給食室から

2019年12月の記事一覧

ミートボールたくさん♪


【麦ご飯 ミートボールのトマト煮 ツナコーンサラダ 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」は箸についてでした。 
毎日ごはんを食べるのに使う、はしのお話です。はしは、弥生時代の終わりに中国から伝わりました。日本人は細かな部品を作ったり、布に細かな刺繍をほどこしたり、手先が器用で、小さなことを手際よく処理するのが得意だといわれていて、世界にも認められる技術をもっています。実はこの器用さは、箸を使う文化が影響しているのではないかと言われています。たった2本でごはんをつかんだり、魚の切り身を切り分けたり、のりでごはんをくるんだりと、いろいろなことができます。使いこなすのは難しいですが、スプーンやフォークに頼りすぎず、箸を正しく使って食事できるようになるといいですね。今日の給食でも意識してやってみましょう。

わかめごはん♪


【わかめごはん 五目豆 切りぼし大根サラダ 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」は大豆についてでした。
大豆は、栄養がたっぷり入っているので、「畑の○○」といわれます。○○とは、いったいなんでしょう?答えは「畑の肉」 です。これは、肉に負けない栄養があるという意味で、体をつくるたんぱく質やビタミンがたくさん入っています。食物せんいもたくさん入っていて、おなかの調子もよくなり、健康食品として食べられています。大豆はいろいろなものに変身します。豆腐や油揚げ、厚揚げ、みそ、しょうゆなどです。家庭でも、大豆やその仲間を食べるようにしましょう。

米粉めんサラダ


【麦ごはん 厚揚げのカレー煮 米粉めんサラダ 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」は箸についてでした。
みなさん、はしをきちんと使えていますか。「はし」という言葉は「はさむ」から生まれたという説や、端の方を使うからという説、持った形が鳥のくちばしに似ているという説もあります。また、物と物をつなぐものには「はし」という言葉が当てられるという説もあります。食べ物と私たちの体の橋渡しをする「はし」。そのはしを上手に使ってみんなが気持ちよく食べることは、食事のマナーの基本です。おかずを食べる時、すくったりつきさしたりせず、上手ににつまんで食べることができていますか。マナーを守って楽しい食事にしましょう。

魚を食べましょう!


【麦ご飯 まぐろ大根 豆豚汁 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」はまぐろについてでした。
まぐろと日本人の歴史はとても古く、縄文時代の遺跡からもまぐろの骨が発見されています。しかし、江戸時代ぐらいは、赤身の部分をしょうゆ漬けにしたり、酒かすにつけたりして食べていました。その後、1960年代ぐらいから冷凍技術が発達したことで、多く食べられるようになったそうです。日本人の口に合うおいしいまぐろ、世界の中でも日本が多く輸入しています。大切に食べていきたいですね。

食べ物を大切に。


【冬野菜のあんかけチャーハン ボイルドポークのごまソース 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」は食べ残しについてでした。
給食の食べ残しはどうなるか知っていますか。学校によってリサイクルされる場合もありますが、ほとんどはごみになって捨てられます。給食だけでなく、レストランで残された料理やコンビニなどで売れ残った弁当もそうです。日本で出る食べ残しの量は、調理中の皮のむきすぎなども含めると、1年間で約643万トン。一人当たりにしてみると約50キロになるそうです。これは、毎日一人お茶碗1杯分の食べ物を捨てることになります。その一方、世界では食べものが食べられず苦しんでいる人が約8億人いるそうです。大切な食べ物です。むだにしないよう残さず感謝して食べましょう。