日誌

2022年7月の記事一覧

情報モラル教室がありました

7月28日(木)4時間目に、「情報モラル教室」が行われました。高度情報化社会の中、あふれる情報の波をうまく泳ぎ、捌き、進んでいかなければならない生徒たちにとって、情報モラルを学ぶことは、常に積み重ねていかなければならないことです。

今回、講師としておいでいただいたのは、宮崎県ソフトウエアセンター脇薗僚人様です。「ネットトラブルを回避するために」という演題でお話しいただきました。今や、3人に1人が「インターネットで嫌な思いをしたことがある」と答える時代、ネットトラブルは他人事では済まされないというお話に、生徒たちは真剣に聞き入っていました。インターネット、SNSなど、日常生活の中で頻繁に利用しているものだけに、多くの大切な話が盛り込まれていて、大変ためになりました。最後に、生徒代表として2年生松元ひかりさんがお礼の言葉を述べました。

大変便利なインターネットを使って広がる世界は大きいのですから、危険を回避し、有効に使っていきたいものです。今回のお話を心にとめ、情報を扱う際には、「できること」と「していいこと」をしっかりと認識し、「思いやりの心」や「ルールを守る意識」をもって生活していきましょう。

お忙しい中、講師を務めてくださった脇薗様、そして派遣くださいました宮崎県ソフトウェアセンターに心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 

薬物乱用防止教室・交通安全教室が行われました

7月27日(水)1時間目に、「薬物乱用防止教室」「交通安全教室」が、オンライン形式で行われました。講師として話してくださったのは、都城警察署の生活安全課と交通課の方々です。はじめに、「薬物乱用防止教室」が行われました。「薬物乱用」とはどんな状態のことなのか、禁止薬物・危険薬物にはどんな特性があるのか、といった具体的な説明を受けた後、動画を見てその怖さを実感することができました。いかにも危険ではないふうにパッケージを作って売ることもあります。薬物で検挙された人の割合として10代20代の若者が多いということもグラフで示されました。依存性が高く、ときに死に至ることもある薬物。「絶対に手を出さない」ということを肝に銘じることができました。続いて、「交通安全教室」が行われました。今年に入って昨日までの間に、都城・北諸館内で186件の自転車が絡む交通事故が起きていると説明を受けました。1日に1回の割合となりますので、その多さがよく分かります。交通安全や自転車での交通マナーについては、小学校からずっと指導を受けてきたことですが、改めて交通安全に気をつけて活動しなければならないと感じさせられました。もし事故が起こったとき、①負傷者の救護②道路での危険防止③警察への通報 の三つを行うことは、中学生であるみなさんも、しっかりと意識しておきたいことです。

お忙しい中、講師としてお話しくださった、都城警察署の皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

生徒たち手作りの「いのちの教育週間授業」

1学期の期末テスト前から、毎週集まって検討を重ねてきた清泉会執行部企画の「いのちの教育週間授業」7月26日(火)に、全校生徒が参加して実施されました。

初めて行った昨年度の経験を踏まえ、今年度は、第5期清泉会の目標である「清泉会でーやりとげる、もりあがる、つながるー」を意識して、学年間の交流が深まる活動を中心に据えて計画を立てました。

 1 全員で取り組むいのちやいじめなどを題材とした「〇✕ゲーム」

 2 異学年班によるいのちやいじめを題材とした「ひらめき体験教室」

 3 異学年班によるいのちやいじめに関する「物語の続き」の創作

三つの活動をつなげ、まとめていくのが二人の進行役(ファシリテータ)です。

この日のために、部活動に影響する放課後は極力避け、先週末からは毎朝早く集まって準備や練習を重ねてきました。

当日。場所は義友会館。チャイムの音と共に全校で「おねがいします!」の声。前に立つ先生役はファシリテータの宮﨑友菜さんです。前年度の授業内容を振り返りながら、いじめについてさらによく知り、いじめにどう対処していくかを考えていこうと呼びかけました。

「〇✕ゲーム」は、二択の9問の質問がなされ、〇か✕か、場所を移動して答えました。全問正解がたくさんいました。その基礎知識を活かし、つぎの「ひらめき体験教室」には班活動で臨みました。各班、様々な教室に移動し、相手の短所を長所に言い換える自己紹介や、隠された問題を探して解く、といったチーム力が問われる活動が続きます。問題は、発想が大切なやや難しい問題が多く、学年関係なく協力して一生懸命挑み、「ヒミツのアイコトバ」を見つけます。義友会館に再び戻り、最終問題にチャレンジし、多くの班がゴールにたどり着きました。見つかった「ヒミツのアイコトバ」は「支え合う仲間」。その合い言葉を心にとめ、最後の「物語の続き」にも班で臨みました。執行部が作った「転校生のはやとくんがいじめられてしまう」という物語は途中で終わっていて、その続きを新たな登場人物の立場からそれぞれの班が考える、というものです。それぞれの班、「いじめ」をなくそうと、様々な考えが出され、積極的に発表しました。

これらを踏まえて、ファシリテータの永野凜太さんが、全体をまとめ、「お互いを思いやること、お互いを知り、尊重すること」が大切であることをみんなで共有し、チャイムの音と共に授業は終わりました。

授業を終えて、清泉会会長の小河由奈さんが、「今日の授業は始まりで、これからが大切だ」という話をしました。本当にそのとおりです。この授業で学んだこと、考えたこと、活動したことを、これからに繋げていく。「いのちを大切に」「いじめをなくす」。これから、学校生活はもちろん、社会生活で、自分の人生で、ずっと考え続けていかなければなりませんね。

この授業のために、清泉会執行部は1ヶ月以上かけて準備をしてきました。すばらしい授業をありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

※マスク着用の徹底、手指消毒等、実施に当たっては感染対策を十分行いました。

第3回清泉会集会が行われました

7月19日(火)4時間目に、7月7日(木)に行われた第3回中央清泉会を受けて、第3回清泉会集会が行われました。この集会、毎回中心になるのは、「中央清泉会の報告」です。各学級で目標に対して話し合った具体策を中央清泉会で審議し、どのように決まったか、報告を行います。そして、明日からの旬間でそれを実行に移していくことになります。次旬間は7月20日~10月5日の期間になります。この期間には、「都泉祭」という大きな行事があるため、各清泉会、それを意識した目標・具体策を立てていました。第5期清泉会はこの旬間で締めくくりとなります。第5期清泉会全体の目標「清泉会で-やりとげる・もりあがる・つながる-」を達成できるよう、一人一人が具体的に動きましょう。また、7月26日(火)に予定されている「いのちの授業」、そして7月5日に出前授業を受けた「届けよう、服のチカラプロジェクト」についての説明もありました。「届けよう、…」については、執行部に加えて、3年生から友安航也さん(実行委員長)大山祥さん(副実行委員長)も加わり、小河由奈さん(副実行委員長)をはじめとした執行部全員が実行委員として動いていきます。大まかな今後の予定も示されましたので、今後、しっかりと取り組んでいきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日常の風景~1年社会~

7月15日(木)1年社会でタブレットを使っている様子です。

  

天平文化の特色を確認した後、Googleclassroomに貼り付けたリンクから、天平文化を代表する大寺をバーチャル3Dで訪問できるホームページを閲覧したり、授業で出された記述式の問いに対する自分の考えをアンケートフォームに入力したりしていました。

授業が終わった後、「本当に東大寺を訪問したみたいで楽しかった」という生徒もいました。

記述式の問いは次の時間までに全員が入力を終えた後、お互いの考えを共有する予定です。

3年生、「デザイン思考で考える富士通SDGsプログラム」オンライン授業に参加!

6月半ばから、総合的な学習の時間を中心に、横断的に国語の授業内容とも連携して、7月12日(火)5・6時間目「デザイン思考で考える富士通SDGsプログラム」オンライン授業に向けての準備を進めてきた3年生「デザイン思考」とは、「対象となる人が『こうだったらいいな』と思うことを考えて課題を立て、アイディアを出し、試して、改善していくことで、新たな価値を生み出していく」という思考法です。

今回、富士通の方々から与えられた課題は次の三つ。

① 校外学習に行けない人が学ぶ(発表:倉内晴琉さん友安航也さん

② まちの災害担当者がまちに住むすべての人のいのちを守る(発表:大山祥さん 小川颯太さん

③ コンビニのオーナーが店を運営する(発表:立川由奈さん 田中美来さん

3年生は、まず個人で意見を考え、4~5人の班でまとめ、三つのグループ毎に全体会議を開いて合意を形成するように話し合いました。案を出し、メリット・デメリットを考え、共通する点は融合させ、発表に向けて実物模型を作ったり、プレゼンテーション画面を作成したりと、一生懸命に取り組みました。そしてやってきたオンライン授業当日。努力のかいあって、どのグループも立派な分かりやすい発表ができていました。苦労の賜です。富士通の講師の方からよかった点・改善点など具体的にアドバイスをいただき、大変勉強になりました。

また、このオンライン授業の特徴は、他の中学校の意見を直に聞くことができる、ということです。今回一緒に授業に参加したのは、北海道と熊本県の中学校でした。自分たちが思いもつかなかった視点でのアイディアはとても参考になりました。最後に、富士通の方から、テクノロジーを活かし共生社会を実現しようと実際に開発されていることなどの紹介があり、「これから一緒に未来をつくっていきましょう」という言葉に、心躍る思いをした生徒も多かったのではないでしょうか。

3年生はこの経験を活かし、北諸・西諸圏域での問題を「デザイン思考」で考え、発信できたらと考えています。

今回、このオンライン授業を受けるに当たり、授業をしてくださった富士通の方々、企画してくださったキャリアリンクの方々にお礼申し上げます。また、教室を貸してくださった本校定時制の職員・生徒の皆様も、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

第2回参観日

7月8日(金)は、本年度第2回の参観日でした。5校時1年生数学2年生保健体育(保健分野)の参観授業が行われました。3年生は、生徒・保護者一緒に、進路説明会に参加しました。1年生の授業は、自分たちで問題を作り、それを発表していく授業で、生徒たちは生き生きと楽しそうに取り組んでいました。2年生は、保健分野の授業でした。健康の大切さについてタブレットを駆使し、意見を共有し、ためになる授業でした。1・2年生は、続いて学級懇談が行われ、1学期の生徒たちの学習・生活面の様子、夏休みの過ごし方、面談等について話を聞いたり交流したりといった時間となりました。

3年生は、校長先生から泉ヶ丘のすばらしさを改めて感じるお話を最初に聞きました。続いて、理数科担当、進路担当、教務担当の高校の先生方から、高校への進学を前に、「進路目標を持つことの大切さ」「高校生としての勉強の取組」「3年間の授業」「マネジメント力を身に付けること」など多岐にわたるお話をしていただきました。生徒たちの高校進学への意識も、高まったことと思います。先生方のお話にあったとおり、附属中の生徒たちは、「①高校入試がない分、しっかりと自分の勉強に取り組める。②身近に高校生の先輩方がいて、日々、高校生としての在り方を肌で感じることができる。」という恵まれた環境にあります。この進路説明会を契機に、自分のこれからの過ごし方をもう一度見つめ直してほしいと思います。

その後、3年生は修学旅行説明会、学級懇談と続けて行われました。3年生としてずいぶん成長してきたこと、そしてこれからの過ごし方が大切であることなどが話題としてあがりました。

大変暑い日々が続く中、そしてお忙しい中、出席いただきありがとうございました。夏休みが近づき、生徒たちも心が沸き立つ時期です。その思いも大切にしながら、気持ちを引き締めてこれからの学校生活を送らせたいと思います。

 

 

 

第3回中央清泉会が行われました

今年も7月に入り、第5期清泉会の最後の旬間を迎えようとしています。7月7日(水)7限目に、第3回中央清泉会が開かれました。5月~7月の旬間目標に対する具体策の振り返り、そして、次旬間(7/20~10/5)の旬間目標に対する具体策を検討しました。第4期から執行部として継続している人も多く、互いに忌憚なく意見を言い合う姿は、さすが附属中生、との思いを強くします。現3年生が先輩方から託されて中心を担うようになって1年。ずいぶん成長しました。今回は、次旬間中に「都泉祭」という、本校生徒たちがとても大切にしている大きな行事があるため、めりはりをつけてこの時期を過ごせるように、熱心に話し合いました。今回話し合った内容で、もう少し検討が必要な項目については各専門清泉会ごとに重ねて話し合いを行い、7月19日(火)に行われる第3回清泉会集会に備えます。

 

「届けよう!服のチカラプロジェクト」出前授業がありました

週の初めぐらいからがぜん怪しくなった空模様……台風が九州に近づいて、心配をしながらではありましたが、だんだん雨量も減ってきて、7月5日(火)7時間目に、予定どおり「届けよう!服のチカラプロジェクト」の出前授業が行われました。附属中の生徒会である「清泉会」。毎年少しずつ改善を重ね、附属中生が充実した学校生活を送れるよう、生徒たちが主体となっていろいろなことにチャレンジしています。今年度、「清泉会から泉ヶ丘全体に何か発信できないか?」という思いと、キャリア探究や自然科学探究、道徳・学活などを中心に、学校生活全般を通して考えてきた「いのち」を大切にする視点をさらに広げられるという意味も含めて、清泉会執行部で審議し、このプロジェクトに応募し、チャレンジできることになりました。

このプロジェクトは、「UNIQLO」「GU」で知られているFAST RETAILINGが取り組んでいる事業で、今年で10年目。本校は初参加となります。出前授業に講師としておいでいただいたのは、UNIQLO都城店店長の濱﨑俊彦様と店長代理の平野義樹様のお二人です。執行部生徒が義友会館に案内し、拍手でお迎えしました。前に立たれたお二人は、映像資料を使いながら、「服のチカラ」「難民について」、そして「これから取り組むこと」についてやわらかで親しみやすい口調で話していかれます。途中、話し合ったり、挙手して発言したりなど、様々な場面があり、生徒たちは真剣に、楽しそうに考えたり活動したりしていました。最後にお礼の言葉を、清泉会会長の3年・小河由奈さんが、生徒を代表して述べました。

さあ、いよいよプロジェクトに取り組みます。具体的には「着なくなった子ども服を難民の方々に送るために集めて発送する」。どんな場面で、どんなふうに取り組んでいくのか。執行部を中心とした生徒たちのこれからの取組が楽しみです。