給食室から

2020年12月の記事一覧

いわしの甘露煮


【麦ご飯 わいしの甘露煮 白菜のおかか和え 田舎汁 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」は白菜についてでした。
はくさいは、古くから中国で作られていて、英語で「チャイニーズキャベツ」とも呼ばれています。その名の通り、きゃべつの仲間で、かぶ・こまつな・ブロッコリーなどが同じアブラナ科です。寒くなって霜がおりるころになるとやわらかくなり甘みもでてきておいしくなります。はくさいには、かぜをひきにくくするビタミンCが多くふくまれています。今日はおかかあえにしましたが、なべもの、いためもの、サラダ、つけものなど、いろいろな料理に使われます。残さず食べましょう。

ゆかりごはん


【ゆかりごはん 小松菜の卵とじ 豚汁 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」は煮干しについてでした。
にぼしはその名前の通り、いわしやあじ、さばなどの小さい時の魚を煮て、干したものです。地方によっては「いりこ」「じゃこ」「ごまめ」などいろいろな呼び名があります。にぼしは、おいしいうまみ成分の「イノシン酸」がたっぷり含まれているので、みそ汁には煮干しがぴったりです。今日の給食のぶた汁も、煮干しを使ってだしをとりました。煮干しは、主にだし用として使われますが、そのまま食べてもいいし、いろいろな料理に工夫しておいしく食べることができます。味わって食べてくださいね。

ミートボールのトマト煮


【ミートボールのトマト煮 ツナコーンサラダ 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」はおなかがなることについてでした。
みなさんは午前中、おなかがグウグウなったことがありますか。では、おなかの音からクイズを出します。おなかがへると、グウグウ音がするのはなぜでしょう。①胃の中の空気が音を出す。②胃と腸がこすれて音が出る。③おなかの虫が泣いている。答えは、①の「胃の中の空気が音を出す」です。胃の中の食べものが消化され、空っぽになっても胃は動きつづけるので、胃の中にたまった空気が動いてグウグウと音がするのです。給食をしっかり食べて、午後の授業に集中できるようにしましょう。

野菜たっぷり!!


【冬野菜のあんかけチャーハン ボイルドポークのごまソース 牛乳】
 今日はかぶや白菜、ほうれん草などの冬野菜がたっぷりが入ったあんをチャーハンにかけて食べる「冬野菜のあんかけチャーハン」でした。なんと、今日の給食の野菜の量は、基本量の3・4年生で1人140g、学校全体では30キログラムにもなりました!(調理員さんに頑張って切っていただきました。)おいしいのはもちろん、とても食べ応えがありましたね絵文字:笑顔
※ちなみに1日に食べて欲しい野菜の量は大人で350gです。足りない分は朝食、夕食でとるようにしましょう♪

 今日の放送「一口メモ」は食品ロスについてでした。
給食の食べ残しはどうなるか知っていますか。肥料として再利用するところもありますが、基本的にはごみになって捨てられます。給食だけでなく、レストランで残された料理やコンビニなどで売れ残った弁当もすべてごみになります。日本で出る食べ残しの量は、調理中の皮のむきすぎなども含めると、1年間で約643万トン。一人当たりにしてみると約50キロになるそうです。これは、毎日一人お茶碗1杯分の食べ物を捨てることになります。その一方、世界では食べものが食べられず苦しんでいる人が約8億人いるそうです。大切な食べ物をむだにしないよう、残さず感謝して食べましょう。