給食室から

2018年10月の記事一覧

今日の給食


【ふわふわ丼 大根のさっぱりあえ 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」はふわふわ丼についてでした。
ふわふわ丼のふわふわは「麩」です。麩の原料は小麦粉です。だし汁で煮るとふわっとなるので、この名前にしました。給食のごはんは、麦を10%まぜてたいた「麦ごはん」です。麦は、食物せんいが多いので、健康食品として見直されています。食物せんいは、私たちの体の中でガンの原因になるものや、血を汚してしまう余分なコレステロールなどを包んで、体の外へ出してくれます。この食物せんいをおなかの中でしっかり働かせるためには、麦ごはんをよくかんで食べることが大切です。しっかりかんで食べましょう。

三重県のふるさと給食の日♪


【肉ごはん かき玉スープ ちゃつ 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」はふるさと給食についてでした。
今日は、三重県四日市市の県地区というところの郷土料理です。県地区には田園が多く、農業を中心に生活が営まれていました。農作業をするときは、今のように便利な機械はないので、地域で力をあわせて作業をすることが多かったそうです。「肉ごはん」は、このような人が集まる時にみんなで一緒に食べていた料理で、明治時代の初めごろから食べられていました。まだ牛肉は珍しく、ごちそうだったので、何軒かでお金を
出し合って買っていたそうです。「ちゃつ」は、和えものやお菓子の盛りつけに使われる器の名前が由来で、お正月などの人がたくさん集まる時にごちそうとして作られていました。味わって食べてくださいね。

りっちゃんサラダ♪


【米粉パン きのこのクリームスパゲッティ りっちゃんサラダ 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」はりっちゃんサラダについてでした。
小学校1年生の国語で「サラダでげんき」という物語を勉強します。りっちゃんという女の子が、病気のお母さんを元気にするために、動物たちがすすめてくれた材料でサラダをつくるお話です。トマト、きゃべつ、きゅうり、にんじん、かつお節、とうもろこし、こんぶ、ハム、さとう、油、塩、酢と、りっちゃんと同じ材料で作っています。りっちゃんサラダを食べれば、みなさんもお母さんのように、きっと元気が出てきますよ。
 
★最近国語で勉強した内容なので、1年生はとても楽しみにしていました。1年生以外の学年でも、お話を思い出しながら食べていたようです。10月の給食だよりにレシピを載せています。ぜひ、御家庭でも作ってみてください。

今日の給食


【麦ごはん トマト鍋 酢みそ和え 牛乳】
 今日の酢みそ和えには酢の代わりに日之影町産のゆず果汁を使いました。ゆずの良い香りがして、とてもおいしかったです絵文字:笑顔
 今日の放送「一口メモ」はお米についてでした。
秋は新米がとれ、お米がおいしい季節ですね。お米は、日本では2千年以上前から食べられていたそうです。雨がたくさん降り、暖かい気候の日本では、お米はおいしくて栄養があり、一度にたくさん収穫できるので、盛んに作られてきました。そんなお米ですが、パンやめん類を食べる人が多くなり、日本人の米を食べる量は年々減ってきています。多くの食べ物を外国からの輸入に頼っているなかで、米はほぼ日本で収穫された分でまかなうことができています。日本人にはなくてはならないお米、大切にしていきましょう。

定番人気メニュー♪


【カレーライス フルーツポンチ 牛乳】
 カレーライスとフルーツポンチという定番の人気メニューで月曜日がスタートしました。寒くなってきて登校が億劫になる時期ですが、給食が少しでも学校に来る楽しみになるといいなと思います。
 今日の放送「一口メモ」はじゃがいもについてでした。
じゃがいもはカレーや煮物、シチューなどいろいろな料理に使います。給食では「だんしゃく」という品種をよく使います。「だんしゃく」はホクホクとした食感が特徴です。じゃがいもの成分はほとんどが「でん粉」ですが、ビタミンCも多くふくまれています。じゃがいもを調理する時には気をつけないといけないことがあります。じゃがいもをしばらくの間置いておくと、芽が出てきます。その芽には「ソラニン」という有害物質がふくまれています。しかし、芽の部分を取り除けば体の害はなくなります。給食で使うじゃがいもも、ひとつひとつていねいに芽をとっています。みなさんもじゃがいもの皮むきをするときは気をつけてくださいね。