日誌

2024年2月の記事一覧

「仰げば尊し」「蛍の光」を練習する

3月1日(金)に行われる高校の卒業式では、久しぶりに卒業式の歌が全校で歌われることになりました。中学生は音楽の授業がありますが、高校生は音楽を選択した人しか授業で歌を歌う機会がありません。ですから、2月28日(水)6時間目から、中学生全員高校1・2年生卒業式の歌の練習をしました。歌は「仰げば尊し」「蛍の光」の2曲です。中学2・3年生は、3学期になっての音楽の授業で1回は練習し、1年生は全く初めて歌う、という状態でした。以前はどの学校でも当たり前のように歌われていたこの2曲ですが、今の中学生にとっては全く新しい曲です。歌詞も文語調になっているので、なかなか覚えるのが大変です。2回ほど練習した生徒たち、最初はおそるおそる歌っている感じでしたが、2回目にはずいぶん声が出るようになりました。本番までに前日2月29日の予行練習でもう一度歌う機会があります。短い期間ですが、できるだけ覚えて心を込めて歌い、高校3年生へのお祝いとしましょう。流れる懐かしくも美しいメロディに、深い言葉に、その場にいた先生方は感慨深げでした。

 

Cタイム 英語で実験教室「Ooho」づくり

令和6年2月28日(水)3時間Cタイムに「Ooho」づくりの実験を行いました。Lesson10のRead内容が「Let’s drink and eat Water Bubbles」というタイトルで、SDGsに関連づけながら、自分たちにできることは何だろう?と考えていく学習になっています。2019年のロンドンマラソンで実際に導入された「Ooho」を作ってみよう!ということで、アルギン酸ナトリウム水溶液、乳酸カルシウム水溶液を使いながら、Water Bubbleを作っていきました。今日は都城工業高校からマシュー先生もお招きし、ブレンダ先生エリクシス先生と協力しながら授業をしました。1Aの生徒たちも、初めて触れるWatter Bubbleの感覚に驚きながらも、楽しく活動できていました。授業の最後には「What did you do today?」のタイトル英作文に挑戦し、今日の実験のことを英語で表現できていました。実験の準備に協力いただいた鳥取先生、ありがとうございました。

         

3年生、高校2年生学習成果発表会に参加する

2月28日(水)2時間目~5時間目に、高校生が高1~高2にかけて総合的な探究の時間に研究を進めてきた高校2年生による「課題研究」(理数科)と「郷土探究」(普通科)の学習成果発表会が行われ、中学3年生も高校生と共に参加しました。2時間目にはこの発表会についてのオリエンテーションが義友会館で行われ、それに参加した後に体育館移動。力作の一枚のポスターを貼った70のブースが設えられており、そこで高校2年生2~6名程度の各班の研究発表を聞き、質問を行います。70種類の発表がありますが、実際に聞けるのは7つの発表となります。中学3年生は、初めて見る全体会場の雰囲気に興味津々の様子で、特に自分たちが中学1年生のときの中学3年生に当たる10期生の先輩方の「課題研究」も積極的に聞いていました。あと2ヶ月もしないうちに高校生となる中学3年生は、個人研究で卒論を仕上げたばかりです。次は、「課題研究」に取り組むことになります。どんな研究に取り組むか、未来を描く参考になったことと思います。

 

 

妻ケ丘地区青少年意見発表会

2月26日(月)都城市中央公民館において、令和5年度妻ケ丘地区青少年意見発表会並びに善行児童生徒表彰式が開催されました。本校からは、3年生の重留啓秀さんが「三年間で得られたもの」と題し、科学の甲子園ジュニアに挑戦した経験を通して得ることができた“失敗を恐れず挑戦する気持ちの大切さ“について発表しました。また、重留さんは、善行児童生徒としても受賞しました。おめでとうございます!

地球さんご賞2023 第2回九州・沖縄地区表彰式

2月24日(土)福岡県八女市地球さんご賞2023 第2回九州・沖縄地区表彰式が行われました。本校から1年生の重留悠吾さんと、3年生の松山柚乃花さんが夏休みの国語の課題で書いた作文が高く評価され、表彰式に招待されました。重留さんは「僕には見えない世界」と題した作文で九州地区大賞、松山さんは「Water of Africa」と題した作文で九州地区奨励賞での表彰で、大賞の重留さんは代表で作文発表を行いました。この地球さんご賞というコンクールは、人間がもつ三つの能力(見る・考える・行動する)で五つの地球環境問題(温暖化・海洋・水質・大気・森林)に向かい合う「3×5賞」という賞です。地球の大切な環境を守っていきたいという気持ちが込められた、よい作品となっていました。受賞、おめでとうございます。

1・2年生の自然科学探究(SKT)発表会の後半が行われました

2月26日(月)6・7時間目に、22日(木)に行われた1年生と2年生の自然科学探究(SKT)発表会の後半が行われました。前半20人の発表は、1年生は夏までの研究で出た新たな疑問に対して仮説を立て、追加実験や調査に取り組んだうえでまとめた、それぞれの個性が光る発表となりました。2年生は、中間発表ですので、新たな疑問がわいてきたところを、これからどのような方向性をもって研究していくのか、未来に繫がる発表となっていました。さて、今日の後半20人。前回発表した人たちから学ぶことも多かった人もいると思います。今回も、どの生徒も現在の自分の到達点をしっかりと発表できていました。1年生はこれでいったんテーマを終了し、2年生になったら新たなテーマで研究することになります。2年生は、3年生になったらまとめの段階に入っていきます。常に探究心をもち、これからも努力していきましょう。前回・今回とも多くの保護者の方が参観に来てくださいました。お忙しい中、ありがとうございました。

 

 

 

 

自然科学探究(SKT)~卒論発表会・発表会

附属中では、2月21日(水)に学年末テストが終わり、翌2月22日(木)午後2時間を使って、3年生自然科学探究探究基礎Ⅱ「卒論発表会」が、2年生自然科学探究探究基礎Ⅱ「中間発表会」(前半20名)が、1年生自然科学探究探究基礎Ⅰ「発表会」(前半20名)が、それぞれ行われました。場所は1・2年は教室、3年は教室・技術室・図書館の3箇所での実施です。特に3年生は、この日が附属中での最後の参観・学級懇談の日を兼ねていて、多くの保護者にも発表を見ていただくことができました。1・2年は参観日の設定はないのですが、生徒個々の発表の時間帯を前もってお知らせしており、自由に参観いただきました。1年生は、前回都泉祭で発表を行った研究を更に深めてまとめた内容での発表です。夏休み明けの発表となった都泉祭での発表から5ヶ月余り経過した1年生は、2学期から冬休みにかけて追加実験・調査・研究を行い、課題設定から仮説、検証、結果、考察、まとめという一連の研究の流れを学びながら1年間の研究成果を発表しました。初めての発表であった都泉祭のときの発表に比べて、研究内容・プレゼンテーション力もずいぶん成長できていました。2年生は2年生~3年生の2年間で研究し卒論にまとめていく研究の、最初の1年間の研究内容を中間発表しました。1年生のときの研究とは違い、今度は2年間かけての研究ですし、最後の卒論は8000字を目安としたものとなります。それぞれ進度に違いはありますが、現時点での進行状況を確かめ、次へと進めていくステップとしてよい機会となりました。3年生はこれが附属中学校での自然科学探究の総まとめとなる発表です。附属中での3年間の学びで、研究に向かう様々な力を身に付けてきました。テーマ、そして追究過程も、プレゼンテーションの仕方も、厚みのあるすばらしい発表が多く見られました。今後、3年生、1年生については優秀者が選ばれ、表彰を受けます。優秀者の発表を附属中全生徒で聞く機会も、3月8日(金)に予定されています。

  

 

 

 

令和5年度都城市教育委員会精励賞の表彰式

令和6年2月20日(火)の都城総合文化ホール「令和5年度都城市教育委員会精励賞」の表彰式が行われました。都城市教育委員会が、毎年小・中学校における児童生徒の模範となる行い、及び技術又は芸術文化の分野において顕著な業績のあった児童生徒を称える「教育委員会精励賞」を制定しています。本校からは、3Aの西畑宗一郎さんが表彰されました。西畑さんは、令和4年度「科学の甲子園ジュニア」県大会において筆記競技の部1位、実技競技の部1位でかちとった総合優勝にキャプテンとして大きく貢献し、全国大会に出場しました。さらに、全国大会では姫路市長総合成績第4位という輝かしい成績も収めました。また、「お菓子のちから作文コンテスト」に応募し、全国29,000点の応募の中から上位10位以内の優秀賞に選ばれ、冊子及びHPに掲載されました。明るい性格で、3学期始業式で代表として発表した際には、座右の銘としているフランス劇作家のサミュエル・ベケットの言葉を引用しながら、堂々と発表できていました。今後も、目標や夢をもって大きく突き進んでほしいと思います。

   

JICAエッセイコンテストで表彰

2月19日(月)に夏休みの国語の作文課題として「JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト2023」に応募した3年冨吉創太さんが、「独立行政法人国際協力機構九州センター所長賞」を受賞し、学校で表彰が行われました。今年度のコンテストのテーマは「地球に生きる私たち~未来へつなげるために~」。冨吉さんは、昨年度清泉会を中心に附属中学校全体で取り組んだ、FAST RETAILING社(UNIQLO・GU等の会社)の「服のチカラプロジェクト」に関わる中で、頑張ったこと、感じたこと、考えたことを作文に綴りました。昨年度特別委員会として立ち上げていた、服のチカラプロジェクト実行委員会のメンバーの一人として活動したことは、ひとつの挑戦であり、それが冨吉さんの力をさらに伸ばすきっかけとなりました。当日はJICAの宮崎支部から西村様がおいでくださり、表彰を行ってくださいました。

 

学年末テスト始まる

2月19日(月)~21日(水)の3日間、学年末テストが行われています。今年度最後の定期テスト、そして3年生にとっては中学生活最後の定期テストということになります。2月の第一週にテスト範囲は示されています。2月は自宅学習日も数日ありましたので、計画的にテスト勉強の臨めているのではないでしょうか。テスト1日目の朝は、それぞれが集中して最後の見直しに取り組んだり、友達に質問したりお互いに問題を出し合ったりしてテストに備えていました。テストが始まると、みんな集中してテストに臨んでいました。この期間は午後は放課になりますので、その時間も有効に使いましょう。

 

 

中央清泉会でレクレーションの打合せ

2月15日(木)5時間目に、中央清泉会が開かれました。今回の中央清泉会は、1月22日(月)に行われたものとおなじで、通常の内容ではなく、3年生の送別行事のための準備や打合せの時間として設定されたものです。例年より早く取り組んでいますので、順調に進んでいるようです。しっかり話し合い、全校生徒で共に楽しめるような、そんな時間を作り出そうと頑張っている執行部のメンバーです。

 

3年生、ピアカウンセリングで学ぶ

1年、2年と発達段階にそった性教育を行っている本校ですが、3年生は、2月15日(木)6・7時間目、本校初の試みとして「ピアカウンセリング」の授業に臨みました。講師として来ていただいたのは、宮崎県立看護大学助産別科の学生の8名の学生の方々、同大学の濱嵜真由美先生山本眞海先生長友舞先生の3名の先生方です。最初に講話を聞きました。思春期のこころと体について、具体的な内容も含めたお話です。6~7名の6グループに分かれてのディスカッションでは、積極的な話し合いが行われていました。また、性感染症の広がり方を「水回し実験」で体験しました。1人の感染者から知らない間に広まってしまうということが大変よくわかりました。次の1時間は、体験活動が中心です。妊婦体験であったり、赤ちゃんの抱っこの仕方やおむつ交換などグループに分かれて実際に体験しました。授業の最後には、生徒を代表して松葉理桜さんがお礼の言葉を述べました。これから、大人として人生を歩んで行くに当たり、「生と性」は車の両輪のように共に在るものです。豊かな人生を送るために考えるべき大切なことを学べた2時間だったのではないでしょうか。お忙しい中、事前打ち合わせから授業当日までご協力いただいた方々、講師を務めてくださった方々に深くお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

   

     

   

立志式行われる

2月14日(水)、立志式の日。朝から1年生は先輩たちのために会場を準備しました。椅子を並べ長机を用意し白布を設え、少しずつ会場ができあがっていきます。一番末っ子の1年生ですが、何かできる仕事はないかと、大変積極的に動く姿があちらこちらに見られ、成長を感じました。手早く確実な仕事ぶりであっという間に会場ができあがりました。頼もしいです。

 

 

 午前中の授業を終え、昼食休憩・専心(清掃)の後、立志式を迎えました。立志式の開始が告げられると、会場はぴんと張り詰めた空気になりました。校長先生からは、「ノブレス・オブリージュ(noblesse  oblige)ー尊敬に値する立場にある人はそれにあう貢献をしていかなければならないー」という言葉を教えて頂きました。立志を迎え、徐々に大人としての行動が求められるようになる生徒たちに、失敗しても果敢に挑戦して、リーダーとして世界に貢献し、活躍する人になってほしいと締め括られました。いよいよ、式の中核となる、一人一人の「決意発表」。それぞれ自分で認(したた)めた色紙(しきし)を掲げ、壇上で決意の言葉を述べます。最初に、中田希來さんが立志を迎えた13期生の個性豊かで明るい元気な仲間と共にここまで成長してきたこと、そして、周りへの感謝を忘れず、自分の可能性を広げられるよう13期生全員で頑張っていきたい、と代表の決意の言葉と自分のひと文字を発表しました。中田さんに続き、全員が、これからどんな目標や夢を持って進みたいか、何を大切にしたいか等、個性豊かなひと文字とその所以(ゆえん)を堂々と発表しました。中核のもう一つ、「立志の誓い」では、平山笑里さん石窪大和さんが代表として全員をリードし、誓いの言葉を斉唱しました。「生徒から贈ることば」では、3年生の五十川杏彩さんが「失敗は成功の元」という言葉を例に引き、失敗があるから今日がある、ありのままの自分を受け入れてみよう、と温かい励ましの言葉を贈ってくれました。保護者から贈る言葉では、保護者代表の奥村様から、人生をゲームに例えるなら、という中学生にとってとても分かりやすい言葉たちで、「人生という名のゲームの攻略法」として二つのアドバイスを贈って頂きました。保護者との手紙交換では、2年生が保護者のところへ行き、手紙を交換する温かな交流もありました。校歌斉唱では、指揮・佐澤和奏さん 伴奏・石橋彩花さんで全員で心を込めて合唱による校歌を美しく響かせました。

 

 

 

 今年の記念講演は、宮崎花ふぶき一座宮田わかな様が講師を務めてくださいました。演題は「まちに笑顔の花が咲く~あなたのそばによりそいたい!」。小学校の先生になろうと思われていた宮田様がなぜチンドン屋になったのか、という人生の選択についてのお話の随所に、すばらしい師匠との出会いのこと、出会いやふれあいといったデジタルでは味わえないことのよさ、口蹄疫やコロナ禍等で辛い思いをされたこと、などその場その場で感じたこと学んだことを折り込んでくださり、会場中の人が笑顔で聴き入っていました。途中、2年生の増田陽さんがチンドン太鼓を実際に演奏してみる場面もあり、会場は大盛り上がりでした。宮田様の志である「人に笑顔と元気を与えること」をその場で実践して頂いたような、とても明るい楽しいお話を、ありがとうございました。また、生徒全員に手書きの「夢」というカードをプレゼントしていただきました。最後に生徒を代表して石橋彩花さんがお礼の言葉を述べ、青山桜咲さんが花束を贈呈しました。お忙しい中、講師を務めていただきプレゼントまで用意してくださった宮田様に心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

式が終わった後、2年生全員で記念写真を撮りました。

 

 

 立志式は、14歳という大人へ向かう時期に、自らの志を立て、みんなの前で宣言し、それに向けてのさらなる努力の意欲を高める機会とする式です。大切なのはこれから。2年生は後2ヶ月もしないうちに中学校最高学年の3年生となります。一人一人が伸びゆくことはもちろん、附属中全体のトップリーダーとして全員で成長していってほしいと思います。

立志式リハーサル

2月13日(火)7時間目に、3学年そろっての立志式のリハーサルが行われました。全体リハーサル前に主役となる2年生は学年だけで練習を重ねています。1・3年生は、今年度は初参加の練習です。感染症等で、なかなか通常の形で行えなかったのですが、今年度は昨年度に引き続き、全員で実施することができます。リハーサルでは、全体の式の流れを確認しながら、立ったり座ったり礼のタイミングを合わせていきました。明日2月14日(水)午後はいよいよ本番です。主役の2年生はもちろん、全校で立志式を作り上げましょう!

 

 

 

久しぶりの日常の日々

2月19日(金)、高等学校の推薦入学者選抜検査に伴う3日間の自宅学習が明け、学校には久しぶりに生徒たちのにぎやかな声、元気な姿が見られました。何の変哲もないそこに在る泉ヶ丘の日常に、心安らぐ気持ちになりました。3日間何していた、との質問に「課題のページを割り振って、午前中にそのページを終わらせて、昼からはテスト勉強を…。」「ちょっと朝寝坊してしまって、夜更かしにもなり、生活のリズムが…。」「PC(タブレット・スマホ・ゲーム機等もあり)の画面を眺めながら…。」とさまざまな声が。それぞれの声の「…。」の部分は想像してみてください。生徒と笑いながら会話ができる、日常。報道で見聞きする被災地の様子を考えると、いかにこの「日常」が貴重で大切なものかしみじみと感じます。この日、7時間目には2年生だけの立志式の練習が行われました。明日からの3連休明け13日(火)には、全学年そろってのリハーサル、翌14日(水)が立志式となります。春が近いです。

    

中高一貫校ならでは~倍のありがたさ③

「倍のありがたさ」の3回目は、場所ではありません。すばらしい存在について。本校には全日制の中高、そして定時制の高校があるため、二人のALT(Assistant Language Teacher 外国語指導助手)の先生がいらっしゃいます。お二人ともアメリカからみえた、Brenda先(ブレンダ先生)Ellixis先生(エリクシス先生)です。二人常駐でいてくださるので、授業はもちろん、さまざまな行事や、休憩時間のおしゃべりなど、生徒たちはふれあいを深め、英語を身近に感じることができています。英検の面接なども相談に乗っていただいている生徒も!お二人は、季節にあわせた掲示板を作ってくださったり、生徒の日記を読んでくださったりと、とても生徒の近くにいてくださる、素敵な先生方です。とても恵まれていますね。

      

    【お二人のALTの先生】      【CーTime(コミュニケーションタイム)の授業風景】

 

中高一貫校ならでは~倍のありがたさ②

中高一貫校である本校には、複数の保健室が存在します。附属中学校保健室、高校保健室、そして時間帯が違うため利用することはないのですが、定時制高校の保健室もあります。この中で、附属中生が日々お世話になっているのが附属中学校の保健室です。毎日の健康観察から始まり、怪我や打撲のとき、体調不良のときなどいろいろなことで利用しています。水道におかれたハンドソープや消毒液の補充、お弁当時の台ふきの洗濯など衛生面でも気配りいただいています。ただ、出張など都合によって附属中保健室が閉まっているときも、本校には高校保健室がありますので、そちらで対応いただいています。高校保健室にはトイレットペーパー補充などもお世話になっています。附属中保健室に一人、高校保健室に二人の養護教諭の先生がいらっしゃいます。大変心強く、ありがたいことです。

 

    【附属中学校保健室】           【高校保健室】

中高一貫校ならでは~倍のありがたさ①

2月7日(水)に高等学校推薦入学者選抜検査が行われるため、在校生たちは自宅学習となっています。静かな校内です。こんな折りに、中高一貫校だからこそ享受できているありがたいことを幾つか紹介していきます。1回目として「二つある図書館」について。附属中学校は1年生の教室のすぐ隣に、中学生だけが利用できる「附属中図書館」があり、図書委員が昼休みに開館し運営しています。清泉会などの会議もここで行われます。それにプラスして、附属中生は高校図書館も利用できるのです。高校図書館は多くの蔵書をもち、古くから受け継がれた図書館で、司書の先生も常駐していらっしゃいます。高校図書館の利用は中学生もとても多く、積極的に利用しています。とても恵まれた環境です。

 

    【附属中図書館】            【高校図書館】

 

みやこんじょボランティアフェスティバル2024

2月4日(日)都城市中心市街地中核施設「Mallmall」みやこんじょボランティアフェスティバル2024が開催されました。このボランティアフェスティバルには市内中・高生がボランティアとして多く参加しています。本校からも1年生10名が参加しました。

多くのコーナーがあるなか、本校の生徒が担当させていただいたのは「ふれあい交流コーナー(紙芝居まねきねこの会、遊びの広場)」と「体験コーナー(eスポーツ体験)」でした。来場された方々に声を掛けたり、一緒に楽しんだり、紙芝居を読んであげたり。参加した生徒たちも笑顔になれた1日でした。

    

                                     

 

    

都城市小・中学生プレゼンコンテスト優秀賞!

2月3日(土)に「都城市小・中学生プレゼンコンテスト」がウエルネス交流プラザムジカホールで開催されました。これは一次審査を通過した小・中学校各5校の個人または団体がテーマ自由でプレゼンの技能等を競い合うコンテストです。どの学校も2〜5名の団体で出場する中、本校3年生の満永由師さんは唯一個人で出場し、一次審査を通過してきました。「環境にやさしい除草剤を作りたい‼︎」というテーマで、自分の研究成果を分かりやすく聴衆に伝えました。満永さんのプレゼンが終わった時、聴衆から「おーーー!」というドヨメキが起きるほど素晴らしい発表でした。結果は、2位にあたる優秀賞!おめでとうございます!

 

日常の風景~書道作品を鑑賞する

生徒下足室から教室へ向かう場所に、中学生の書道作品が高校生の作品と共に展示されていました。一つはJA共済小・中学生書道コンクール入賞作品。楷書「相互扶助」、行書「開拓精神」「崇高な理想」。もう一つは、第57回都三書写展の入賞作品です。いずれも行書で、「日光」「若緑」「不屈の精神」。墨跡鮮やかに、凜とした文字たち。前を通るとき、少し背筋が伸びるような、そんな気持ちになりました。

  

日常の風景~2月になりました

三寒四温とはよく言ったもので、ここのところ天気のよい寒い日と、天気のあまりよくない暖かい日が交互にやってくる、そんな季節となりました。2月の初日は雨。前日も天気があまりよくなく、校内の湿気は引かないままの2月1日です。校舎の外に出てみると、管理棟の外壁工事が終盤を迎えたようで、白くきれいになった校舎が一部見えるようになりました。まぶしい白い壁を目の前に、高校図書館前の梅の花が白い可憐な花を付けていました。雨の中、桜の木もその幹の中に、その根に、春の兆しをはらんで、芽を膨らませつつあります。暦の上でも今週土曜日は季節を分ける節分、その翌日は立春です。春が近づいています。