみると新たな発見があったり、田園風景を眺めて自然の豊かさを感じたりしたのではないかと思います。子どもたちそれぞれに、よさを見つけることができたものと思います。本校に通う子どもたちには、地域の「人・もの・こと」に触れることにより、ふるさと都城に愛着をもち、将来、何かの形で都城に貢献しようとする気持ちをもって卒業していってほしいと思っています。蛇足になりますが、校外学習を終えて戻ってきた子どもたちは、渡り廊下を通っている私を見つけるなり、大きく手を振ってくれました。子どもたちが今回の校外学習に満足した証拠かもしれません。

曇り空の下、予行練習をしました

 先週末に九州南部が梅雨入りしたので、今日は予行練習ができないと思っていました。ところが、朝、空を見上げると曇り空。天気予報を観てみると、今日1日曇りマークになっていたので、これなら、予定通り、予行練習ができると思いました。朝、出勤するとすでに職員が運動場の水がたまったところに砂を入れていたり、ラインを引いたりするなど着々と予行練習の準備を進めていました。今日の予行練習のねらいは、プログラム通りに種目を実施することにより、高学年児童が運動会の流れの中で自分の係の仕事と動きを確認することでした。ひと通り、徒走、団技、表現(ダンス)、リレーをプログラム通りに流したので、高学年児童は自分の係の仕事と自分の動きを確認することができたものと思われます。運動会本番は24日(土)ですが、子どもたちには「早寝早起き朝ごはん」を心がけ、体調管理に気を付けて過ごしたほしいものです。運動会当日の天気はまだ分かりませんが、保護者の方々に多数参観していただくためにも、少々の雨なら予定通り24日(土)に実施したいと考えています。

ここでも運動会が・・・

 24日(土)の運動会に向けて、子どもたちは毎日練習に取り組んでいます。今日も1時間目に全校体育で、全校リレーや応援の練習を行いました。ただ、天気予報によると、天気がよいのは今日までで、明日以降、雨の日が続くとのことです。明日から来週にかけて雨の影響により練習する機会が減ってしまうものと思われますが、24日(土)は、予定通り、多くの保護者や祖父母、地域の方々等に見守れ、声援を受けながら運動会が実施できることを切に願っています。図書室に行ってみると、入口の戸に図書室運動会の説明が書いてありました。なんと、図書室前でも運動会が行われているようです。種目は、玉入れです。ルールを読んでみると、図書室で本を1冊借りると、自分の団のシールが1枚もらえて、それを掲示されている自分の団のかごの中に貼って競うようです。明日以降、雨の日が続くので、図書室で本を借りて、子どもたちには、静かなもう一つの運動会「玉入れ」を楽しんでほしいと思います。

ウェルビーングにつながる「幸動」と「考動」

「ウェルビーング」という言葉があります。この言葉には、多様な個人がそれぞれ幸せや生きがいを感じるともに、個人を取り巻く場や地域、社会が幸せや豊かさを感じられる良い状態にあることも含まれています。今、この「ウェルビーング」という視点が学校教育に求められています。そのような中、6年生の教室に行ってみると、「幸動」と「考動」という2つの言葉が掲示されていました。どちらとも、読みは「こうどう」です。前者の「幸動」は、みんなの幸せのために動くという意味です。後者の「考動」は、自分で考えて動くという意味です。この2つの言葉を6年生の教室に掲示していることからも分かるように、本校の6年担任の願いは、子どもたちに「ウェルビーング」の考え方に基づいて、学校生活をよりよく送ってほしいということだと思われます。これから6年生には「幸動」と「考動」の実践をとおして、よりよい人間関係を築くことにより、1人1人の居場所があり、幸せを感じられる親和的な学級を創るとともに、地域社会に貢献できる最上級生に成長してくれることを期待しています。

子どもが主役の授業を!

今日の3時間目に6年生の国語の授業を参観しました。授業全体で先生が話した時間は、約5分。残りの40分間、先生は子どもたちのグループ学習の様子を見守ったり、子どもたちの質問に答えたりするだけでした。なぜ、そんな授業ができるのか?その答えは黒板にありました。事前に黒板に学習の最終ゴール、「学校のよいところをインタビューして、上長飯小アピールをつくり、みんなに紹介しよう」が示してあり、毎時間の学習の流れが順番に書いてありました。つまり、子どもたちは先生から指示されなくても、自分たちで学習を進めていけるようにきちんと学び方を学んでいたわけです。テレビ画面には、8つのグループの学習の進捗状況が表示されていて、先生は全体の学習進度を確認しながらサポート役に徹していました。グループ学習の様子を見てみると、画面に表示してある通り、グループによって進捗状況はさまざまで、相手に質問することを決めていたり、聞く内容を話し合っていたり、気を付けることをまとめたりしていました。学習のゴールと時間がはっきりしているので、子どもたちは自分たちのペースでグループの友だちと意見交換をしながら真剣に学習を進めていました。さすが上長飯小の6年生だと感心したところです。本時の学習の振り返りは、スプレッドシートをつかって行っていて、全体で感想等を共有していました。まさに、子どもが主役の授業が展開されたのではないかと思います。

 

各教室でSOSの出し方に関する動画を観ました!

 命は大切である。だから、自分の命は自分で守る。このことが頭の中では分かっていても、残念なことに毎年多くの人が追い込まれて、自分の命を自分の手で断っています。いわゆる「自殺」です。とても悲しいことです。自殺する理由は様々ですし、その人にとって本当に苦渋の決断だと思います。それでも、自殺を思いとどまってほしいと強く思います。自殺は、4月、5月、9月に多い傾向があります。そのような時期を踏まえて、本校では、今日、朝の時間を使って一斉に「SOSの出し方」に関する動画視聴を行いました。この動画をとおして、子どもたちは、誰にどのような方法でSOSを出せばよいかを確認できたと思います。学校が今、考えなければならないのは、SOSを出せない子どもをどうするかです。本校ではタブレット端末に入っている「かくれてしまえばいいのです」というソフトの活用を推進するとともに、月1回の「命を大切にする日」の中で、意図的・計画的に自他の命の大切さについて気付かせていきます。また、SOSの出し方についても繰り返し指導していくことにより、SOSを素直に発信できる子どもたちを育てていきたいと考えています。

昨日と今日の天気が入れ替わっていれば・・・

 朝から雨。子どもたちは目が覚めて、とてもがっかりしたことでしょう。雨の影響で今日の春の遠足は、全学年校内遠足になりました。それでも、学校でおうちの人が作ったお弁当や準備したお菓子を食べられるので、いつもと違う特別感はあったと思います。とはいうものの、どうせなら、子どもたちには青空の下、各公園で友だちや先生と一緒にお弁当やお菓子を食べたり、走り回って遊んだりしてほしかったです。昨日がとてもいい天気で絶好の遠足日和だっただけに、今日の天気は残念でした。校内遠足になって、子どもたちは学年ごとに配当された体育館使用の時間を使って、友だちと楽しそうに遊んでいました。その様子を見ながら、改めて子どもたちの笑顔って、いいなと思ったところでした。その他の時間は、学年又は学級で工夫しながら過ごしていたようです。ちなみに、1年生は学校探検をしていました。今日の校内遠足の子どもたちの満足度は、どれくらいでしょうか。気になります。

 

自分の命を守るための交通安全教室

 「命」。命ほど尊いものはありません。親から授かった命は、自分でしっかり守っていく必要があります。そのような考えの下、今日は都城市交通安全協会の方々をお招きして、下学年(1年生から3年生)の児童を対象に交通安全教室を行いました。今回の交通安全教室では、交通指導員の方から正しい道路の歩き方や横断歩道の渡り方について教えていただきました。正しい道路の歩き方で気を付けることは、走らないこと、車道に出ないこと、飛び出さないことの3つです。そして、信号がある横断歩道の渡り方は、手を挙げて、「右(右をよく見る)、よし。左(左をよく見る)、よし。右(もう一度右をよく見る)、よし。(横断歩道の真ん中辺りで)左(左をよく見る)、よし。」です。これが信号のある横断歩道を渡る時の基本的な動きです。ただ、信号がない横断歩道については、手を挙げたからといって、必ず車が停まってくれるとは限らないので、手を挙げて左右から来る車が完全に停まったのを確認してから、横断歩道をこの動きにしたがって、渡るようにしてほしいものです。自分の大切な命を守るためにも、今日、学習したことを日々の生活の中で実践してほしいと思います。

第1回全校体育を行いました

 ゴールデンウイーク明けの今日、運動会に向けて最初の全校体育を行いました。連休明けではありましたが、子どもたちはしっかり気持ちを切り替えて、全校体育に参加することができていました。さすが上っ子です。今日の全校体育のねらいは、開閉会式の流れをつかむこと、そして注目、礼等の動作を確認することでした。45分間の練習でしたが、今回の全校体育のねらいを十分達成できたのではないかと思います。これから、24日(土)の運動会本番に向けて練習を重ねていきますが、子どもたちが万全の体調で練習に参加できるように、各家庭において「早寝・早起き・朝ご飯」の実践をよろしくお願いします。

 

運動会にむけて、頑張っています!

 昨日、結団式が終わって、子どもたちの気持ちは完全に運動会モードになってきました。児童玄関から運動場に向かう子どもたちの姿からも、やる気が伝わってきます。校長室から運動場に目をやると、6年生が50m走の記録を測っていました。走る姿から小学校最後の運動会にかける思いが伝わってきました。学年リレーや全校リレーの選手になりたい。みんながそんな気持ちで走っているように見えました。体育館では2年生がダンスの練習をしていました。ポップな曲にあわせて、子どもたちが楽しそうに踊っています。すべてを見てしまうと、楽しみが減ってしまうので、足早に体育館を後にしたところでした。運動会本番まで1か月を切っているので、どの学年も運動会の練習に精力的に取り組んでいます。熱中症対策を講じながら、安全・安心の下、練習に取り組ませていきたいと考えています。

 

赤団、白団、青団が決定!

 今朝、体育館で「1年生を迎える会」とともに、運動会に向けて「結団式」を行いました。初めに、本年度の運動会のスローガンを計画委員会の児童が発表しました。スローガンは、「最後まで 一致団結 上っ子だましい 見せてよろう!」です。このスローガンに向かって、運動会本番はもちろん、練習から取り組んでほしいものです。次に、団長がステージに上がって、じゃんけんで振ると色が変わるペットボトルを選びました。結果はご覧のとおりです。そして、校長が「ダブル優勝を目指して頑張ってください。」と言葉をかけて、それぞれの団長に団旗を授与しました。今日の結団式で自分が所属する団の色が決まって、団長や副団長、そしてリーダーだけでなく、全員の気持ちがグッと運動会モードに切り替わったようです。さて、本年度は、どこの団が優勝し、どこの団が応援賞を手にするのでしょうか。

グラウンド整備、ありがとうございました!

 本年度は管理棟の校舎改築に伴って、運動会を5月24日(土)に実施します。すでに、各学年において運動会に向けて練習を始めていて、明日の結団式では自分が所属する団が決まります。子どもたちは、どの団(赤・白・青)になるか、とても楽しみにしていることでしょう。運動会まで残り1か月前ということで、4月27日(日)にPTA主催でグラウンド整備をしていただきました。今回は、子どもたちが演技をしたり、競技をしたりするグラウンド全体の草を抜いたり石を拾ったりしていただきました。これから運動会当日に向けて練習を重ねていきますが、おかげさまで子どもたちが安全に気持ちよく練習できる環境が整いました。今回のグラウンド整備に御協力いただいた保護者の皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

レッツゴー学校探検!

 担任の先生を先頭に、1年生が廊下を歩いています。校長室の前に止まると、担任の先生が子どもたちに「ここが校長室です。校長先生がお仕事をする部屋です。」と説明していました。その後、次々に子どもたちが校長室の中に入ってきて、ぐるっと見渡して校長室を出ていきました。子どもたちは壁に歴代のPTA会長や校長の写真がたくさん掲示してあるので、それに少しびっくりしたようでした。1年生は入学してまだ1か月も経っていないので、行動範囲が狭く自分の学級以外のことはほとんど分からないと思います。今日の学校探検をとおして、学校にはいろいろな部屋があって、その部屋の役割が学べたのではないかと思います。1年生は、今日の学校探検を楽しめたでしょうか。

 

振り返りが大切ですね!

 おそらく、どこの学校でも4月の1週目あたりに、みんなで学級の目標を考えたり、子どもたちが新しい学年になってどんなことに力を入れたいかという、自分の目標を決めたりする時間を設定しています。そして、それらを意識しながら生活するために、学級目標は教室の後方に、自分で決めた目標を書いたワークシート等は、教室の背面や廊下の壁等に掲示します。ここまでは、どこの学校や学級でも行っていることです。何気なく5年生の廊下に掲示してあったワークシートに目をやると、自分が決めた目標を月1回振り返るようなチェック欄があって、年間を通して記録できるようにしてありました。このように振り返りの欄を設けることで、子どもたちがその月の自分の目標に対する取組を振り返り、自分の成長を実感できるようになると思います。大切なことは子どもたちが年度当初に決めた目標を意識して、その時その時に達成できているかどうか、振り返りながら生活することです。きっと5年生は自分の目標に向かって頑張ってくれることでしょう。

授業は子どもたちが主役です!

 授業の主役は子どもたちです。子どもたちを授業の主役にするためには、子どもたちが考える時間、子どもたちが考えを伝える、あるいは伝え合う時間をしっかり確保する必要があります。と同時に、先生は意識して話す時間を減らしていかないといけません。今、学校を挙げて、先生が脇役に徹し、子どもたちが主役の授業づくりに取り組んでいます。今日の2時間目に3年生の算数の授業で、子どもが先生の代わりに計算の仕方を堂々と説明している場面を見かけました。これまでは先生が子どもたちに解き方や考え方を説明して、「分かりましたか。」と尋ねて、子どもたちが「分かりました。」と答えて終わっていたところがありました。これでは、子どもたちは分かったつもり、できるようなつもりになってしまいがちです。そのような状況に陥らないためにも、実際に計算式を使って子どもに説明させてみることはとても大切だと思います。併せて、子どもたち一人一人に緊張感や当事者意識をもたせるために、先生が指名して子どもに説明させるなど誰が前に出て説明するか分からないような状況をつくっていくことも時には必要かもしれません。

4月は学級づくり、学年づくり、学校づくり!

 年度当初のスタートをどのように切るかで、学校の1年間が決まると言っても過言ではありません。少なくとも学校教育においては、「終わり良ければ総て良し」という言葉よりも、「はじめが肝心」の方がしっくりきます。このことを念頭に置いて、各学年や各学級において、様々なルールづくりや学級づくりに取り組んでいるところです。そのような中、5年生の学年掲示板を観てみると、早速、自分で考えて判断して行動できる子どもたちを育てていくとの方針が打ち出されていました。キーワードは、「当たり前を続ける『守るとそろえる』」だそうです。また、楽しくて充実した日々のために、①正直に、②責任をもつ、③他者を尊重する、④優しく、礼儀正しく、思いやりをもつ、⑤しっかり話を聴くの5つを意識しながら学校生活を送るようです。これから先、5年生の成長を楽しみにして、子どもたちの頑張りや成長を給食時間の放送の中で伝えることにより、「褒めて伸ばす教育」を推進していきたいと考えています。

多数の参観、ありがとうございました

 4月19日(土)は、参観日でした。新年度になって初めての参観日でしたが、多数の保護者の皆様に参観していただきました。ありがとうございました。保護者の皆様は家を出る時、今度の担任はどんな感じの先生だろう、子どもと同じ学級にはどんな子どもたちがいるのだろう、などいろいろ考えながら来校されたことと思います。実際に授業参観をされて、お子さんはもちろん、先生や学級の様子はいかがだったでしょうか。まだ、学級編成が終わったばかりで、どの学級も学習集団までにはなっていないと思いますが、先生とともに子どもたちが真剣に学習に取り組む姿を観ていただけたのではないかと思います。学級懇談後のPTA総会において、学校経営方針を話す機会をいただきましたが、先生方とともにこの学校をどのようにしていきたいかという私の思いや願いが伝わっていれば幸いです。最後に保護者間で対応をお願いしたいことにも触れましたが、先生方の働き方改革のためにもぜひ御理解と御協力をよろしくお願いいたします。本日、諸事情により、PTA総会に参加できなかった方は、過日シグフィーで送信された総会資料P17の図の下にある「保護者の皆様へのお願い」を確認していただきますようよろしくお願いいたします。

いざ、全国学力学習状況調査!

 今日はチャイムが鳴りません。6年生が全国学力学習状況調査を受けているからでした。調査は国語、算数、理科の3教科です。6年生の教室をのぞいてみると、子どもたちが真剣な表情で問題を解いていて、鉛筆で書く音だけが教室内から聞こえてきました。教室の窓越しではありますが、ぴりぴりとした緊張感が私にも伝わってきました。4月のこの時期に行われる調査なので、5年生までで学習してきたことを生かして考える問題が出されています。また、問題には、文科省が各学校においてこの程度の問題が解ける子どもたちを育てていますかというメッセージが込められていると思います。子どもたちの手ごたえが気になります。問題を観てみると、日頃、子どもたちが受けている単元テストとは違って、総合的な力が問われる問題ばかりでした。テストの結果が全てではないと思いますが、学力を観る一つの材料にはなります。結果が戻ってくる前に問題分析を行って、都城市教育委員会が重点取組として掲げている「基礎学力の向上」を図るとともに、「子どもが主役の授業づくり」に迫ることで、本校でも国が求めている学力の定着が図られるように努めていきたいと思います。

 

運動会に向けて・・・

 本校の管理棟の校舎改築に伴って、本年度は運動会を5月24日(土)に実施することにしています。そのため、4月早々からどの学年も運動会に向けて準備を始めています。運動場を見てみると、強い風が吹く中、3年生が50m走を行って記録をとっていました。その結果を基に、全校リレーや学年リレーの選手を決めるのだと思います。感心したのは、走り終わった子どもたちがきちんと整列して座って待っていたことです。このことから、3年生が落ち着いていることが分かりました。これから運動会本番に向けて、団技や表現の練習も始まってくると思います。体調管理に気を付けて、できるだけ休むことなく運動会の練習に臨んでほしいものです。

共通の壁!はじめが肝心!!

 新年度が始まって、3日目。1年生は入学して1日目。今日の1年生は3時間授業でしたが、「学校に来てよかった。」と思って帰ったでしょうか。授業が終わった後、担任等が帰る方向の同じ子どもたちをグループにして途中まで引率指導を行いました。本校は明日から3連休で次の登校は火曜日ですが、1年生も他の学年の子どもたち同様、元気に登校してきてほしいものです。さて、本校では、年度当初を迎えるに当たって、全職員で今、学校の落ち着いた環境づくりのために、次のことを指導しています。例えば、トイレのスリッパを次の人が履きやすいように並べること、給食用の台ふきはふきんかけに掛けて、洗濯ばさみで留めること、掃除で使う雑巾は二つ折りにして雑巾かけにかけて洗濯ばさみで留めることなどです。このように学校として同じように揃えることを私たちは、「共通の壁」と言っています。何事もはじめが肝心と言いますが、まさにそれを実践しています。4月は気を抜くことなく、職員が一枚岩になって「共通の壁」を創っていきます。

入学式が終わりました

 4月10日(木)は、入学式でした。本年度の入学式には、保護者の皆様及び本校職員とともに、卒業式同様、来賓の方々(都城市教育委員会教育委員、学校運営協議会委員の皆様、各地区自治公民館長の皆様、PTA会長)に御臨席を賜りました。令和7年度の新入生は86名で、3学級です。式の間、新入児は席を離れたり、友だちと話したりすることなく、落ち着いて参加することができました。大したものです。小学校6年間の中で、1年生が子どもの姿として一番成長すると思っています。これから新入生が1年かけてどのように成長していくか、楽しみでなりません。本日、お子様が入学式を迎えられた保護者の皆様、おめでとうございました。

 

本年度も落ち着いた学校が・・・

 学校が落ち着いているかどうかを観る視点として、4つあると考えています。1つ目は靴箱の子どもたちの靴のかかとが揃っているかどうか、2つ目はトイレのスリッパが次の人が履きやすいように並んでいるか、3つ目は教室の机の縦と横がきちんと揃っているか、4つ目が教室にごみが落ちていないかです。この4つのことができなくなってくると、学校は黄色信号だと思っています。確実に荒れにつながっていきます。今日も4つのことを確認するために、2時間目に学級やトイレの様子を観て回りました。残念なことに2つ目のトイレのスリッパについては若干並んでいない所がありましたが、その他の3つはきちんとできていました。この様子を観ながら、本年度も子どもたちは先生方とともに、落ち着いた環境の中で学習できるのではないかと思ったところでした。頑張れ、上っ子!

令和7年度がスタート!

 4月8日(火)は第1学期の始業の日でした。今朝、子どもたちは担任の先生は誰だろう、同じ学級にどんな友だちがいるだろうと期待に胸を膨らませながら登校してきたと思います。きっとすばらしい出会いがあったことでしょう。担任の先生や友だちとともに、充実した1年間にしてほしいものです。先月の離任式で13名の先生を見送りましたが、4月の人事異動等により新たに14名の先生が着任されました。6年生女子児童が歓迎のあいさつをしましたが、内容が充実していて着任された先生方も興味深く話を聞かれていたようでした。いよいよ令和7年度がスタートしました。全職員が一枚岩になって、子どもたちが「今日も学校に来てよかった。」と思える学校、保護者の皆様が「上長飯小に通わせてよかった。」と思える学校、ひいては、本校職員も「上長飯小に勤務してよかった。」と思える学校を創っていきたいと思います。

 

修了式が終わりました!

 3月26日(水)の1時間目は修了式でした。今日も昨日と同様、天気に恵まれ、寒さ対策を考えることなく、予定通り体育館で修了式を行いました。修了証を学年の代表児童に授与する前に、2年生と4年生の代表児童が1年間を振り返っての感想を発表してくれました。2年生児童は、チャイム黙想、右一静歩、落ちているごみを拾うことなど自分が頑張ったことを伝えるとともに、1、2年生が憧れる3年生になりたいという抱負を語ってくれました。また、4年生児童は、算数の勉強を頑張ったこと、掃除の時に無言ですみずみまできれいにしたことなど自分が頑張ったことを伝えるとともに、5年生ではノートの取り方を工夫したりボランティア活動に取り組んだりして、下級生のお手本になりたいという前向きな気持ちを語ってくれました。2人とも堂々と発表することができました。いよいよ明日から春休みですが、学校のきまりを守って、有意義な休みにしてほしいと思います。そして、4月の始業の日にまた元気な姿で会えることを楽しみにしています。

卒業式が終わりました・・・

 3月25日(火)は、卒業式でした。天気にも恵まれ、気温も高く暖かい陽気の中で卒業式が行われました。来賓として、都城市文化財課長、学校運営協議会委員の皆様、各地区自治公民館長の皆様、PTA会長に御臨席を賜りました。卒業証書授与では、担任の先生から名前を呼ばれた時に、子どもたち一人一人が自分なりに大きな声で返事をしている姿が見られ、とても嬉しく思いました。式辞の中では、将来ふるさと都城のために何らかの形で貢献してほしいということ、自分の弱い気持ちに負けないたくましい人に成長してほしいこと、自分にかかわる全ての人に感謝の気持ちをもってほしいことなどについて話をしました。6年生はもちろん、在校生代表として参加した5年生の態度がとてもよかったです。手前みそになりますが、本校の卒業式は、とてもすばらしい卒業式になりました。98名の子どもたちが本校を巣立っていきましたが、これから心身ともに大きく成長し、実り多い中学校生活を送ってほしいものです。本日、お子様が卒業を迎えられた保護者の皆様、おめでとうございました。

いよいよ卒業式本番!

 明日25日(火)は、卒業式です。今日は5年生や職員が分担して卒業式会場等の準備を行いました。6年生に気持ちよく卒業してもらいたいという気持ちもあって、一人一人が自分に与えられた役割を果たしていました。言われなくても自分で仕事を見つけて取り組む5年生の姿に感心したところでした。この5年生が4月から6年生になるわけですから、来年度も上長飯小では、すばらしい学校づくりが展開されていくことは間違いないと思います。98名の6年生の皆さん、明日、担任の先生から名前を呼ばれたら、大きな返事で感謝の気持ちを伝えましょう。

 

卒業式本番に向けて・・・

 3月25日(火)は、卒業式です。今日は卒業式の予行練習を行いました。6年生の卒業式に参加する態度がよいのはもちろん、在校生代表として参加する5年生の態度がとてもすばらしかったです。5年生は1年後の自分たちの姿を想像しながら参加していたのかもしれません。6年生は入退場の時に正面をしっかり見て歩くことや、氏名点呼の際に大きな返事をすることなど、一人一人が気を付けなければならないことは課題として挙がりましたが、全体に関わる部分で課題と思われることは、ほとんどなかったように感じました。卒業証書の受け取り方や、卒業式の歌などかなり完成度が高まってきています。ちょうど卒業式本番まで1週間ですが、今日の予行練習で出てきた課題をきちんと修正して、本番を迎えてほしいものです。

次の学年に向けて、心の準備を・・・

 早いもので、3月も中旬。もうすぐ、今の学年が終わります。先生も子どもたちも、次の学年のことを考える時期になりました。私が観る限り、年度当初に比べてどの学年の子どもたちも1年間の様々な教育活動をとおして、心身ともに大きく成長していると思います。校内を回っていると、4年生の学級表示板に目が留まりました。表示板の上に子どもたちが書いたと見られる「学級表示」が付けてあり、それには「新5年生 かっこいい5年生になろう」と書いてありました。この表示を見て、もう子どもたちは次の学年の自分たちを思い描きながら学校生活を送っていることが分かり、とても嬉しく思ったところでした。修了式まで今日を含めて、学校に登校する日はあと9日。4年生は4月から5年生。高学年になります。ぜひかっこいい5年生になって、6年生とともにこの学校を力強く引っ張っていってほしいものです。期待しています。

自主研修「Gemini(ジェミニ)」を使ってみよう!

 「Gemini(ジェミニ)」とは、2023年12月にGoogleから発表された生成AIモデルです。「Gemini(ジェミニ)」はGoogleアカウントさえ持っていれば、文章を作ったり、要約したり、リサーチしたりなど多様なシーンで活用することができます。本校の情報担当職員がそのジェミニで何ができるかを職員に知ってもらうために、自主研修会を行いました。時間の制限があったので、今回の研修会では「Gemini(ジェミニ)」の説明とともに、実際に「楽しく 笑顔 子どもたち」などのキーワードを入力して、「Gemini(ジェミニ)」に学級通信の標題を作らせました。実行キーを押すと、瞬時にたくさん標題例が示されたので、改めて生成AIの可能性とすごさを実感したところでした。今回の研修会で取り扱った内容は、「Gemini(ジェミニ)」のほんの一部の機能に過ぎませんが、今後、「Gemini(ジェミニ)」のさまざまな機能を理解し、業務等で効果的に使っていけば、職員の働き方改革にも当然つながっていくのではないかと思ったところです。先生方の貪欲に学ぼうとする姿勢に頭が下がりました。

お別れ遠足が終わりました!

 3月7日(金)は、お別れ遠足でした。各地区の公園に移動する前に、体育館で6年生とのお別れ集会を行いました。お別れ集会では、まず、1年生がこれまでお世話をしてくれた6年生に手作りのメダルをプレゼントしました。そのあと、1年生のメダルのお礼に6年生が心を込めて歌を歌いました。最後は、全員で学校に関する〇✖クイズに参加して、6年生との最後の思い出づくりを行ったところでした。〇✖クイズをしている時、体育館の中が子どもたちの歓声に包まれる場面が何回かあり、かなり盛り上がっていました。それが終わった後、学年ごとに各地区の公園まで歩いて行きました。公園では、1年間一緒に過ごしてきた先生や友だちと一緒にお弁当を食べたり、遊具で遊んだりするなどして楽しい時間を過ごしたようです。当日は天気にも恵まれ、子どもたちにとって思い出に残る1日になったものと思われます。

 

3年生、特別養護老人ホームで体験や交流をしてきました!

 過日、3年生が特別養護老人ホーム「わかば」を訪問して、体験や交流活動を行いました。子どもたちは、「わかば」を訪問すると決まってから、グループで発表の練習をしたり、プレゼントを用意したりするなど、みんなでアイディアを出し合いながら準備を進めてきました。訪問日当日、子どもたちは、おじいちゃん、おばあちゃんと交流するグループ、麻痺によって体の感覚がない人に服を着せる体験をするグループ、認知症について話を聞くグループの3つに分かれて学習をしました。服を着せる体験をした子どもたちは、難しいと感じながらも、何回も練習を重ね、分かったことや気付いたことをメモに取り、積極的に学ぼうとする姿が見られました。すべての体験や交流活動が終わった時、子どもたちの中から「とても楽しかったです。」「また、訪問したいです。」などの感想が聞かれたことから、今回の訪問が子どもたちにとって、とても有意義なものになったものと思われます。引率した先生から聞いたのですが、子どもたちが礼儀正しく、きまりを守って楽しく学習していたので、老人ホームの職員の方から子どもたちを褒めていただきましたとの報告がありました。さすが上長飯小の3年生です。

感謝の気持ちを込めて(6年生へのメッセージ)

 7日(金)は、お別れ遠足です。お別れ遠足の目的は2つあります。1つは、これまでお世話になった6年生に感謝の気持ちを伝えることです。もう1つは、今の学級担任の先生や1年間一緒に過ごした友だちとの別れを惜しみ、最後の思い出づくりを行うことです。週間天気予報によると、天気は良さそうです。お別れ遠足の2つの目的が達成されることを願っています。当日はお別れ集会の中で各学年の子どもたちが、歌を歌う等して6年生に感謝の気持ちを伝えますが、既に校内の学年掲示板には6年生に感謝の気持ちを伝えるためのメッセージカードが掲示されています。内容は、給食当番をしてもらったことや登校班長として学校まで安全に連れてきてくれたことなど、様々でした。下級生1人1人が、自分の言葉で感謝の気持ちを書いていました。メッセージを読んだ6年生は、喜んでいると思います。卒業までカウントダウンが始まりましたが、6年生には本校の最上級として、最後まで気を抜くことなく、素敵な頼りになるお兄さんお姉さんでいてほしいものです。

最後の研究授業

 本校には、本年度採用された先生が2名います。そのうち4年担任の先生が今日、最後の研究授業を行いました。研究授業は学級活動、いわゆる子どもたちの話合い活動でした。議題は「お楽しみ会をしよう。」で、提案理由は「最後に、みんなと仲良く楽しんで思い出を作りたいから。」でした。1年間生活をともにしてきた先生や友だちとの思い出づくりをしたいという子どもたちの素直な気持ちから決まった議題だと思います。興味深く、話合いの様子を観ていました。子どもたちは、お楽しみ会で何をするか、またみんなが楽しめるお楽しみ会にするにはどうしたらよいかの2つの柱について考えを出し合いました。どの子どもも話合いのルールに則って、自分の考えに理由を付けながら建設的な意見を発表していました。子どもたちの成長とともに、先生の成長が感じられる最後の研究授業になりました。

卒業までのカウントダウン

 昨日の5時間目に卒業式の練習を行いました。今回の内容は、自席から立ってステージに移動し、氏名点呼の後、校長から卒業証書を受け取り、自席に戻るまでの流れを確認することでした。当日は、子どもたち一人一人の氏名と番号を読み上げて、「おめでとう。」という言葉を添えて手交するのですが、昨日は時間も限られていたこともあり、「卒業証書」という言葉と「番号のみ」を読み上げて、一人一人に練習用の卒業証書を手交しました。それでも、かかった時間は30分以上だったと思います。子どもたちは緊張感をもって、式の練習に臨んでいて感心したところでした。今回の練習をとおして、子どもたちは卒業証書授与に係る一連の流れが理解できたのではないかと思います。今日、6年生の教室に行ってみたら、卒業までのカウントダウンを示したものが黒板に掲示されていました。それには、17と書いてありました。いよいよ卒業までのカウントダウンが始まりました。嬉しいような寂しいような複雑な気持ちです。

妻ヶ丘地区意見発表会・善行児童表彰

 2月25日(火)に、妻ヶ丘地区の学校に在籍する児童生徒の意見発表会と善行児童に係る表彰式が行われました。東小児童の意見発表の後、本校の6年生女子児童1名が登壇し人権について考えたことをテーマに意見発表を行いました。発表内容の柱は、自分がいじめる側にもいじめられる側にもならないように学校のきまりを守っていることや、家庭内外において言葉遣いに気を付けていること、そして推理作家として有名なアガサ・クリスティーの言葉を引用し男女平等や人権の大切さなどについて自分が考えていることでした。多少緊張していたものと思われますが、自分の人権に対する考え方を具体例を挙げながら自分の言葉で堂々と発表することができました。次に、善行児童表彰の部では、同じく6年生女子児童が、次の4つのことが評価されて、表彰されました。1つ目は、毎日清掃ボランティアに率先して取り組んでいること。2つ目は、あいさつボランティア活動に取り組み、学校のあいさつをよくしようとする姿が見られたこと。3つ目は、図工や習字などの学習の後、率先して教室や廊下を清掃し奉仕の精神で環境美化に取り組んでいること。4つ目は、算数などで友だちに分かるまで教えることができ、問題が解けると一緒に喜ぶなど人の役に立ちたいという思いが強いこと。このように、学校生活全般において下級生の手本となるような姿が多く見られたことが認められて表彰されました。今回、意見発表した女子児童も善行児童として表彰された女子児童も、中学校でのさらなる活躍が期待できるのではないかと思いながら、客席から二人の様子を眺めたところでした。

 

復活!上小まつり

 2月22日(土)は、本年度最後の参観日でした。今回は、上小まつりとの抱き合わせによる参観日ということもあり、午前中2時間(2時間目と3時間目)をオープンスクールにして自由に授業を参観していただきました。各学級では学習発表会をしたり、通常の授業をしたりして保護者の方々に子どもたちの成長の様子を観ていただきました。いかがだったでしょうか。多数の保護者の皆様に参観いただき、ありがとうございました。オープンスクールの後、常任委員、おやじの会の皆様等の御尽力により、5年ぶりにPTA主催の上小まつりが行われました。体育館でバザー、運動場では出店があり、子どもたちはお祭り気分を味わうことができたものと思われます。さらに、午後1時から学級対抗綱引き大会が行われ、かなり盛り上がりました。これも子どもたちにとって楽しい思い出になったものと思います。今回の上小まつりにかかわっていただいた皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

いつもきれいに並べられています!

 校内を回る時に、チェックしているトイレのスリッパ。1年生のトイレのスリッパは、いつもきちんと並んでいます。どうすれば、1年生がいつもきちんと並べられるのでしょうか。もちろん、教室で担任の先生が「トイレのスリッパを並べましょうね。」と指導していると思いますが、なかなかそれだけでは徹底しないと思います。トイレの中に入ってみて、その理由が分かりました。トイレの壁に、きちんと並んでいる例と並んでいない例が掲示してあり、目で見てどのように並べないといけないのか分かるようにしてありました。しかも、いつも同じ場所に同じスリッパが並ぶように、トイレのスリッパに、文字が貼り付けてありました。左から順番に並べると、「きれいにならべてえらいね」となるようにしてあります。ちょっとした工夫で子どもたちは、きれいにトイレのスリッパを並べられるんですね。1年生の先生方の細やかな配慮に改めて感心したところでした。

読書バリアフリー体験セット

 バリアフリーとは、生活の中で不便を感じること、様々な活動をしようとするときに障壁になっているバリアをなくすことです。現在、このバリアフリーは図書の世界でも広がってきています。それがバリアフリー図書と言われるものです。そのような中、昨日、図書室に新しく、バリアフリー図書の体験コーナーができました。バリアフリー図書とは、「読める・読みやすい」「分かる・分かりやすい」を必要とする読者の特性やニーズを意識して作られた本のことです。例えば、点字付きのさわる絵本や大きな文字の本、布の絵本などがあります。これらの本は、誰もが本に親しむために工夫されて作られた本です。しばらくの間ですが、子どもたちが図書室に行けば、いつでも自由にバリアフリー図書を手にして読むことができます。まだまだ日常生活の中でバリアフリー図書を手にする機会は少ないので、ぜひこの機会にバリアフリー図書を手にして読んでほしいものです。

 

 

当たり前のことを当たり前に!

 2月は、修了式(卒業式)までの期間の中だるみが大きな原因となって、子どもたちが落ち着かない、授業に身が入らず私語などが増えるといった現象が起こりやすいと言われています。そのため、この時期に改めて「当たり前(学校生活のルール)」を徹底させていくことが大事です。5年生と6年生が主に使用する階段の踊り場に、「右一静歩」についてコメントを書いた椅子が置いてありました。右一静歩とは、廊下の右側を一列で静かに歩くという意味です。これも本校では、学校生活を送っていく上で「当たり前」になっています。最近の子どもたちの廊下歩行の様子を観て、6年生理科担当の先生が子どもたちに問いかけるように、自分たちの廊下歩行について注意喚起を促しています。ありがたいことです。ややもすると、注意喚起だけで終わってしまいますが、この先生は違います。きちんとその後の子どもたちの様子を観察して新たにコメントを追加して、子どもたちの頑張りや成長をしっかり認めてくれています。まさに、これが「褒めて伸ばす教育」です。

卒業に向けて・・・

 6年生が体育館へ入っていきます。しばらく経って、体育館に行ってみると、6年生が卒業式の練習をしていました。内容は、卒業証書の受け取り方、移動のタイミング、そしてその後の動きでした。体育館の中に入ると、緊張感が伝わってきました。6年生は、これから先、限られた練習時間の中で、席を立ったり、座ったりするタイミングを覚え、歌の練習等をしなければいけません。式までそれほど練習する時間はないので、先生方から言われたことをしっかり頭に入れて、当日の卒業式がすばらしいものになるように一人一人が真剣に練習に参加してほしいと思います。特に、卒業証書を受け取る時に担任の先生から名前を呼ばれますが、感謝の気持ちを込めて大きな声で、「はい。」と返事をしてほしいものです。私も気持ちを込めて、名前を読み上げて卒業証書を手交したいと思います。

ノートコンクール開催中!

 本校では、家庭学習として、宿題プリントや漢字ノート、自学ノートなどに取り組ませています。取り組ませるものや内容、ページ数等については、子どもたちの発達段階等を考慮して学年で話し合って決めています。そもそも家庭学習のねらいは、家庭で机に向かう習慣を身に付けさせるとともに、学校の授業だけではなかなか定着しにくい漢字や計算等の習熟を図ることにあると思います。そのようなねらいを踏まえつつ、本校では、ノートコンクールを開催し優れた自学ノート等を掲示することで、望ましいノートの使い方や内容等を紹介しています。ノートの使い方や取り組む内容等が分からなくて困っている人がいれば、ぜひ友だちのノートを参考にしながら、より充実した家庭学習に取り組んでほしいものです。このノートコンクールは、22日(土)の参観日まで行われています。

長縄跳びにチャレンジ!

 毎日、寒い日が続いています。5日(水)は雪が降ってきて、子どもたちは休み時間に中庭に出てきて、大騒ぎしていました。雪がかなり珍しかったようです。それにしても、毎日寒いですね。運動場を見てみると、跳んだ回数を「1、2、3」と数えながら、半袖で長縄跳びをしている様子が見られました。子どもたちは元気です。寒い時期になると、学校ではよく長縄跳びをします。跳んでいるうちに体が温まってきて、子どもたちは満足します。長縄跳びはみんなで励まし合いながら、学級の最高記録を更新していくので、学級が一つにまとまっていく効果もあります。さて、今日は何回跳べたでしょうか。

英語のかるた

 教室から楽しそうな声が、、、。教室に入ってみると、子どもたちがALTの先生と一緒に楽しそうに英語のかるたをしていました。机の上にカードが置いてあって、子どもたちは手を頭の上においていました。その状態で、ALTの先生が言ったカードを見つけてすばやく取っていました。負けず嫌いの子どもが多いようで、教室内はかなり盛り上がっていました。カードをよく観てみると単語(例:school)ではなく、文(例:go to school)のような短い英文が書かれていました。時代の求めとはいえ、改めて小学生でここまで英語を学習することに驚きを感じざるを得ませんでした。楽しく英語を学ぶことは、とてもいいことですね。

跳べるようになりたい!~跳び箱~

 子どもたちが体育の授業の中で、苦手意識をもってしまう内容の1つが跳び箱です。体育館に行ってみると、4年生の2学級が跳び箱の練習をしていました。高さの異なる跳び箱がいくつか準備されていましたが、感心なことにみんな失敗を恐れず、何度もチャレンジしていました。かっこよかったです。跳ぶコツは、跳び箱の前に置いてある板の上で強く踏み切って、手を遠くにつくことです。跳び箱を跳ぶ感覚を体が覚えると、限界はありますが、少し高さが変わっても跳べるようになります。跳べないと諦めてしまいそうですが、今日、私が見た限りではそのような子どもはいませんでした。何回もチャレンジする子どもたちの前向きな姿勢を見て、元気をもらいました。

PTA花植え作業ありがとうございます。

 2月2日(日)の朝7時30分よりPTA執行部、PTA環境整備部員、1世帯1役(花植え)、職員で卒業式を彩るパンジーの花を植えてもらいました。黙々と作業されたので300近い花の植栽を30分で作業を終了することができました。卒業式当日は、今日植えてもらったきれいなパンジーが会場を彩ることでしょう。朝早くからの作業、本当に、ありがとうございました。

子どもたちは元気です!

 最近、昼間でも気温が上がらず、寒い日が続いています。それでも、子どもたちは毎日昼休みになると、運動場に出て友だちと楽しそうに遊んでいます。ドッジボールをしたり、おにごっこをしたり。遊んでいるうちに体が温まってきて、寒さを感じなくなってくると思いますが、それでも外が寒いことは間違いないと思います。今、子どもたちの運動不足が心配されていますが、寒さに負けず外で元気よく遊んでいる子どもたちは、問題なさそうです。校長室から子どもたちが遊ぶ様子を眺めながら、できれば室内でじっとしておきたいと思う自分が少し恥ずかしくなりました。

てこの働き~「力点・支点・作用点」

 今、6年生は理科で「てこの働き」を学習しています。今日の学習のめあては、「てこを利用した道具は、どんな仕組みになっているのだろうか。」でした。私たちの生活の中で、てこの働きを利用したものがあります。例えば、はさみやホチキスなどです。てこの働きを生かした道具には、力点、支点、作用点がありますが、それがどこにあるのか分かりにくいものがあります。その一つが書類に穴を空けるパンチです。子どもたちは先生が実際に紙に穴を空けている様子を観て、力点、支点、作用点を考えていました。パンチを使って紙に穴を空ける様子をじっと見ている子どもたちの顔が印象的でした。手前みそになりますが、6年生の理科は、いつも質の高い授業が展開されているので、本校の6年生は、理科が好きな子どもが多いのではないかと思います。

今日の子どもたちは何をしているのかな?

 今日も2時間目に校内を回って、トイレのスリッパがきちんと並んでいるかを確認しながら、各教室を回りました。校内を回りながら、私がつい足を止めてゆっくり観てしまうのが、子どもたちが自分の考えを発表していたり、ものを作ったりしているところです。今日は、4年生の理科で試験官に水を入れて温める実験や、1年生の生活科で風車を作っているところをゆっくり見ました。今日の友だちと協力して実験をしている時の真剣な子どもたちの顔、そして、はさみを使って紙コップを真剣に切っている子どもたちの顔は、とてもよかったです。このように、生き生きと学習に取り組む子どもたちの姿を見るのが、毎日の楽しみです。いつも子どもたちの真剣な顔や楽しそうな笑顔から元気をもらっています。