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2017年11月の記事一覧

土々呂中学校区学力向上研究会

 先日 14日に土々呂中学校の8名の先生と幼稚園・保育園から3名の先生にきていただき、授業の様子を見ていただきました。
 全ての学級で授業を見ていただけれように準備も進めて来たところです。教室内の設営・児童の学ぶ姿勢、発表の様子、教師の児童への関わり方などを見ていただきました。
 
 実物投影機を使って、自分の考えを発表している1の1児童の様子です。何気ない写真ですが、児童は、手が映らないように指示棒を使い、大切なところを示すようにして発表しています。
 
  1の2 道徳の授業 さし絵や発問カードを準備しての授業です。どこにどの絵を貼って、児童の発表をどこに書いていくのかを事前に考えてあるので、まとまりのある黒板になるのです。
 
  収穫したお芋を絵にしよう。2の1 大きくお芋をかきましょう。でも、何故おいもだけかくのでしょうか。実はこの後に、いもほりをし楽しいなという自分姿を書いていくのです。自分から先に書くと、どうしてもお芋は小さく小さくなってしまいます。
 
  2の2は、国語の学習 プロジェクタとパソコンをつないでの学習です。静止画だけでなく、動画も提示することができます。具体的な動きを通して児童の理解をはかっていきます。
 
  おしゃべりしているわではありません。ペアで自分の考えたことを相手に伝えている場面です。分かりやすく伝えられたでしょうか。
  
  黒板の白い2枚のボードは手作りのホワイトボードです。児童に自分の考え方や計算方法を書かせるときに使います。代表的な2つの考えが出されたあとに、他の児童が他に考え方があると発言し、その考え方をていねいに聞いているところです。児童は、なかなかすらすらとは説明できないのですが、教師も丁寧に聞き取ろうとしていましたし、他の児童も発表する児童の内容に耳を傾けていました。
 
  4の1の道徳の授業です。差し絵も効果的に活用しています。黒板の十字の印は、児童の考えを整理し、児童にそれぞれの考えの違いが分かりやすくなるように教師が工夫したものです。オリンピックのヨットレースで、海投げ出された選手を救うか、どうするかの場面で考えを述べいているところです。
 
  4年2組の学級をよくするためにはどうしたらよいかについて考えたことをまとめた児童のプリントを自分の考えと比べながら見てまわっているところです。さし絵などの掲示物の用意がなされています。この後、再度自分の考えと比べて、なるほどと思ったことや気が付いたことを発表し、考えを深めていきます。
 他の学年は後日紹介させていただきます。機器の活用や話し合いの進め方など、日頃の学習で取り組んでいるからできることです。参観日でも話し合いの進め方や機器の活用、黒板の使い方を見ていただきたいと思います。なにより、教師と児童のやりとりから、学級全体の学習に取り組む姿勢をみてください。
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