学校日誌

2023年11月の記事一覧

給食・食事 非常食体験給食

 11月29日(水)の給食には、大きなおかずの代わりにレトルト食品が配られました。中身は、根菜の煮物です。このレトルト食品の根菜の煮物はいわゆる「非常食」です。この日は、この非常食を体験するという、深い意味を持つ給食の時間となります。

  

  

 1年生から6年生の教室を回ってみましたが、「おいしい、おいしい。」と食が進んでいる子もいれば、「うわっ!!何これ。」と口に出さないまでも、表情に出ている子もいます。栄養職員の吉岡先生の放送にもあったように、「食べにくい。」と感じているお友達も確かにいます。しかし、それでは命を守ることができないのです。今回は、「食べることは、生きること」ということを自覚して食べる練習をしているということになります。災害時には、「食べにくい。」などと言っていられないのです。食べて命をつないでいかなくてはいけません。

 上学年のお友達には、どんなものが入っているか(食材の種類、アレルギーへの配慮、調味料など)を意識したり、非常食の特徴(賞味期限の長さ、柔らかな食感、食器がなくても食べられるようにしているなど)を考えたりしながら食べるように声かけをしました。

 予測不可能な災害の備えとして、今回の非常食の体験は非常に意義があります。川島小学校には非常食の準備があります。お家ではいかがでしょうか。

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音楽 元気はつらつ3年生の発表~11月の表現集会~

 11月の表現集会は、元気はつらつ3年生の発表でした。毎度のことですが、たくさんの保護者の皆様がビデオやスマホを片手に鑑賞されていました。

  

  

 3年生の発表プログラムは以下のとおりです。

 ➊ 群読「石」(堀口大学)

   ❷ リコーダー演奏「聖者の行進」

   ❸ 「川島昔クイズ」(総合的な学習の時間の成果)

 群読は、息もぴったり合っていて、堀口大学先生の詩の世界が広がっていきました。

 3年生からリコーダーの指導が始まります。初めてのリコーダーとは思えないほどのなめらかな演奏ができていました。名曲「聖者の行進」を最後まで見事に演奏することができました。

 最後の川島クイズは、まるバツクイズで3問ありました。

 ⑴ 川島小は、120才です。(答えバツ 150才)

 (2) 全校生徒が300人以上いたときがありました。(答えまる)

 (3) 川島小の玄関の位置は今と違っていました。(答えまる 今の運動場側の職員出入り口が児童玄関だったそうです。)

 3年生は、総合的な学習の時間で学習した昔の川島小学校のことをクイズにしていました。ThinkingTimeの時間は、3年生が運動会で披露した「エイサー」を踊っていました。あまりにもエイサーが見事なので、見とれてしまってクイズを考えるのがおろそかになるほどでした。

 今回もたくさんの保護者の皆様に見ていただき、大変励みになりました。朝早くからありがとうございました。

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昼 さわやかな朝の草取り

 川島小学校のみんなは、朝から元気で、いつもは運動場に出てきてドッジボールやサッカーをして遊んでいます。しかし11月24日(金)の朝には、遊んでいる子が一人もいないのです。

 「先生、職員玄関を開けてください。」何をするのかと思いましたら、職員玄関の草取り鎌を取りに来ました。そして、運動場に向かうと、黙々と草取りをしています。運動会が終わってしばらくたっていますが、運動場がきれいに保たれているのは、子どもたちの草取りのおかげです。

 環境委員会さんの計画では、月曜日と金曜日に草取りをするように、全校のみんなに呼びかけています。たくさんのお友達が運動場に出てきて、草取りをします。11月も後半で、寒い朝もありますが、そんな姿を見ると、実にさわやかです。

  

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鉛筆 東海地区青少協第41回研修大会 意見発表

 東海地区の青少年健全育成連絡協議会研修大会が、4年ぶりに開催されました。久しぶりの開催で、事前の準備は手探りのことも多くなかなか大変でした。

 税田 和久氏【(株)グローバルクリーン】「多様な人材が活躍できる地域をめざして~働くことから始まる地域共生社会の実現~」と題した素晴らしい講演会がありました。あまりにも素晴らしすぎて、会場の来賓の方から「素晴らしい!」という声が思わずもれるほどでした。インクルーシブ教育が大切だとか、障がい者雇用促進が大事だといわれて久しいですが、まさに税田さんは会社経営で具体的な実践をされていました。学校運営や働き方改革のヒントになることが数多く散りばめられていました。

  東海小学校吹奏楽部の皆さんの演奏も美しい音色とキレキレのダンスが大変見事でした。

  

 最後の意見発表では、本校の代表として、6年生の島田 梨央さんが登壇しました。梨央さんは、「共に」と題した作文を発表しました。この作文は、法務省主催の第73回「社会を明るくする運動」作文コンテストにおいて、延岡市保護司会会長賞を受賞した作品になります。

 研修大会の前に梨央さんの作文を読ませていただきましたので、迷わずにこの作文を意見発表で取り上げてほしいと強く推したところでした。なぜなら、犯罪を起こす人の心の動きや周りの人ととの関わり方を、自分の経験を交えながら表現できていたからです。そして、人生で間違った道に進みそうな人を「たくさんの重荷を抱えた一歩を踏み出せない旅人たち」として、個性や特徴を尊重しながら優しく寄り沿うことが大切であることに気付いているのです。作文を読むと、梨央さんの深い思考と心の美しさに感心させられます。この作文を一人でも多くの人に読んでほしい、聞いてほしいと思わされました。

 この梨央さんの作文は、職員室前に掲示したいと思いますので、ぜひいろんな方々に読んでいただきたいです。

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本 子ども読み聞かせの会~いろんな本に出会ってみよう~

 川島小学校の子どもたちにいろんな本に出会ってほしい、という願いから、「子ども読み聞かせの会」を実施しました。11月17日(金)の4校時に1~3年生、6校時に4~6年生で行いました。

  

  

 川島小の子どもたちは、これまで先生方や図書館司書の方からいろんな本の読み聞かせをしていただき、本に対する興味・関心を高めることができました。今回は、さらに自分で選んだ本の読み聞かせをしたり、お気に入りの本のPOPを作成して紹介する活動をしたりしました。これまでは、受け身で読み聞かせを聞いていたと思いますが、今回の場合、読み聞かせするために練習をしたり、POPにまとめるためにお気に入りの本を詳しく読んだりしなければなりません。つまり、自然と本に主体的に関わっていくことになります。

 先生方の感想を聞くと、登場人物の気持ちになりきって読んだり、様子が表れるように人物ごとに声色を変えたりするなどの工夫をしているお友達もいたということでした。また、POPもまとめ方を工夫していて、大変分かりやすいものができていました。このPOPについては、しばらく図書室に掲示するので、本選びの参考になります。

 この取組を通して、読書への興味・関心がさらに高くなって、図書室を利用するお友達が増えたり、市立図書館のふくろう号でいろんな本を借りるお友達が増えたりするとうれしいです。

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