給食室から

2021年1月の記事一覧

照り焼きチキンバーガー


【照り焼きチキンバーガー 冬野菜のコトコト煮 牛乳】
 今日は、バーガーパンに照り焼きチキンハンバーグとゆできゃべつをはさんで食べました。大きいおかずには、きゃべつ、はくさい、だいこん、ブロッコリー、カリフラワーなどの冬野菜がたくさん入っていました。冬野菜は体を温めると言われています。風が強く寒かったので、いっそうおいしく感じましたね絵文字:笑顔

 今日の放送「一口メモ」は冬野菜についてでした。
今日の給食に使われている大根や白菜は、冬に旬を迎え、おいしさが増すので冬野菜といいます。そこで、野菜からクイズを出します。冬野菜は、どんなところで育つとおいしくなるでしょうか。①あたたかいところ ②寒くてしもがおりるところ③日かげ。答えは、②の寒くてしもがおりるところです。しもがおりると、野菜たちは自分たちが凍ってしまわないように寒さ対策をします。それが、自分たちの野菜の中に甘味を作るということです。そのため、しもがおりて寒くなってくると、冬野菜は甘くおいしくなってくるのです。味わって食べましょう。

親子煮


【麦ご飯 親子煮 海藻と大根の中華和え 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」は親子煮についてでした。
クイズです。親子煮の親子とは、何と何の食べ物のことでしょうか。答えは、鶏肉と卵です。今では、毎日のように食べている卵ですが、昔はとても高級品でした。日本で卵が初めて食べられるようになったのは江戸時代だそうです。今のように日常的に食べられるようになったのは昭和30年ごろからだそうです。茶色い殻の卵の方が栄養価が高いと思っている人もいるかもしれませんが、栄養価は殻の色とは関係ないようです。殻の色は主ににわとりの品種によるもので、栄養の違いはにわとりの食べるエサに大きく影響されます。命に感謝して食べてくださいね。

里いものそぼろに


【麦ご飯 里いものそぼろに ほうれん草のおひたし 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」は食べ物を大切にすることについてでした。
「お米一粒にも7人の神様」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。これは言うまでもなく、お米はもちろん、食べものを粗末にしないで大切に食べようという意味ですが、みなさんの食べ終わった食器はどうなっていますか。お茶碗にくっついた最後の一粒までていねいにおはしでとって食べることを、ぜひ今のうちに習慣にしてください。これによって食べものの命を粗末にしないことはもちろん、後片付けもずいぶん楽になります。「もったいない」という心は、大事な日本の文化です。食べ物を大切にする心を忘れないようにしましょう。

キムチチャーハン


【キムチチャーハン ワンタンスープ 大根のマヨぽんあえ 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」は、たまねぎについてでした。
食べもの当てクイズです。「私は3000年以上前から食べられていた世界的に有名な野菜です。エジプトのピラミッドを作った人たちも私を食べて力をつけていました。日本では、やっと120年前くらいから作られるようになりました。最初は作っても全く売れませんでしたが、明治28年にコレラという病気がはやり、たくさんの人が亡くなったときに、私がコレラにきくといううわさが流れ、飛ぶように売れたのです。本当に私がコレラにきいたかはわかりませんが、きっと私のにおいと涙を出す成分がきくと思われたのでしょう。今では、血管がつまる病気やガンの予防にきくといわれています。さて、私は誰でしょう。」答えは、たまねぎです。残さずたべてくださいね。

給食のはじまり


【麦ご飯 鮭の塩焼き 即席漬け みそ汁 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」は学校給食記念日についてでした。
1月24日は学校給食記念日です。明治時代に山形県で始まった学校給食は、戦争の食料不足の中、給食を続けることができなくなり、一度中断されました。戦争が終わり、おなかをすかせていた子どもたちを助けようと、アメリカから脱脂粉乳などがプレゼントされ、また給食を始められることになりました。今日はその給食記念日にちなんで、給食の始まりと言われるごはんと魚にしてみました。今の日本は「飽食」と言って、食べ物にあふれ、なに不自由なく食べることができますが、世界には食料不足で飢えに苦しんでいる人もいます。感謝の気持ちを忘れず、食べ物を無駄にしないようにしましょう。