給食室から

2019年1月の記事一覧

日之影町の給食のはじまり


【麦ご飯 厚揚げのにんじんみそあえ クラムスープ 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」は給食のはじまりについてでした。
全国学校給食週間にちなんで、今日は世界の給食と日之影町の給食についてお話しします。日本で本格的に学校給食が行われるようになったのは、戦争が終わった昭和21年からです。では、世界で一番はじめに学校給食が始まったのはどこの国だと思いますか。それはドイツです。ドイツのミュンヘンという町で今から210年くらい前に始まったそうです。それではクイズです。私たちの町、日之影町で一番始めに始まった
学校はどこでしょうか。答えは日之影小学校です。昭和34年に日之影小学校、35年に高巣野小学校、37年に八戸小学校、38年に宮水小学校、42年に日之影中学校と学校給食が始まっていったそうです。

サラダに隠し味♪


【麦ご飯 豆乳どうふ もやしサラダ 牛乳】 
 今日のもやしサラダには、隠し味としてある調味料を入れました。いったいなんでしょう? 答えは、子どもたちも大好きなカレー粉です。色を見ても分からないほど量は少しですが、ふつうのドレッシングよりも食べやすかったと思います。

 今日の放送「一口メモ」はごまについてでした。
豆乳どうふに入っている食べもののさあ、私はだれでしょう。答えは「ごま」です。ごまは、アフリカからエジプトやインド、中国へ渡り、日本へも中からクイズを出します。身体は小さくてもパワーはたっぷり。縄文時代に伝わったといわれています。昔は「食べる薬」としてとても大切にされていた食べものだそうです。ごまにはビタミンB1が多くふくまれているので、体を疲れにくくする働きがあります。また、カルシウムも多く、大きめのスプーン2杯で、牛乳1本分とほぼ同じ量がとれます。ごま一粒一粒を無駄にしないよう大切に食べましょう。

トマト鍋♪


【麦ご飯 トマト鍋 ほうれん草のアーモンド和え 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」はトマト鍋についてでした。
「トマトが赤くなると、医者が青くなる」ということわざもあるほど、栄養たっぷりの野菜です。トマト鍋には、トマト、かぼちゃ、にんじん、ブロッコリーなどの緑黄色野菜がたくさん入っています。緑黄色野菜とは、カロテンという色素を多く含んだ色の濃い野菜のことをいいます。カロテンは体の中でビタミンAに変わり、目の粘膜を守ってよく見えるようにするはたらきがあります。残さず食べてくださいね。

ぎゅっと丼♪


【おいしさ牛っと丼 茎わかめのサラダ 牛乳】
 今日はカミカミデーでした。おいしさぎゅっと丼は、西臼杵産の牛肉と干ししいたけ、千切り大根などが入った牛丼です。小さいおかずは茎わかめを使っているので、噛みごたえがあったと思います。とても贅沢な献立でしたね。

 今日の放送「一口メモ」は茎わかめについてでした。
給食では今日のように和えものや炒め物で登場する茎わかめですが、茎わかめは、わかめのどの部分になるか知っていますか。次の3つの中から選んでください。①わかめのしんの部分 ②わかめの根っこの部分 ③わかめの新しい芽の部分。答えは①のわかめのしんの部分です。普通のわかめに比べてコリコリとした歯ごたえが特徴です。ぜひ、茎わかめの歯ごたえも味わいながら、よくかんで食べてください。

郷土料理♪


【麦ご飯 がね 秋味汁 牛乳】
 今日の小さいおかずは「がね」でした。私が宮水小に来てからは初めてのメニューでした。1つ1つ形を作って揚げるので、とても大変だったと思うのですが、調理員さんがおいしく作ってくださいました。

 今日の放送「一口メモ」はがねと秋味汁についてでした。
がねは鹿児島県や宮崎県の都城市など、南九州に伝わる郷土料理で、さつまいもを細く切り、溶いた小麦粉に混ぜて油で揚げて作ります。「がね」という言葉は、この地方の方言で「蟹」を意味します。できあがった姿が「蟹」に似ているように見えることから、その名が付いたと言われています。秋味汁の秋味とはある魚のことをいいますが、何の魚か分かりますか? 正解は「鮭」です。北海道では、秋になると卵を産むために生まれた川に戻ってくる鮭を「秋味」と呼びます。味わって食べてくださいね。