日誌

2022年6月の記事一覧

第1回学校説明会がありました

天気予報は「大雨」の可能性も示唆していた6月25日(土)。ちょうど受付開始時刻あたりは雨に降られる結果となりましたが、泉ヶ丘の義友会館(同窓会館)いっぱいに、小学校6年生と、その保護者の方をお迎えして、第1回学校説明会を無事行うことができました。

コロナ禍のため、ここ2年ほどは運営を職員が中心となって行っていたのですが、今年度は十分配慮しながら、本来の形に近づけて「生徒主体」で実施しました。会場準備、受付、案内、進行発表、片付けまで本校中学2年生が一生懸命取り組みました。

伝統ある泉ヶ丘のすばらしさ、中高一貫校のよさは校長先生担当職員の話でお伝えできたのではないでしょうか。また、本校附属中PTA会長にも保護者の立場でお話しいただき、参加していた保護者の方も頷きながら聞き入っていました。

今回、2年生が8グループに分かれて行ったプレゼンテーションは、手作り感満載で、楽しく分かりやすく附属中のことを紹介できていたと思います。ご覧になった児童の皆さん、そして保護者の皆さんいかがだったでしょうか。ちなみに発表で出てきたアンケートはGoogleformsを用いて、生徒が自分達でアンケートフォームを作成・集計したとのこと。生徒達はアナログとデジタルをうまく融合させてくれたようです。

もうすぐ7月。夏休みも近づいてきます。6年生の皆さんにとって、充実した小学校最後の夏休みになりますよう、心から願っています。附属中はみなさんのことを心待ちにしています。10月15日(土)には第2回学校説明会を予定しておりますので、よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

楽しみに待ってます!~学校説明会リハ~

 6月24日(金)の午後、明日行われる学校説明会のリハーサルを行っていました。

 明日発表してくれるのは2年生。各グループが本校の特色についてまとめたことを発表していました。

 

 6年生の皆さん・保護者の皆様、職員・生徒ともども、皆さんが学校説明会に来られるのを楽しみに待ってます!

3年生、理数科講演会初参加!

6月22日(水)7時間目に、3年生「理数科講演会」に初めて参加しました。5月に理数科生集会に参加し、先輩方から様々なお話を伺って、理数科の一員としての決意を徐々に高めなければならない、と自覚したところでした。そして迎えた今回。高校理数科1年~3年の240名の先輩方と共に貴重なお話を聞くことができました。演題は「知られざるリハビリテーション医療・医学の世界」。講師としておいでくださったのは、宮崎大学医学部付属病院リハビリテーション部教授・リハビリテーション科診療科長荒川英樹先生です。

先生は冒頭で、リハビリテーションのニーズは増加しているにもかかわらず、なかなか専門の医師が増えていかない現状、それはイメージ先行で「リハビリテーション医療」について十分理解されていない面があるのでは、と話されました。その後、実際の様々な場面でのリハビリテーション医療についてお聞きすると、「命を救う」だけでなく、「人間らしく生きる」ということがいかに大切か、しっかりと心に届いてきます。「社会復帰をしたい」「元気になりたい」「もとの生活に戻りたい」という患者・家族の願いを叶えるため、真摯に医療に向き合われる姿勢に感銘を受けました。また、パラスポーツや災害医療についてのお話もあり、リハビリテーション医療の多方面における必要性も理解できました。生徒たちにとっても今まで知らなかった世界の扉を開けていただき、よい機会に恵まれたと思います。

お忙しい中、多くの準備をしていただき丁寧にお話しくださった、荒川先生、そして、派遣くださいました宮崎大学医学部付属病院に感謝申し上げます。また、高校理数科の先生方には準備・連絡調整等、中学生にも細かく配慮いただき、ありがとうございました。

 

 

2年生、「企業・病院探訪」で学ぶ

入梅以降、季節らしい雨模様のどんよりした天気が続きます。6月20日(月)も雨のスタートになりましたが、2年生全員で、「企業・病院探訪」に出かけました。前日夜、当日朝と検温を済ませ、体調不良者もなく、バスに乗って元気に出発しました。

午前中、20名ずつのふた班に分かれ、「霧島酒造」「都城市公設地方卸売市場」の二つの企業を訪問させていただきました。「霧島酒造」では、都城の大企業の一つとして、地域に果たす役割や社会人として働くことについて学ぶことができました。「都城市公設地方卸売市場」では、青果、魚、肉など、私たちの日々の生活に直結する食に関わるものを実際に目にし、肌で知ることができました。朝早くから稼働している市場のお陰で私たちは生活できているのだと実感しました。

再びバスに乗り込んで、午後の「病院探訪」のために一路宮崎市へ。高速を降りて、生目の杜運動公園で昼食を取りました。本来ならば、芝生広場でのんびりと時間を過ごす予定でしたが、雨でバスの中での昼食となりました。

訪問させていただいた病院は「宮崎市郡医師会病院」です。最初にホールでお話を聞きました。映像資料や動画も豊富で、宮崎市郡医師会病院が、地域の病院の要となって医療を行う拠点病院であることがよく分かりました。その後、出会ったのが「ホスピー」という自律搬送ロボットです。病院で必要なものを届けてくれ、エレベーターも自分で乗りこなします。外見も可愛らしく、みんな楽しそうに対面していました。その後、救急車両を見学し、実際に乗り込んでそのすばらしさを体感したり、手をきれいに洗う方法や、医療用の服装に着替える際の衛生面・安全面に配慮した着替え方などを学んだりしました。最後に、生徒を代表して坂元希成さんがお礼の言葉を述べました。

徐々にコロナ禍への対応が変わりつつあるとはいえ、たくさんのことに配慮しなければ実施できない企業・病院探訪。訪問させていただいた霧島酒造、都城市公設地方卸売市場、宮崎市郡医師会病院には、感謝の言葉しかありません。生徒たちは本当によい学びができました。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

1年生、出前授業で「環境」について考える

6月16日(木)5・6時間目に、1年生の自然科学探究の出前授業が行われました。テーマは「身近な環境問題」。講師としておいでくださったのは、宮崎大学教育学部教授秋山博臣先生です。

近年、世界中でさまざまな環境問題が起こっています。九州地方、そして宮崎県でも、豪雨災害や土砂崩れなど、毎年起こる多くの災害に心を痛めます。それは、私たち人間の活発な生産活動が、地球のシステムに負荷をかけ起こっているーそんな事実を改めて考え、自分たちのこととして考えていくきっかけになる、そんな深い学びができました。最後に、生徒を代表して平山笑里さんがお礼の言葉を述べました。

お忙しい中、授業をしてくださった秋山先生、そして派遣くださった宮崎大学に深くお礼申し上げます。ありがとうございました。