給食室から

2017年1月の記事一覧

納豆パワー

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【麦ごはん 牛乳 魚と根菜の甘辛煮 納豆汁】
1905年、沢村博士という人が納豆菌を見つけました。1本のわらに対して
1000万個もの納豆菌がいると言われ、昔の納豆はわらに入って売られて
いました。納豆は、食物せんいが豊富でおなかの調子を整える働きがあります。
なっとうに含まれるネバネバした部分は、納豆キナーゼと呼び、おなかの中で、
善玉菌を増やし、おなかをいい状態にしてくれます。
納豆の好ききらいがあると思いますが、今日はみそ汁の中に入れ、納豆の
香りを和らげました。大丈夫だったかな?

ごまパワー

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【麦ごはん 牛乳 豆乳どうふ もやしサラダ】
豆乳どうふにもはいっていた「ごま」
ごまは、アフリカからエジプトやインド、中国へ渡り、日本へも縄文時代には
伝わったといわれています。昔は「食べる薬」としてとても大切にされていた
食べものだそうです。ごまにはビタミンB1が多くふくまれているので、体を
疲れにくくする働きがあります。また、カルシウムも多く、大きめのスプーン
2杯で、牛乳1本分とほぼ同じ量がとれます。ごま一粒一粒を無駄にしない
よう大切に食べましょう。

ぐ~んと寒くなってきましたが・・・(>_<)

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【黒糖パン 牛乳 揚げたこ焼き パンプキンポタージュ】
寒いからといって、手を洗う時に水で指先をぬらしているだけ・・・
なんていう人はいませんよね?
今日のように、パンに直接触れる手は、いろいろな菌でいっぱいです。
手についている菌は水で簡単に洗っただけではおちません。爪やしわの
中にいる菌が水分を吸って手の表面に出てくるため、かえって菌の数が
増えてしまいます。水だけではなく石けんを使ってていねいに洗うことが
大切です。身体計測のときに練習した手洗いをしっかりしましょう。
そして、洗った手はきれいなハンカチでふきましょう。

白菜クイズ!

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【麦ごはん 牛乳 五目豆 はくさいのごまあえ】
今日は、「The和食!」の献立です。
ごまあえにたっぷり使われている「はくさい」からクイズ!
はくさいは中国生まれの野菜なのですが、中国から伝わり、日本で作られる
ようになったのはいつごろからでしょうか?
①奈良時代 ②安土桃山時代 ③明治時代 
正解は、③の明治時代です。冬の鍋の材料の定番、はくさいですが、実は日本に
伝わったのは明治時代になってからなのです。日清・日露戦争の時に兵士達が、
中国ではくさいを食べて、その味を気に入り日本へ持ち帰ったのが始まりといわれて
います。
その後、日本の風土に合うように品種改良がおこなわれ、一般の人に食べられる
ようになったのは大正時代になってからです。
寒くなり、甘みも増しておいしい「はくさい」 昔から食べられているように思って
いましたが、意外に新しい?野菜だったんですね。

きのコ~ンごはん

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【きのコーンごはん 牛乳 韓国風ご汁 きりぼしだいこんのサラダ】
「きのコーンごはん」は名前の通り、きのこ(しいたけ)とコーン(とうもろこし)の
入ったごはんです。バターと塩を加えてお米といっしょに炊きました。
しいたけの香りとコーンの甘さが味わえるごはんです(^o^)

明けましておめでとうございます。

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【麦ごはん 牛乳 ぶりのおろし煮 かぶの三杯づけ ハッピー雑煮】
今日から3学期!元気にスタートできましたか?
今日の給食は少し遅いですが「雑煮」です。みなさんお正月に食べましたか?
お雑煮には、正月にその年に幸せをもたらしてくれる神様を迎えるため、神様に
そなえる地域の産物をもちといっしょに一つの鍋でにて、神様といっしょに食べる
料理とされています。
そのルーツは平安時代にさかのぼりますが、室町時代ぐらいから雑煮と呼ばれて
お祝いの席に出されるようになったようです。その後、正月祝いの食べものとして
全国に広まったのは江戸時代ごろで、そのころからその土地それぞれの食材などを
使い特徴ある雑煮になっていったうです。