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2022年7月の記事一覧

「届けよう!服のチカラプロジェクト」出前授業がありました

週の初めぐらいからがぜん怪しくなった空模様……台風が九州に近づいて、心配をしながらではありましたが、だんだん雨量も減ってきて、7月5日(火)7時間目に、予定どおり「届けよう!服のチカラプロジェクト」の出前授業が行われました。附属中の生徒会である「清泉会」。毎年少しずつ改善を重ね、附属中生が充実した学校生活を送れるよう、生徒たちが主体となっていろいろなことにチャレンジしています。今年度、「清泉会から泉ヶ丘全体に何か発信できないか?」という思いと、キャリア探究や自然科学探究、道徳・学活などを中心に、学校生活全般を通して考えてきた「いのち」を大切にする視点をさらに広げられるという意味も含めて、清泉会執行部で審議し、このプロジェクトに応募し、チャレンジできることになりました。

このプロジェクトは、「UNIQLO」「GU」で知られているFAST RETAILINGが取り組んでいる事業で、今年で10年目。本校は初参加となります。出前授業に講師としておいでいただいたのは、UNIQLO都城店店長の濱﨑俊彦様と店長代理の平野義樹様のお二人です。執行部生徒が義友会館に案内し、拍手でお迎えしました。前に立たれたお二人は、映像資料を使いながら、「服のチカラ」「難民について」、そして「これから取り組むこと」についてやわらかで親しみやすい口調で話していかれます。途中、話し合ったり、挙手して発言したりなど、様々な場面があり、生徒たちは真剣に、楽しそうに考えたり活動したりしていました。最後にお礼の言葉を、清泉会会長の3年・小河由奈さんが、生徒を代表して述べました。

さあ、いよいよプロジェクトに取り組みます。具体的には「着なくなった子ども服を難民の方々に送るために集めて発送する」。どんな場面で、どんなふうに取り組んでいくのか。執行部を中心とした生徒たちのこれからの取組が楽しみです。