2024年11月の記事一覧
SSH講演会と座談会~附属中生も熱心に参加しました
11月15日(金)5・6時間目に、中高生が一堂に会し、「SSH講演会」がありました。講師としておいでいただいたのは、宮崎県出身で、公益財団法人榊原記念財団附属榊原記念病院(東京都府中市)で小児心臓血管外科・特任副委員長の高橋幸宏先生です。小さな子どもの心臓の手術を数多く手がけられてきた高橋先生のもとを、多くの子どもたち、それも乳幼児や新生児が救いの手を求めて来ます。時間とのたたかいになることもしばしば。子ども、親御さん、手術チーム、仲間、そして執刀医……そこに大切な言葉として「緩和」があると話していただきました。先生のお話の中で、この「緩和」という言葉は何度も登場しました。みんなのなかにコミュニケーションや繋がりができて一つになってこそ一つの手術が行われ、命に向き合っていける、そう言ったお話は心に響きました。お話の途中で、高橋先生と患者家族の方々との交流や手術の様子のドキュメンタリーが流され、大変心打たれるものがありました。最後に質問コーナーがあり、附属中出身の高校の先輩方からも質問が積極的になされました。質問の返答として、話しの流れの中で「今、しっかり勉強をすることが大切」という言葉もいただきました。SSH講演会として、このような時間を中高生一緒に過ごせたことはとてもすばらしいことです。高橋先生、お忙しい中、有意義なお話をありがとうございました。
その日の放課後、高橋先生のご厚意で、希望者による高橋先生を囲んだ座談会も行われました。附属中からも、3年生の石橋彩花さん、竹本怜結心さん、築地莉音さんの3人が参加させていただきました。全体で20名を越える参加者があり、生徒たちは高橋先生にさまざまな質問をしていました。医療系に進学したい生徒から、どのように子どもと接すればいいか、という質問が出たり、また、高校生活や大学生活はどのように過ごせばよいか、と進路・進学に関する質問が出たり、とみんな前向きで、居心地のいい空間がそこにありました。貴重な時間を割いてくださった、高橋先生に重ねて御礼申し上げます。
2Aと「Sanshin」♪
令和6年11月14日(木)の7時間目、英語の時間に「Sanshin」での合唱タイムがありました。英語の教材に「Takashi's Speech about Sanshin」というレッスン内容があります。前回の英語の授業の時に「Sanshin」の内容にふれたところ、重留悠吾さんが、「三線」を持っているということ、そして弾けるということを教えてくれたので、実際に持ってきてもらいました。小学生の頃、与論島にいた時に地域の人たちと練習したり、小学校の発表会で弾いたりしていて身近だったようで、「三線」にまつわる様々な歴史的背景や歌の歌詞などもわかりやすく説明してくれました。そして2Aのみんなと一緒に合唱しました。
三線が奏でるとても美しい音色と2Aの優しい歌声が響いてとてもいい時間になりました♪ありがとうございます。
3年生の卒業アルバムの写真撮影風景
11月14日(木)1時間目に、3年生は卒業アルバムの個人写真の撮影に臨みました。服装や髪型を整えて、みんなよい表情で臨んでいました。出席番号順に写っていくのですが、周りでは撮影の様子を見たり、順番を待つ間や写真を撮り終えた後など、のんびりと話したりして、ゆったりとした時間を過ごしました。
市長から祝電をいただきました!
先日、日本学生科学賞宮崎県審査において、3年 下沖由依さんの県知事賞と、3年 恒松光太郎さんの県教育長賞のダブル受賞についてお伝えしましたが、この受賞を受けて、本日、都城市の池田市長から祝電をいただきました。しばらく教室に飾らせていただきます。ありがとうございました。
2年生と3年生の総合的な学習の時間
11月13日(水)6・7時間目は、2年生と3年生の総合的な学習の時間がありました。2年生は、先日から取り組んでいる「大学調べ」についての発表が行われました。それぞれが自分の興味のある大学について調べ、それをまとめたものをひとり3分で発表していきました。中には同じ大学を調べている人もいましたが、その人によって違いがあり、それも一つの学びとなりました。中学2年生にとってまだ大学は先のこと、と思ってしまいがちですが、あっという間に大学の選択を考えるときがやってきます。少しでもはやく知っておくこと、調べておくことはとても大切です。この発表は、翌14日(木)にも行われます。3年生は、先日行われた「富士通SDGsプログラム」で学んだデザイン思考を使って、「都城の『だったらいいな!』」というテーマで、六つの班に分かれて合同会議を行いました。分野は「富士通SDGsプログラム」のときと同じように、①サービス(小売り)②共生(情報)③まち(交通)の三つの分野ですが、その中で二つのソリューションテーマを決め、話し合いました。前回の学びを活かし、生徒たちは積極的に話し合っていました。なお、このとき話し合った内容は、12月11日(水)に予定されている市役所・市議会訪問の前に、市役所のほうにお届けする予定です。
四者会議と学級審議
11月12日(火)3時間目の学級活動の時間に、清泉会(附属中生徒会)の清泉会集会前に毎回行われている四者会議(各学年各清泉会委員長と担当の先生による会議)と、それに出席する以外の全生徒による学級審議が行われました。この学級審議は、今回初めて取り組んだものです。四者会議では、半期ごとにまとめて立てている委員会ごとの旬間目標と対策について全体的に話し合っていきますが、学級審議は生徒からあがってきた声について審議しまとめたものを、各四者会に提出するものという位置づけです。時間の制約もあり、まとめるのも大変でしょうが、新しい取組ですので、これから改善しながら、附属中をよくするためにうまく機能できるよう工夫していきましょう。この日の学級審議では、それぞれの学級の副委員長と書記がまとめ役として活躍していました。
コンテスト形式の「マニュファクチャリング」に参加、第1位!
11月10日(日)、宮崎県教育研修センターで行われた「令和6年MSEC度理数系生徒探究活動講座」に、科学の甲子園ジュニア全国大会に出場予定の、本校2年生、重留悠吾さん、田中史恩さん、平峯楓士さんの3名、小松原中学校の3名の計6名が、多くの高校生と一緒に参加しました。さまざまな高校の探究活動の発表など行われ、大変勉強になりました。その中で行われたコンテスト形式の「マニュファクチャリング」(ものづくり)に参加した科学の甲子園ジュニア出場チーム。A3ケント紙3枚を使い、5秒間倒れないものを決められた時間内に作り高さを競うのです。ケント紙を使って高く高くタワーを作ったジュニアチーム、制限時間内に、椅子に乗らないと計りきれないくらい高いタワーを作りました。カウント5秒間キープでき、全高校生チームを相手に見事1位を勝ち取りました!頼もしい理数科ジュニアが育っています。
宮崎県「サイエンスコンクールプレゼンテーション」で活躍!
11月9日(土)に、「翔け!未来の科学者育成推進協議会」主催、宮崎県教育委員会共催の、宮崎県「サイエンスコンクールプレゼンテーション」が宮崎県教育研修センター開かれ、本校から中学生の部代表と3年生・下沖由依さんと、3年生・恒松光太郎さんが出場しました。これは、本年度、学生科学賞(讀賣新聞社主催)で優秀な成績を収めた生徒が、プレゼンテーションで発表することになっているものです。下沖さんは「ハチの巣に最も適している形は」という題で、恒松さんは「光の性質」という題で、それぞれ堂々と発表をしました。その結果、下沖さんが最優秀賞、恒松さんが優良賞に輝きました。おめでとうございます。表彰では、このコンクールの表彰と併せて、学生科学賞の表彰も行われました。
令和6年度妻ヶ丘地区PTA 4校合同研修会
令和6年11月9日(土) 本校の大会議室で、工藤勇一氏によるオンライン講演会「自律する子を育てるために親ができること」が行われました。講師の工藤勇一先生は、新宿区教育委員会教育指導課長を歴任し、千代田区立麹町中学校長や横浜創英中学・高等学校の校長として教育改革を実行されてこられました。
PTA役員の方々からの推薦で、日程調整等を行い、ようやく工藤先生の講演会を実施することができました。会場には30名ほどの保護者の方々が集まってくださり、オンラインでは50名程度が参加されました。
現代社会の問題点から、教育の課題を指摘され、将来を担う子どもたちにどんな力をつけさせてあげなければいけないのかを、社会の構造やデータを用いながら詳細に教えてくださりました。
「自主性ではなく主体性」を身につけさせるために、教師や保護者ができるサポートを考えていかなければならないことの気づきを示唆してくださり本当に有意義な講演会となりました。子どもの多様性に寄り添いながら、「学ぶ側の立場から教育を考えていく」方向に転換していかなければなりません。子どもたちの主体性を伸ばしていくために、子ども自身が自己決定できる環境を与えること、子ども自身が自らをコントロールする力を奪わないようにしなければいけないことも熱く語られました。
子どもたちへの言葉かけとして、「どうしたの?君はどうしたいの?何を支援してほしいの?」の声かけが生徒の心理的安全性を保ちながら、自己決定を促すことができるということも支援の1つであると教えてくださり、保護者の方々と学校が協力しながら、子どもたちの未来を輝かせるためのヒントをたくさんもらえた講演会となりました。
ご多忙の中、すばらしい講演をしてくださった工藤先生、運営に協力してくださったPTA役員の皆さま、参加してくださった保護者の方々ありがとうございました。
3年生、「デザイン思考で考える富士通SDGsプログラム」オンライン授業に臨む
11月8日(金)午後の時間は、3年生は総合的な学習の時間「デザイン思考で考える富士通SDGsプログラム」オンライン授業の本番に臨みました。場所は、定時制の3教室をお借りして実施しました。10月末からこの授業に向けて着々と準備してきた3年生。「サービス(小売り)」「共生(情報)」「まち(交通)」の三つのソリューションテーマに分かれ、富士通からのミッション「『スーパーの店長』が『お客様に喜ばれ、いつまでも愛されるお店づくりをする』(サービス)」「『駅員』が『あらゆる乗客が安心してりようできるようにする』(共生)」「『交通が不便なまちに住む人』が『行きたい場所に移動する』(まち)」に対するアイデアを提案していきます。このアイデアを練り上げるのに、班会議、合同会議で合意形成を重ね、模擬発表を経てこの日を迎えました。サービス班の本校のソリューションアイデアは、「食品ロス、作業の負担軽減~賞味期限間近割引のポップを置き客自身が確認し自己申告」。発表者は黒木澪さんと中村桜之介さん。共生班の提案は「アプリ・駅内タブレットの実現~アプリで遅延・空き状況・駅員呼び出しなどさまざまな機能を付帯、貸出・無断持ち出し防止・置き場所等考えて提案」。発表者は上村陽希さんと種子田壮志さん。まち班の提案は「ブルーマウンテンスカイライン~ロープウエイとドローンを使った乗り物開発、使い方も工夫」。発表者は瀬口佳蓮さんと中田希來さんと堀真広さん。中にはそのまま使えそうなポップを作って提示したり、分かりやすい絵を描いて解説したりと工夫にあふれた発表でした。どの班も富士通の方からお褒めの言葉をいただきました。また、本校に先立って発表した、兵庫県の中学校と福岡県の中学校も、アイデアにあふれたすばらしい発表で、オンラインで一緒に学ぶことができ本当に感謝します。最後に、「サービス」班では中原唯正さんが、「共生」班では黒葛原漣さんが、「まち」班では三重野泰雅さんが感想を述べました。3年生は今回の貴重な学びを、次の活動に活かし繋げていきます。次は本校のある「都城の『だったらいいな!』」を再び各班で考え、12月に予定されている市役所市議会訪問にもっていく予定です。実りある授業の時間を提供くださいました富士通株式会社の皆様、企画運営くださいましたキャリアリンクの皆様、本当にありがとうございました。また、教室を快く使わせていただきました定時制の皆様にも御礼申し上げます。
【令和6年度行事計画】
年間行事予定の詳細はコチラ
→R6年度年間行事【生徒向け】 3.pdf
【令和6年度12月の主な行事予定】
4日(水)~5日(木)・・・みやざき小中学校学習状況調査(1年)
9日(月)・・・進路講演会(3年)
10日(火)・・・性教育(2年)
11日(水)・・・市議会訪問(3年)
17日(木)・・・職員会議(午前中授業)
23日(月)・・・百人一首大会
24日(火)・・・終業式
12月行事予定の詳細はコチラ
→12月行事.pdf
2025年度(令和7年度)の学校案内パンフレットができました。
学校広報ポスターを作りました。
令和3年12月に高校生徒会が作成したPR動画です。
新型コロナ感染症の5月8日以降の5類移行に伴う学校の対応変更について
【参考ページ】
本校における大雨等における対応.pdf
(令和5年7月7日更新)
防災気象情報と警戒レベルとの対応について
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TEL:0986-23-0223
FAX:0986-24-5884