給食室から

2020年10月の記事一覧

さつまいもとなしのプルコギ


【麦ご飯 さつまいもとなしのプルコギ かき玉スープ 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」はなしについてでした。
今日のプルコギのなかに入っている牛肉は、宮崎県産食材の消費を推進するため、無償で提供してもらいました。ありがたくいただきましょう。「なし」は秋に旬をむかえるくだものの1つで、宮崎県内でもいろいろな所で作られています。なしのシャリッとした食感は、食物せんいがふくまれているからで、これがおなかを刺激し、なしの甘さの中には、便をやわらかくする働きがあるので、便秘解消に効果があります。また、高血圧の予防にも効果がある栄養素もふくまれています。その他にものどやかぜ、二日酔いなど多くの薬効があり、中国では古くから漢方薬として食べられています。今日のプルコギにはすりおろしたなしを使っています。味わって食べてくださいね。

タイピーエン


【麦ご飯 揚げ出し豆腐 タイピーエン 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」はタイピーエンについてでした。
タイピーエンは、もともと中国福建省の家庭料理をヒントに、明治時代に日本に伝えられ、材料が日本風にアレンジされて現在のような料理になったと言われています。しかし、タイピーエンの名前が知られているのは全国でもごく一部ですが、熊本の郷土料理として有名になりました。めんのかわりに春雨が使われているのが特徴です。春に降る細かい雨のことを「春雨」といいますが、白くて細いところが春に降る雨に似ているところから、春雨と呼ばれるようになったそうです。味わって食べてくださいね。

りっちゃんサラダ


【ミルクパン きのこのクリームスパゲッティ りっちゃんサラダ 牛乳】
 今日は小学校1年生の国語で学習する「サラダで元気」に登場するりっちゃんサラダでした。今年度から教科書が変わり、今の1年生は「サラダで元気」を学習していませんが、子どもたちからも人気のメニューなので、今年も給食に出しました。トマトや塩昆布、かつお節、ハムなどが入っていておいしかったですね♪
 今日の放送「一口メモ」は世界食糧デーについてでした。
毎年10月16日は「世界食糧デー」です。この日は、世界の食糧問題を考える日として、国連食糧農業機関というところが制定した日です。日本では、世界食糧デーと前後する10月1日~10月31日を世界食糧月間としています。一人一人が協力しあい、全ての人に食糧を、という考えから世界に広がる食料不足、栄養不良をなくしていくことを目的としています。食糧の多くを輸入に頼っている日本ですが、食料不足や飢餓はどうして引き起こされるのか、どうすればなくなっていくのか、みんなで考えていきましょう。

人気メニュー


【ドライカレー フルーツポンチ 牛乳】
 今日は人気メニューのドライカレーとフルーツポンチだったので、どの学年も、ほとんど全員が時間以内に食べ終わっていました絵文字:笑顔
 今日の放送「一口メモ」は米についてでした。
米はなぜ「研ぐ」と言うのでしょうか?昔、精米の道具がなかったころ、玄米から皮をとるために米を水にひたして、全身に力を入れてゴシゴシこすって皮をとっていました。これが「米を研ぐ」という言葉になったのです。最近では精米技術が上がり、米を「研ぐ」というより、優しく「洗う」程度でよくなりました。逆に力をこめて研いでしまうと、米が割れておいしく炊けません。優しく洗って表面の「ぬか」やゴミを取りのぞいたら、しばらく水につけて水を吸わせて炊きます。給食室では、毎回約16キロの米を専用の機械で洗って、ごはんを炊いています。1粒残さず食べましょう。

にんじん×甘いみそ


【麦ご飯 厚揚げのにんじんみそあえ もずく汁 牛乳】
 今日の小さいおかずは、にんじんのすりおろしと味噌、砂糖、みりんを合わせたにんじんみそと厚揚げ、ひき肉、たまねぎを炒めて作りました。甘い味付けでとても食べやすかったですね絵文字:笑顔
 今日の放送「一口メモ」は骨を強くする生活についてでした。
骨を強くするには、カルシウムを十分にとるだけでなく、運動することも大切です。無重力状態におかれた宇宙飛行士の骨は、いくら食事でカルシウムをとっていても急速に弱ってしまうそうです。運動で骨に刺激を加えなければ骨にカルシウムは蓄えられないのです。骨を強くするためには特に難しい運動をする必要はありません。まず大切なのは1日に合計3時間ぐらい立っていることだそうです。ただ立つだけではなく、歩くとさらに効果があります。晴れた日は、ぜひ外でおもいっきり遊ぶようにしましょう。