日誌

2024年9月の記事一覧

出前授業がありました ~ペンデュラムウェーブ・光の不思議~

9月18日(水)6・7限目2年生秋山博臣先生によるペンデュラムウェーブと光の不思議についての出前授業がありました。

最初にペンデュラムウェーブという長さがバラバラの振り子の紹介がありました。これはバラバラなのにある周期で美しい形を作り出し、丁度1分で元の形に戻る仕組みで、入念な計算によって作られるものだということが分かりました。動画だけでなく、実際にも見ることができ、規則性が作り出す美しさに感動すら覚えました。子ども達も休み時間に前に来て食い入るように何度も見ていました。

次に光の不思議について講義が行われました。なぜ光の屈折は起こるのか?液晶のメカニズムは?虹はなぜできる?といった身近な疑問を追究する形で説明がありました。後半では光が作り出す不思議な装置に触れることができ、子ども達も大興奮でした。体験を通して、科学的な見方・考え方を鍛えることができました。

最後は、2年生を代表して大渡健慈さんが御礼の言葉を述べました。お忙しい中にも関わらず、大変貴重な体験をさせてくださった秋山先生、誠にありがとうございました。

 

 

 

 

1年生福祉教育体験活動~車椅子体験と福祉講話

1年生の総合的な学習の時間は、9月~10月にかけて福祉教育体験活動が数多く実施されます。これはキャリア探究の中の福祉分野の学習で、1年生は高齢の方や障がいのある方ついて体験を通して学びます。9月18日(水)6・7時間目に、1年生は車椅子を実際に体験し、講話では福祉についてお話を聴きました。この日、講師としておいでくださったのはウエルライフの方々と、都城社会福祉協議会川﨑様です。最初に、ふたグループに分かれて車椅子体験です。それぞれ二人組になり、車椅子に乗る人、車椅子を押す人を順に体験しました。段差があるところや、坂になっているところなど、工夫が必要です。体験を通して学ぶことがたくさんありました。後半は福祉講話です。「『ふくし』って何だろう」ということを考えることから入り、福祉のさまざまな分野のこと、身のまわりにはいろいろな人がいること、そしてそれらすべての人が安心して幸せな毎日を送れるようにしていくことが大切なこと……。これから先、福祉の学習を重ねていくその始まりとして充実したお話を聴くことができました。最後に生徒を代表して、北村隼人さん首髙友肖さんがお礼の言葉を述べました。講師として来校くださった全ての方々、そしてご協力いただいた都城社会福祉協議会に厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

支援訪問授業 国語がありました

9月18日(水)2校時支援訪問授業が行われました。1年生国語の授業「表現を工夫して気持ちを表そう〜星の花が降るころに〜」という単元です。単元の最後の学習ということで、前時までに学んできた「気になる表現」の共通点から学んだことを、自分自身の表現に活かして言語活動を行いました。個人で活動した後、班で話し合い、発表し、まとめる、という流れで、みんな真剣に取り組んでいました。ノート記録とタブレットの活用を、生徒たちはバランスよく行っていました。この日は、県教育委員会の2名の先生以外にも、教科に関わらず本校の中学・高校の先生方や教育実習の先生も参観していました。こうして生徒と同じように先生方もよりよい授業づくりに邁進しています。これから、12月にかけて支援訪問授業が順次行われていく予定です。 

日常の風景~連休明けの一日

9月には3連休が二回もあります。9月17日(火)3連休明けの泉附生は、7時間の時間の授業をしっかりと取り組み、放課後は部活を頑張っていました。放課後、外を歩いていると、いつの間にかたくさん花を咲かせている彼岸花。毎年、あっという間に成長し、ひとときの美しさを楽しませてくれます。義友会館ではバドミントン部が練習をしていました。0学年制度を利用している3年生も練習に顔を出していました。体育館は?と覗くと、男子バスケットボール部はちょうど練習を終えたところで、女子バスケットボール部が、ちょうど練習を始めたところでした。2年生・1年生にとって、新しいチームでの秋の大会が迫っています。一日一日を大切に頑張っています。体育館を後に外に出ると、秋の空が高く高く広がっていました。

 

 

学級組織決め~本年度後期の組織は?

本校では、中・高とも9月までを前期の学級組織、10月以降を後期の学級組織としてそれぞれ決定し、半年間の期間で活動しています。(一部年間通しての係などもあります)都泉祭明けの9月半ばは、後期の学級組織を検討・決定していく期間となります。2年生・3年生は学力推移調査もあった関係で、三つの学年同じ日に足並みを揃えて、とはいきませんでしたが、この一週間でそれぞれの学年の10月からの組織が決まりつつあります。本校では各学級で全体を総括する委員会が総務清泉会となり、総務をまとめる中心を理事という名前で呼んでいます。一般的にいう、学級委員長といった役割ということになります。例えば理事希望者が複数いる場合は、希望理由やどんな学級を目指したいか等を発表し、それから投票で決定していく、という学級もあるようです。副理事や書記、清泉会委員長なども希望複数の場合は同じような決定方法をとる場合があります。学級担任の先生方の話を聞くと、理事希望者が大変多かった、清泉会委員長を決めるのに希望が多かった等、やる気にあふれる泉附生の姿がうかがえ、大変嬉しく思います。新しい後期の組織は、次の清泉会集会の終了をもって動き出します。

 

 

学力推移調査がありました

9月10日(火)~12日(木)の3日間、毎日1時間目に学力推移調査が行われました。今回は、2年生3年生が受検しました。教科は国語・数学・英語の3教科です。この学力推移調査は全国の中高一貫校が受検している調査です。3日間、朝から真剣に取り組んでいる生徒たちの姿がありました。実力を出し切れたでしょうか。

 

2年生、自然科学探究出前授業で火山について学ぶ!

9月11日(水)6・7時間目2年生の総合的な学習の時間は自然科学探究分野の出前授業が行われました。2学期になって初の出前授業で、講師としておいでくださったのは宮崎大学教育学部山北聡先生です。今回のテーマは「火山について」。火山の多い日本では、火山の恵みと同時に火山による被害も受けることがあります。その火山の多さを、持ってきた地図帳を参考に、白地図に生徒自ら記入していき、体感しました。日本・世界、さまざまな種類の火山があることを学びながら、私たちが住む都城も近くに霧島火山があることを想起しました。それは「死都日本」という石黒耀さんが書かれた小説にも取りあげられているという紹介もしていただきました。1ヶ月ほど前、大きな地震があった宮崎県。県民の多くが自然災害について考えています。火山について学んだことを、また家庭や地域でも話題にしてほしいと思います。最後に、生徒を代表して小山田安里さんがお礼の言葉を述べました。お忙しい中、授業をしていただいた山北先生、また派遣くださいました宮崎大学に心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

  

 

視野を広げて、世界を広げて~「英語」に触れる

現在、校内の1年生・2年生・3年生のフロアの近くに、英語や海外にまつわる掲示物が掲示されています。1年生のフロア近くには、本年度の夏休み、都城市の海外派遣事業でオーストラリアでのホームステイに参加した人たちの報告が貼られています。2年生3年生のフロア近くには、Diary in summerと題された、それぞれの学年の生徒たちの夏休みの日記が英文で記され貼られています。それぞれどんな体験をしたのか、何を学んだのか、どんな気持ちになったのか、読み応えたっぷりです。英語に限らずどの教科もですが、その教科の授業で学んだことから、視野を広げ、世界を広げ、新たな学びを得て、活かし楽しんでほしいと思います。英語のさまざまな掲示物も、その一助となるはずです。

 

 

都泉祭明けの9月9日

とても楽しく充実した時間を過ごすことができた都泉祭が終わり、9月9日(月)都泉祭明けの週の始まりの日でした。今までの準備や練習に毎日頑張ってきた日々。それは都泉祭の成功で終わるのではなく、これから先に繫がっていきます。校内を歩くと、文化清泉会の企画で掲示された三色の旗、キーボードなど楽しかった都泉祭の残り香もありました。また、自習コーナーでは次に向けて日々の勉強を始めている人を見かけました。3年生の教室には、明日から始まる学力推移調査のために、掲示物も貼られていました。日常を積み重ねながら、次に進んでいきましょう。

 

 

 

 

都泉祭最終日〜MJホールの部

9月6日(金)都泉祭3日目、今年度の最後を飾るのは文化の部(MJホール)です。本来ならこのMJホールの部が都泉祭オープニングだったのですが、台風による自宅待機で、この日に開催となりました。校長先生を始めとした管理職の先生方による人気アニメ(漫画)の登場人物に扮したパフォーマンスから始まり、一瞬にして会場は大盛り上がり!続いてダンス部によるダンス披露(先生方のダンスのコーナーもありました)で、歓声や拍手に包まれました。中進生である高校3年生村内賢伸さん、牧誠一郎さんの二人の軽妙なMCで進んでいくプログラムは、英語弁論発表となりました。3年・柳田桜子さんが、ずっと練習を重ねてきた成果を発表しました。タイトルは「Shochu is a blue ocean!」。焼酎蔵で育った柳田さんが、焼酎のすばらしさ、焼酎を介して培われた文化を広めるべく堂々と発表しました。来る18日(水)に行われる都城市英語暗唱弁論大会での発表に先立っての初披露で緊張したと思いますが、頑張りました。午前中には、部活動紹介動画学級CMの動画紹介もありました。学級CMは、1年〜3年まで楽しいアイディアの動画となっていました。お昼ご飯は好天に恵まれて、神柱公園で三々五々採り、後半は、学級それぞれが集まって、合唱の声出しをしていました。

 

 

 

 

 

 

 

 午後の部の最初が中学生合唱です。12時25分には中学生は待機。1年生がトップバッターですので、板付て開始を待ちました。合唱は次の通りの順番で行われました。

  1年生 COSMOS    指揮・赤嶺大斗 伴奏・田中豊悠

  2年生  指揮・原田竣乃介 伴奏・柳田栞佑

  3年生 JAI HO! 指揮・奥村知史 伴奏・新増淳(カホーン)

最初に舞台に登場した1年生、少々緊張の面持ちですが、指揮者の指示に従ってきちんと整列し、歌い出しました。綺麗なハーモニーが会場に広がり、澄んだ歌声を響かせました。2年生は、ぐんと声が落ち着き、少し大人びた雰囲気で、ソロパートも数名の代表で歌い上げ、男女の声のバランスよく美しい響きでした。3年生は、全てがヒンディー語の歌詞で、男女の掛け合いの中でリズミカルに歌い上げました。大変難しい選曲でしたが、3年生、最後まで仕上げてきました。途中にリズムに合わせて体を動かしたくなる場面が多々あり、実際に音に身を任せ、全身で歌っていました。ずっと練習を重ねてきた合唱は三つの学年とも本当にすばらしいものでした。続いて行われたいずみArtist Stageでは、1年田中豊悠さんが、ショパンの「練習曲ハ短調作品10-12(革命のエチュード)」をドラマティックに演奏しました。会場中が水を打ったように聴き入っていました。午後の部の最後は、吹奏楽部による演奏でした。附属中生も3年生・平山笑里さん、福留叶望さん、1年生・大浜凜桜さん、大村夏穂さんがステージですばらしい演奏を披露しました。最初はミュージカル「レ・ミゼラブル」、2曲目は「イルベントドーロ」、3曲目「Get it  on」、4曲目が「マツケンサンバⅡ」。会場は大変盛り上がり、大きな拍手を浴びていました。最後に今回の合唱の表彰が行われ、3年生審査員特別賞チャレンジ賞2年生原田竣乃介さんが指揮者賞を受賞し、3年生は合唱練習を中心になって進めてきた奥村知史さんが、指揮者賞は原田さんがステージに上がり、校長先生から賞状を頂きました。中学生はもちろん、高校生や保護者の方々、先生方も笑顔で拍手!本当にすばらしい締めくくりとなりました。台風のために少し長い期間にわたって行われてきた本年度の都泉祭が終了しました。都泉祭そのものもすばらしかったのですが、準備をしていく段階で学んだことはとてもとても大きな財産になったことと思います。また、高校生のすばらしい働きぶりを目にできている附属中生は、目指すべき未来の姿を感じられたのではないでしょうか。これからの学校生活にぜひ活かしてほしいと思います。