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菓子野っ子ダイアリー
10月6日(月) 第26回庄内地区スポ・レク大会開催!~ 秋晴れの空の下、フットパスで庄内を満喫~
10月5日(日)、「第26回庄内地区スポ・レク大会」が大変気持ちの良い秋晴れのもと開催されました。今年の大会は、庄内地区の豊かな自然と歴史を感じられる「フットパス」がメインイベント。地域の皆さまと一緒に、気持ちのよい汗をかきながら庄内地区を散策しました。ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、「フットパス」とは、森や田園地帯、古い街並みなど、地域に昔からあるありのままの風景を楽しみながら歩く道のことです。
【庄内の魅力を再発見!フットパス安永城跡コース】 開会式では、「今区」「東区」「町区」など、区ごとの旗を掲げた皆さんが庄内市民広場に集まり、元気よく出発の準備を整えました。当日は、約5.3kmの「庄内フットパス 安永城跡コース」を歩きました。参加者の皆さんは、黄金色に実った稲穂が広がる田園地帯の農道を進み、美しい高千穂峰を遠くに眺めながら、清々しい秋風を感じていました。
また、道中には歴史を感じさせる石垣や、趣のある石造りのアーチの下をくぐるなど、地域の歴史や文化に触れる場面も多く、普段見慣れた庄内の風景の中に新たな魅力を発見することができました。参加された皆さんは、道中和気あいあいと会話を楽しみ、健康的に交流を深めることができました。ゴール地点では、参加賞を受け取り、皆さんの笑顔が広がっていました。スポーツとレクリエーションを通じて、地域の健康増進と交流を図る素晴らしい大会となりました。ご参加・ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。
庄内地区まちづくり協議会「お知らせ・ニュース」(こちらから→プロモオションビデオ)
10月3日(金) 【集団宿泊学習】3校の友情が咲き誇る~協同と友愛の夕食タイム~
昨日の出発式に引き続いて、集団宿泊学習(1日目夕食)の様子をご報告します。夕食時間に食堂を訪れると、3校の子どもたちが活動班ごとに集まり、賑やかで温かい雰囲気の中で食事の準備を進めていました。
【「協同」の気持ちがあふれる配膳・片付け】 配膳のカウンターでは、たくさんの「協同」の気持ちがあふれる場面が見られました。「お味噌汁、熱いから気をつけてね。」「このおかず、どうやって取るの?」「このお皿、僕が運ぶよ」といった声が飛び交い、列に並んでいる友だちの食器を取ってあげたり、おかずの取り方をアドバイスしたり。お互いを気遣い、助け合う姿は、3校がすっかり一つになっていることを物語っていました。
食事が終わると、班ごとにテキパキと協力して片付けを開始。食器をまとめて運ぶ人、テーブルを丁寧に拭く人など、自然と役割分担ができています。そして、調理員さんたちに「ごちそうさまでした。とっても美味しかったです!」と、丁寧にお礼を伝える姿も見られ、周囲への感謝の気持ちも育まれているのを感じました。
【会話が弾む!笑顔あふれる「友愛」のひととき】 テーブルに着くと、食事をしながら仲良くおしゃべりする「友愛」のシーンがあちこちで見られました。「追跡ハイキング、すごく楽しかったよね。」、「うんうん。特にあのゲーム、めっちゃ盛り上がったね。」、「見て、この唐揚げ美味しいよ。」、「本当だ。」といった生き生きとした会話が弾み、笑顔が絶えません。初めて会ったとは思えないほど親密な様子で、この宿泊学習を通してできた新しい友情が、みんなの顔を輝かせています。
【いよいよ夜のメインイベントへ】 外が夕暮れになり、あたりが暗くなってきた頃、子どもたちは次の活動のために外に集まり始めました。耳を澄ませて聞いてみると、「ねぇ、キャンプファイヤーの出し物、なにするの?」「秘密だよ。絶対面白いから楽しみにしててね。」、「わぁ、早く始まらないかな!」と、この後のキャンプファイヤーへの期待に胸を膨らませる会話が聞こえてきました。新しい仲間と作り上げる、忘れられない夜の思い出が、この後すぐにやってくることでしょう。お子さんが帰校したときにご家庭でのご報告もどうぞお楽しみに。今回の夕食を通して、子どもたちの自立心、協調性、そして新しい友情が大きく育っていることを実感しました。
10月3日(金) 最高の思い出を作るぞ!5年生が集団宿泊学習へ出発!
10月2日(木)の朝、5年生が待ちに待った集団宿泊学習へ出発しました。御池青少年自然の家での1泊2日の活動に向け、体育館前で晴れやかな出発式が行われました。
【3校の絆を深める2日間!】 出発式では、校長先生から5年生への温かいはなむけのあいさつがありました。校長先生は、先日行われた事前交流会で、3校の児童がすぐに打ち解け、「すでに新しい絆が生まれている」ことに感動したと話されました。この宿泊学習の大きなねらいである「自律的な態度の育成」と「助け合いの心」を育むため、みんなで大切にする4つのキーワードが贈られました。それは、「規律・協同・友愛・奉仕」です。特に、「みんなで時間やルールを守る規律ある行動」と、「カレー作りやキャンプファイヤーで力を合わせる協同の精神」を意識して活動してほしいとエールが送られました。
【代表児童のわくわくが爆発!】 校長先生のお話の後、代表児童があいさつを行いました。代表児童は、この日をどれだけ楽しみにしていたかを、はつらつとした声で発表してくれました。「待ちに待った宿泊学習が、いよいよ始まります!特にカレー作りとキャンプファイヤーが楽しみです!事前交流会で会った3校の友達と、追跡ハイキングなどの活動を通して、もっともっと仲良くなりたいです!」期待でいっぱいの表情が、その言葉からあふれていました。「最高の思い出を作ってくるぞ!」という強い意気込みが、聞いている私たちにも伝わってきました。
【3年生からの温かいエール】 出発の際、5年生を乗せたバスが校舎前を離れると、運動場で待ち構えていた3年生の姿がありました。3年生は、バスが見えなくなるまで「いってらっしゃーい。」と大きな声で手を振り、バスを追いかけていく温かい姿を見せてくれました。この心優しいエールは、5年生にとって最高の励みになったことでしょう。先輩・後輩の温かい気持ちに見送られ、5年生は元気いっぱいに御池青少年自然の家へと向かいました。3校の仲間と協力し合い、実りある2日間を過ごして、ひと回り大きく成長して帰ってくるのを楽しみに待ちましょう!
10月2日(木) 【学校の宝物】校歌に込められた願いを知るオンライン全校朝会
10月の全校朝会は、Google Meetを使ったオンライン形式で行われました。教室と校長室を繋ぎ、全校児童が画面越しに顔を合わせました。
【校歌こそが「学校の宝物」】 今回の朝会で、校長先生は「学校の宝物」というお話をしてくださいました。「みなさんにとって学校の宝物は何でしょう?」という問いかけから始まり、校長先生は、ご自身がこれまでに勤めたすべての学校の校歌が好きになったというエピソードを紹介されました。そして、卒業生であるお父さんやお母さん、地域の方が今でも校歌を大切にしている姿に触れながら、校歌こそが「その学校にしかない大切な宝物」だと話されました。
【菓子野小学校の歴史をたどって】 菓子野小学校は、明治11年(1878年)に三原叢吾先生が創設されました。三原先生の墓地は、校区内にあります。毎年4年生が庄内地区まちづくり協議会の方々の協力のもと、お墓参りをしています。かつて庄内小学校の分校となった時期もありましたが、昭和26年に庄内町立として、昭和40年に都城市立として再び歩みを進めてきました。校長先生は、当時の空撮写真などを見せながら、長い歴史を重ねてきた学校への愛情を伝えました。
【校歌に込められた3つの願い】校長先生のお話の中心は、校歌の歌詞に込められた作詞者 田中為雄さん(元分校長)の熱い思いです。歌詞には、菓子野の美しい自然をモチーフに、子どもたちへの大きな期待が込められています。
1番:霧島山(きりしまやま)を主題に「強く正しく天まで伸びるよう」に育ってほしい。
2番:菓子野の原(かしのはら)を主題に「清く優しくよい子に」育ってほしい。
3番:関之尾滝(せきのおのたき)を主題に関之尾滝が硬い岩を壊すように、「毎日努力を続けるたくましい子」に育ってほしい。校長先生は「校歌には、卒業生みんなの『学校を愛する思い』も込められています。この校歌をいつまでも大切に、心を込めて歌っていきましょう」と締めくくりました。
【サイエンスコンクール表彰】 朝会の最後には、サイエンスコンクールに出品し、優秀な成績を収めた児童の表彰が行われました。校長先生から直接、賞状が手渡され、全校児童の拍手で努力が称えられました。日頃の探求の成果が実を結び、大きな喜びとなりました。
10月1日(水) 失敗に「かんぱい!」しよう!〜2年生が考えた「失敗は宝物」〜
みんなは「失敗」って聞くと、どんな気持ちになるかな? ちょっぴり恥ずかしかったり、悔しかったり、悲しかったりするよね。今、2年生の教室では、みんなで~宮川ひろさん作『しっぱいにかんぱい!』~を読んでいます。運動会のリレーで大失敗をして落ち込んでいるお姉ちゃんを、家族や親戚が自分の失敗談で励ます、心温まる物語です。
【ワークシートで考える「失敗」】 この本を読み進める中で、2年生のみんなは、物語の中で一番心に残った失敗と、自分のこれまでの失敗談をワークシートに書き出しました。画像にあるワークシートを見てみると、本の中の登場人物の失敗が、みんなの心にしっかりと響いていることがわかります。
【心に残った失敗(本の中の失敗)】 ある子は、親戚の「まなみさん」が自転車の鍵をポケットに入れていたのに、スーパーに着いたらなくなってしまった話を選びました。鍵がなくなったのに、お母さんが「だからやめなさい。」って言っていたのが、ちょっとおかしいけど、親近感が湧いたのかもしれませんね。また別の子は、親戚の「おばあさん」さんがケーキをなくしてしまった話を選び、「ケーキ屋さんに行って、ケーキがもどってきたのがほっとした。」と、失敗の後の温かい展開に注目しています。
【自分の失敗と向き合ってみる】 次に、みんなは自分自身の失敗を振り返りました。「ダンスでまだ習ってないのに、ふりをして失敗した」という発表会での失敗や、「ピアノの発表会でまちがえてしまった」という悔しい失敗など、みんな真剣な表情で過去の経験を文字にしています。
【失敗が「宝物」に変わる瞬間】 物語の登場人物たちと同じように、自分の失敗を振り返った2年生の子どもたち。本を読む前は、失敗した時に「くやしいな」「次はがんばろう」と、失敗をマイナスに捉えがちでした。しかし、おじいちゃんや親戚たちが自分の失敗を笑い飛ばし「かんぱい!」とする姿を知ったことで、子どもたちの考えが大きく変わりました!ワークシートの最後の欄には、こんな前向きな言葉が並んでいます。
「しっぱいしてもいいからがんばろうかな。こんどはしっぱいをちょとでもなくそうかな。しっぱいはいいことだからがんばろう」、「しっぱいしてもつぎのときにしないように、つぎがんばればいい。しっぱいはせいこうのもとだから、つぎはがんばるぞ」
自分の失敗を本の中の「失敗談」と重ね合わせ、「失敗は誰にでもある」「失敗は成長のための大切な一歩」というメッセージを、子どもたち一人ひとりがしっかりと受け止めたようです。
みんな、失敗に「かんぱい!」とエールを送りながら、前向きな読書感想文を完成させることができました。これからも、たくさんの失敗を恐れず、大きく成長していってほしいですね!
9月30日(火) 心温まる朝の読み聞かせ 親子でつむぐ物語の時間 〜読み聞かせボランティア活動〜
子どもたちがいつも心待ちにしている、2週間に一度の特別な時間。それは、地域の方々が温かい物語を届けてくださる読み聞かせボランティア活動の日です。この日は、低学年、中学年、高学年の3つの教室に分かれて、それぞれの学年に合わせた物語が読み聞かせられました。
【親子で挑戦!特別な読み聞かせ】 特に中学年の教室では、いつもとは一味違った、心温まる特別な読み聞かせがありました。なんと、今回ボランティアとしてご協力くださったのは、この教室に通う児童のお母さんと、その親子ペアです。2人が選んでくれたのは、長谷川義史さんの楽しい絵本『たこやきのたこさぶろう』。ボランティアのお母さんが、たこさぶろうの気持ちになって語りかける優しい声と、時にユーモラスな登場人物の声を使い分ける表現力豊かな読み方に、子どもたちはすぐに引き込まれました。そして、娘さんもお母さんの隣に立ち、絵本をしっかり持って、時にページの絵を指さしながら、息の合った様子でサポートします。親子で読み聞かせをするという貴重な体験に、娘さんの表情も真剣そのもので、お母さんを支えようとする姿が印象的でした。
【笑顔あふれる物語の空間】 慣れ親しんだお母さんの声と、娘さんの協力のもとで聞く物語は、いつも以上に子どもたちの心に響いたようです。ユーモラスな物語に、教室からは笑い声が上がり、皆、身を乗り出して絵本の世界に集中していました。まるで絵本の中からたこさぶろうが飛び出してくるかのような、温かい空気に包まれた時間となりました。
読み聞かせは、子どもたちの想像力を育み、本への興味を深める大切な活動です。今回のように、ご家庭の温かい協力のもと、親子で物語を届けていただくという経験は、子どもたちにとって忘れられない素敵な思い出となったことでしょう。ボランティアの皆様、いつも心温まる時間を本当にありがとうございます!
9月29日(月) 期待高まる!3校合同宿泊学習の事前交流会で仲間づくり
【宿泊学習に向けて新たな出会い】 2年後は庄内中学校進学を控えた3つの小学校(庄内小・乙房小・菓子野小)の5年生が、1泊2日の集団宿泊学習に向けた事前交流会を開催しました。宿泊先は御池青少年自然の家です。この宿泊学習のねらいは、「自然の恩恵に触れさせ、自然に親しむ心、畏敬の念を育てる」「自主的な活動により自律的な態度を養う」「友だちを思いやる心や助け合う心を育てる」などです。活動を通して、『規律・協同・友愛・奉仕』という4つのキーワードを学びます。交流会では、本番を前に学校の垣根を越えて交流を深め、仲間意識を高め、宿泊学習への期待を膨らませることが目的です。最初は緊張していた子どもたちですが、4つの活動を通じて、生き生きとした表情で交流を深めていきました。
【4つの活動:笑顔で深まる友情の輪】 交流会では、宿泊学習本番に向けて、仲間づくりと役割確認のための大切な4つの活動を行いました。
1. 先生方の紹介とご挨拶
まずは、宿泊学習を支えてくださる先生方からご挨拶がありました。子どもたちは真剣な表情で話を聞き、先生方との顔合わせを通じて、本番に向けた心構えを整えました。
2. 活動班・生活班ごとの自己紹介
いよいよグループ活動です。宿泊学習で寝食を共にする活動班や生活班に分かれ、自己紹介を行いました。初めは少し照れた様子も見られましたが、「〇〇小学校です」「一緒に楽しもうね!」といった明るい会話が交わされ、お互いのことを知る第一歩を踏み出しました。
3. 各係の確認と話し合い
宿泊学習を自主的に運営するために重要な各係の役割を確認し合いました。真剣な表情で資料を確認し、「ここはどうする?」「協力して準備しよう!」と、具体的な役割分担や活動内容について話し合う姿からは、協同の意識と責任感が芽生えていることが感じられました。
4. じゃけん列車で仲良くなろう!
緊張が解けたところで、全体でのレクリエーション「じゃんけん列車」の始まりです。「やったー、つながった!」「すごい長い列車になったね!」と、体育館のフロアいっぱいに大きな列車の輪ができあがりました。勝敗に関わらず、ハイタッチや笑顔で喜びを分かち合う様子は、まさに「友愛」の心を育む時間となりました。写真にあるように、子どもたちの自然な笑顔があふれる時間となりました。
4つの活動を終え、子どもたちの間には笑顔と活発な会話があふれていました。「宿泊学習がもっと楽しみになった!」「新しい友達と一緒なら頑張れそう!」といった声が聞かれ、本番への期待が大きく高まったことが伺えます。今回の事前交流会は、子どもたちが規律を守り、協同し、友愛の心をもって奉仕の精神で活動する宿泊学習の成功に向けた、素晴らしいスタートとなりました。
9月26日(金) 大成功!都城市電子図書館で「僕だけの本」見つけた! 2・3年生の読書がスタート
2年生と3年生の教室が、喜びと興奮に包まれました!この日行われたのは、『都城市電子図書館(Miyakonojo City Digital Library)』を利用して、自分で本を借りる学習です。子どもたちはタブレットを片手に、デジタルな読書の世界へ飛び込みました!
【ログイン!開いた画面に「わぁー!」と歓声が】
まずは、トップページからアカウントを作成し、ドキドキしながらログインに挑戦です。「パスワード、合ってるかな…」と、キーボードを慎重に叩く子どもたち。うまくログインできない子もいましたが、担任の先生やICT支援員の先生が丁寧にサポート。そして、ついにログインが完了し、カラフルな本の表紙がずらりと並んだ「みんなで読める本」の画面が表示されると……「わー!すごーい!本がこんなにあるよ!」 「まるで、魔法の本棚みたいだね!」と、教室のあちこちから歓声が上がりました。その表情は、これから始まる新しい読書体験への期待でいっぱいです。
【「あった!大好きな本!」お目当ての図鑑に大はしゃぎ】
画面の中の電子書籍の中から、子どもたちはお目当ての本を探します。特に盛り上がったのは、自分の好きな生き物や乗り物を見つける瞬間でした!ある男の子が、画面を指差して目を輝かせました。「見て!これ!大好きな昆虫の図鑑だ!カブトムシとクワガタがいっぱい!」すると、近くの席の女の子も興奮気味に。「あ!パンダの図鑑がある!私、パンダが一番好きなんだ!」
また、友達が借りようとしている本を見つけて、「この本、面白いよ!」と教えてあげる交流も見られました。「この本の続き、電子図書館で読めるよ!一緒に借りようよ!」
タブレットを見せ合いながら、楽しそうに話す姿は、まさに「本」を通じたコミュニケーションそのものです。
【集中モード突入!借りたらすぐに読める喜び】
いよいよ本を借りる時間です。借りたい本を選び、「借りる」ボタンを押してマイライブラリーに追加。あっという間に本を借りることができました!
本を借りた子どもたちは、待ってましたとばかりに画面を開き、すぐに読書に没頭し始めました。指でスワイプしてページをめくり、静かに物語を追うその姿は、真剣そのもの。「あっという間に借りられた!これで、いつでも読めるんだね!」 「この続き、早く読みたい!」
デジタルでありながらも、紙の本を読むときと同じ、いや、それ以上のワクワク感と集中力が教室にあふれていました。
この週末が始まり、子どもたちは借りた本と一緒に自宅へ向かいます。この電子図書館で借りた「僕だけの本」を、お家でじっくりと読んだり、家族に自慢したりする時間になることでしょう。
都城市電子図書館という新しいツールが、子どもたちの読書への「好き」という気持ちをさらに大きく広げてくれることを期待しています!
9月24日(水) 読み聞かせの魔法!〜毎月恒例の図書委員の豊かな表現力〜
毎月恒例の図書委員会による読み聞かせが、今月も開催されました。今回読み聞かせを担当してくれたのは、6年生の図書委員さんです。この日のために、声のトーンや読むスピードを変える練習を家でも一生懸命に重ねてきたそうです。物語のタイトルは、みんなが大好きな公園の遊具をテーマにした、鈴木のりたけさんの『ぶららんこ』。
お話が始まると、子どもたちの目は真剣そのもの。読み手の図書委員さんは、ブランコに乗っているかのように、本を左右に揺らしながらお話を読み進めます。絵本の中のぶらんこが空に飛び出し、雲になったり、海になったりする場面では、「わあ!すごい!」「私も乗ってみたい!」といった声が自然と聞こえてきます。身を乗り出して絵本を見つめたり、驚きや楽しさでいっぱいの表情を浮かべたりする姿は、読み聞かせの楽しさを物語っていました。
読み手である6年生の図書委員さんは、抑揚をつけながら上手に物語を読み進め、聞いているみんなを『ぶららんこ』の世界へと引き込んでくれました。読み聞かせが終わった後、参加した子どもたちは「面白かった!」「もっと聞きたかった!」と感想を伝えていました。
読み手の練習の成果と、聞き手の子どもたちの素直な反応がひとつになった、とても温かい時間となりました。来月の読み聞かせも楽しみですね。
9月22日(月) プール納会〜水遊びの達人!水慣れから挑戦へ〜
1・2年生のこれまでの水泳学習で、たくさんのことができるようになりました。 まずは、水の中をカニやアヒル、ワニになって歩く練習。 次は、だるまや大の字になって浮く練習です。
【プールに大の字が咲いた!】 学習の前半では、プールサイドをしっかりつかんで体を浮かせます。 「ふわーっと体が浮いてきた!」「なんか、気持ちいい!」 慣れてくると、ゆっくり手を離してみる子も。 すると、ぷかぷかと水面に体を預け、まるで水の上に大きな「大の字」が咲いたようです。 「先生!手、離せたよ!」 「すごい!大の字になってる!」 友達同士で拍手や声援を送り合い、成功を喜び合っていました。
【宝探しに大冒険・リングの中をくぐって冒険だ!】 後半の学習では、プールサイドに置かれたリングに向かって体を伸ばし、くぐり抜ける練習です。 「おーい!僕、一番にリングの中を通るよ!」 「私も!私も!」 子どもたちは目を輝かせながら、楽しそうに次々とリングの中をくぐっていきます。 そして、この日のハイライトは、プールに沈んだ「お宝」を探すゲーム。 1年生と2年生に分かれてチーム対抗戦です。 「あっちにあった!」「こっちにもあるよ!」 みんな夢中になってお宝を拾い集め、結果は1勝1敗の引き分け! 大盛り上がりのゲームとなりました。
【プールさん、ありがとう!】 最後に、この夏の間、たくさん楽しませてくれたプールに「ありがとう」のお礼を言って、記念写真を撮りました。 子どもたちの笑顔と成長が、プールの水面にキラキラと輝いていました。 また来年も、元気にプールで遊べますように!
9月19日(金) 命の尊さを考える学校保健委員会 〜親子の対話のきっかけに〜
9月17日(水)、人権教育推進校として学校保健委員会を開催しました。今回は、都城医療センターの助産師さんを講師としてお招きし、「性と生」についての講話をしていただきました。
講話の中で、助産師さんは性教育を「生きる術を伝えること」と表現されました。「自分の体は自分だけのもの」であり、誰にも触らせない、そして、いざという時には「いやだ」と伝えてよいこと。また、「みんな違ってみんないい」ということを子どもたちに伝えていく大切さを話してくださいました。
講話の途中には、別の助産師さんが赤ちゃんの人形を持って、参加者の保護者の方々の席を回ってくださいました。まるで本物の赤ちゃんを抱いているかのように、優しい眼差しで微笑んだり、驚きの表情を見せたりと、生き生きとした保護者の方々の表情がとても印象的でした。
今回の講話は、子供たちの成長を支える上で、性教育が単なる体の変化を教えるだけでなく、自分自身を大切にし、相手を思いやる心を育むための重要な機会であることを改めて学ぶ時間となりました。参加された保護者の皆様、貴重なお時間をいただきありがとうございました。
9月18日(木) 「やっほー!」の歌声が響く~1年生、やまびこごっこで音楽を楽しもう~
今日の音楽の授業では、1年生が元気いっぱいの歌声を響かせていました。まずは、鍵盤ハーモニカを使って「ひのまる」の演奏です。「ドドソソララソ〜」と、軽快なメロディを弾き進めていく子どもたち。「先生、ラの指ってどうやるの?」と質問しながら、指使いを工夫する姿も見られました。鍵盤ハーモニカから流れる音に合わせて、みんなの歌声も自然と大きくなっていきます。
次に歌ったのは「やまびこごっこ」という曲です。この曲は、やまびこのように言葉を2回ずつ繰り返すのが面白いところ。「やっほー」と呼びかけるように歌うと、「やっほー」と返す元気な歌声が教室中に響き渡ります。「本物のやまびこより元気かも!」「もっと大きな声で言ってみよう!」と、CDに合わせて楽しそうに歌う子どもたち。まるで本当の山にいるかのように、生き生きとした歌声が学校中にあふれていました。
最後は、みんなが大好きな「じゃんけん列車」の活動で授業を終えました。音楽に合わせてじゃんけんをしながら、どんどん列車が長くなっていきます。楽しみながら音を学ぶ1年生。今日の授業を通して、音楽の楽しさがまた一つ増えたようです。
9月17日(水) 命の重みを感じる特別授業 〜助産師さんから学ぶ「命の教育」〜
本日6年生は助産師さんをお招きして、生命の誕生や体の変化について学ぶ「性に関する指導」を受けました。まず、助産師さんの仕事についてのお話を聞き、私たちの体がどう成長していくのか、男女の体の違いについて学びました。画用紙に開いた小さな針の穴が卵子の実際の大きさと同じだと知り、子どもたちからは「えっ、こんなに小さいの!?」と驚きの声があがりました。
続いて、お母さんのお腹の中での赤ちゃんの成長や出産の様子の動画を観ました。実際に赤ちゃんと同じ重さの人形を抱っこしてみると、「うわ、思ってたより重い!」「この重さの赤ちゃんがお腹に入っているなんて、お母さんすごいな」と、命の重みと母親のすごさを実感しているようでした。
また、妊婦体験では、約5kgの妊婦体験ジャケットを全員が着用しました。椅子に座ったり立ったり、さらには靴下の脱ぎ履きにも挑戦すると、「お腹が大きくなると、こんなに動くのが大変なんだ!」「靴下を履くのに、こんなに苦労したことない!」と、お母さんの大変さを身をもって感じていました。
さらに、子どもたちが入れるほど大きな子宮の模型を使って、手を使わずに生まれてくる体験もしました。赤ちゃんとお母さんの協力によって、無事に生まれることができるという生命の神秘に触れ、改めて自分自身の命が大切に守られてきたことを知りました。
最後に助産師さんから、「やさしい一言は、周りの人をあたたかい気持ちにします。お母さんが嬉しいと、お腹の赤ちゃんもいい気分になります。妊婦さんだけでなく、お年寄りや怪我をしている人など、困っている人にもやさしい社会であってほしい」というメッセージをいただきました。今回の授業を通して、子どもたちは命の尊さや、自分たちがどれだけ大切にされてきたかを深く感じることができたようです。心温まる貴重なご指導をありがとうございました。
9月16日(火) 獣医さんってすごい!~2年生の発表会~
2年生の教室で「どうぶつ園のじゅうい」の学習発表会が行われました。この学習では、動物園の獣医さんの1日の仕事について書かれた文章を読み、時間の流れに沿って獣医さんの仕事を整理しました。子どもたちは「朝」「見回りがおわるころ」といった時間の言葉に着目しながら、獣医さんの仕事の様子を丁寧に読み解いていきました。
【「初めて知った!」「もっと知りたい!」自分の考えを発表】
獣医さんの仕事の流れを理解した後は、いよいよ発表の時間です。子どもたちは、文章を読んで初めて知ったことや、もっと知りたいと思ったことをグループの友達に発表をすることが学習の最終目標です。発表では、話し方の例を参考に、自分の経験や知識と比べながら感想をいきいきと発表しました。
「私が初めて知ったことは、動物園を出るときに、人間の病気の元になるものを洗い落とすためにお風呂に入ることです。なぜかというと、私のお父さんは仕事が終わって帰るときには、お風呂に入らないからです。」
「私がもっと知りたいことは、ペンギンが飲み込んだボールペンを取るときに、獣医さんが使う道具が調べてみたい。なぜかというと、小さなお口にどんなものを入れて優しく取るのか知りたいからです。」
子どもたちは、自分の経験や知識と比べながら、驚いたことや疑問に思ったことをいきいきと発表していました。友達の発表を真剣に聞いたり、うなずいたりする姿から、友達の考えに触れることの楽しさが伝わってきました。今回の学習を通して、子どもたちは動物の命を守る獣医さんの仕事の奥深さや、責任の大きさを感じたようです。自分の考えをしっかりと持ち、それを友達に伝える貴重な経験となりました。
9月12日(金) 水と仲良し!~1・2年生、がんばったよ~
9月の水泳学習もいよいよ終盤。子どもたちはすっかり水に慣れ、プールの中は笑顔と歓声でいっぱいです。はじめは水に顔をつけるのもドキドキしていた子も、「見て見て!浮けるようになったよ!」と嬉しそうに報告してくれるようになりました。
【プールに大の字が咲いた!】 学習の前半では、プールサイドをしっかりつかんで体を浮かせます。 「ふわーっと体が浮いてきた!」「なんか、気持ちいい!」 慣れてくると、ゆっくり手を離してみる子も。すると、ぷかぷかと水面に体を預け、まるで水の上に大きな「大の字」が咲いたようです。「先生!手、離せたよ!」 「すごい!大の字になってる!」友達同士で拍手や声援を送り合い、成功を喜び合っていました。
【リングの中をくぐって冒険だ!】 後半の学習では、プールサイドに置かれたリングに向かって体を伸ばし、くぐり抜ける練習です。 「おーい!僕、一番にリングの中を通るよ!」 「私も!私も!」 子どもたちは目を輝かせながら、楽しそうに次々とリングの中をくぐっていきます。
【たくさん練習したね!】 水泳学習を通して、水と仲良くなり、できることが増えていく喜びを全身で感じている子どもたち。 「また、早くプールに入りたいね。」 「もっと上手に泳げるようになりたい。」 水泳学習の最後の時間まで、子どもたちは意欲いっぱいです。 ご家庭でも、ぜひ今日の水泳学習のお話を聞いてみてください。
【自分の限界に挑む5・6年生】 1・2年生が学習する隣の大プールでは、5・6年生が記録会に向けて練習に励んでいました。 今年はどれくらい泳げるようになったか、去年の自分を越えられたか、一人ひとりが真剣な表情でタイムを測ります。「もっと腕を大きく伸ばして!」「足をもっと強く蹴ろう」プールサイドからは、先生や友だちの熱い声が飛び交います。 顔を真っ赤にして、息を切らしながらも、一生懸命に泳ぐ子どもたち。 水しぶきをあげながら、懸命にゴールを目指す姿は、まさに自分の限界に挑んでいるかのようです。記録が出た瞬間の歓声(「やった!自己ベスト更新できた!」)や、悔しそうな表情(「もう少しだった…次は絶対越える!」)。 そのどれもが、真剣に練習に取り組んできた証です。
9月11日(木) 国際交流員との交流学習~アメリカの文化にビックリ!~
9月10日(水)、1年生から4年生までの子どもたちが、アメリカ、中国、モンゴルの3名の国際交流員の先生方と交流しました。特に2年生の教室では、アメリカ出身の先生との交流学習が行われ、子どもたちは驚きと発見に満ちた時間を過ごしました。アメリカはさまざまな民族が移り住んでできた国であることを教えてもらい、子どもたちは「へえ!」と声をあげていました。さらに、先生がアメリカの広大な自然や州ごとの違いを映像で見せてくれると、そのスケールの大きさに目を丸くしていました。
【やっぱりサイズが違う!】 次に先生が画面に映したのは、巨大なハンバーガーの写真。 「アメリカの食べ物は、日本のものよりずいぶん大きいんだよ!」と先生が言うと、子どもたちは「わー、すごい!」と歓声をあげました。日本のハンバーガーとは比べ物にならないサイズに、みんなビックリした表情で画面に見入っていました。
【人気スポーツは野球じゃない!?】 「アメリカで一番人気のスポーツは何だと思う?」という先生の質問に、子どもたちは口々に「野球!」と答えました。しかし、先生の答えは意外にも「アメリカンフットボール」でした。 「えー、そうなんだ!」と、子どもたちは驚きを隠せません。野球が大好きな子も多いので、みんなにとって大きな発見だったようです。
【ダンスで盛り上がった交流の最後】 授業の終わりには、アメリカで流行しているダンスをみんなで踊りました。先生の動きを真似して、楽しそうに体を動かす子どもたち。交流学習は、笑顔と元気なダンスで締めくくられました。
他の学年では、中国やモンゴルの文化についても学びました。中国には50以上の民族がいるという話や、モンゴルの遊牧民の子どもたちが遊ぶ「シャガイ」という羊の骨を使ったユニークな遊びにも挑戦しました。
今回の交流学習は、子どもたちにとって世界の多様な文化に触れる貴重な経験となりました。子どもたちの表情から、新たな発見や驚きがどれほど大きかったかが伝わってきます。
9月9日(火) 理科「花から実へ」~5年生の真剣なまなざしと、小さな花の未来~
5年生が理科の授業で、植物がどうやって実をつけるのかを調べる実験を始めました。今回のテーマは「実ができるためには、受粉が必要なのだろうか」です。この大きな問いに答えるため、みんなで実験方法を話し合いました。班での話し合いでは、次のような会話が聞かれました。「ねぇ、実を作るには受粉が必要だと思う?」、「うん、多分そうだと思う。受粉しないと実がならないって聞いたことがあるから」、「じゃあ、受粉させた花と、受粉させない花を比べてみたらどうかな? 受粉させない方は、花が咲く前に袋をかぶせて、花粉がつかないようにすればいいんじゃない?」
各班の意見が出そろった後に、先生からは、「いいアイデアだね。そうすると、実ができたかどうかがはっきりわかるね。」と言うことで、雌花さがしに観察園に行きました。
実験方法が決まったものの、いざ校内の植物を探してみると、雌花の数がとても少ないことに気づきました。みんなで雌花を探し回ります。「あった!この小さいのが雌花だよね?」、「本当だ!見つけにくいなぁ。よし、この花にタグをつけておこう。これで受粉させる花か、させない花か分かるね。」、「まだ全然小さいね。花が咲くまで、もうちょっと待たないとだね。」、「早く花が咲かないかな。実験が楽しみ!」
自分たちの予想を確かめるために、みんなで協力して実験の準備を進めています。今回の実験を通して、受粉の大切さを実感し、植物の成長の不思議に触れてくれることを期待しています。
9月8日(月) 「ねぇ、何が好き?」 英語で聞いたら、もっと仲良くなれたよ!
「What color do you like?」「I like red.」 教室中に元気な声が響き渡ります。3年生の外国語活動では、「好きなもの」をテーマに、友達と英語で質問し合う活動を行いました。 今日のゴールは、これまで学習した「スポーツ」「食べ物」「色」「果物」などの単語を使って、「何が好き?」と尋ね合い、自分の好きなものを答えることです。
【たくさんの単語を楽しく復習】まずは、授業の導入です。軽快なリズムに合わせて、プロジェクターに映し出されたたくさんの単語を元気よく発音します。「Pineapple」「Basketball」「Blue」など。 画面に合わせて発音したり、先生の問いかけに答えたりする子どもたちの表情は真剣そのものです。「ぼく野球が好きだから baseballって言えるよ!」と、知っている単語を見つけて喜ぶ声も聞こえてきました。
【いよいよチャレンジ】 単語の復習が終わると、いよいよ友達との対話にチャレンジです。「What sport do you like?」と少し緊張しながらも、友達に声をかける子どもたち。「I like baseball.」と元気いっぱいに答える姿が見られました。「What food do you like?」「I like pizza.」と、自分の好きな食べ物を伝えて、お互いににこやかに笑い合っていました。2種類の質問を考えて、積極的にたくさんの友達と話している子もいました。「What fruit do you like?」と質問し、友達から「I like grapes.」と答えが返ってくると、「Me too!」と共感し合う姿もありました。
今回の授業を通して、子どもたちは「自分の好きなもの」を英語で伝える楽しさや、友達とコミュニケーションをとる喜びを感じられたようです。これからも、一つ一つの活動を楽しみながら、外国語への興味をさらに深めていってほしいと思います。
9月5日(金) 6年生、税金の重みを知る!~1億円アタッシュケース体験~
今日は、都城市の県税事務所から講師の先生をお招きし、6年生を対象とした租税教室を開催しました。税金の使われ方やその大切さについて、子どもたちが深く考える貴重な時間となりました。
授業の初め、「税金を払いたいですか?」という質問に、子どもたちは全員が「払いたくない!」と元気いっぱいに手を挙げました。消費税のように普段から払っているはずなのに、あまり実感が湧いていなかったようです。次に、税金がない世界を描いたアニメーション『マリンとヤマト 不思議な日曜日』を視聴しました。そこには、ゴミが散乱し、道には信号がなく事故が多発するなど、不便で危険な暮らしが広がっていました。これを見た子どもたちからは、「税金ってすごく大事なんだ」という声が聞かれ、税金の必要性を少しずつ感じ始めたようでした。
授業はさらに進み、子ども一人あたりに12年間で使われる教育費が約1100万円だと知らされました。この数字に子どもたちは少しピンとこない様子でしたが、10人分だと約1億円になるという話を聞いて、ざわつき始めました。そしていよいよ、1億円のレプリカが登場! ずっしりとした重さに「お、重い!」と驚きの声が上がり、その大きさと迫力に子どもたちは興味津々でした。実際に持ち上げてみると、税金がどれだけの額で、たくさんの人のために使われているのかを肌で感じることができたようです。
授業の最後に、もう一度「税金を払いたいですか?」と質問すると、今度はほとんどの子どもたちが「払いたい!」と自信を持って手を挙げました。アニメーションや1億円のレプリカを通して、税金が私たちの暮らしを支えていることを実感した子どもたち。将来、社会の一員として税金を納めることの意義を考える良いきっかけになったようです。
9月4日(木) 4年生理科「星の動き」~台風の日に星を想う子どもたち~
今日の4年生の理科は、「星の動き」についての学習です。晴れた日の夜空を想像しながら、時間が経つと星の位置がどのように変わって見えるのかを考えました。
【理科室が夜空に!】 授業の始め、理科室は暗幕で覆われ、真っ暗になりました。子どもたちは「えっ、何が始まるの?」とワクワクしている様子です。今日の主役は、星座早見盤。太陽の光で早見盤に明かりを溜めてから、暗くなった理科室で使ってみると... 「わぁ!光ってる!」「本当に星みたい!」 早見盤の星々は、塗料が光を放ち、暗闇の中で幻想的に輝き始めました。子どもたちは、まるで本物の夜空の中にいるかのように、光る星々に驚きと感動の声を上げていました。
【映像で北極星を探そう!】 星の動きの学習では、「動かない星」があることも学びました。それは、北の空でほとんど位置を変えない北極星です。みんなはタブレットを使い、北極星の探し方の映像を熱心に見ていました。「北斗七星の柄じゃない方の先っちょを、5倍のばしていくと北極星があるんだ!」「カシオペア座からも見つけられるんだね。アルファベットのWみたいな形。」 映像の中の星の動きを追いながら、北極星の見つけ方を真剣に学ぶ姿は、子どもたちの探究心にあふれていました。
【明日以降に、本物の星空を見たいな!】 今日はあいにくの台風。外は土砂降りの雨で、空には厚い雲が覆っています。子どもたちからは、「今日は星が見えないね…」「早く晴れて、本物の星が見たいな。」といった声がたくさん聞かれました。「明日晴れたら、おうちの人と一緒に、カシオペア座を探してみよう!」「うん!絶対見てみる!」今回の学習を通して、星に対する子どもたちの興味・関心はさらに高まったようです。ぜひ、ご家庭でも夜空を見上げて、今日の授業で学んだことについて話し合ってみてください。
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
30   | 1 2 | 2 3 | 3 3 | 4 2 | 5 3 | 6   |
7   | 8 3 | 9 3 | 10 3 | 11 3 | 12 3 | 13   |
14   | 15 2 | 16 2 | 17 2 | 18 2 | 19 2 | 20   |
21   | 22 1 | 23 1 | 24 2 | 25 1 | 26 1 | 27 1 |
28 1 | 29 1 | 30 1 | 31 1 | 1 1 | 2 1 | 3 1 |
菓子野小保護者の皆様へ
11月28日(金) 学校参観日があります
2校時 参観授業(1~3年)、学級懇談(4~6年)
3校時 参観授業(4~6年)、学級懇談(1~3年)
★3・4年生の参観授業は、「宮崎県動物愛護センター」の先生による「いのちの授業」が行われます。ぜひご参観ください。(動物愛護センター見学は、10月27日の記事に掲載しています。)
★2校時開始時刻 9:25~
★車は、運動場芝生の上に駐車をお願いします。
宮崎県都城市菓子野町9555番地
0986-37-0527
FAX
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