日誌

2024年11月の記事一覧

第74回全国小・中学校作文コンクール都道府県審査で4人入賞!

讀賣新聞社からうれしいお知らせをいただきました。「第74回全国小・中学校作文コンクール」において、本校から4人入賞したとのこと。最優秀賞1年・大浜凜桜さん優秀賞3年・石橋彩花さん佳作3年・下薗和奏さん3年・平山笑里さんの4人です。おめでとうございます。11月5日(火)に最優秀賞の大浜凜桜さんの取材がありました。11月中には読売新聞で紹介される予定です。

 

 

3年生、「デザイン思考で考える富士通SDGsプログラム」事前授業に臨む

昨年度、「キャリアチャレンジデイ」で全国の大企業の講師の方とオンライン授業を経験し、多くの学びを得た3年生は、今年度、「デザイン思考で考える富士通SDGsプログラム」オンライン授業で学習する機会に恵まれました。今回は、富士通からミッションが出ています。「その人のだったらいいな!」を実現するために、対象となる「その人」がどんなことを見て、聞いて、言って、しているか、調べ、共感し問題解決に向かっていく思考法(デザイン思考)を用いて、3Aの生徒たちのアイデアを出していくのです。事前授業では、1年・2年と経験してきたキャリア探究の学習を振り返り、このプログラムへとつなげていきました。そして、このプログラムを経て、デザイン思考で考えた都城の「だったらいいな!」を考え、都城市役所・市議会を訪問します。

「デザイン思考で考える富士通SDGsプログラム」オンライン授業は、11月8日(金)の午後に予定されています。それに向けて、10月末から国語の「合意を形成する」と総合的な学習の時間等と横断的な授業を行い、準備を進めてきました。富士通からのミッションは、

① サービス(小売り)…「スーパーの店長」が「お客様に喜ばれ、いつまでも愛されるお店づくりをする」には?

② 共生(情報)   …「駅員」があらゆる乗客が安心して利用できるようにする」には?

③ まち(交通)   …「交通が不便なまちに住む人」が「行きたい場所に移動する」には?

3つの班に分かれてみんなで合意を形成し、11月5日(火)には、模擬発表をしてみんなで意見を交換しました。当日は、本校以外に、兵庫・福岡の中学校もこの授業に参加することになっています。さて、どんなソリューションアイデアが出されるか、楽しみです。
 

 

 

 

 

 

 

 

男女バスケットボール部1年生大会、頑張りました!

11月3日(日)に、バスケットボールの1年生大会が、男子は姫城中学校体育館で、女子は祝吉中学校体育館でで行われました。男女とも3~4校ずつのパートに分かれて対戦しました。男子のパートは本校を含めて4校。初戦、野尻中学校に48ー40で勝利。続いて妻ヶ丘中学校に45-32で勝利し、このパートで優勝を飾りました。おめでとうございます。女子のパートも本校を含めて4校。本校の1年生は4名しかいませんので、小松原中学校(1年生2名)との合同チームで戦いました。初戦、小林中学校に15-56で負けましたが、続く試合では50-28で飯野中学校に勝利。強豪相手に、合同チーム力を合わせ頑張りました。男女とも、多くの保護者の方が応援に来てくださいました。ありがとうございました。

 

宮崎県秋季体育大会報告②~柔道・陸上競技

11月2日(土)柔道陸上競技宮崎県中学校秋季体育大会で、本校から二人の選手が出場しました。

柔道には、1年A組天神煌士郎さんひなた武道館個人戦に出場。柔道は体重別になっていて、試合前に計量が行われます。それにあわせて体重をコントロールするのも大切なことです。天神さんは前日計量に臨み、無事クリア。当日は出場級の5試合目に初戦を迎えました。試合開始から1分も経たないうちに天神さんの技が見事に決まり、一本勝ち。勝ち上がり、次の相手にも早めに技ありが決まり、その後相手の選手に指導が重なり、天神さんの一本勝ちとなりました。続いての試合では、善戦しましたが惜敗。しかし、2勝して、県のベスト8となりました。これからがとても楽しみになりました。

陸上競技には、1年A組齋藤誠志朗さん宮崎県陸上競技場1年男子1500Mに都城地区代表として出場しました。天気に左右されることの多い外の競技。この日は今ひとつ天気も優れませんでした。スタートして、全力で挑んだ齋藤さん。県の強豪揃いの中で、精一杯走り抜き、しっかりとゴールしました。夏、秋と続けて県大会に出場し、その雰囲気も徐々に分かってきたことと思います。これからさらに努力を重ね、先を見据えて頑張ってほしいと思います。

 

芸術鑑賞教室がありました

11月2日(金)午後に、MJホールにて芸術鑑賞教室が開かれました。今年は演劇。上演されたのは、東京演劇アンサンブル「走れメロス」です。「走れメロス」は、現在も中学校2年生の国語の教科書にその作品が掲載されている太宰治の小説です。中3の生徒は既に学習済みです。ホール全体を舞台として、通路を多くの出演者が走ります。大変躍動的で舞台のすばらしさをしっかりと味わえる作品でした。役者の方がすぐ近くを通り、生徒たちも視線をあちらこちらに配り、躍動的な鑑賞となりました。連続80分、みんなで時折声を上げたり、走るメロスに「頑張れ」と声をかけたり、とても楽しんでいる様子でした。1・2年生は2階席からの鑑賞となりましたが、身を乗り出すように鑑賞していました。東京演劇アンサンブルの方々、すばらしい舞台をありがとうございました。

 

 

 

1年生、「共生キャンバス」の事前授業がありました

10月30日(水)~31日(木)にかけて、1年生は総合的な学習の時間を中心として、11月6日(水)に予定しているオンライン授業「共生キャンバス」の事前授業を行いました。「共生キャンバス」は、武田薬品工業株式会社が行っている授業で、全国で10校しか受けることができないものです。「世界中の人々のより健やかで輝かしい未来」の実現を目指して、授業を通して共生社会について考える内容です。武田薬品工業は薬品を手がける会社ですので、「希少疾患」に目を向けて学習を進めていきます。1年生はキャリア探究福祉分野で、9月~10月にかけてさまざまな学習を重ねてきました。迎えた事前授業。30日に、「希少疾患」について事前にいただいた映像資料を視聴した後、「希少疾患・難病」にある課題と、その課題を解決するためにどんなことが必要か、10班に分かれて自分たちで考えました。どの班も積極的に真剣に話し合っていました。31日に各班でまとめたものを、ひと班3分で発表。どの班も、A3版一枚の紙に、自分たちが考えたことをうまくまとめており、それを上手に発表しました。言いたいことをきちんと、それも全員参加で発表する姿は立派でした。内容も、それぞれの個性が出ていて、「これは11月6日の授業はいいものになるな」と予感させてくれました。これら10の班からみんなの投票を元に4班選び、本番に備えることになっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2年生、職業講話でお話を聴く

10月31日(木)6・7時間目に、2年生キャリア探究「職業講話」に臨みました。講師としておいでくださったのは、株式会社橋詰家具橋詰和弘様と、ヤマエ食品工業株式会社江夏啓人様です。最初に、橋詰様からのお話を聴きました。社是「秀作創造」のもと、創立70年の歴史ある橋詰家具。都城は家具製造の伝統がある地域ですが、社会の変化を敏感に捉え、タンスなどの箱物製造に留まることなく、テーブルや椅子などの家具製造へと転換し、今も進化を続けている木製既製品家具を製造販売している会社です。「木」のもつよさを大切にものを「創る」という変わらない基本と、社会の変化に伴って変化発展し続けていくことを弛まず続けられているというお話は、生徒ひとりひとりの心にしっかりと響きました。続いて江夏様からのお話を聴きました。ヤマエ食品工業の企業理念は「生かされて生きる我が生命、常に感心奉謝して質素な生活・世に尽くせ」。味噌・醤油などを製造・販売していて、宮崎県に住んでいたらどの商品か、口にしたことがある人も多いと思います。ヤマエ食品工業には、開発部・営業部・直営部など多くの部署がありそれぞれがその部門で最大限に力を発揮する総合力で今のヤマエがある、というお話は、生徒たちにとって自分自身の在り方・生き方にうつしかえて考えられたのではないでしょうか。お二人の話から、「利益だけではなく社会全体のために」「コミュニケーション力の大切さ」「自分ができることに努力する、自分しかできないことを探す」といった多くの大切なことを学ぶことができました。それぞれのお話の後、生徒を代表して重留悠吾さん前迫奏亜さんがお礼の言葉を述べました。お忙しい中、講師を務めていただき本当にありがとうございました。