給食室から

2019年2月の記事一覧

ごぼうが意外に合う!


【ミルクパン にんじんとごぼうのシチュー 海藻サラダ 牛乳】
 今日のシチューにはごぼうが入っていました。土臭くならないか心配でしたが、意外にシチューのトマトやソースの味ともマッチしておいしく食べられました絵文字:笑顔
 今日の放送「一口メモ」はにんじんについてでした。
クイズを出します。給食にほとんど毎日出る野菜は何でしょうか。それは、にんじんです。にんじんは赤い色がきれいで、どんな料理にも合うのでいろいろな料理に使われています。にんじんは東洋種、西洋種に分かれます。日本では西洋種が生産量の大部分を占め、1年中作られています。品種改良され、みずみずしく、甘くてくさみのないものに変化していきました。にんじんは、根と葉ともにビタミンの宝庫といわれていて、ビタミンAのもとであるカロテンがたくさんふくまれています。鼻やのどの粘膜を強くして、病気にかかりにくくしてくれる働きがありますよ。好き嫌いせずに食べてくださいね。

カミカミデー♪


【麦ご飯 きんぴらごぼう かき玉スープ 牛乳】
 今日は20日なのでカミカミデーでした。1口20回は噛みましょう!絵文字:笑顔
 今日の放送「一口メモ」はたまごについてでした。
今日はたまごの話をします。むかしむかし、紀元前100年頃、朝鮮半島からにわとりがやってきました。でもその時代、たまごを食べたという記録はありません。にわとりは「神の使い」とされ、あがめられていたため、そのたまごを食べるなんてとんでもないことだったのです。たまごを食べるようになったのは割と最近のことで、江戸時代くらいだったと言われています。たまごといえば、たんぱく質がたくさん含まれている食べ物ですが、たまごの白身には、体によくない細菌をとかす働きを持っている成分も含まれています。たまごはおいしくて使いやすいだけでなく、健康にもよい食べ物です。残さず食べてくださいね。

タレまで…!?


【麦ご飯 さばのみそ煮 ゆかりあえ けんちん汁 牛乳】
 さばのみそ煮は骨までやわらかく、甘い味付けで子どもたちも好きなメニューです。ある学年ではタレまでおかわりして食べてくれました。今、魚を食べる機会が減ってきていて、特に若い世代の魚離れが進んでいるそうです。少しずつでも食事に取り入れていけるといいですね。
 今日の放送「一口メモ」は魚についてでした。
みなさんは、お肉とお魚どちらが好きですか。お肉もお魚もたんぱく質がたっぷりふくまれている食べ物ですが、お魚にはお肉にはないすごい力があります。そのすごい力の秘密は、魚の脂にあります。魚の脂には2つの不思議な力があると言われています。一つ目は、血液をかたまりにくくし、血管を広げる働きがあります。また、血液の中のいらないコレステロールをとりのぞいてくれます。だから、魚を食べると、血管がつまる病気にかかりにくくなります。二つ目は、記憶力をよくしてくれます。今日のさばには、そんな魚の脂がたくさん含まれています。しっかり食べましょう。

ミネストローネ


【ぶたキムチ丼 ミネストローネ 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」は朝ごはんについてでした。
みなさんは、勉強や運動の成績をよくするためには、どうしたらよいと思いますか。やはり、人一倍努力することが大切ですが、夜遅くまで勉強をしても寝不足だったり、朝ごはんをぬいたりしては、自分では大丈夫だと思っていても、午前中ボーっとして授業に集中できていないのです。特に朝ごはんは、元気のもと。朝ごはんを食べると脳にエネルギーが補給されて頭の働きがよくなります。また、食べものを目で見てにおいをかぎ、味わったり、手を動かしたりすることで体温も上がり、体全体が目覚めていきます。朝ごはんを食べないと、頭はぼんやり、体は眠ったままなので勉強も運動もうまくいかないことがあるのです。まずは毎日、学校に行く前にしっかり朝ごはんを食べる習慣をつけましょう。

ブロイラーとは?


【とりねぎ丼 つくねカレースープ 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」は鶏肉についてでした。
今日の給食に入っている鶏肉もそうですが、みなさんが食べている鶏肉の多くはブロイラーと呼ばれる品種です。ブロイラーは、宮崎県でもたくさん育てられていて、その出荷数は全国でもトップクラスです。短い期間で早く育つのが特徴で、アメリカで開発されて日本にも広まりました。ふつうの鶏は大人になるのに4~5か月かかりますが、ブロイラーは2か月もしないうちに大人になります。反対に「地鶏」と呼ばれる鶏は、ブロイラーと違いもともと日本にいた鶏で、放し飼いで時間をかけて育てられます。宮崎県では「みやざき地頭鶏」が有名ですね。いのちに感謝して食べましょう。